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体験のモデリングとコンセプトデザイン




                            安藤 昌也
                            ando-m@aiit.ac.jp
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   自己紹介
    安藤 昌也                   産業技術大学院大学    創造技術専攻   助教
         –     1997年        早稲田大学政治経済学部 卒
         –     1997年        NTTデータ通信
         –     1998年        アライド・ブレインズ株式会社 取締役
         –     2007年~       国立情報学研究所 特任研究員
         –     2008年~       現職
         –     2009年        総合研究大学院大学メディア社会文化専攻修了      博士(学術)

          ●ユーザビリティ・アクセシビリティ等に関する公的活動
              2001~2004年 JIS X8341-3(Webアクセシビリティ)委員
              2006年~     ISO/TC159国内対策委員会委員
                                ・WG5(アクセシビリティ)
                                ・WG6(人間中心設計)
              2009年~         人間中心設計推進機構(HCD-net) 理事
              2009年~         JIS X8341-6 原案作成委員会 幹事

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                        SMILE EXPERIENCE

                             体 験


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                   ユ ー ザ EXPERIENCE
                   SMILE 体 験 = UX




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                        SMILE EXPERIENCE
                              体 験
                              +
                             デザイン = ?

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   “体験”こそ製品                 (Merholz, et al., 2008)


    1888年イーストマン・コダックが開発したカメラとフィル
     ムは、その技術よりも体験そのものが革新的だった。




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   “体験”こそ製品
    iPodの成功は言うまでもない。iPodは、音楽を聴く機能
     ではなく、体験そのものをデザインした。



                                     iTunse Music Store
                                           (入手)




                             iPod
                            (プレイ)   iTunse
                                    (管理)

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   ユーザ体験? ー iPhone, iPad




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                            “体験”とは?




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                            EXPERIENCE
                             体験 ・ 経験


                                     時間の流れ




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                            EXPERIENCE
                             体験 ・ 経験




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   “体験”とは-ユーザ体験と経験の蓄積プロセス                    (安藤, 2010)


              動機・期待          行動     結果評価   経験の蓄積


                            利用行動の    結
                            5つの態     果
                                     へ      使モ
                   利         所有     の      うノ
                   用
                                     反      智の
                             目標     応      恵 理
                   意                 ・        解
                   欲                 評      の
                             探索     価      蓄・意
                                     ・      積味
                             観望     解
                                     釈
                             遭遇

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   経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解




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   経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解




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   経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解




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   新しい体験をデザインするヒント




                            洗濯物をきれいに
                            ふんわり仕上げる




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   新しい体験をデザインするヒント
                                  生活の智恵
                                     =蓄積された経験




                            洗濯物をきれいに
                            ふんわり仕上げる
                             体験価値




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   新しい体験をデザインするヒント




                            洗濯物をきれいに
                            ふんわり仕上げる
                             体験価値


            経験の蓄積により無意識に行っている行為には
          ユーザが真に実現したい価値(=ニーズ)が潜んでいる
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   新しい体験をデザインするヒント




                            洗濯物をきれいに
                            ふんわり仕上げる
                              価値

   きれいな水の状態で
    ふんわり仕上げを
      する機能
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   新しい体験をデザインするヒント

                  経験の蓄積




                       使モ    対象行為に潜む
                       うノ      価値を
                       智の
                       恵理   ユーザ調査から導出
                       の解
                       蓄・
                        意
                       積味
                            新しい体験をデザインする
                               第一ステップ
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   KA法による価値マップ~料理体験の例
                                                           •異性と交際促進価値
                                      •調理器具を色々そろえたくなる価値    •男も料理で女を口説く価値
              •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値   •素晴らしい道具を使うことの価値     •自分で作れるようになる価値

                                                             交友関係のきっ
                     探究心を駆り立             物欲をかきた               かけをつくる
                     てられる価値               てる価値                  価値



                                                          •食事から元気を得る価値
                                        活動のきっかけ           •充実ランチで活力向上価値
              •一人では極力調理時間をかけない価値                          •シチュエーション満足価値
              •一人では作らないことの価値                              •好きなものを食べて幸せになる価値
              •人任せにする価値                                   •場所が食事をおいしくする価値
                                                          •満足ランチ促進価値

                    楽をすること                                 おいしい食事で
                     の価値               調理体験               ポジティブな感情を
                                                           発揮できる価値

                               楽に作る
                •時間をかけない価値
                •料理の段取りを知る価値                      食べる意味    •胃に忘れさせない価値
                •一度で二度おいしい価値
                                                           •自分の中に母の味が芽生える価値
                •物事を同時進行する大事さを知る価値

                                                             思い出と関連
                    効率化の価値                                    させる価値

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   千葉工大での演習




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   導出した価値マップとコンセプトの例①




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   導出した価値マップとコンセプトの例①




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   導出した価値マップとコンセプトの例②
                                                                   •異性と交際促進価値
                                              •調理器具を色々そろえたくなる価値    •男も料理で女を口説く価値
                      •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値   •素晴らしい道具を使うことの価値     •自分で作れるようになる価値

                                                                     交友関係のきっ
                            探究心を駆り立              物欲をかきた               かけをつくる
                            てられる価値                てる価値                  価値



                                                                  •食事から元気を得る価値
                                                活動のきっかけ           •充実ランチで活力向上価値
                      •一人では極力調理時間をかけない価値                          •シチュエーション満足価値
                      •一人では作らないことの価値                              •好きなものを食べて幸せになる価値
                      •人任せにする価値                                   •場所が食事をおいしくする価値
                                                                  •満足ランチ促進価値

                            楽をすること                                 おいしい食事で
                             の価値               調理体験               ポジティブな感情を
                                                                   発揮できる価値

                                       楽に作る
                        •時間をかけない価値
                        •料理の段取りを知る価値                      食べる意味    •胃に忘れさせない価値
                        •一度で二度おいしい価値
                                                                   •自分の中に母の味が芽生える価値
                        •物事を同時進行する大事さを知る価値

                                                                     思い出と関連
                            効率化の価値                                    させる価値



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   導出した価値マップとコンセプトの例②
                                                                   •異性と交際促進価値
                                              •調理器具を色々そろえたくなる価値    •男も料理で女を口説く価値
                      •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値   •素晴らしい道具を使うことの価値     •自分で作れるようになる価値

                                                                     交友関係のきっ
                            探究心を駆り立              物欲をかきた               かけをつくる
                            てられる価値                てる価値                  価値



                                                                  •食事から元気を得る価値
                                                活動のきっかけ           •充実ランチで活力向上価値
                      •一人では極力調理時間をかけない価値                          •シチュエーション満足価値
                      •一人では作らないことの価値                              •好きなものを食べて幸せになる価値
                      •人任せにする価値                                   •場所が食事をおいしくする価値
                                                                  •満足ランチ促進価値

                            楽をすること                                 おいしい食事で
                             の価値               調理体験               ポジティブな感情を
                                                                   発揮できる価値

                                       楽に作る
                        •時間をかけない価値
                        •料理の段取りを知る価値                      食べる意味    •胃に忘れさせない価値
                        •一度で二度おいしい価値
                                                                   •自分の中に母の味が芽生える価値
                        •物事を同時進行する大事さを知る価値

                                                                     思い出と関連
                            効率化の価値                                    させる価値



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   導出した価値マップとコンセプトの例②
                                                                   •異性と交際促進価値
                                              •調理器具を色々そろえたくなる価値    •男も料理で女を口説く価値
                      •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値   •素晴らしい道具を使うことの価値     •自分で作れるようになる価値

                                                                     交友関係のきっ
                            探究心を駆り立              物欲をかきた               かけをつくる
                            てられる価値                てる価値                  価値



                                                                  •食事から元気を得る価値
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   導出した価値マップとコンセプトの例③




Copyright ©   Masaya Ando
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   導出した価値マップとコンセプトの例③




Copyright ©   Masaya Ando
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   まとめ
         受容性の高い新しい体験デザインには、ユーザの経験
          の蓄積から導出される価値を把握することが重要

        1. ユーザは、モノの利用体験を通して、モノの意味・使
           う智恵を主観的に、かつ無意識的に構築している。
        2. 受容性が高く、新しい体験をデザインするためには、
           現在のユーザ体験で実現される価値の全体像を導
           出することが重要。
        3. その上で、その価値を提供する新しいフレームを検
           討することが、体験をデザインすることにつながる。


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   連絡先


                             公立大学法人 首都大学東京
                              産業技術大学院大学
                                電話: 03-3472-7831 (代表)
                                FAX: 03-3472-2790

                             安藤個人宛 連絡先
                                Mail: ando-m@aiit.ac.jp



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体験のモデリングとコンセプトデザイン

  • 1. 体験のモデリングとコンセプトデザイン 安藤 昌也 ando-m@aiit.ac.jp Copyright © Masaya Ando
  • 2. 1 自己紹介 安藤 昌也 産業技術大学院大学 創造技術専攻 助教 – 1997年 早稲田大学政治経済学部 卒 – 1997年 NTTデータ通信 – 1998年 アライド・ブレインズ株式会社 取締役 – 2007年~ 国立情報学研究所 特任研究員 – 2008年~ 現職 – 2009年 総合研究大学院大学メディア社会文化専攻修了 博士(学術) ●ユーザビリティ・アクセシビリティ等に関する公的活動 2001~2004年 JIS X8341-3(Webアクセシビリティ)委員 2006年~ ISO/TC159国内対策委員会委員 ・WG5(アクセシビリティ) ・WG6(人間中心設計) 2009年~ 人間中心設計推進機構(HCD-net) 理事 2009年~ JIS X8341-6 原案作成委員会 幹事 Copyright © Masaya Ando
  • 3. 2 SMILE EXPERIENCE 体 験 Copyright © Masaya Ando
  • 4. 3 ユ ー ザ EXPERIENCE SMILE 体 験 = UX Copyright © Masaya Ando
  • 5. 4 SMILE EXPERIENCE 体 験 + デザイン = ? Copyright © Masaya Ando
  • 6. 5 “体験”こそ製品 (Merholz, et al., 2008)  1888年イーストマン・コダックが開発したカメラとフィル ムは、その技術よりも体験そのものが革新的だった。 Copyright © Masaya Ando
  • 7. 6 “体験”こそ製品  iPodの成功は言うまでもない。iPodは、音楽を聴く機能 ではなく、体験そのものをデザインした。 iTunse Music Store (入手) iPod (プレイ) iTunse (管理) Copyright © Masaya Ando
  • 8. 7 ユーザ体験? ー iPhone, iPad Copyright © Masaya Ando
  • 9. 8 “体験”とは? Copyright © Masaya Ando
  • 10. 9 EXPERIENCE 体験 ・ 経験 時間の流れ Copyright © Masaya Ando
  • 11. 10 EXPERIENCE 体験 ・ 経験 Copyright © Masaya Ando
  • 12. 11 “体験”とは-ユーザ体験と経験の蓄積プロセス (安藤, 2010) 動機・期待 行動 結果評価 経験の蓄積 利用行動の 結 5つの態 果 へ 使モ 利  所有 の うノ 用 反 智の  目標 応 恵 理 意 ・ 解 欲 評 の  探索 価 蓄・意 ・ 積味  観望 解 釈  遭遇 Copyright © Masaya Ando
  • 13. 12 経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解 Copyright © Masaya Ando
  • 14. 13 経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解 Copyright © Masaya Ando
  • 15. 14 経験の蓄積ー行為に潜む主観的な理解 Copyright © Masaya Ando
  • 16. 15 新しい体験をデザインするヒント 洗濯物をきれいに ふんわり仕上げる Copyright © Masaya Ando
  • 17. 16 新しい体験をデザインするヒント 生活の智恵 =蓄積された経験 洗濯物をきれいに ふんわり仕上げる 体験価値 Copyright © Masaya Ando
  • 18. 17 新しい体験をデザインするヒント 洗濯物をきれいに ふんわり仕上げる 体験価値 経験の蓄積により無意識に行っている行為には ユーザが真に実現したい価値(=ニーズ)が潜んでいる Copyright © Masaya Ando
  • 19. 18 新しい体験をデザインするヒント 洗濯物をきれいに ふんわり仕上げる 価値 きれいな水の状態で ふんわり仕上げを する機能 Copyright © Masaya Ando
  • 20. 19 新しい体験をデザインするヒント 経験の蓄積 使モ 対象行為に潜む うノ 価値を 智の 恵理 ユーザ調査から導出 の解 蓄・ 意 積味 新しい体験をデザインする 第一ステップ Copyright © Masaya Ando
  • 21. 20 KA法による価値マップ~料理体験の例 •異性と交際促進価値 •調理器具を色々そろえたくなる価値 •男も料理で女を口説く価値 •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値 •素晴らしい道具を使うことの価値 •自分で作れるようになる価値 交友関係のきっ 探究心を駆り立 物欲をかきた かけをつくる てられる価値 てる価値 価値 •食事から元気を得る価値 活動のきっかけ •充実ランチで活力向上価値 •一人では極力調理時間をかけない価値 •シチュエーション満足価値 •一人では作らないことの価値 •好きなものを食べて幸せになる価値 •人任せにする価値 •場所が食事をおいしくする価値 •満足ランチ促進価値 楽をすること おいしい食事で の価値 調理体験 ポジティブな感情を 発揮できる価値 楽に作る •時間をかけない価値 •料理の段取りを知る価値 食べる意味 •胃に忘れさせない価値 •一度で二度おいしい価値 •自分の中に母の味が芽生える価値 •物事を同時進行する大事さを知る価値 思い出と関連 効率化の価値 させる価値 Copyright © Masaya Ando
  • 22. 21 千葉工大での演習 Copyright © Masaya Ando
  • 23. 22 導出した価値マップとコンセプトの例① Copyright © Masaya Ando
  • 24. 23 導出した価値マップとコンセプトの例① Copyright © Masaya Ando
  • 25. 24 導出した価値マップとコンセプトの例② •異性と交際促進価値 •調理器具を色々そろえたくなる価値 •男も料理で女を口説く価値 •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値 •素晴らしい道具を使うことの価値 •自分で作れるようになる価値 交友関係のきっ 探究心を駆り立 物欲をかきた かけをつくる てられる価値 てる価値 価値 •食事から元気を得る価値 活動のきっかけ •充実ランチで活力向上価値 •一人では極力調理時間をかけない価値 •シチュエーション満足価値 •一人では作らないことの価値 •好きなものを食べて幸せになる価値 •人任せにする価値 •場所が食事をおいしくする価値 •満足ランチ促進価値 楽をすること おいしい食事で の価値 調理体験 ポジティブな感情を 発揮できる価値 楽に作る •時間をかけない価値 •料理の段取りを知る価値 食べる意味 •胃に忘れさせない価値 •一度で二度おいしい価値 •自分の中に母の味が芽生える価値 •物事を同時進行する大事さを知る価値 思い出と関連 効率化の価値 させる価値 Copyright © Masaya Ando
  • 26. 25 導出した価値マップとコンセプトの例② •異性と交際促進価値 •調理器具を色々そろえたくなる価値 •男も料理で女を口説く価値 •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値 •素晴らしい道具を使うことの価値 •自分で作れるようになる価値 交友関係のきっ 探究心を駆り立 物欲をかきた かけをつくる てられる価値 てる価値 価値 •食事から元気を得る価値 活動のきっかけ •充実ランチで活力向上価値 •一人では極力調理時間をかけない価値 •シチュエーション満足価値 •一人では作らないことの価値 •好きなものを食べて幸せになる価値 •人任せにする価値 •場所が食事をおいしくする価値 •満足ランチ促進価値 楽をすること おいしい食事で の価値 調理体験 ポジティブな感情を 発揮できる価値 楽に作る •時間をかけない価値 •料理の段取りを知る価値 食べる意味 •胃に忘れさせない価値 •一度で二度おいしい価値 •自分の中に母の味が芽生える価値 •物事を同時進行する大事さを知る価値 思い出と関連 効率化の価値 させる価値 Copyright © Masaya Ando
  • 27. 26 導出した価値マップとコンセプトの例② •異性と交際促進価値 •調理器具を色々そろえたくなる価値 •男も料理で女を口説く価値 •いろいろな調理法を研究してみたくなる価値 •素晴らしい道具を使うことの価値 •自分で作れるようになる価値 交友関係のきっ 探究心を駆り立 物欲をかきた かけをつくる てられる価値 てる価値 価値 •食事から元気を得る価値 活動のきっかけ •充実ランチで活力向上価値 •一人では極力調理時間をかけない価値 •シチュエーション満足価値 •一人では作らないことの価値 •好きなものを食べて幸せになる価値 •人任せにする価値 •場所が食事をおいしくする価値 •満足ランチ促進価値 楽をすること おいしい食事で の価値 調理体験 ポジティブな感情を 発揮できる価値 楽に作る •時間をかけない価値 •料理の段取りを知る価値 食べる意味 •胃に忘れさせない価値 •一度で二度おいしい価値 •自分の中に母の味が芽生える価値 •物事を同時進行する大事さを知る価値 思い出と関連 効率化の価値 させる価値 Copyright © Masaya Ando
  • 28. 27 導出した価値マップとコンセプトの例③ Copyright © Masaya Ando
  • 29. 28 導出した価値マップとコンセプトの例③ Copyright © Masaya Ando
  • 30. 29 まとめ 受容性の高い新しい体験デザインには、ユーザの経験 の蓄積から導出される価値を把握することが重要 1. ユーザは、モノの利用体験を通して、モノの意味・使 う智恵を主観的に、かつ無意識的に構築している。 2. 受容性が高く、新しい体験をデザインするためには、 現在のユーザ体験で実現される価値の全体像を導 出することが重要。 3. その上で、その価値を提供する新しいフレームを検 討することが、体験をデザインすることにつながる。 Copyright © Masaya Ando
  • 31. 30 本日の資料を公開しています  SlideShare http://www.slideshare.net/masaya0730 Copyright © Masaya Ando
  • 32. 31 連絡先  公立大学法人 首都大学東京 産業技術大学院大学 電話: 03-3472-7831 (代表) FAX: 03-3472-2790  安藤個人宛 連絡先 Mail: ando-m@aiit.ac.jp Copyright © Masaya Ando