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2013年1月28日



      “UI/UX”?
        ~恥をかかないための15分UXD入門




                            千葉工業大学 デザイン科学科
                            Chiba Institute of Technology Department of Design

                            安藤 昌也
                            ando@sky.it-chiba.ac.jp
Copyright ©   Masaya Ando
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   タイトルの説明 ~SlideShare用説明
    「恥をかかないための」というのは、UI/UXに係っている
     わけではありません。
    “UX”に定義が定まっているわけではありません。

    私の想いとしては、“UX”をよく理解せず商売のキー
     ワードとして消費してほしくない。
    理解のないまま“UX”というキーワードを使い、クライア
     ントをがっかりさせ、ひいては「UXなんてダメだよ」という
     想いが拡散してしまうことを避けたい。
    定義は皆さん自身の理解の範囲であってもよい。なん
     の考察もなく“UX”のキーワードを使っている人が、恥ず
     かしくなるような、そんな環境になるように。。。
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                安藤 昌也
                ANDO Masaya, Ph.D.

                千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 准教授

                早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。NTTデータ通信(現、NTTデータ)を経て、
                1998年 アライド・ブレインズ株式会社の取締役シニアコンサルタント。早稲田大学、国
                立情報学研究所、産業技術大学院大学など経て、2011年より現職。博士(学術)。
                専門は、人間中心デザイン。UX(ユーザ体験)の研究者。
                人間工学ISOの国内委員、人間中心設計推進機構 (HCD-net)理事を務める。
                認定人間中心設計専門家 / 認定専門社会調査士
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   これまでの主な論文タイトル                            (一部)
   <長期的な製品利用におけるユーザー心理の研究>
                     • 長期間の製品利用におけるユーザの製品評価プロセスモデルと満足
                       感の構造
                     • インタラクティブ製品の利用におけるユーザの心理的要因に関する定
                       性的研究
                     • インタラクティブ製品に対する利用自己効力感尺度の信頼性の検討
   <様々なユーザー心理の研究>
                     •      ユーザ調査に基づくWebサイト信頼性評価モデルの検討
                     •      デジタルネイティブ世代の生活価値観とソーシャルメディア
                     •      サービス科学研究のためのユーザモデリングアプローチ
                     •      購入時のメンタルモデルが製品評価に及ぼす影響
   <ユーザビリティ検証のためのシステム開発>
                     • ユーザの意図分析を可能にするリモコン操作記録システムの開発
                     • ユーザ操作の特徴量に基づくWebユーザビリティ評価の検討
                                                  などなど
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   私のコンサル時代=“ユーザを理解し翻訳する仕事”
       消費者・ユーザの意識                        ユーザの利用環境を
        価値観を理解する                            を観る




                               とにかく
                            現場のユーザを観よ!




              ユーザの利用状況                    Workの現場を
                を理解する                        を観る
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   国内唯一のHCD専門学術プログラムの提供
    履修証明プログラム
     「人間中心デザイン」
              – 2012年度は開講中
              – 2013年度も秋頃開講予定




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   UX・UXDに関する研究発表・講演・WSの実績
    年間多数の研究発表・講演・WSを実施。その多くを
     SlideShareで公開。
                            http://www.slideshare.net/masaya0730




              UX入門としてお勧め




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                            UI / UX

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   最近話題になったUIとUXの議論
    ブログ“A Successful Failure” by LM-7氏                                  2013年1月20日投稿
              – 「米ヒューストン空港の手荷物引渡所でのクレームを減らすため、引渡所ま
                での距離を延ばし、客に空港内で長く歩かせるようにした」




                             (画像出所:http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3675720.html)




                    「UIの改悪がUXを改善することもある」 と結論
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                        あなたはこのUI/UXの議論を
                           どう考えますか?
                          なぜそう思いますか?




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   “UI/UX”で誤解しないためのポイント
   ❶ “UX”と“UXD”を区別する
               UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計
                画し、それを量産する仕組みを作ること。


   ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える
               UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。
                特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。


   ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る
               UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ
                ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン=
                UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。
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   インダストリアル・デザインとしてのUXD


        UX                   “体験”そのものは
                            ユーザーの個人的なもの



 UXD                        どんな“体験”をしてもらうか
                                計画すること

 UXD
                            体験が量産・再生産される
                              仕組みを作ること
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   “UI/UX”で誤解しないためのポイント
   ❶ “UX”と“UXD”を区別する
               UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計
                画し、それを量産する仕組みを作ること。


   ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える
               UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。
                特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。


   ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る
               UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ
                ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン=
                UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。
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   UXに関する共通認識の構築に向けた動き
                   ISO 9241-210: 2010    User eXperience White Paper

   人間中心設計プロセスの国際規格                     UXの定義に混乱があることから、
                                         世界のUX研究者が集まり、基本コ
   規格対象が、インタラクティブシステ                    ンセプトを整理した議論の成果
    ムだけでなく、サービスにも拡大
                                        “定義”そのものではないが、UXと
   UXがテクニカルタームとして定義                     はどういう観点から捉えるべきかを
                                         わかりやすく解説
   HCDの目的として、トータルなUXを
    実現することと位置付け




          定義を求めるより“観点”を理解することが重要

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   様々な視点からのUX
    『UX白書』によるUXを期間の観点で区切る考え方は、
     様々に用いられる言葉を整理するのに役立つ。




                            (出所:2011年2月:User Experience White Paper, HCD Value: “UX白書の翻訳と概要”資料)
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   UXとユーザビリティ

                             モノサイド                   ユーザサイド

                                         コンテキスト



                            インタラクティブ
                               製品        相互作用




                  有効さ・効率             ユーザビリティ      満足度




                                                  ユーザエクスペリエンス

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   “UI/UX”で誤解しないためのポイント
   ❶ “UX”と“UXD”を区別する
               UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計
                画し、それを量産する仕組みを作ること。


   ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える
               UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。
                特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。


   ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る
               UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ
                ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン=
                UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。
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   総体としてのUXデザイン
    UXDは、エピソード的UXの積み上げでデザインされが
     ちだが、意味的UXをアンカーにして初めて完成する。

                            長期に渡る製品との関わりに着目した   • 商品としての意味
                        意味的・累積的UXのデザイン          • 生活におけるモノの意味・価値
UXD

                            一定期間の製品との関わりに着目した   • 文脈における利用
                            エピソード的UXのデザイン       • 利用のパターン、ユースケース



                            製品との一時的な関わりに着目した    • 操作感・利用感・受け答え
                                                • わかりやすさ、理解しやすさ
                        一時的・瞬間的UXのデザイン          • デザインの美しさ

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   UXをデザインするための諸手法の位置づけ
                                ユーザー行為の観察・インタビュー
               ユーザーの体験価値        エスノグラフィ
               を探索するフェーズ        KA法による価値モデリング、上位下位分析
                                ペルソナ/問題シナリオ

                              製品・サービスアイディア
                コンセプトアイディア
                              バリューシナリオ、ストーリーテリング
                              アクティングアウトによる体験のスケッチ
         実現すべきユーザー体験と         アクティビティシナリオ
           その効果の可視化           ユーザージャーニーマッピング、UXマップ

                              プロトタイピング/モックアップ
                  企図した体験を
                              サービスブループリント
                  実現するフェーズ
                              ユーザーテスト


       利用のフローに留まらずユーザーや利用状況の時間変化
         をも予め織り込んで相互行為をデザインすること
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19

   まとめ~基本発想の転換
     従来型の発想 =技術の発想・上から目線

                            提供企業の世界観            機能の
                                                提供
                                                               ・課題解決
                                       製 品                     ・機能実現
              企 業                      サービス           ユーザー     ・~ができるように
                                                                なった




        UXの発想                 =体験価値の発想・横(下)から目線

                         製品・サービスと             ユーザの世界観
                        ユーザの関係を作る              新しい価値
                                                               ・信頼感が増した
                                       製 品                     ・やる気が高まった
              企 業                      サービス
                                                関係      ユーザー   ・使い方を工夫する
                                                                ようになった


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              5
                            エンジニア・デザイナーに
                             意識してほしいこと




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   サービスデザイン・UXデザインワークショップでは・・・
    概念や手法を学ぶことはできる。が、




               デザインする人自身が“よい体験”を認識できなくて
                “よいサービスデザイン”ができるはずはない
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   わたしの体験ワークショップ
    自身がどんな利用体験をしているかに向き合うことで、
     “よい体験”を判断する“フィルター”を鍛えられる。
      2013年1月11日 DevLOVE「サービスデザインのエンジンとしての“わたしの体験”ワークショップ」




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23




                            最後にヒューストン空港の
                              UI/UXの議論を
                              どう考えますか?
                             なぜそう思いますか?



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                              安藤の想い

                             UXを言葉の消費に
                            終わらせないでください



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   「UXD入門」を手っ取り早く学びたい人へ
    来月有料セミナーを開催します(ワークショップ付き)

              ユーザエクスペリエンス(UX)の考え方とアプローチ
                 ~ユーザー体験から発想する製品・サービスの開発法と組織体制~

                                   詳細は http://www.ebrain-j.jp/


                            ■日 時   2013年2月12日(火)10:00~16:00
                            ■会 場   産業科学システムズ会議室(東京・飯田橋)
                            ■受講料   1名 49,350円     2名以上 45,150円/1名
                            ■講師割引 1名 45,150円      2名以上 40,150円/1名


                       ※講師割引を希望される方は、安藤までメール、Twitter、
                        Facebook等でお知らせください。
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   プレゼンテーションに関するお問い合わせ
    安藤研究室は、総武線津田沼駅
     3分の千葉工業大学津田沼キャ
     ンパスにあります。
     お近くにお寄りの際はぜひ!

                                                 安藤研2013年テーマ
                                                    「安産」

                        安藤個人宛 連絡先
                           Mail: ando@sky.it-chiba.ac.jp
                                   masaya.ando@gmail.com
                           Twitter: masaya21


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“UI/UX”?~恥をかかないための15分UXD入門

  • 1. 2013年1月28日 “UI/UX”? ~恥をかかないための15分UXD入門 千葉工業大学 デザイン科学科 Chiba Institute of Technology Department of Design 安藤 昌也 ando@sky.it-chiba.ac.jp Copyright © Masaya Ando
  • 2. 1 タイトルの説明 ~SlideShare用説明  「恥をかかないための」というのは、UI/UXに係っている わけではありません。  “UX”に定義が定まっているわけではありません。  私の想いとしては、“UX”をよく理解せず商売のキー ワードとして消費してほしくない。  理解のないまま“UX”というキーワードを使い、クライア ントをがっかりさせ、ひいては「UXなんてダメだよ」という 想いが拡散してしまうことを避けたい。  定義は皆さん自身の理解の範囲であってもよい。なん の考察もなく“UX”のキーワードを使っている人が、恥ず かしくなるような、そんな環境になるように。。。 Copyright © Masaya Ando
  • 3. 2 安藤 昌也 ANDO Masaya, Ph.D. 千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 准教授 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。NTTデータ通信(現、NTTデータ)を経て、 1998年 アライド・ブレインズ株式会社の取締役シニアコンサルタント。早稲田大学、国 立情報学研究所、産業技術大学院大学など経て、2011年より現職。博士(学術)。 専門は、人間中心デザイン。UX(ユーザ体験)の研究者。 人間工学ISOの国内委員、人間中心設計推進機構 (HCD-net)理事を務める。 認定人間中心設計専門家 / 認定専門社会調査士 Copyright © Masaya Ando
  • 4. 3 これまでの主な論文タイトル (一部) <長期的な製品利用におけるユーザー心理の研究> • 長期間の製品利用におけるユーザの製品評価プロセスモデルと満足 感の構造 • インタラクティブ製品の利用におけるユーザの心理的要因に関する定 性的研究 • インタラクティブ製品に対する利用自己効力感尺度の信頼性の検討 <様々なユーザー心理の研究> • ユーザ調査に基づくWebサイト信頼性評価モデルの検討 • デジタルネイティブ世代の生活価値観とソーシャルメディア • サービス科学研究のためのユーザモデリングアプローチ • 購入時のメンタルモデルが製品評価に及ぼす影響 <ユーザビリティ検証のためのシステム開発> • ユーザの意図分析を可能にするリモコン操作記録システムの開発 • ユーザ操作の特徴量に基づくWebユーザビリティ評価の検討 などなど Copyright © Masaya Ando
  • 5. 4 私のコンサル時代=“ユーザを理解し翻訳する仕事” 消費者・ユーザの意識 ユーザの利用環境を 価値観を理解する を観る とにかく 現場のユーザを観よ! ユーザの利用状況 Workの現場を を理解する を観る Copyright © Masaya Ando
  • 6. 5 国内唯一のHCD専門学術プログラムの提供  履修証明プログラム 「人間中心デザイン」 – 2012年度は開講中 – 2013年度も秋頃開講予定 Copyright © Masaya Ando
  • 7. 6 UX・UXDに関する研究発表・講演・WSの実績  年間多数の研究発表・講演・WSを実施。その多くを SlideShareで公開。 http://www.slideshare.net/masaya0730 UX入門としてお勧め Copyright © Masaya Ando
  • 8. 7 UI / UX Copyright © Masaya Ando
  • 9. 8 最近話題になったUIとUXの議論  ブログ“A Successful Failure” by LM-7氏 2013年1月20日投稿 – 「米ヒューストン空港の手荷物引渡所でのクレームを減らすため、引渡所ま での距離を延ばし、客に空港内で長く歩かせるようにした」 (画像出所:http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3675720.html) 「UIの改悪がUXを改善することもある」 と結論 Copyright © Masaya Ando
  • 10. 9 あなたはこのUI/UXの議論を どう考えますか? なぜそう思いますか? Copyright © Masaya Ando
  • 11. 10 “UI/UX”で誤解しないためのポイント ❶ “UX”と“UXD”を区別する  UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計 画し、それを量産する仕組みを作ること。 ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える  UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。 特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。 ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る  UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン= UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。 Copyright © Masaya Ando
  • 12. 11 インダストリアル・デザインとしてのUXD UX “体験”そのものは ユーザーの個人的なもの UXD どんな“体験”をしてもらうか 計画すること UXD 体験が量産・再生産される 仕組みを作ること Copyright © Masaya Ando
  • 13. 12 “UI/UX”で誤解しないためのポイント ❶ “UX”と“UXD”を区別する  UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計 画し、それを量産する仕組みを作ること。 ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える  UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。 特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。 ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る  UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン= UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。 Copyright © Masaya Ando
  • 14. 13 UXに関する共通認識の構築に向けた動き ISO 9241-210: 2010 User eXperience White Paper 人間中心設計プロセスの国際規格 UXの定義に混乱があることから、 世界のUX研究者が集まり、基本コ 規格対象が、インタラクティブシステ ンセプトを整理した議論の成果 ムだけでなく、サービスにも拡大 “定義”そのものではないが、UXと UXがテクニカルタームとして定義 はどういう観点から捉えるべきかを わかりやすく解説 HCDの目的として、トータルなUXを 実現することと位置付け 定義を求めるより“観点”を理解することが重要 Copyright © Masaya Ando
  • 15. 14 様々な視点からのUX  『UX白書』によるUXを期間の観点で区切る考え方は、 様々に用いられる言葉を整理するのに役立つ。 (出所:2011年2月:User Experience White Paper, HCD Value: “UX白書の翻訳と概要”資料) Copyright © Masaya Ando
  • 16. 15 UXとユーザビリティ モノサイド ユーザサイド コンテキスト インタラクティブ 製品 相互作用 有効さ・効率 ユーザビリティ 満足度 ユーザエクスペリエンス Copyright © Masaya Ando
  • 17. 16 “UI/UX”で誤解しないためのポイント ❶ “UX”と“UXD”を区別する  UXはユーザーの個人的体験。UXDはユーザーの体験を計 画し、それを量産する仕組みを作ること。 ❷ UXは、長期・時間軸視点で捉える  UXは、モノやサービスと人とを長期に、時間軸に捉えること。 特に“期待”“意欲”“理解”に着目すること。 ❸ UXDは“意味的UX”を基に一体的に創る  UXDは、“意味的UXの計画=体験コンセプト”があり、“エピ ソード=ユースケース”を手掛かりに“一時的UXのデザイン= UI”をデザインするように、一体的に取り組むこと。 Copyright © Masaya Ando
  • 18. 17 総体としてのUXデザイン  UXDは、エピソード的UXの積み上げでデザインされが ちだが、意味的UXをアンカーにして初めて完成する。 長期に渡る製品との関わりに着目した • 商品としての意味 意味的・累積的UXのデザイン • 生活におけるモノの意味・価値 UXD 一定期間の製品との関わりに着目した • 文脈における利用 エピソード的UXのデザイン • 利用のパターン、ユースケース 製品との一時的な関わりに着目した • 操作感・利用感・受け答え • わかりやすさ、理解しやすさ 一時的・瞬間的UXのデザイン • デザインの美しさ Copyright © Masaya Ando
  • 19. 18 UXをデザインするための諸手法の位置づけ  ユーザー行為の観察・インタビュー ユーザーの体験価値  エスノグラフィ を探索するフェーズ  KA法による価値モデリング、上位下位分析  ペルソナ/問題シナリオ  製品・サービスアイディア コンセプトアイディア  バリューシナリオ、ストーリーテリング  アクティングアウトによる体験のスケッチ 実現すべきユーザー体験と  アクティビティシナリオ その効果の可視化  ユーザージャーニーマッピング、UXマップ  プロトタイピング/モックアップ 企図した体験を  サービスブループリント 実現するフェーズ  ユーザーテスト 利用のフローに留まらずユーザーや利用状況の時間変化 をも予め織り込んで相互行為をデザインすること Copyright © Masaya Ando
  • 20. 19 まとめ~基本発想の転換 従来型の発想 =技術の発想・上から目線 提供企業の世界観 機能の 提供 ・課題解決 製 品 ・機能実現 企 業 サービス ユーザー ・~ができるように なった UXの発想 =体験価値の発想・横(下)から目線 製品・サービスと ユーザの世界観 ユーザの関係を作る 新しい価値 ・信頼感が増した 製 品 ・やる気が高まった 企 業 サービス 関係 ユーザー ・使い方を工夫する ようになった Copyright © Masaya Ando
  • 21. 20 5 エンジニア・デザイナーに 意識してほしいこと Copyright © Masaya Ando
  • 22. 21 サービスデザイン・UXデザインワークショップでは・・・  概念や手法を学ぶことはできる。が、 デザインする人自身が“よい体験”を認識できなくて “よいサービスデザイン”ができるはずはない Copyright © Masaya Ando
  • 23. 22 わたしの体験ワークショップ  自身がどんな利用体験をしているかに向き合うことで、 “よい体験”を判断する“フィルター”を鍛えられる。 2013年1月11日 DevLOVE「サービスデザインのエンジンとしての“わたしの体験”ワークショップ」 Copyright © Masaya Ando
  • 24. 23 最後にヒューストン空港の UI/UXの議論を どう考えますか? なぜそう思いますか? Copyright © Masaya Ando
  • 25. 24 安藤の想い UXを言葉の消費に 終わらせないでください Copyright © Masaya Ando
  • 26. 25 「UXD入門」を手っ取り早く学びたい人へ  来月有料セミナーを開催します(ワークショップ付き) ユーザエクスペリエンス(UX)の考え方とアプローチ ~ユーザー体験から発想する製品・サービスの開発法と組織体制~ 詳細は http://www.ebrain-j.jp/ ■日 時 2013年2月12日(火)10:00~16:00 ■会 場 産業科学システムズ会議室(東京・飯田橋) ■受講料 1名 49,350円 2名以上 45,150円/1名 ■講師割引 1名 45,150円 2名以上 40,150円/1名 ※講師割引を希望される方は、安藤までメール、Twitter、 Facebook等でお知らせください。 Copyright © Masaya Ando
  • 27. 26 プレゼンテーションに関するお問い合わせ  安藤研究室は、総武線津田沼駅 3分の千葉工業大学津田沼キャ ンパスにあります。 お近くにお寄りの際はぜひ! 安藤研2013年テーマ 「安産」  安藤個人宛 連絡先 Mail: ando@sky.it-chiba.ac.jp masaya.ando@gmail.com Twitter: masaya21 Copyright © Masaya Ando