第3回 ワークショップ
アイデア創出ワークショップ
⽯井⼒重(Rikie Ishii)
NPO法⼈ アイデア創発コミュニティ推進機構 理事
早稲⽥⼤学 ⾮常勤講師
アイデアプラント 代表
イノベーション教育学会2015年3⽉16⽇ 15:30〜17:00
九州⼤学 箱崎キャンパス 創造パビリオン2Fセミナールーム
1
アイデアソンを運営する⼈のために、
創造的なコミュニケーションのデザイン
教育をしています
⽯井⼒重|Rikie Ishii
2
アイデア創出をサポートする「道具」「ワークショップ」を作っています
(対象領域:多様な商品・技術開発・新事業/⾏政/アプリ/漫画家/教育機関)
97〜99
99〜04
06〜0904〜06 09〜現在
自己紹介
3
09〜現在
4
1
ブレスト道具|brainstorming tool
WhiteboardCard Game
5
2
アイデアワークショップ|workshops for idea generating
6
09〜現在
「教える」ことも、はじめました。
7
そのNPO法⼈(通称:iCON)で、
アイデアソンの作り⽅・進め⽅を
教えています。
8
アイデアソンの様⼦
主 催:***
参加者:***のエンジ
ニア、プランナ、⼀般⼈。
主 催:宮城県庁
参加者:仙台市⺠(主に、
エンジニア、プランナ)
(5分交代のペアブレストの場⾯)
(良案を抽出(魅⼒度の⾼いものに印付け)の場⾯) 9
5分交代の
ペアブレスト アイデアを書く ☆を付けて回る
上位案+“α”を
レビュー
上位案+“α“の周辺
に、類似案を張る
発展ブレスト
講
演
開
発
10
では、本題。
実際に、やってみましょう。
11
進行
1530 導⼊(3)
1535 0.発想のお題の紹介(3)
1540 1.ブレインストーミング・セッション(ペアブレスト/3⼈ブレスト)(38)
1620 2.アイデアを書く(アイデアスケッチ)(8)
1630 3.良案抽出(ハイライト法)(8)
1640 4.アイデアの共有(アイデアレビュー&情熱枠)(8)
1650 解説(この後のプロセス、学習者の得るもの、他)(10)
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発想のお題
「⾃然と健康が増進される⾐服
(含む:靴、帽⼦)のアイデア」
0
13
五分交代のペアブレスト
「スピードストーミング」
1
14
1.ペア・アイデア出し(他花受粉)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SpeedStorming
• UC Berkeleyで開発されたアイデアワークの⽅法
• 異なる専⾨の⼈同⼠の連携ネタを⽣み出しやすい
2⼈で話す
メモ
交代
× 5セット
15
今の場所からできるだけ動いて、
全員で⼤きな円を作ります。→ ペアを形成します
16
① ペアで、輪に
② 5分間、ペアで
(ブレスト。お互いのアイデアを
紹介しあって、拡げる)
③ 1分間、メモタイム
(会話を、徐々に収束)
④ 挨拶、外側が1つ移動
(時計回りに)
〜 計5回、実施
やり⽅(30分)
ずれる
17
① ペアで、輪に
② 5分間、ペアで
(ブレスト。お互いのアイデアを
紹介しあって、拡げる)
③ 1分間、メモタイム
(会話を、徐々に収束)
④ 挨拶、外側が1つ移動
(時計回りに)
〜 計5回、実施
やり⽅(30分)
ずれる
18
ルールを1つだけ。
「プレイズ・ファースト」
“アイデアの良い所に
光を当ててコメントする”
idea
19
「プレイズ・ファースト」
(相⼿のアイデアの良い所に光を当てて、コメントする)
効果1)
アイデアを⾔いやすい場ができる
効果2)
創造性のエンジンが回り始める
(肯定的⼼理→(刺激)→創造的思考)
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ブレストのお題(再掲)
「⾃然と健康が増進される⾐服
(含む:靴、帽⼦)のアイデア」
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今回は特別版。
途中から別ルートに切り替えて
両⽅体験。
22
3⼈ブレスト
10歩いて、出会った⼈とアイデアを出し合う
1ʻ
23
1.三⼈でアイデア出し(他花受粉)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
• 机を端へ。バラバラに。
• 知らない⼈と、三⼈組になる。座る。
• ブレスト6分+メモタイム1分
• 解散→10歩移動→新しい三⼈組
6分間、アイデアだし
1分間、メモタイム
解散して、新しい3⼈へ
× 4セット
24
更に、Option
25
ゲーム要素ブレインストーミング
意外な組み合わせが、発想を刺激しますので、
発想の新しい展開が⾒られないときは、
ヒントにしてみてください。
アイデアによっては、その「切り⼝」が意味を成さない場合もあるので、
その場合は「提⽰する切り⼝」を無視して⾃由にブレストして下さい。
• 最初の2ラウンドは、⾃由にブレスト。
• 残りのラウンドでは、毎回、ゲーム要素を2,3個ランダムに選
びだし、「そのゲーム要素を仮に持たせたなら?」と、ブレス
トの切り⼝を提⽰。
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ArtArtBusinessBusiness
FamilyFamily
DarkDark
だ ま
騙す
解く
創る
壊す
交渉する
導く
習う
命令する
探索する 逃げる
競争する
狩る
救う
売買する 騒ぐ
戦う
(右脳的)(左脳的)
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ここから、元のルートに戻ります
28
アイデアスケッチ
アイデアを書く
2
29
あのアイデア、
⾯⽩かったな
30
アイデアを、
少し具体化
○○○○○○
・**********
・*******
・*********
あのアイデア、
⾯⽩かったな
アイデア
・スケッチ
31
○○○○○○
・**********
・*******
・*********
アイデアのヘッドライン化
補⾜、詳細、3つまで!
書いているうちに
新たに浮かんだ
アイデア
他⼈の出した
アイデア
(⾃分なりに
変えてもOK)
⾃分が出した
アイデア
等々、頭の中を
● 1シート=1アイデア
● ⼀⼈ 3枚 以上
● 8分間(+α)
32
アイデア・スケッチ
・
・
・
ヘッドライン化したアイデア(アイデアを⼀⾔で表現したもの)
アイデアの詳細や補⾜説明、3つまで(絵や図でもOK)
このワークシートは、ダウンロードして印刷できます。
URLは http://ishiirikie.jpn.org/article/54396742.html
或いは 「⽯井⼒重 アイデア・スケッチ」で検索して下さい。
33
アイデア・スケッチ(記⼊例)
・
・
・
ヘッドライン化したアイデア(アイデアを⼀⾔で表現したもの)
アイデアの詳細や補⾜説明、3つまで(絵や図でもOK)
空気圧縮ズボン
歩くたび空気を圧縮して、運動負荷を上げる。
溜めた圧は、脚力のアシストにも、できる
溜めといて、階段の昇りで使うと楽。
(~階段を使う機会も、増えるかも)
34
3
⼤量案の中から良案を抽出する
「ハイライト法 」
35
ハイライト法
━━━━━━━━━━━━
テーブルを回る。☆を付ける。
・「⾯⽩い」⼜は
・「広がる可能性がある」と
感じるものに。
☆いくつでもOK
⾃分のスケッチにも
客観的に⾒て付ける
36
上位案+α を紹介
「アイデア・レビュー」
4
37
トップN個を紹介 (N=参加者総数/4)
この後、グループを作って、アイデアを発展させる
ワークを⾏います。このレビューの間に、あとで
題材にしてみたい案を⾒つけておいてください。
☆18
38
情熱枠、あります。
“☆は多くなかった“
けれども、
”これはぜひチーム形成の核となるアイデアとして
ノミネートしたい!”
というものがあれば、出してください。
(2〜3つ位、OKです。)
※それが意外と、いいアイデアに発展することも、あるんです。
※でも、その後のチーム形成ワークで、そこにつく⼈数次第では
取り下げさせていただくことはあります。(その時はごめんなさい。)
主催者側が
これは推したい!
というものは、ぜひ!
39
40
(体験ワークショップとしては、ここまで。
本当は、全部やりたいところですが、
この枠は、90分構成のため。)
解説1(この後のプロセス)
解説2(学習者の得るもの)
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⼿持ちの全スケッチを託す(5分)
⼿元の紙(スケッチ)は「似ている」「関連する」
「混ぜてみたい」と思う所に貼り付ける。
※ 託す理由:
そのグループに⼊った時に、
⾃分の案も関連案として、使いやすくなる。
発展ブレストの際に、「アイデアの材料」にもなる。
※ 託したからといっても、必ずしもそこに⾏かなくても結構です。
(逆に。場合によっては、⼈数調整でそこに⼊れない可能性も。)
※ “これは託さず、紙を持ち帰りたい!”というスケッチがあれば、
貼らない、という選択肢もOKです。
Option
42
気に⼊ったアイデアの所へ集まる
「チーム形成」
5
43
チームを作る(2分)
( 上位アイデアを核に、Team Building )
① トップN案を壁に貼る < 済み >
② 各⾃、好きなアイデアに移動し、チームを形成(5⼈前後)。
③ 少なすぎ(3⼈以下)の所は、解散し、少な⽬のチームに移動をお願いし
多すぎの所は、2つに分けるか、何名か、他へ移ってもらいます。
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良案を発展させるブレスト
「発展ブレスト」
6
45
発展ブレスト(25分)
元のアイデアをネタにして
・具体的なアイデアにする
(詳細部分についてのアイデアを出す)
(アイデアが変わっていってもOK)
・アイデアを磨く
(懸念事項の抽出と対策案を発想する)
⼈数分の椅⼦と机を確保して
荷物を持って集まる
(核にしたアイデアスケッチも
持っていく)
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テーマ
設定
テーマ
紹介
アイス・
ブレイク
アイデア
の醸成
5分交代
のペア・
ブレスト
チーム
を作る
アイデア
スケッチ
発展
ブレスト
良案
抽出
Idea
to
Plan
上位案
の紹介
Idea
to
Prototype
アシスト
━━━━━
⼊るのを
助ける
ブレスト
━━━━━
アイデアを
⽣み出す
コネクト
━━━━━
次に
つなげる
このレクチャー&今やったのは、
上記の この部分(コア部分)でした。
47
(その後は・・・)
C
48
実際の状況では、この後に、次につなげる流れが⼊ります。
◎各チームの発表 <<研修系>>
◎発展後のアイデアをまとめたものを、
⼆軸(A&F)(=やりたい&やれそう)で
マッピング <<開発ネタ作り系>>
◎アプリや製品の概要を設計(機能フロー図、画⾯遷移図) <<ハッカソン系>>
場合によっては、こんな(↓)スタイルも。
◎企画書にするワーク <<⾏政・市⺠活動イベント系>>
◎アイデアスケッチを張り出し、酒の肴にして、懇親会 <<交流形>>
どれにするかは、求められるゴールから逆算で。
(補⾜)
イベント的に収まりが良い。他
チームの活動を聞きたいという
ニーズにこたえられる。⼀⽅、
それっきりで終わりにされがち。
事務局が集めて、
製品開発アイデア集として、
開発チームに提供する。
(補⾜)
公募の終わっている
事業の申請⽤紙で
“記⼊練習”をするといい
いずれにしても
【創出したアイデアをどのように扱うか】
を具体的に⽰します。
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解説1(この後のプロセス)
解説2(学習者の得るもの)
50
このワークショップの構成の設計思想を、
少し、モデルっぽく⾔いますと・・・
51
Exit
次へ
Accept
⼊れる
知・題・仲
Develop
発展
Brainstorm
ブレスト
Converge
収束
アイデアソン
(アイデアワークショップ)
の基本構造
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これ、学んでどうするの?
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⾃⾝の創造⼒の醸成
意外とあります、投資(スキル学習コスト)対効果
会社で重宝
(場合によっては)
⾷えるかも
仲間を得る
ネタを⽣む
54
最後に
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References
ワークの根底にある、創造力の使い方 (の参考資料)
石井力重、2009 アイデア・スイッチ ~次々と発想する装置~ 日本実業出版社
他(AFオズボーン、創造力を生かす / フレドリック・ヘレーン、スウェーデン式アイデアブック)
スピードストーミング
Hey, J. G., Joyce, C. K., Jennings, K. E., Kalil, T., & Grossman, J. C. (2009). Putting the 
Discipline in Interdisciplinary: Using Speedstorming to Teach and Initiate Creative 
Collaboration in Nanoscience. Journal of NanoEducation, 1, 75‐85.
アイデア・スケッチ
加藤昌治、2003 考具―考えるための道具、持っていますか? 阪急コミュニケーションズ
ハイライト法
Brair Miller, Roger Firestien, Jonathan Vehar, (弓野 憲一 , 西浦 和樹 , 南 学, 宗吉 秀樹
(訳) )、2006 創造的問題解決―なぜ問題が解決できないのか? 北大路書房
R
56
発想道具一覧(アイスブレイクで時々使っています)
IDEAPLANT 『 Brainstorming Card 』 ※
アイデアワークショップ専⽤ツール(⼀般販売無し)
IDEAPLANT 『 アイデアトランプ 』
http://www.ideaplant.jp/products/ideatrump/
IDEAPLANT 『 ブレスター 』
ブレインストーミング学習ツール
IDEAPLANT 『 智慧カード 』
http://www.ideaplant.jp/products/chiecard3/
(スマホアプリ:KAYAC『ideaPod』)
IDEAPLANT 『 ブレインライティングシート2 』
http://www.ideaplant.jp/products/bws2/
IIDEAPLANT 『 IDEAVote 』
アイデアを創造的に絞り込む⽅法を学ぶツール
IDEAPLANT 『 SCAMPERカード 』 ※
アイデアワークショップ専⽤ツール(⼀般販売無し)
⇒図表:拙著『アイデア・スイッチ』まえがき
IDEAPLANT 『 ASOPICA(連想の4法則カード) 』
http://www.ideaplant.jp/products/asopica/
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出典:アイデア創発コミュニティ推進機構 WEBサイト http://i‐con.or.jp/about.html
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出典:アイデア創発コミュニティ推進機構 WEBサイト http://i‐con.or.jp/about.html
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準備物リスト
ご準備いただきたいもの
━━━━━━━━━━━━━━
□プロジェクター ×1
□ホワイトボード ×1
□マイク ×1
□プロッキー(もしくは、裏うつりしないマーカー) ×⼀⼈1本(⾊はバラバラでも同じでもOK)
講師(⽯井)が持参するもの
━━━━━━━━━━━━━━━
□Tablet PC(OS:Windows8.1、プロジェクターへの出⼒⽅式:HDMI or D‐sub15pin)
□HDMIケーブル(プロジェクターに、HDMIの⼝がある場合)
□プレゼン・クリッカー(Bluetoothタイプ、USBタイプ)
□投影⽤のスライドファイル(USBメモリに⼊れて)
□⾳楽+iPod touch
□ホワイトボードマーカー(講師⽤の極太、2本)
□ポストイット・ラベルシール(20ピースぐらい)
□ワークシート(アイデアスケッチ)参加⼈数×2枚
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会場に⼊ったらすること(20min)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)PC接続テスト & このスライドを表⽰ (2min)
2)発声練習 (2min)
3)マイクテスト & iPodで「迎え⼊れ」の⾳楽 (1min)
4)無線マウス & ⼀番後ろの席から「⾒え⽅」チェック (3min)
5)マーカーチェック(1min)
6)「絵タイムテーブル」を描く (5min) ←(進⾏表を投影)
7)資料チェック (1min)
8)⽔⼊⼿(500ml × 3)(1min)
9)照明スイッチの確認(仮シール)(2min)
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【印刷物】
ワークシート(⼀⼈2枚)
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アイデア・スケッチ
・
・
・
ヘッドライン化したアイデア(アイデアを⼀⾔で表現したもの)
アイデアの詳細や補⾜説明、3つまで(絵や図でもOK)
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アイデア創出ワークショップ(アイデア創発コミュニティ推進機構)_イノベーション教育学会_第3回