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今夜は
イノベーションについて語ろう


              2013/3/15
            Inclusion Japan




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                                                   Company Logo


本日の目的

n 【学びを共有する】
 約1年半でICJとして学んだこと、議論したこと、今後起き
 そうだと見込まれることについて、共有し、深堀りし、新た
 な観点や示唆を得る


n 【刺激し合う】
 個人個人の持っている「Why」や「What」について、互いに
 語り合い、新たな刺激を得ている


n 【今後の絡み方を見出す】
 その上で、ICJが創ろうとしている環境・システムについて、
 参加者のみなさんと何ができるか、考えるきっかけをつくる
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それぞれの役割

n  参加者のみなさん


  –  自分の考えや質問を積極的に投げかけ合い、

     刺激し合い、学び合う	
  	


n  進行役

  –  思考の刺激・きっかけとなる情報提供を行う	
  –  対話・議論・思考が深まるような環境を整える	
  –  参加者の1人として、対話し議論し思考し、学びあう	


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本日のスケジュール


  スタート時刻               内容

   19:30-   オープニング・冒頭説明

   19:40-   情報提供:この1年半でICJが学んだこと

   19:55-   パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう

   20:45-   参加者同士で深堀りしてみよう

   21:45-   エコシステムをどう利用し、どう貢献するか?

                   終了は22:00を予定しています

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この場に「チェックイン」してみよう

n  隣の人と2人1組になってください


n  順番を決めずに、「今の率直な気持ち」を言いっぱなし
    で、1人あたり2分程で話してください
    (2人で行いますので、合計4分程度、ということです)

n  聞き手のときは、質問やツッコミなどはせず、話し手の話を
    聞いてください

n  話し手のときは、ウケを狙ったり、笑いを取ろうとせず、
    率直な気持ちで話をしてください

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本日のスケジュール


  スタート時刻               内容

   19:30-   オープニング・冒頭説明

   19:40-   情報提供:この1年半でICJが学んだこと

   19:55-   パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう

   20:45-   参加者同士で深堀りしてみよう

   21:45-   エコシステムをどう利用し、どう貢献するか?

                   終了は22:00を予定しています

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戦後の日本は、国家と企業の安定が、個人を幸せにした

            成長による資本増大が、                 成長による熱気が、	
  
             さらなる成長を生む	
                更なる成長を生む	
  

                      世界を驚かせた成長	
  
                       &資源の再分配	
             世界を相手に勝利を収める	
  


                                       成功パターンを、徹底的に	
  
                                          突き詰める	
  
   How?	
    個人はHowに注力できる	
  

                                  仲間は職場に溢れている	
  


                企業は家族であり、生活の中心であり、	
  
  What?	
         企業が追い求めるテーマこそ、	
  
                   自分が追い求めるテーマ	
  
                    【企業がWhatを提供】	

              敗戦を乗り越え、欧米に追いつき追い越し、	
  
   Why?	
         豊かな生活を手に入れる	
  
                   【国家がWhyを提供】	


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21世紀の環境変化

n  先進国の仲間入りによる目標喪失
n  少子高齢化
n  エネルギー・資源の枯渇
n  グローバル化による振れ幅の大きな景気
n  途上国の猛烈な発展と人材の追い上げ




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国家と企業への信頼が崩れ、個人は未来への不安で一杯

               成長による資本増大が、                             成長による熱気が、	
  
                さらなる成長を生む	
                            更なる成長を生む	
  

                                 世界を驚かせた成長	
  
                                  &資源の再分配	
                 世界を相手に勝利を収める	
  




   How?	
                                              ンを	
  
                                      じパター
   個人                            に 、同    	
  
     はHo                       闇雲 繰り返す
         wに集                                           本当
             中で                                           の仲
                  きない                                        間が
                        	
                                      職場
                                                                   に いな
                     企業は個人を解雇し、形態を変え、	
                                   い	
  
   What?	
          個人のテーマと企業のテーマは乖離へ	
  
                      【企業はWhatを提供できない】	
                                                               働く意
                                                                  味が
                                                                    わか
                       国家は明確な方向性を失い、	
                                らない
                                                                          	
  
   Why?	
           新たな 理想的な明日 を提示できない	
  
                      【国家はWhyを提供できない】	


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参考文献:
高度経済成長を支えた日本のシステムについて




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目指す状態:世の中に変化をもたらすエコシステムの構築
 そこには「手触り感」がある



                       世の中へのインパクト	
  
                                              営みが形になり、	
  
                        &資源の再分配	
             波及し、大きな	
  
                                            インパクトを巻き起こす	
  

    試行錯誤して、「変化」を	
  
     起こすことに挑む	
  
                          Howを模索	
                                              仲間を探す・増やす	
  

      具体的アクションを始める	
  

                                    心から取り組むテーマを模索	
  

                          Whatを模索	
                                           「手触り感」に気付く	
  
       刺激・可能性を感じる	
  

                                          世の中を俯瞰する	
  
         ソワソワする	
  
                          Whyを模索	



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本日のスケジュール


  スタート時刻               内容

   19:30-   オープニング・冒頭説明

   19:40-   情報提供:この1年半でICJが学んだこと

   19:55-   パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう

   20:45-   参加者同士で深堀りしてみよう
            エコシステムをどう利用し、どう貢献する
   21:45-
            か?

                   終了は22:00を予定しています

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  ゲスト:南 章之 さん

n  株式会社ウェルセルフ 創業者
n  2012年にスタートしたサービス「ココナラ」は、5万人の会員、
    10万件以上の取引を誇る日本最大級のCtoCサービスへ
n  創業当時から、吉沢を中心にICJが支援




                All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc.    13
世の中に変化をもたらすエコシステムに	
  
             南さんを当てはめると・・・	

⑧ココナラがメジャーなレベルで大成功:	
  
「ベンチャーでここまでできる!」という刺激を世の中へ提供	
   世の中へのインパクト	
  
                                  &資源の再分配	
⑦ココナラが成功し始め、露出拡大・ビジネス拡大:	
  
世の中にインパクトを与え始める	
⑥「ココナラ」を試行錯誤で運営:	
  
資金・マーケ・人材・・・様々な人の助けを得る	
  
                                    Howを模索	
⑤「ココナラ」をビジネスとし、立ち上げ準備:	
  
様々な人を巻き込み、立ち上げの苦労をする	
④アドバンテッジを退職し、事業立ち上げを試行錯誤:	
  
様々なビジネスモデルを仲間と検討し、C2Cへ	
                                    Whatを模索	
③帰国後の「ブラストビート」立ち上げ:	
  
NPO活動の運営を通して、副業として営なむ	
②オックスフォードへMBA留学:	
  
ノブレスオブリージュ、NPOの世界観を知る	
  
                                    Whyを模索	
①三井住友銀行→アドバンテッジパートナーズ:	
  
高度なビジネススキルを身につける	
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ワーク:「自分はどこにいるか?」を2人1組で話し合ってみてください



                         世の中へのインパクト	
  
                                                営みが形になり、	
  
                          &資源の再分配	
             波及し、大きな	
  
                                              インパクトを巻き起こす	
  

      試行錯誤して、「変化」を	
  
       起こすことに挑む	
  
                            Howを模索	
                                                仲間を探す・増やす	
  

        具体的アクションを始める	
  

                                      心から取り組むテーマを模索	
  

                            Whatを模索	
                                             「手触り感」に気付く	
  
         刺激・可能性を感じる	
  

                                            世の中を俯瞰する	
  
           ソワソワする	
  
                            Whyを模索	



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  ゲスト:某金融期間勤務 Wさん 

n  社内海外プロジェクトの推進者
n  最初は半信半疑だったプロジェクトに、次々と社員を巻込む




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イントレプレナーとアントレプレナー

n  イノベーションとは?
  –  一定のルーチンをこなすだけの経営管理者ではなく
  –  生産要素を全く新たな組み合わせで結合し(新結合)
  –  新たなビジネスを想像すること。	
  –  イノベーションの実行者をアントレプレナーと呼ぶ。
                         (Joseph Alois Schumpeter)

n  イントレプレナーとは?
  –  「社内起業家」のこと	
  –  企業内において新しいビジネスを立ち上げる際、その責務を担う
     リーダー	
  –  人材を一般の起業家を意味する「アントレプレナー」(entrepreneur)
     と区別してこう呼ぶ
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世の中から応援されるサービスに必要なクエスチョン


    ・誰に対して、どんな貢献をするために運営するか?
    ・本当に自分ごととして共感できる人を、サービス提
    供対象者としているか?
    ・自分たちの思うことを、しっかりと人の集まる場で
    情熱を以って語っているか?
    ・「いいこと」ではなく「重要なこと」に取り組んでいる
    か?
    ・ふつうの人が「自分にもあてはまる」と思えるような、
    偉大な物語を語っているか?




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本日のスケジュール


  スタート時刻               内容

   19:30-   オープニング・冒頭説明

   19:40-   情報提供:この1年半でICJが学んだこと

   19:55-   パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう

   20:45-   参加者同士で深堀りしてみよう

   21:45-   エコシステムをどう利用し、どう貢献するか?

                   終了は22:00を予定しています

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【ワーク】4人1組で互いのWhyとWhatを共有してみよう

  n  4人1組になってお座りください
  n  自分の話を記録してくれる人を、各人1人決めてください
     例) 山田さん、鈴木さん、田中さん、水野さんの4人なら、
          山田さんの話→鈴木さん記録
          鈴木さんの話→田中さん記録
          田中さんの話→水野さん記録
          水野さんの話→山田さん記録
  n 順番を決めずに、言いたくなった人から順に、自分の
  「WhatとWhy」を語り、他の方はその話を聞いて下さい
  n 1人5分を目安とし、4人全員分で20分としてください
  n 全員分終わりましたら、それぞれ記録を取ってくれた人
   から、記録メモを受け取ってください
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【対話】4人1組で「Whyの持つ意味とは?」を深堀りしてみよう

  n  先ほどと同じ4人で、対話(ダイアログ)をします

  n  テーマは、


       「Whyが持つ意味とは?」

  n  終わったあとに、グループ毎の発表などは特に行いません
  n  そこから学んだ内容、気づいたことなどは、ご自由に
      お手元のポストイットやご自分のメモ帳などに記録してください
  n  ここでの学びは、後日ウェブアンケートにてお聞きしますので、
      その際にお教えください
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     (参考)ダイアログとは

     n  取り組む「テーマ・問題」の複雑性に応じた、最適な話し合い
         の方法が存在する
     話し合いの方法    主な活用場面         コアとなる要素              具体的な進め方
単純                                                 役職・権威に基づいた参加
                ■火災現場での対応     知識・経験                既存のルールを尊重
      指示・確認     ■徒弟間でのやりとり
                                                   決まっていることを確認する
                ■ルーチン業務の相談    確実な情報伝達力             速やかに実行する


                                                   専門性に基づいた参加
                ■短期戦略の議論      個々人の専門性              既知のこと・過去の事実を尊重
     ディスカッション   ■定例会議
                                                   自分の考えを主張する
                ■単一組織内の議論     論理的整理力               論理の問題点を検証する


                                                   自由・対等な立場での参加
                ■中長期戦略の議論     相互作用                 未知のこと・想象を尊重
      ダイアログ     ■社会政策の議論
                                                   互いの考えの背景を理解する
                ■高度な科学的議論     共鳴・調和能力
複雑                                                 相互作用で思考を高める
                       All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc.    22
テーマ:「Whyの持つ意味ってなんだろう?」

以下の4つのコツを意識して、ダイアログしてみてください

①対等で自由な立場で参加する:肩書きや権威を持ち出さない

②自分の考えにこだわらない:断定的な言い方をしない

③考えや背景をオープンにする:思っていることを率直に述べる

④人の意見の背景を理解しようとする:相手の話に
 善し悪しをつけようとしない

※終了後にグループ毎の発表などは行いません
※※後日、アンケートにて学びや発見を集約し、共有します
ICJ
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みなさんと創りあげたいのは:
エコシステムを加速させる環境

                                                   ICJの提供するサポート
                           世の中へのインパクト	
  
  成功情報共有・資源再分配	
                                    営みが形になり、	
  
                            &資源の再分配	
               波及し、大きな	
  
                                                  インパクトを巻き起こす	
  
  立ち上げ支援(運営・資金・・)	
  
         試行錯誤して、「変
                                                          圧倒的	
  
           化」を起こすことに挑
                む	
  
  協働メンバーの引き合わせ	
              Howを模索	
             「安全地帯」	
  
                                                    仲間を探す・増やす	
  
                                                        の提供	
  
   ビジネス企画のサポート	
  
         具体的アクションを始める	
  

                                         心から取り組むテーマを模索	
  
                                                   共同での実験企画推進	
  
                              Whatを模索	
                                                「手触り感」に気付く	
  
                                                    World Caféなど	
  
             刺激・可能性を感じる	
  
                                                  質の高いイベントの開催	
  
                                                漠然とした不安
                                                   感	
  
              日々への諦め	
  
                              Whyを模索	
                                                                       24	
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  イノベーションにおいて「安全地帯」の持つ役割

n イノベーティブなプロジェクトを推進するためには、マーケティング・ファイナンス・組織等のいわ
ゆる「ハード面」の支援と、イノベータ個人に対する「安全地帯」の提供という、いわゆる「ソフト
面」での両面からの支援が必要になる
    「安全地帯」とは	
  「安全地帯」とは、アメリカの著名な心理学者ミハエル・チクセントミハイが、自らの提唱する「フロー理論」の中
 で提示するコンセプト。
 人は、否定されたり、批判にさらされたりすることがなく、無条件で自分を受け入れ、話を聞き、理解してくれる
 「安全地帯」を生活の中に持っていると、そこから得られる安心感を背景とし、より大きなチャレンジをし、より大き
 なリスクをとり、失敗しても「安全地帯」で気持ちを回復させることで、大きな成長と成果を得られるというコンセプ
 トを指す。	
         安全地帯が欠落すると                    安全地帯の存在は
        負のスパイラルに陥りやすい                負のスパイラルを防止する
        自分のキャパを超えた                            自分のキャパを超えた
         事象が発生する	
                             事象が発生する	

  パフォーマンスが                       パフォーマンスは保たれ
                 状況が悪化する	
                                  状況が悪化する	
 低下し、視野も狭くる	
                     状況は改善していく	


         精神的なプレッシャー                             安全地帯により
            が増す	
                              プレッシャーは一定に	
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 「安全地帯」の具体的運営方法


n  「安全地帯」は、ピアグループによる構築が最も効果的・効率的	
n  具体的には、下記のような構造によって「ピアグループ」を構成
    する
           安全地帯を構成する「ピアグループ」のつくりかた	
           内容の詳細	
                    実施上の狙いとポイント	
 【メンバー構成】                      ・少人数制により、会話しやすく団結しやすくする
 ・メンバーは最大8名とする                 ・利害関係を無くすことにより、日常業務の影響を受け
 ・直接的な利害関係がないもの同士              づらくする
 ・年齢・性別・職業等々の多様性を織り込む          ・多様性が、日常の思考パターンからの脱却を容易に
                               する	
 【レクチャー】                       ・特に、目的的な会話や、短絡的な思考に陥りがちな
 ・対話に関する基本的なフィロソフィーや、具体的な対話    創業期のベンチャー経営者や、プロジェクトリーダーの
 上の技術を参加者に教える                  思考を、より広い視野に拡張するために、対話フィロソ
 	
                            フィーと具体的な対話技術を伝える	

                               ・毎週毎週、繰り返し対話をすることで、互いの信頼度
 【運営方法】                        が増し、個人的感情やバックグラウンドを共有し、より
 ・毎週1回3時間程度集まり、主に社会的テーマに関する    深い対話ができるようになる
 対話を繰り返し行う                     ・社会的テーマをメインで扱うことで、視野が短期的・現
 ・個人的な相談なども併せて行う               実的なことだけに集中しないようになる
 ・内容面については、互いに完全守秘とする          ・ゲストによる新たな観点の投入により、集団的パター
 ・月に1 2回、ゲストを1名のみ混ぜる           ン思考に陥らないようにする	

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 「メンタリング」より「ピアグループ」が優れている


n  ピアグループによるメンタリングは、いわゆる1対1の「メンタリン
    グ」に比べて多くのメリットを持つ
              「メンタリング」と「ピアグループ」の優劣比較	
      項目	
         メンタリング	
                     ピアグループ	
   メンタリング人材   ・メンタリング対象者と同数の候補者を確        ・6名の対象者に対して1 2名の進行
              保する必要があり、準備負荷が大きい          役が入ればよい
     (メンター)   ・「ビジネス経験」「メンタリング経験」「対      ・進行役は、進行に関するスキルがあれ
      の確保     象者との相性」など、ハードルが高い          ば、後は参加者同士でメンタリングできる	

              ・一流のメンターは多忙なため、メンタリ        ・2 3名が欠席しても、問題なく運営が
              ングの中断や、長期未実施などの可能          可能
    実施継続性     性がある
              ・メンタリング対象者との相性によっては、       ・参加者が6−8名のため、個人間の相性
              途中解消などのリスクが有る              に依存しにくい	
              ・普段1VS1の関係で運営するため、ゲ        ・月に1回程度、ゲスト・スピーカーをぴあ
    ゲストスピーカ   スト・スピーカーなどを交える場合は、別        グループに招き、ショートプレゼンの後に
    の組込やすさ    立てでの開催(ミニ講演会など)となり、        いつもの対話に加わってもらうという流れ
              ゲストからの刺激を学習したり、日常に         によって、ゲストの刺激を学習に反映し
              反映しにくい                     やすい	
              ・基本的に発生しない                 ・同じステージにいる参加者同士が議論
    参加者同士の                               を継続するため、互いに刺激しあい、影
     相互作用                                響を与え合うことができる	

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ピアグループの運用事例「未来思考の会」




     http://blog.livedoor.jp/futurethinking/
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みなさんにお願いしたいこと

1.後日お送りするウェブアンケートにて
  –  今日の学びを教えてください	
        ※公開・非公開のご希望を確認の上、みなさんに共有します	

   –  このエコシステムについて、以下の2つの観点で

       ご自分の関わり方を考えてみてください

       「イノベーターとしての環境利用」	
      	
「環境整備への参画」	
   	

2.ICJのフェイスブックページをフォローしてみてください	
    	
http://www.facebook.com/InclusionJapan	
	
3.今日感じたこと、考えたことなどをツイッター・Facebook
  ブログなどで発信してください
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Environment for Innovation

  • 1. 今夜は イノベーションについて語ろう 2013/3/15 Inclusion Japan All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc.
  • 2. ICJ Company Logo 本日の目的 n 【学びを共有する】 約1年半でICJとして学んだこと、議論したこと、今後起き そうだと見込まれることについて、共有し、深堀りし、新た な観点や示唆を得る n 【刺激し合う】 個人個人の持っている「Why」や「What」について、互いに 語り合い、新たな刺激を得ている n 【今後の絡み方を見出す】 その上で、ICJが創ろうとしている環境・システムについて、 参加者のみなさんと何ができるか、考えるきっかけをつくる All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 2
  • 3. ICJ Company Logo それぞれの役割 n  参加者のみなさん –  自分の考えや質問を積極的に投げかけ合い、
 刺激し合い、学び合う n  進行役 –  思考の刺激・きっかけとなる情報提供を行う –  対話・議論・思考が深まるような環境を整える –  参加者の1人として、対話し議論し思考し、学びあう All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 3
  • 4. ICJ Company Logo 本日のスケジュール スタート時刻           内容 19:30- オープニング・冒頭説明 19:40- 情報提供:この1年半でICJが学んだこと 19:55- パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう 20:45- 参加者同士で深堀りしてみよう 21:45- エコシステムをどう利用し、どう貢献するか? 終了は22:00を予定しています All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 4
  • 5. ICJ Company Logo この場に「チェックイン」してみよう n  隣の人と2人1組になってください n  順番を決めずに、「今の率直な気持ち」を言いっぱなし で、1人あたり2分程で話してください (2人で行いますので、合計4分程度、ということです) n  聞き手のときは、質問やツッコミなどはせず、話し手の話を 聞いてください n  話し手のときは、ウケを狙ったり、笑いを取ろうとせず、 率直な気持ちで話をしてください All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 5
  • 6. ICJ Company Logo 本日のスケジュール スタート時刻           内容 19:30- オープニング・冒頭説明 19:40- 情報提供:この1年半でICJが学んだこと 19:55- パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう 20:45- 参加者同士で深堀りしてみよう 21:45- エコシステムをどう利用し、どう貢献するか? 終了は22:00を予定しています All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 6
  • 7. ICJ Company Logo 戦後の日本は、国家と企業の安定が、個人を幸せにした 成長による資本増大が、 成長による熱気が、   さらなる成長を生む   更なる成長を生む   世界を驚かせた成長   &資源の再分配 世界を相手に勝利を収める   成功パターンを、徹底的に   突き詰める   How? 個人はHowに注力できる   仲間は職場に溢れている   企業は家族であり、生活の中心であり、   What? 企業が追い求めるテーマこそ、   自分が追い求めるテーマ   【企業がWhatを提供】 敗戦を乗り越え、欧米に追いつき追い越し、   Why? 豊かな生活を手に入れる   【国家がWhyを提供】 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 7
  • 8. ICJ Company Logo 21世紀の環境変化 n  先進国の仲間入りによる目標喪失 n  少子高齢化 n  エネルギー・資源の枯渇 n  グローバル化による振れ幅の大きな景気 n  途上国の猛烈な発展と人材の追い上げ All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 8
  • 9. ICJ Company Logo 国家と企業への信頼が崩れ、個人は未来への不安で一杯 成長による資本増大が、 成長による熱気が、   さらなる成長を生む   更なる成長を生む   世界を驚かせた成長   &資源の再分配 世界を相手に勝利を収める   How? ンを   じパター 個人 に 、同   はHo 闇雲 繰り返す wに集 本当 中で の仲 きない 間が   職場 に いな 企業は個人を解雇し、形態を変え、   い   What? 個人のテーマと企業のテーマは乖離へ   【企業はWhatを提供できない】 働く意 味が わか 国家は明確な方向性を失い、   らない   Why? 新たな 理想的な明日 を提示できない   【国家はWhyを提供できない】 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 9
  • 10. ICJ Company Logo 参考文献: 高度経済成長を支えた日本のシステムについて All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 10
  • 11. ICJ Company Logo 目指す状態:世の中に変化をもたらすエコシステムの構築 そこには「手触り感」がある 世の中へのインパクト   営みが形になり、   &資源の再分配 波及し、大きな   インパクトを巻き起こす   試行錯誤して、「変化」を   起こすことに挑む   Howを模索 仲間を探す・増やす   具体的アクションを始める   心から取り組むテーマを模索   Whatを模索 「手触り感」に気付く   刺激・可能性を感じる   世の中を俯瞰する   ソワソワする   Whyを模索 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 11
  • 12. ICJ Company Logo 本日のスケジュール スタート時刻           内容 19:30- オープニング・冒頭説明 19:40- 情報提供:この1年半でICJが学んだこと 19:55- パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう 20:45- 参加者同士で深堀りしてみよう エコシステムをどう利用し、どう貢献する 21:45- か? 終了は22:00を予定しています All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 12
  • 13. ICJ Company Logo ゲスト:南 章之 さん n  株式会社ウェルセルフ 創業者 n  2012年にスタートしたサービス「ココナラ」は、5万人の会員、 10万件以上の取引を誇る日本最大級のCtoCサービスへ n  創業当時から、吉沢を中心にICJが支援 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 13
  • 14. 世の中に変化をもたらすエコシステムに   南さんを当てはめると・・・ ⑧ココナラがメジャーなレベルで大成功:   「ベンチャーでここまでできる!」という刺激を世の中へ提供 世の中へのインパクト   &資源の再分配 ⑦ココナラが成功し始め、露出拡大・ビジネス拡大:   世の中にインパクトを与え始める ⑥「ココナラ」を試行錯誤で運営:   資金・マーケ・人材・・・様々な人の助けを得る   Howを模索 ⑤「ココナラ」をビジネスとし、立ち上げ準備:   様々な人を巻き込み、立ち上げの苦労をする ④アドバンテッジを退職し、事業立ち上げを試行錯誤:   様々なビジネスモデルを仲間と検討し、C2Cへ Whatを模索 ③帰国後の「ブラストビート」立ち上げ:   NPO活動の運営を通して、副業として営なむ ②オックスフォードへMBA留学:   ノブレスオブリージュ、NPOの世界観を知る   Whyを模索 ①三井住友銀行→アドバンテッジパートナーズ:   高度なビジネススキルを身につける 14
  • 15. ICJ Company Logo ワーク:「自分はどこにいるか?」を2人1組で話し合ってみてください 世の中へのインパクト   営みが形になり、   &資源の再分配 波及し、大きな   インパクトを巻き起こす   試行錯誤して、「変化」を   起こすことに挑む   Howを模索 仲間を探す・増やす   具体的アクションを始める   心から取り組むテーマを模索   Whatを模索 「手触り感」に気付く   刺激・可能性を感じる   世の中を俯瞰する   ソワソワする   Whyを模索 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 15
  • 16. ICJ Company Logo ゲスト:某金融期間勤務 Wさん  n  社内海外プロジェクトの推進者 n  最初は半信半疑だったプロジェクトに、次々と社員を巻込む All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 16
  • 17. ICJ Company Logo イントレプレナーとアントレプレナー n  イノベーションとは? –  一定のルーチンをこなすだけの経営管理者ではなく –  生産要素を全く新たな組み合わせで結合し(新結合) –  新たなビジネスを想像すること。 –  イノベーションの実行者をアントレプレナーと呼ぶ。 (Joseph Alois Schumpeter) n  イントレプレナーとは? –  「社内起業家」のこと –  企業内において新しいビジネスを立ち上げる際、その責務を担う リーダー –  人材を一般の起業家を意味する「アントレプレナー」(entrepreneur) と区別してこう呼ぶ All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 17
  • 18. ICJ Company Logo 世の中から応援されるサービスに必要なクエスチョン ・誰に対して、どんな貢献をするために運営するか? ・本当に自分ごととして共感できる人を、サービス提 供対象者としているか? ・自分たちの思うことを、しっかりと人の集まる場で 情熱を以って語っているか? ・「いいこと」ではなく「重要なこと」に取り組んでいる か? ・ふつうの人が「自分にもあてはまる」と思えるような、 偉大な物語を語っているか? All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 18
  • 19. ICJ Company Logo 本日のスケジュール スタート時刻           内容 19:30- オープニング・冒頭説明 19:40- 情報提供:この1年半でICJが学んだこと 19:55- パネル+ワーク:自分にあてはめてみよう 20:45- 参加者同士で深堀りしてみよう 21:45- エコシステムをどう利用し、どう貢献するか? 終了は22:00を予定しています All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 19
  • 20. ICJ Company Logo 【ワーク】4人1組で互いのWhyとWhatを共有してみよう n  4人1組になってお座りください n  自分の話を記録してくれる人を、各人1人決めてください 例) 山田さん、鈴木さん、田中さん、水野さんの4人なら、 山田さんの話→鈴木さん記録 鈴木さんの話→田中さん記録 田中さんの話→水野さん記録 水野さんの話→山田さん記録 n 順番を決めずに、言いたくなった人から順に、自分の 「WhatとWhy」を語り、他の方はその話を聞いて下さい n 1人5分を目安とし、4人全員分で20分としてください n 全員分終わりましたら、それぞれ記録を取ってくれた人  から、記録メモを受け取ってください All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 20
  • 21. ICJ Company Logo 【対話】4人1組で「Whyの持つ意味とは?」を深堀りしてみよう n  先ほどと同じ4人で、対話(ダイアログ)をします n  テーマは、 「Whyが持つ意味とは?」 n  終わったあとに、グループ毎の発表などは特に行いません n  そこから学んだ内容、気づいたことなどは、ご自由に お手元のポストイットやご自分のメモ帳などに記録してください n  ここでの学びは、後日ウェブアンケートにてお聞きしますので、 その際にお教えください All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 21
  • 22. ICJ Company Logo (参考)ダイアログとは n  取り組む「テーマ・問題」の複雑性に応じた、最適な話し合い の方法が存在する 話し合いの方法 主な活用場面 コアとなる要素 具体的な進め方 単純 役職・権威に基づいた参加 ■火災現場での対応 知識・経験 既存のルールを尊重 指示・確認 ■徒弟間でのやりとり 決まっていることを確認する ■ルーチン業務の相談 確実な情報伝達力 速やかに実行する 専門性に基づいた参加 ■短期戦略の議論 個々人の専門性 既知のこと・過去の事実を尊重 ディスカッション ■定例会議 自分の考えを主張する ■単一組織内の議論 論理的整理力 論理の問題点を検証する 自由・対等な立場での参加 ■中長期戦略の議論 相互作用 未知のこと・想象を尊重 ダイアログ ■社会政策の議論 互いの考えの背景を理解する ■高度な科学的議論 共鳴・調和能力 複雑 相互作用で思考を高める All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 22
  • 24. ICJ Company Logo みなさんと創りあげたいのは: エコシステムを加速させる環境 ICJの提供するサポート 世の中へのインパクト   成功情報共有・資源再分配   営みが形になり、   &資源の再分配 波及し、大きな   インパクトを巻き起こす   立ち上げ支援(運営・資金・・)   試行錯誤して、「変 圧倒的   化」を起こすことに挑 む   協働メンバーの引き合わせ   Howを模索 「安全地帯」   仲間を探す・増やす   の提供   ビジネス企画のサポート   具体的アクションを始める   心から取り組むテーマを模索   共同での実験企画推進   Whatを模索 「手触り感」に気付く   World Caféなど   刺激・可能性を感じる   質の高いイベントの開催   漠然とした不安 感   日々への諦め   Whyを模索 24 24 All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 24
  • 25. ICJ Company Logo イノベーションにおいて「安全地帯」の持つ役割 n イノベーティブなプロジェクトを推進するためには、マーケティング・ファイナンス・組織等のいわ ゆる「ハード面」の支援と、イノベータ個人に対する「安全地帯」の提供という、いわゆる「ソフト 面」での両面からの支援が必要になる 「安全地帯」とは  「安全地帯」とは、アメリカの著名な心理学者ミハエル・チクセントミハイが、自らの提唱する「フロー理論」の中 で提示するコンセプト。 人は、否定されたり、批判にさらされたりすることがなく、無条件で自分を受け入れ、話を聞き、理解してくれる 「安全地帯」を生活の中に持っていると、そこから得られる安心感を背景とし、より大きなチャレンジをし、より大き なリスクをとり、失敗しても「安全地帯」で気持ちを回復させることで、大きな成長と成果を得られるというコンセプ トを指す。 安全地帯が欠落すると 安全地帯の存在は 負のスパイラルに陥りやすい 負のスパイラルを防止する 自分のキャパを超えた 自分のキャパを超えた 事象が発生する 事象が発生する パフォーマンスが パフォーマンスは保たれ 状況が悪化する 状況が悪化する 低下し、視野も狭くる 状況は改善していく 精神的なプレッシャー 安全地帯により が増す プレッシャーは一定に All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 25
  • 26. ICJ Company Logo 「安全地帯」の具体的運営方法 n  「安全地帯」は、ピアグループによる構築が最も効果的・効率的 n  具体的には、下記のような構造によって「ピアグループ」を構成 する 安全地帯を構成する「ピアグループ」のつくりかた 内容の詳細 実施上の狙いとポイント 【メンバー構成】 ・少人数制により、会話しやすく団結しやすくする ・メンバーは最大8名とする ・利害関係を無くすことにより、日常業務の影響を受け ・直接的な利害関係がないもの同士 づらくする ・年齢・性別・職業等々の多様性を織り込む ・多様性が、日常の思考パターンからの脱却を容易に する 【レクチャー】 ・特に、目的的な会話や、短絡的な思考に陥りがちな ・対話に関する基本的なフィロソフィーや、具体的な対話 創業期のベンチャー経営者や、プロジェクトリーダーの 上の技術を参加者に教える 思考を、より広い視野に拡張するために、対話フィロソ フィーと具体的な対話技術を伝える ・毎週毎週、繰り返し対話をすることで、互いの信頼度 【運営方法】 が増し、個人的感情やバックグラウンドを共有し、より ・毎週1回3時間程度集まり、主に社会的テーマに関する 深い対話ができるようになる 対話を繰り返し行う ・社会的テーマをメインで扱うことで、視野が短期的・現 ・個人的な相談なども併せて行う 実的なことだけに集中しないようになる ・内容面については、互いに完全守秘とする ・ゲストによる新たな観点の投入により、集団的パター ・月に1 2回、ゲストを1名のみ混ぜる ン思考に陥らないようにする All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 26
  • 27. ICJ Company Logo 「メンタリング」より「ピアグループ」が優れている n  ピアグループによるメンタリングは、いわゆる1対1の「メンタリン グ」に比べて多くのメリットを持つ 「メンタリング」と「ピアグループ」の優劣比較 項目 メンタリング ピアグループ メンタリング人材 ・メンタリング対象者と同数の候補者を確 ・6名の対象者に対して1 2名の進行 保する必要があり、準備負荷が大きい 役が入ればよい (メンター) ・「ビジネス経験」「メンタリング経験」「対 ・進行役は、進行に関するスキルがあれ の確保 象者との相性」など、ハードルが高い ば、後は参加者同士でメンタリングできる ・一流のメンターは多忙なため、メンタリ ・2 3名が欠席しても、問題なく運営が ングの中断や、長期未実施などの可能 可能 実施継続性 性がある ・メンタリング対象者との相性によっては、 ・参加者が6−8名のため、個人間の相性 途中解消などのリスクが有る に依存しにくい ・普段1VS1の関係で運営するため、ゲ ・月に1回程度、ゲスト・スピーカーをぴあ ゲストスピーカ スト・スピーカーなどを交える場合は、別 グループに招き、ショートプレゼンの後に の組込やすさ 立てでの開催(ミニ講演会など)となり、 いつもの対話に加わってもらうという流れ ゲストからの刺激を学習したり、日常に によって、ゲストの刺激を学習に反映し 反映しにくい やすい ・基本的に発生しない ・同じステージにいる参加者同士が議論 参加者同士の を継続するため、互いに刺激しあい、影 相互作用 響を与え合うことができる All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 27
  • 28. ICJ Company Logo ピアグループの運用事例「未来思考の会」 http://blog.livedoor.jp/futurethinking/ All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 28
  • 29. ICJ Company Logo みなさんにお願いしたいこと 1.後日お送りするウェブアンケートにて –  今日の学びを教えてください ※公開・非公開のご希望を確認の上、みなさんに共有します –  このエコシステムについて、以下の2つの観点で
 ご自分の関わり方を考えてみてください
 「イノベーターとしての環境利用」 「環境整備への参画」 2.ICJのフェイスブックページをフォローしてみてください http://www.facebook.com/InclusionJapan 3.今日感じたこと、考えたことなどをツイッター・Facebook   ブログなどで発信してください All Rights Reserved ⒸInclusion Japan, Inc. 29