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みんなで考えるウェブアクセシビリティ09
- 1. 岐阜県身体障害者福祉協会
2009年3月8日
みんなで考える!
ウェブアクセシビリティ 2009
安藤 昌也
ando-m@aiit.ac.jp
Copyright © Masaya Ando
- 2. 1
自己紹介
安藤 昌也 産業技術大学院大学 創造技術専攻 助教
– 1997年 早稲田大学政治経済学部 卒
– 1997年 NTTデータ通信
– 1998年 アライド・ブレインズ株式会社 取締役
– 2007年~ 国立情報学研究所 特任研究員
– 2008年~ 現職
– 2009年 総合研究大学院大学メディア社会文化専攻 博士(学術)
●ユーザビリティ・アクセシビリティ等に関する公的活動
2001~2004年 JIS X8341-3(Webアクセシビリティ)委員
2006年~ ISO/TC159国内対策委員会委員
・WG5(アクセシビリティ)
・WG6(人間中心設計)
2008年~ 人間中心設計推進機構 評議員
2009年~ JIS X8341-6 原案作成委員会 幹事
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- 3. 2
3 今年の課題!
ホントに使えるウェブサイトって何?
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- 4. 3
新時代へ移行するアクセシビリティ関連規格
技術の進化の影響を受けず、より普遍的・継続的にアク
セシビリティに対応する考えにシフトしつつある。
■情報アクセシビリティの基本規格
JIS X 8341-1:2004 ISO9241-20:2008 JIS X 8341-1:2010
共通指針 ICTの基本ガイドライン 共通指針
ISO9241-171:2008 JIS X 8341-6:2010
ソフトウェアのガイドライン ソフトウェアのガイドライン
■ウェブアクセシビリティの規格・ガイドライン
WGAG 1.0 WGAG 2.0
(1999年) (2008年)
JIS X 8341-3:2004 JIS X 8341-3:2009
ウェブアクセシビリティ ウェブアクセシビリティ
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- 5. 4
技術の議論から離れて
アクセシビリティは技術の議論になりがち。ユーザとど
んなコミュニケーションをするのかを、考えるべき。
提供者側 ユーザ側
「伝えるサイト」 「使えないサイト」
情報内容の充実 non-accessible, non-usable
「伝わるサイト」 「使えるサイト」
アクセシブルでユーザブル アクセシブルでユーザブル
「使いたいサイト」
魅力的で楽しくなる
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- 6. 5
今年の課題
みなさん自身が、本当に欲しいと思う、
使いたいと思うウェブサイトはどういうも
ものでしょう?
①地方自治体の場合
②企業の場合
グループになって、みんなで
意見を出してあって発表しましょう
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- 7. 6
自治体の場合
自治体の場合、“伝えるべき情報”が中心。障害者向け
情報サイトを提供する取り組みも徐々に広がる。
東京都杉並区
「の~まらいふ杉並」
区内在住の障害者やその家族を主な対
象として生活に役立つ情報を提供
それまで、冊子で提供していた「障害者
のてびき」をウェブ版にし、最新情報を
常に更新。
「障害がある方にとって、サイトが簡単
で便利に使いやすくなっていること」を目
標に作成。
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- 8. 7
「障害者向け情報サイト」と検索すると・・・
いろいろ提供されているが、障害者といっても様々で、
どのようなサイトやサービスが、今望まれているのかを
よく検討する必要があるだろう。
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- 9. 8
今年の課題
みなさん自身が、本当に欲しいと思う、
使いたいと思うウェブサイトはどういうも
ものでしょう?
①地方自治体の場合
②企業の場合
まず、「の~まらいふ杉並」について
どう思いますか?
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- 10. 9
話し合いの時間
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- 11. 10
発 表
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- 12. 11
3
まとめ
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- 13. 12
技術にだけこだわりすぎないアクセシビリティに向けて
アクセシビリティが一般に知らせるようになって、10年。
本当の意味での、障害者・高齢者の豊かな情報環境の
実現を考えるべき。
– 自治体には、どんな情報・サービスを提供してほしいか。
– 企業に対しても、どんな情報・サービスを提供してほしいか。
ユーザが積極的にニーズを発信し
新しい流れを作ることが大事
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- 14. 岐阜県身体障害者福祉協会
2009年3月8日
みんなで考える!
ウェブアクセシビリティ 2009
安藤 昌也
ando-m@aiit.ac.jp
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