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AHA ECC G2015導入について
-インストラクション、デザイン-
JSISH-ITC ACLS/BLS TCファカルティー
全日本患者安全組織文化学習支援財団
医療法人社団尚誠会 笑顔のおうちクリニック松戸
松本 尚浩
WHY JSISH-ITC PEOPLE?!!!
Why JSISH-ITC people?
• あなたは、何故、AHA救急心血管治療(ECC)
コースでインストラクションしますか?
• まず、一人で「何故」を書いてみましょう。
• 数分後、二人で「何故」を共有してみましょう。
本日のゴール
• AHA ECC G2015準拠インストラクションの習得
計画を立案する
• AHA ECC G2015準拠コースデザインを活かした
インストラクションの習得計画を立案する
本日の内容
• AHA CPR ECC G2015インストラクション
• AHA CPR ECC G2015デザイン
• 注
– AHA: アメリカ心臓協会
– CPR: 心肺蘇生術
– ECC: 救急心血管治療
– G2015: ガイドライン2015
AHA CPR ECC G2015
インストラクション
WHY あなたのインストラクション?!!!
科学的根拠、ガイドライン、
マニュアルの作成過程
CoSTR(国際コンセンサス)
AHA CPR ECC ガイドライン
AHA ECC マニュアル
(インストラクター、プロバイダー)
マニュアルの基盤となるガイドラインがある。
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是非、以下をご覧下さい。
http://yokohama-bls-aed.seesaa.net/article/273638830.html
WHY あなたのインストラクション?!!!
JSISH-ITCインストラクターのインストラクションは
インストラクターマニュアルの基盤にある、
ガイドライン、国際コンセンサスに基づいた
インストラクションです!
インストラクターに役立つ
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提案:CoSTR2015の読み方1
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• その推奨に付帯する「作成委員会の見解」を
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– “Values, preferences, and task force
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EIT IN COSTR2015
E: Education(教育), I: Implementation(実践), T: Team(チーム)
CoSTR2015 EITの強い推奨
• ハイリスク集団へのCPR教育
• ガイドラインの普及
• デブリーフィング
なんと!
「強い推奨」は
3項目だけ
CoSTR2015 EIT 強い推奨
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Treatment recommendations
We recommend the use of BLS training interventions that focus on high-risk populations,
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(日本語訳は、JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版より引用・改編)
CoSTR2015 EIT 強い推奨
地域でのガイドラインの普及
• あらゆる状況での心停止患者(傷病者)に治
療を提供する組織において、蘇生ガイドライ
ンの普及を推奨する(強い推奨、非常に低い
エビデンス)。
Implementation of guidelines in communities(EIT 641)
Treatment recommendations
We recommend implementation of resuscitation guidelines within organizations that
provide care for patients in cardiac arrest in any setting (strong recommendation, very-
low-quality evidence)
(日本語訳は、JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版より引用・改編)
CoSTR2015 EIT 強い推奨
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救命処置の質に焦点を当てたデブリーフィン
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つきあわせて、似た箇所を読む
– http://www.japanresuscitationcouncil.org/
jrc蘇生ガイドライン2015オンライン版を公表
致します/
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CoSTR2015 EIT 強い推奨
地域でのガイドラインの普及
• あらゆる状況での心停止患者(傷病者)に治
療を提供する組織において、蘇生ガイドライ
ンの普及を推奨する(強い推奨、非常に低い
エビデンス)。
Implementation of guidelines in communities(EIT 641)
Treatment recommendations
We recommend implementation of resuscitation guidelines within organizations that
provide care for patients in cardiac arrest in any setting (strong recommendation, very-
low-quality evidence)
(日本語訳は、JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版より引用・改編)
地域のガイドラインが
重要だ
科学的根拠、ガイドライン、
マニュアルの作成過程
CoSTR(国際コンセンサス)
AHA CPR ECC ガイドライン
AHA ECC マニュアル
(インストラクター、プロバイダー)
AHA CPR ECC G2015
EITの”Class I”推奨
• 胸骨圧迫のみCPR
• 死戦期呼吸の院外心停止者へのCPR実施促進
• 通信指令員の電話CPR指導
• PAD(市民による電気ショック)教育
• 教育デザインの応用
• デブリーフィング
なんと!“Class I”推奨は
6項目だけ
AHA CPR ECC G2015 EIT Class I
通信指令員の電話CPR指導
• 通信指令員のCPR指導がバイスタンダーCPR
の可能性を高め、心停止から蘇生を改善す
るので、すべての通信指導員は電話でのCPR
指導を訓練されるべきである。
Because dispatcher CPR instructions substantially increase the likelihood of bystander CPR
performance and improve survival from cardiac arrest, all dispatchers should be
appropriately trained to provide telephone CPR instructions.(Class I, LOE B)
国際コンセンサス 曰く
「地域ガイドラインの普及を」
ならば、日本のガイドラインは?
JRC蘇生ガイドライン2015 EIT
通信指令員の電話CPR指導1
• 通信指令員は、傷病者に反応がなく、正常で
ない呼吸をしているかどうか確認することを
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または正常でない場合は、通報時点で、その
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にかなっている(強い推奨、非常に低いエビデ
ンス)。
JRC蘇生ガイドライン2015 EIT
通信指令員の電話CPR指導2
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い状態を見分けるための教育を受けることを
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期呼吸を正しく認識する方法、および死戦期
呼吸の重要性を含めるべきである(強い推奨、
非常に低いエビデンス)。
両ガイドラインで強い推奨「通信指令員のCPR指導」
あなたのインストラクションにどのように活かしますか?
AHA CPR ECC G2015
EITの”Class I”推奨
• 胸骨圧迫のみCPR
• 死戦期呼吸の院外心停止者へのCPR実施促進
• 通信指令員の電話CPR指導
• PAD(市民による電気ショック)教育
• 教育デザインの応用
この推奨はAHAだけ
AHA CPR ECC G2015 EIT Class I
教育デザイン
• 引き続く部分の概略
– 科学的根拠に基づく教授デザインが必須
• プロバイダー訓練と患者アウトカム改善のために
– AHA ECC教育科学とプログラム委員会結成
– コア教育概念
Consistent with established methodologies for program evaluation, the effectiveness of
resuscitation courses should be evaluated. (Class I, LOE C)
プログラム評価に対して確立された方法で一貫して、蘇生コースの効果は査定されるべ
きである。
AHA ECCのコア教育概念
• Simplification(簡単に)
• Consistency(ぶれないで)
• Contextual(学習者体験に身近な)
• Hands-on Practice (実地練習)
• Practice to mastery (熟達への練習)
• Debriefing(デブリーフィング)
• Assessment(評価)
• Course/program evaluation(コース・プログラ
ム評価)
https://eccguidelines.heart.org/index.php/tables/2015-core-aha-emergency-cardiovascular-care-educational-concepts/
より、抜粋、日本語訳の案
G2015のインストラクションには
CoSTR(国際コンセンサス)
AHA CPR ECC ガイドライン
AHA ECC マニュアル
(インストラクター、プロバイダー)
国際コンセンサス、ガイドラインに基づいて
マニュアルを使いましょう
本日のゴール
• AHA ECC G2015準拠インストラクションの習得
計画を立案する
• AHA ECC G2015準拠コースデザインを活かした
インストラクションの習得計画を立案する
G2015インストラクションへの
計画立案1
• 計画例
– 誰とCoSTRを読むか
– いつCoSTRを読むか
– インストラクションのどの場面で「強い推奨」を活
かすか
• 計画の条件
– 達成目標を具体的に(数値目標で)記述
– 達成期限を設定
– 達成を評価する評価者を設定
AHA CPR ECC G2015
コースデザイン
EIT (普及教育) での強い推奨
CoSTR 2015
• ハイリスク集団へのCPR教育
• ガイドラインの普及
• デブリーフィング
AHA CPR ECC G2015
• 胸骨圧迫のみCPR
• 死戦期呼吸の院外心停止者
へのCPR実施促進
• 通信指令員の電話CPR指導
• PAD(市民による電気ショック)
教育
• 教育デザインの応用
• デブリーフィング
デブリーフィング重視
AHA CRP ECC G2015のデザインを
一言で言えば
体験を学びにつなぐ場 その1 “Life is Why”
https://youtu.be/DT1LEX2yZkw
(https://www.facebook.com/アメリカ心臓協会-JSISH-国際トレーニングセンターJSISH-ITC-150742871651042/?fref=ts)
受講生の“何故、救命処置コースへ?”を思い返してもらい
学習を促進する
ミニワーク:
学習者が「没入」できる場を創る
• 一人でメモ
– どんな場面で問いますか?「あなたは何故、AHA
CPR ECCプログラムで、学ぶのか?」
– シナリオ設定で工夫できますか?
– 多職種でのチーム場面で工夫が出来ますか?
• 二人で共有
体験を学びにつなぐ場 その2
デブリーフィング
https://youtu.be/QO3O3B2Fmmc
プレゼンテーションファイルは以下から
http://www.slideshare.net/matstaro/aha-ecc
体験を言葉にして共有する
•経験学習の基本
– 具体的経験
– 内省的観察
– 抽象的概念化
– 能動的実験
•学習のための振り返り会話
– 学習目標が対象
– 改善計画明示
•シミュレーション教育の利点
– デブリーフィング後、実験可能
•経験学習の基本 (Kolb &
Fry; 1975, 1984)
具体的
経験
内省的
観察
抽象的
概念化
能動的
実験
(AHA ECC アップデート“デブリーフィング”より)
AHA CPR ECCでのデブリーフィング
• プロバイダーコース中のデブリーフィング
– GAS法を用いて
– 4-6分間で
– デブリーフィング・ツール参照して
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– インストラクターコースでの振り返り
私たちは、何故、
心肺蘇生術インストラクションするのか
AHA ECCのコア教育概念
• Simplification(簡単に)
• Consistency(ぶれないで)
• Contextual(学習者体験に身近な)
• Hands-on Practice (実地練習)
• Practice to mastery (熟達への練習)
• Debriefing(デブリーフィング)
• Assessment(評価)
• Course/program evaluation(コース・プログラ
ム評価)
https://eccguidelines.heart.org/index.php/tables/2015-core-aha-emergency-cardiovascular-care-educational-concepts/
より、抜粋、日本語訳の案
コースから受講生が去った後に
• 学習内容は、残りません。
• 学習方法は、残ります。
成人学習は、内容中心(Contents-centered) ではなく、
Process-centered
G2015デザインが目指すのは
レベル2
•心肺蘇生術の技能・知識を学ぶ
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•現場で質の高い心肺蘇生術を実施する
•実践を振り返り、向上させる
レベル4
•患者安全が促進する
心肺蘇生術学習内容だけで、患者を救うのは難しい
【私案】コースでの
デブリーフィング話題
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たら、今日の学びをどう活かしますか?
• 今日学んだ内容は、すぐに忘れて出来なくなりま
す。これを防ぐために、現場でどうしますか?
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WHY インストラクターが
振り返り会話で伸びようとしない?
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デブリーフィングで自身を伸ばせる場を
デブリーフィング支援者練習の例
• デブリーフィング司会者練習
– GAS法のS(まとめ)に焦点をおいて
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• デブリーフィング司会者支援練習
– 学習者にデブリーフィング司会者役
• 参考資料
– http://www.slideshare.net/matstaro/slide-
share-goalorienteddebriefingsun2014
デブリーフィング練習できます
04/Mar/2016 JSISH2016ランチョンセミナー 46
まとめ
情報
解析
情報
収集
•デブリーフィング訓練の論文•新提案の逆順序訓練
デブリーフィング実践の訓練や、
デブリーフィング支援者の訓練の場を
提供できます。
興味をお持ちの方はご連絡ください。
AHA コア・インストラクター・コースを活かそう
左:AHAコアインストラクターコース(CIC)
右:ibspti インストラクター・コンピテンシー
(CICの基盤)
インストラクション技能の向上に
JSISH(日本医療教授システム学会)では、
AHA CICの基盤ibspti インストラクター・コンピテンシーに
基づいたコース「誰にでもできる学びの支え方」開催中
(http://jsish.jp/eduwp/?p=873)
コースでのインストラクション技能向上にお役立て下さい
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• AHA ECC G2015準拠インストラクションの習得
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学ぶチカラを身につけるために
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患者安全な組織を創る教育・訓練
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医療学生向け自己主導型学習者への発展学習会
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『学習設計マニュアル』応用自己主導型学習者への発展学習会
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蘇生教育を改善して蘇生率向上へ
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新しい安全理論に基づく現場パフォーマンス改善へのインストラクション
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実験と組み合わせる振り返り会話
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残念なシミュレーション教育を改善しよう
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より多くの人々が救われるために
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アメリカ心臓協会(AHA)心肺蘇生術ガイドライン2015での教育・デザイン