西田亮介，2015，「研究会をはじめよう」2015年度立命館大学大学院キャリアパス支援プログラム＠立命館大学究論館（2015年5月19日）．

1. 2015年度 大学院キャリアパス支援プログラム
「研究会企画とマネジメント」セミナー
「研究会を始めよう」
西田亮介
2014年5月19日＠立命館大学衣笠キャンパス
先端総合学術研究科特別招聘准教授
ryosukenishida@gmail.com
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自己紹介
• 立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。博士（政策・メディア）
• 国際大学GLOCOM客員研究員。北海道大学大学院公共政策学連携研究部附属公共
政策学研究センター研究員等。毎日新聞社客員研究員。認定NPO法人育て上げネット
フェロー。
• 専門は情報社会論と公共政策。情報化と社会変容、情報と政治（ネット選挙）、社会起業
家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、地域産業振興、協働推進等を
研究。
• 1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科
修士課程修了。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。
• 同大学院政策・メディア研究科助教（有期・研究奨励Ⅱ）、（独）中小機構経営支援情報セ
ンターリサーチャー、東洋大学、学習院大学、デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師
等を経て現職。
• 著書に『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』（東洋経済新報社）「ネット選挙とデ
ジタル・デモクラシー」（NHK出版）。共編著・共著に『無業社会 働くことができない若者た
ちの未来』（朝日新聞出版）『「統治」を創造する』（春秋社）『大震災後の社会学』（講談社）
ほか。

3. 問題意識：社会問題と政治参加を
同時に問い直す
• 『無業社会 働くことができない若者たちの未来』
（工藤啓との共著，2014年，朝日新聞出版）
• 『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』
（2013年，東洋経済新報社）
• 『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』（2013年，
NHK出版）
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5. 卓越した研究者・大学院生
• 「卓越した研究者・大学院生」とは…？
• 研究者・院生の業績創出サイクル
– 研究A→アウトカム→業績→他者からの評価→研究
費獲得→研究の生産性向上→研究Aの発展or研究
Bへ・・・
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6. 研究会の区分
• 勉強会：学生が自主的に企画。
• ゼミ：正課として大学が設置。基礎的な知見の共有（輪読）と議論の場
• 研究会（学内、学外）：大学を越えて存在。正課外活動。
• 学会、研究会：通常年間1、2回程度報告可能。
• 産官学主催の研究会：多様な主体によって企画。社会的インパクト、知財創出
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7. 研究会への参加・主催の
直接的・間接的メリット
• 新規研究テーマの検討機会
• 学びの機会
• 交流（ネットワーキング）の機会
• 研究業績周知の機会
• 研究業績をアウトプットする機会
• 新規研究資金獲得の機会
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8. 研究会への参加・主催の
直接的・間接的メリット
• 研究会の主催は「プレゼンスの獲得」に貢献
– 「プレゼンス」：存在感
• 特定の分野のリーダー
• 学会企画等への参加
• 論文執筆機会／研究業績の増加
• 社会的影響力の増大
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9. 研究会のデザイン
• 「練られていない研究会」／「練った研究会」
– 目的：研究／調査／発信／資金獲得
– 分担：公平な分担／傾斜のある分担
– 参加者：参加者の目的の擦り合わせ
– アウトプット：義務と配分
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10. 研究会の目的と
参加者のインセンティブ、分担
• 研究会の目的と参加者のインセンティブ、分担
をデザインしないと、しばしば研究会は「失敗」
する。
– 悲惨な「研究会の失敗」
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11. ワーク
• 「魅力的な研究会」を考える
1. 研究会題目・名称
2. 研究目的と背景
3. 到達目標
4. 具体的な構成
※ 現在、実際に行っている研究会の再定義も可。
• 自己紹介
• 各自が、上記項目を作成
• 3人1組でピア・レビューを実施
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12. 2015年度 大学院キャリアパス支援プログラム
「研究会企画とマネジメント」セミナー
「研究会を始めよう」
西田亮介
2015年5月19日＠立命館大学衣笠キャンパス
先端総合学術研究科特別招聘准教授
ryosukenishida@gmail.com
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