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Similar to Jasmin kansai(20101211) (20) Jasmin kansai(20101211)1. 電子図書館の動向と電子書籍の可能性
-『ブックビジネス2.0』
電子書籍版開発の経験から
経営とIT研究会
(経営情報学会関西支部総会)
日時:2010年12月11日(土)
会場:追手門学院大阪城スクエア
岡本真(@arg)
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
代表取締役/プロデューサー
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2. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)
現在:
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
代表取締役/プロデューサー
ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長
兼任
京都大学 情報学研究科 非常勤研究員
国立情報学研究所 産学連携研究員
東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員
早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研究員
大妻女子大学 社会情報学部 非常勤講師
関西学院大学 文学部 非常勤講師
過去:
国際基督教大学卒業(1997年)
編集者等を経て、
1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍
Yahoo!知恵袋、Yahoo!検索ランキング等の企画・設計・運用
http://www.arg.ne.jp/
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3. [参考]
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
創業:
2009年9月30日
前史:
1998年7月11日創刊のメールマガジン
“ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)”
ビジョン:
「学問を生かす社会へ」
体制:
役員1名+インターン3名
http://www.arg.ne.jp/
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4. [参考]
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
業務:
1. インターネットサービスの企画、開発、運用
2. インターネット活用の研修、コンサルティング
3. ウェブ技術に関わる産官学連携のコンサルティン
グ、仲介
4. 地域社会の活性化に関わるコンサルティング
5. 前各号に附帯する執筆、出版、講演、講義
6. 前各号に附帯する一切の事業
http://www.arg.ne.jp/
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5. 本日の構成と目的
構成:
1. 電子図書館の動向(概説/前提として)
主に国立国会図書館の動きを中心に
2. 電子書籍の可能性
『ブックビジネス2.0』電子書籍版開発の経験から
目的:
「電子書籍」元年の終わりに、あらためてこの1年
の動きを振り返り、特に電子書籍の持つ可能性を
中心に2011年以降の動向を考える素材を提供
する。
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7. 長尾スキームによる電子図書館構想
2008年~
長尾スキームの提唱
国立国会図書館による蔵書の大規模デジタル化
前史としての近代デジタルライブラリー
公共図書館等へのデータ配信(無償)
館内閲覧に限定
第三者機関を介したデータ配信(有償)
対エンドユーザー
権利者への利益還元
2009年
補正予算による約100億円の計上
1960年代後半までの蔵書の大規模デジタル化に着手
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8. 参考:近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
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11. 『ブックビジネス2.0』の概要
目次:
仲俣暁生「はじめに」
津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる
か」
橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」
岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」
長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」
野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」
渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」
金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」
書誌:
実業之日本社、2010年、1995円
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12. 『ブックビジネス2.0』の経緯
2009年8月:
第1回ARGフォーラム「この先にある本のかたち-我々が
描く本の未来のビジョンとスキーム」開催
岡本がコーディネートし、共著者のうち、津田、橋本、長尾、金
が登壇
2009年11月:
第1回Wikimedia Conference開催
岡本が協力し、長尾、野口、渡辺が登壇
2010年7月:
紙版刊行
2010年11月:
電子版刊行(iPhoneアプリとして)
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13. 『ブックビジネス2.0』電子版の刊行
『ブックビジネス2.0』電子版の基本思想
紙版で示した未来予想図を限りなく実現する
参照:電子版座談会
『ブックビジネス2.0』電子版の基本機能
1. 非ライナーな目次構成
2. 章単位(著者単位)のばら売り
3. 元原稿を最適化した上での縦書き・横書き表示
4. クリエイティブ・コモンズ表示と非DRM
5. Twitter連携によるソーシャルリーディング支援
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14. 機能1:非ライナーな目次構成
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16. 機能3:元原稿を最適化した上での
縦書き・横書き表示
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20. 電子版の無料ダウンロード推移
3,028件(1日平均25件程度)
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22. 電子版の売れ方(広まり方)
3,028件のダウンロード
174件の購入
5.7%のコンバージョン
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23. 電子版の売れ方(広まり方)
津田大介
のTweet
担当者 野口論文
イベント
出演 の好調
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29. ソーシャルリーディングの可能性
-マーケティング手段としての
Twitterに抜き書きされただけでは、
レスポンスしづらいのではないか?
抜き書きした文脈がわかる解説が必要なのではないか?
そもそも抜き書きであっていいのか?
要約であるべきではないか?
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30. ご清聴に感謝、ご質問はお気軽に
岡本真
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代表取締役/プロデューサー
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