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2015年6月10日
「ソーシャル・リスク」
2015/6/10 高度情報化と社会生活 1
第8回
高度情報化と社会生活
 教養科目 水曜日 第3限目
 講師 藤野幸嗣 yuki@fujino.com
 講義資料のウェブのアドレス
http://www.fujino.com
 講義連絡用ツイッターアカウント
@fujinocom
 講義用のハッシュタグ
#kjoho
2015/6/10 高度情報化と社会生活 2
今週の課題
 今週の課題(締切は6月17日の講義開始
時間まで)
 ネットへ投稿する際にとくに気をつけている
ことがあれば。
 あるいは、べつに気をつけていないのなら、
その理由などを。
 「あまり気にしていない」とか、簡単なもので
もかまいません。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 3
今週のネットトピック
 怪しいディズニーやポケモンのクイズ。
登場人物で性格判断してくれる投稿。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 4
このクイズに答えてはダメ
 運営者が不明
→ディズニーや任天堂にキャラクターの使用
許可を取っているとは考えられない。
→著作権表示が無い。
おそらく、広告収入目的の悪質業者が運営
していると推測されます。
こうした投稿をすると、信頼を無くしてしまう
リスクがあります。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 5
スマホで脊髄反射は危険
 「いい話」とか「面白い写真」とか「○○診
断」「○○占い」「ネタ」
のシェア→すべて危険。
 むやみに「いいね!」をしたり「リツイート」を
してはいけません。
 悪徳サイトの片棒を担ぐ羽目に。
 たまにパソコンからも自分のアカウントや設
定、ログをチェックすること。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 6
危険な行為を避ける
 Twitterで変なアカウントをフォローする。
 Facebookで知らない人と友達になる。
~怪しいページに「いいね!」する。
「面白いからいいじゃない」→×
自らの信用を失ってしまいます
 社会的信頼度の失墜をもたらす
→ソーシャルリスク
2015/6/10 高度情報化と社会生活 7
被害だけでなく加害者にも。
 ネットでは簡単に情報発信ができます。
 被害をうけるだけでなく、発信によって簡単
に「加害者」になってしまいます。
 ウィルスに感染しているかもしれない、自分
もウィルスをまき散らす
→「不正指令電磁的記録に関する罪」
 名誉毀損、著作権法違反、選挙違反
 その他信用失墜行為。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 8
りそな銀行の事例
 母親が銀行に勤務
芸能人の来店情報を家族に漏らす。
顧客の免許証のコピーの持ち帰り。
 娘がそうした事実をTwitterに書き込んで拡
散。
 銀行が謝罪文を掲載。
 本人が特定されたわけではないが、信用失
墜行為として処分?
2015/6/10 高度情報化と社会生活 9
りそな銀行の問題点
 母親の規範意識、倫理の欠如
 免許証の目的外コピーは法令違反。
 娘がTwitterに慣れていない。
今までは口頭によるやりとりで外部に漏れな
かった逸脱行為が、Twitterで投稿されること
により、保存と拡散が行われるようになった。
→いわゆる「バカッター」事案の事例に。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 10
ソーシャルリスク
 情報漏洩
 誹謗中傷・風評被害
 荒らし・炎上
 クレーム・苦情
 事後対策
~悪い噂は、はやく、広く、拡散する。
→企業ではどう対応をしているか?
2015/6/10 高度情報化と社会生活 11
企業や組織の対策
 「ソーシャル・メディア・ポリシー」を作成して
スタッフに周知をしています。
 ひとつは組織防衛~免責のため。
 「ネットを利用するためのガイドライン」を作
成してリテラシーの向上をはかる。
 たとえば「米軍」では身分をちゃんと明かし
てFacebookやTwitterを使うことを推奨して
います。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 12
米軍のポリシー(さわり)
 まず身分・所属を明かしてネット利用をすることが
大前提、匿名利用はNG。
 「やるべきこと」
投稿前にスペルチェックを行うこと
→発言に軍の評判がかかっています。
短く、未編集の、キャッチーな映像を活用すること。
よい写真5点程度、できるだけ頻繁に更新するこ
と(活動や視点、人員の多様性をちゃんと示すこ
と)。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 13
米軍のポリシー2
 「これは、やってはいけない」
プロとしての投稿なので、子供っぽい
言葉を使わないこと。
必要でない限り、定型のメッセージや
退屈なプレスリリースを使わない。
さらに位置情報がわかるプログラムを
使用しないこと。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 14
米軍のポリシー3
 「覚えておいて欲しいこと」
プロとしてふさわしくないたった
一つのミスが、評判に泥を塗る
ことを忘れないように。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 15
ソーシャルメディアポリシー
 ソーシャルメディアポリシー/ガイドラインの
国内実例まとめ+策定者向け情報
 Policy Database(英文)
2015/6/10 高度情報化と社会生活 16
ソーシャルメディアポリシーに必須の項目
1. ソーシャルメディアの利用目的を示す。
2.自分の書くことに責任を持つ。
3. 正直に書く。
4. 読み手のことを考慮する。
5. 適切な判断をする (うかつに挑発にのらない)
6. 「コミュニティ」の概念を理解する。
7. 著作権と(公正使用)を尊重する。
8. 秘密情報・専有情報を保護する。
9. 価値をもたらす。
10. 生産性が重要。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 17
企業のポリシーはマチマチ
 一方でソーシャルメディアの身分を明かし
ての利用を全面的に禁止している企業や
組織もあります。
→これ企業としての将来性は乏しいかも。
 日本では「仕事に関することは禁止」といっ
た枠をはめるポリシーがみられます。
 米国ではスタッフの自律を求める傾向
 担当者の転職を前提にしてアカウントの管
理規定なども必要です。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 18
組織も個人も同じ
 きちんとしたポリシーを持たないまま
安易にネットを使っていると様々な
トラブルを引き起こします。
 「ソーシャルリスク」は自分でまねいてしまう
ことが多いのです。
 利用目的、責任、相手への配慮、共有価値
の尊重、法令遵守、そして著作権への
配慮も必要です。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 19
トラブルへの対処
情報漏洩・誹謗中傷・炎上
2015/6/10 高度情報化と社会生活 20
情報漏洩
 情報を取り扱っているサービスに起因
→不正アクセスなどによる漏洩
→業者による横流し。
 標的型攻撃(ソーシャルハッキング)
 自分でうっかり悪徳サイトに登録をしてしま
う。
 友達による漏洩→ソーシャルサービスの普
及でこれが多くなっています。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 21
他人のメールアドレス
 ケータイやスマホのアドレス帳の管理
→紛失や盗難、盗み見にも注意。
 「友達を探す」など、データの取り扱いが
はっきりしないサービスにスマホなどのアド
レス帳データを登録してしまう。
 同報メールでアドレスをばらまく。
 もちろん自分や人のアドレスやIDを勝手に
ネットに書き込まない。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 22
メールアドレスの漏洩
 メールアドレスを収集する闇ビジネス。
→スパム業者に名簿が販売される。
 ネットをサーベイする。
 正規のメルマガなどからの横流し。
 アドレス収集用のサービスを立ち上げる。
→アドレス帳をうっかり登録してしまう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 23
メールアドレスを渡す
 渡したメールアドレスはどう使われて、相手
が管理しているかわからない。
 アドレスが漏洩する原因~渡した相手が悪
かった。
 でもアドレスを相手に渡さないとメールは来
ない。
 結局、メールアドレスは絶対にスパムの餌
食になってしまいます。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 24
LINE→Twitterの転載
 LINEはクローズ、検索にもひっかからない
参加メンバーのみのやりとり。
 Twitterは鍵を掛けていない限りオープン、
検索にもひっかかる、全世界にオープン。
 しかしLINEでも内緒話や秘密の写真をあげ
るのは極めて危険です。
 LINEからTwitterに転載する友達が。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 25
LINEとTwitterの課題
 利用者の多くがLINEとTwitterの違いを理
解していないこと。
 Twitter=鍵をかけたらLINEのように使える
という勘違い。
 結果的に内緒の写真を友達が公開してし
まってトラブルになる事例が続出していま
す。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 26
仕組みを熟知して使おう
 LINE→鍵付きTwitterへの転載リスク。
 Twitterは鍵を付ける以前は勝手に誰でも
フォローができる。
 後で鍵をかけても、アカウントにブロックをし
ないかぎりフォローはそのまま。
 このアカウントは鍵付きだから安心と転載し
てしまう。
→友達経由で第三者が公開する事態に。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 27
企業の情報漏洩の原因
 会社のWebサイトから情報が漏洩
 メールの誤送信
 ウィルスで情報漏洩
 ブログやSNSに会社の内部情報を記入
→個人情報漏洩、芸能人が店に来た~
 標的型攻撃による漏洩
→とくに人為的な原因の場合は技術では対
処が難しい。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 28
標的型攻撃
 社内スタッフや取引先を装ってメールを送
信。
 メールの添付ファイルやリンクをクリックさ
せる。
 トロイの木馬のソフトをダウンロード。
 トリガーが来るまで潜んでいる。
 トリガーによって、パソコン内のデータを侵
入者のサイトに送ってしまう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 29
メールはなりすましが簡単
 メールの送信者は本当にその人なのか?
 不審を感じたらアドレスを確認する。
 そのアドレスに返信をしてみれば簡単にわ
かる。
 FacebookやTwitterなどは簡単になりすまし
をして登録ができる。
 あるいはアカウントを乗っ取られたりするこ
とも。→仕事で使う人は要注意。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 30
ソーシャル・ハッキング
ソーシャル・エンジニアリング
~「欺術」
オレオレ詐欺です。
 社内のスタッフになりすます手口。
 3回電話をかければ、どんなに警備の厳重
な会社でも物理的に侵入可能らしい。
 人間はシステムでもっとも脆弱なパーツ。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 31
誹謗中傷・風評被害
 「エゴサーチ」をやってみましょう。
 自分のフルネーム、自分の会社名などで
ネット検索をして、常にネットでの評判の
チェックをする時代です。
 ちゃんと自分のFacebookが出てくる。
 友達が書いた悪口が出てくる。
 何も出てこない→ネットプレゼンス無し
 同姓同名の他の人の情報ばかり。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 32
ネットで悪口が出てくる。
 削除依頼をする。
 削除に応じる、応じないは相手次第。
 実際はサイトを管理しているところが相手。
 海外や管理者が不明なことも多い。
 実際の対抗策は自分でポジティブな情報を
継続的に出していくぐらいしかない。
→Facebookは対策としてかなり有効。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 33
プライバシーの進化
 昔プライバシーは放って置かれる権利だっ
た。
 ネット時代の今はプライバシーを守るのは
自分、情報は自分でコントロールする時代。
 ネットに個人情報を出すな→古い価値観。
 適切な個人情報を自分で制御をしてネット
の評判をよく見せる時代へと変化。
→ブランディング
2015/6/10 高度情報化と社会生活 34
個人情報をネットに出す
 個人情報を出すリスク
→身近な人が詐欺に遭うかも。
→ストーカーに狙われる?
→いたずらメールが来る?
 個人情報を出さないリスク
→自分が誰なのかネットで検索されない。
→検索結果が人からの悪口ばかりになる。
→なりすまされて、友達が騙される?
2015/6/10 高度情報化と社会生活 35
信用失墜の方が問題
 ネットで嘘をつく。
 変な情報をシェアしてしまう。
 変なリンクを紹介する。
 ウィルスを送ってしまう。
 ネットに間違った情報を発信する。
 友達に変な人がいる。
 ネットに言ってはいけないことを。
 匿名アカウントが特定される→炎上。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 36
ネットでリスクが高い行為
 匿名に隠れて、いいたい放題。
→「特定」された際のダメージは最悪。
 匿名と実名とのやりとりが混在している場
合では「特定」が比較的容易。
 「特定」が専門のネットチームなども。
 炎上→特定→過去発言の紐付け→さらに
ガソリン投下
 あと自作自演バレなども。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 37
ネットに実名は危険か?
 通常の規範に則ってネットで情報を出すこ
とには何ら問題になりません。
 問題は「規範」から外れる際に発生。
 法令違反、名誉毀損、組織批判
 熱狂的なファンがいる分野での批判的な発
言も炎上の要因になります。
 社会人としての節度を保ったコミュニケー
ションを
2015/6/10 高度情報化と社会生活 38
炎上対策
 炎上するような行為をしないことが鉄則で
すが、発生してしまったら対応が大事。
 先延ばしはトラブルを大きくする元
 ただちに対処をすることが鉄則。
 素早い対処や陳謝は個人や組織の信用力
を逆に向上させることもあります。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 39
トラブルになりやすい行為
 写真(人の写真投稿は要注意)
→友達の写真、お店の写真、講義の写真
→サークルの飲み会の写真、、、
→アルバイト先の写真も注意
 熱狂的な支持者がいるものをけなす
→スポーツ、芸能、政治、宗教など
 内部情報の漏洩
2015/6/10 高度情報化と社会生活 40
Facebookは危険なのか?
 漏れたら困る個人情報は登録しない、書き
込まない。
 そもそも所属や氏名、顔写真は守秘しなけ
ればならない個人情報なのか?
 プライベートな行動記録を不用意に書き込
むことによるトラブル。
→友達がうっかりシェアしちゃう。
 ばれたらまずい情報は書き込まない。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 41
Facebookのトラブル
 全て友達が持ってくるのが特長。
 危ないアプリ、変な投稿、怪しい友達。
 情報を漏らすのも友達。
 友達をきちんと選択する。
 知らない人とは友達にならない。
 知り合いでもガードが甘い人は友達を解除
しておく。
 ネットに慣れていない人にも注意。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 42
Facebookの誤解
 Facebookの投稿は「友達限定」にしておけ
ば安心。
→セキュリティ意識の高い友達だけなら大丈
夫ですが、現実はそうではありません。
→よく知らない人とも「友達」になっていれば
安心ではありません。
→いっそ一般公開しても大丈夫な投稿だけに
してみれば?
2015/6/10 高度情報化と社会生活 43
Facebookの危険性
 公開と非公開の場が人によって異なる。
 とくに個人のタイムライン。
 非公開(友達限定)の人が公開(一般公開)
の人と友達になった場合に、公開と非公開
の記事が混在して、内輪のやりとりが公開
されてしまうリスクがある。
 シェアボタンでできるのは共通の友達のみ
へのシェアですけど、記事をコピペされたら
アウト。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 44
こんな友達申請に注意
 知らない人からは基本的に承認しない、と
りあえず保留、変なのは削除。
 輪を広げたいなら、友達のプロフィールにも
注意を払う。
 やたらと友達が多い(1000人以上とか)→
なにか魂胆がある。
 友達リストが非公開→交友関係を隠す
 タイムラインが友達以外に非公開→私的な
やりとりが多い=トラブルの元。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 45
変な勧誘に注意
 出会い系
 新興宗教(サークルの勧誘を装う)
 マルチ商法(試供品の配布を装う)
 セミナー系(夢をかなえるとか)
 ネットビジネス系(ネットで儲ける)
→情報商材などサイドビジネスで誘う
 ギャンブル必勝法とかも。
→こんな人が友達にいても危ない。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 46
親や家族にも注意
 大分大学でフルネームを明らかにしている
ので、身近な人や友達が「なりすまし」の被
害に遭う可能性もあります。
 個人情報を公開している旨を親にもいって
おき、「母さん助けて詐欺」の被害にあわな
いよう、日頃からのコミュニケーションや、い
ざという時の合い言葉などを決めておくの
もよいでしょう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 47
Facebookスパム
 勝手に個人のウォールに記事を投稿してし
まう。アプリを許可してしまった人が投稿を
繰り返して広がる。
 友達の個人情報を抜き取る悪質なスパム
もある。
 アプリの許可にはくれぐれも気を付ける。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 48
こんな投稿に注意
2015/6/10 高度情報化と社会生活 49
Facebookの注意
 占い系、診断系アプリに注意。
 無害なものもあるが、勝手に友達を誘うな
どスパムの振る舞いをするものがあります。
 確認できないなら、アプリの承認には注意
をしておきましょう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 50
いい話、面白写真も注意
 剽窃した感動話や動物の面白い写真など
いわゆる「~たらシェア」系は、業者が運営
しているものが多い。
 アフリエイトなど変なサイトへのリンクがつ
いたいたりする。
 写真コメントは修正できるので、感動話が
いつのまにか、宣伝文にすり替えられてい
ることもあります。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 51
タイムラインの見え方
 自分の「タイムライン」が知り合いだけでなく、
第三者からどう見えているのか常に注意を
しておきましょう。
 占いアプリ→あまり慣れていない?
 スポーツや芸能の話題ばかり
→社会事象に関心がない?
 友達の写真or風景写真ばかり。
→コミュニケーション取りたくない?
2015/6/10 高度情報化と社会生活 52
ネットは増幅装置
 世間への関心や感度の有無が投稿記事の
内容にも反映されます。
 自分宛ではなく、読み手への配慮がどの程
度なされているか、見ている人は敏感に感
じ取ります。
 自分自身をネットでどう表現するのか?
細心の注意を払って投稿内容をよく吟味を
しましょう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 53
何も見られないことも問題
 Twitterは鍵付き。
 Facebookのプロフィールや投稿は友達限
定のみ。
→中高生なら妥当かもしれませんが、大学生
のネットの利用では「不可」。
→ネットに個人のプレゼンスがない=ネットを
使いこなせていない証拠になります。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 54
公開・非公開の線引は困難
 どのような情報を公開するか。
 どのような情報を非公開にするか。
 ネットのポリシーは人それぞれですので正
しい解はありません。
 なるべく慣れて=たくさん投稿して、公開範
囲についての「間合い」を会得することが必
要です。
~つまり、使ってみないとわからない。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 55
2.情報リテラシー
ネット以外にも危険はいっぱい
2015/6/10 56高度情報化と社会生活
ソーシャルハッキングに注意
 ネットの不正侵入の事例もあるが、
多くのトラブルは、いわゆる詐欺。
 オレオレ詐欺は人ごとではない。
 社員を装って、大切な情報聞き出す事例は意
外に多い。
 電話を数回かけることで、社内への侵入方法
を聞き出すことが簡単にできてしまう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 57
意外に多い肩越しの覗き見
 ショルダー・ハッキング
 人がパスワードや暗証番号を入れるのを
後ろから見ている。
 ひどい場合にはパスワードを付箋に書いて
パソコンに貼っているケースもある。
 身近な(同僚や同居人)からの危険にとに
かく注意しよう!!
 「いじめ」による情報漏洩もあるよ。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 58
セキュリティポリシーの確立
 セキュリティは利便性と相反する。
 セキュリティはコストとも相反する。
 経営のトップレベルで配慮するべき事項。
 ネットワークの利用者も管理ポリシーやルールを理
解してコンピュータを使う必要がある。
 踏み台になったり、書き換えられたりして
いったん失った信用は回復が困難である。
 自らトラブルに巻き込まれない為に、対処を怠らな
い。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 59
情報リテラシーと危機管理
 ウィルスや不正侵入対策よりも
安定した機器利用の方が困難
 業務で使っているパソコンやケータイが壊
れたら?
 企業や個人は動産保険をかけておく
 情報リテラシーを身につける。
→トラブルの対処方法を考えておく。
→マニュアル化も必要。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 60
情報リテラシーとセキュリティ
 バックアップの知識
 リカバリーの知識
 トラブル対処法の知識
サポートの窓口や保険など。
マニュアル化しておくことも大切。
 社内教育も必要な状況
 ネット社会の常識として認識しよう。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 61
ソーシャルメディア対策
 スタッフがうっかり内部機密をしゃべってし
まう。
 ソーシャルメディア経由でのアタック
パスワードの漏洩やなりすましの被害。
 キャンペーンの失敗
 参加ルールや活用ルールの不在。
→今後増えてくるので慣れておくことが必要。
ソーシャルメディア・ポリシーの導入。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 62
3.再度
著作権について
2015/6/10 高度情報化と社会生活 63
情報発信の原則
 なにを出してもよいです。
 ただし「公序良俗」に従って。
 法令違反のコンテント→×
 誹謗中傷→×
 真実でも名誉毀損になることもあります。
 文章、画像、動画、様々な情報発信手法が
あります。
 リミックスや編集もしやすくなりました。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 64
2015/6/10 高度情報化と社会生活 65
著作権法の私的複製
 私的利用の除外
~法律の範疇の外
個人で楽しむ
家族で楽しむ
仲間うちで楽しむ
(このへんからグレー)
会社内(私的利用の範囲外が・・・)
「私的利用」以外は全て「権利侵害」とみなさ
れる。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 66
著作権や名誉棄損は親告罪
 音楽や映画の著作権と一部のパブリシティ
権を除いては個人が著作権法で告訴され
る例は大変に少ない。
 たまたま訴えられなかったというケースやマナー
の問題は依然として残るけれども。
 相手(権利者)が喜んだら問題ないのか?
→米国法では「フェアユース」という考え方。
クリエイティブ・コモンズ
 著作権についての新しい考え方。
 従来の著作権関連の法律は権利者寄り
だったが、ネットの普及、皆が情報をだせる
時代にふさわしい、新しい考え方が必要。
 ローレンス・レッシグ
 私のブログではCCの表示をしています。
→表示-非営利-継承 2.1 日本
商用利用の場合には許諾が必要、他は原典を明記すれば自由に利用可能
になっています。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 67
CCライセンスのマーク
2015/6/10 高度情報化と社会生活 68
CCライセンスのパターン
表示
表示-継承
表示-改変禁止
表示-非営利
表示-非営利-継承
表示-非営利-改変禁止
2015/6/10 高度情報化と社会生活 69
2015/6/10 高度情報化と社会生活 70
「リンク」のマナー
 リンクはWebの本質的な機能。
→リンクを張るのに元サイトの承諾が必要か?
これは「法律」ではなく「マナー」の問題。
会社や組織などのオープンなページでは
リンクは勝手に張っても問題ないと思われます。
 個人ブログなどはいちおうメールでことわりをいれる
方がよい。あと内輪のページへのリンクは問題となる
ことがあるかもしれません。
※「リンク禁止」はネットでは非常識でしょう。
※新聞社の記事もディープリンク禁止が多い。
では違法なものへのリンクは?
 著作権法に違反した動画の紹介やリンクは
どうでしょうか?
 訴えられる可能性は低いですが、
幇助罪が適用される可能性はあります。
 権利の無い人がアップしている動画などの
リンクは避けておいた方がよいかもしれま
せん。
 とくに音楽著作権や映画の著作権は厳しい
です。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 71
名誉毀損の注意点
 事実を述べても名誉毀損にあたる場合が
ある。
 誹謗をしても名誉毀損に当たらない場合。
1)公共の利害に関する意見や論評
2)目的が公益を図ること
3)真実であることの証明があること
ただし名誉毀損にあたらなくても侮辱罪など
もある、悪口を書いてはいけない。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 72
選挙違反
 「公職選挙法」は独特の法律で私権の制限
がああります。
 一昨年ネット選挙運動が解禁された。
 政治運動≠選挙運動
 主義主張を唱えること
 選挙での投票をよびかけることは選挙期間
内しかできない。
 未成年の選挙運動の禁止規定も。
2015/6/10 高度情報化と社会生活 73
2015/6/10 高度情報化と社会生活 74
次回の講義予定
6月17日
ネットのソーシャル化

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