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Wz20110321
- 5. ■ プロフィール 性別 / 年齢 / 所属 / 利用中のインターネットサービス または ソーシャルメディア ■ ソーシャルメディアの利用状況 mixi Twitter Facebook ■ ソーシャルメディアに関する意識 ■ ソーシャルメディアの体験談 利用目的 利用頻度 / 利用時間 フレンド数 公開している情報
- 6. ■ プロフィール 性別 / 年齢 / 所属 / 利用中のインターネットサービス または ソーシャルメディア ■ ソーシャルメディアの利用状況 mixi Twitter Facebook ■ ソーシャルメディアに関する意識 ■ ソーシャルメディアの体験談 利用目的 利用頻度 / 利用時間 フレンド数 公開している情報
- 7. 対象:大学生・社会人 期間: 2011/03/16 ~ 19 平均年齢 23.8 歳 20 ~ 32 歳 36 名の回答 男性 19 女性 17 学生 24 社会人 12 IT 2 広告 4 人材 1 出版 1 輸送 1 鉄道 2 金融 1 キャリアデザイン学部 1 ジャーナリズム学部 1 異文化 コミュニケーション学部 3 観光学部 3 経営学部 2 経済学部 2 社会学部 2 政治経済学部 1 総合政策学部 1 美術学部 1 文学部 4 法学部 2
- 10. ■ プロフィール 性別 / 年齢 / 所属 / 利用中のインターネットサービス または ソーシャルメディア ■ ソーシャルメディアの利用状況 mixi Twitter Facebook ■ ソーシャルメディアに関する意識 ■ ソーシャルメディアの体験談 利用目的 利用頻度 / 利用時間 フレンド数 公開している情報
- 11. ・近況チェック / 報告などが中心だが , 特定の目的に偏っているわけではなさそうだ ・写真共有機能は Facebook でよく行われている Q.どのような目的で使っていますか . (複数回答) 友達の近況をチェックする 19 28 25 自分の近況を報告する 13 26 18 趣味の情報などを収集する 6 22 17 興味のある記事・ニュースを共有する 12 22 14 写真を友達と共有する 9 8 22 就活またはビジネスでの人脈を作る 17 13 6 その他 3 3 1
- 12. ・ twitter/Facebook はほぼ毎日利用 ・ mixi は頻度少ない ・(特に大きな差ではないが , ) それぞれのSNSでアクセス元が 異なる Q.アクセスする頻度を教えてください . Q. どこからアクセスしますか?最も多いものを選んでください 数ヶ月に一回 0 0 1 一ヶ月に一回 3 0 0 一ヶ月に数回 2 0 0 一週間に一度 4 0 0 一週間に数回 5 2 10 一日一回以上 12 31 21 携帯電話 16 5 7 スマートフォン 12 24 7 パソコン 8 3 17 ipad などの端末 0 2 2
- 13. Q. フレンドの数を教えてください . Q. 一回あたりの利用時間を教えてください ・ twitter に最も時間を使っている -> 情報が多いから? ・ばらつきが多いが ,twitter が最もネットワークの規模が大きい . 最小 最大 平均 mixi_ フレンド数 3 414 165.27 twi_ フォロー数 28 1700 269.32 twi_ フォロワー数 20 1980 281.85 Fb_ フレンド数 7 500 124.09 最小 最大 平均 mixi 1 40 12.50 Twitter 1 100 20.06 Facebook 1 60 18.58
- 14. Q . プロフィールに公開している情報を教えてください。(複数回答) ・ mixi で本名公開は少ない . 顔写真の公開は Fb でかなり多い ・匿名性において ,twitter は mixi と Fb の中間あたり? ・それぞれ ” 趣味・関心ごと ” を公開している ・公開している情報量は Facebook が一番多い 本名 9 20 32 顔写真 3 9 26 趣味・関心ごと 24 23 26 居住地 15 14 20 所属 17 17 25 連絡先 0 1 13 その他 2 1 0
- 15. ■ プロフィール 性別 / 年齢 / 所属 / 利用中のインターネットサービス または ソーシャルメディア ■ ソーシャルメディアの利用状況 mixi Twitter Facebook ■ ソーシャルメディアに関する意識 ■ ソーシャルメディアの体験談 利用目的 利用頻度 / 利用時間 フレンド数 公開している情報
- 16. アンケート:実名制ソーシャルメディアに関する意識 Q . つぎの質問で , あてはまるかどうかお答えください . (6段階による回答) ・実名制のソーシャルメディアに対しては , どちらかといえばポジティブな印象を持っている ・実名制ソーシャルメディアを , 自覚を持ってコントロールしている ・実名制ソーシャルメディアにおいては , 現実に近い行動 / ふるまいをしている 平均値 ・実名のソーシャルメディアを使うことに不安を感じる 3.03 ・実名のソーシャルメディアはこれから広まっていくと思う . 4.56 ・実名制のソーシャルメディアを使うことで得られる メリット・リスクをきちんと把握している . 4.30 ・自分の発信した情報がどこまで公開されているか把握している . 4.52 ・現実のふるまいや公共的な場所と同じような発言やふるまいをする 4.34 ・個人情報の公開範囲をきちんとコントロールしている 4.66
- 17. Q . ソーシャルメディアを使用していて , 良かったなと思った体験はありますか? 最も多かった回答 リアルなコミュニケーションの強化 「友人・知人の日常的なステータスを知ることができ、 どこかで会った時に話すネタが広がった。 」 「当時あまり仲良くなかった同級生と仲良くなった。」 「趣味・嗜好もそうだが、思考・発想の部分で共有できるのは大きい。」 -> ほとんどの回答者から上記のような回答を得られた . 一部の回答 速報性 「地震速報では ,twitter を見るほうが早いと感じる」 情報収集 「自分では収集しきれない情報に、人を通してアクセスすることができる」 出会い 「数百人の人と知り合えた。 」「会ったことはないが、海外に facebook を通して知り合いがつくれた!」
- 18. Q . ソーシャルメディアを使用していて , 弊害はありますか? 情報の多さにとまどう 「インプットの時間が多くなり、気づくとアウトプット出来ていない。」 「情報量が多すぎて、正面から向かうと処理できず、妙な不安感を感じることがあった。 」 「飛び交う情報が正しい情報なのかわからない。 」 「家族と話す時間が減った」 他人との衝突 「 全く知らない人に絡まれ、なんとなく不安や嫌な気持ちになる。 」 「 友人が炎上しかけた 」 プライバシーの問題 「写真を勝手にタグ付けされ , 自分の公開している範囲を超えてしまっている」 ※ 全体の半分ほどは特に感じていないようだ .
- 19. 【 1 】 Facebook,Twitter,mixi を中心にソーシャルメディアは身近にある ・全員が何かしらのソーシャルメディアを利用 / 頻度も高い 【 2 】様々な使われ方がされている ・近況報告 , 人脈作り , 情報収集… 但し , もっと細かくみる必要性もあり . 【 3 】それぞれソーシャルメディアの特性… ・ 友達以外では趣味関心でつながる mixi, 情報量が多い twitter, 実名制の Facebook... 【 4 】リアルなコミュニケーションの強化に役立っている ・リアルとソーシャルメディアを使い分けるのではなく , リアルなコミュニケーションとリンクしている . ・・・新しいコミュニケーション体験の印象がある… ? ・しかし弊害も一部ではみられる…
- 22. ■ パソコン通信とは。 80 年代の末頃から 95 年頃に主に使われていた、インターネットが登場する前のネットワーク。 ■ パソコン通信のサービス ・掲示板 ・チャット ・メール ・天気予報などの情報サービスなど… ■ パソコン通信の文化 ・ハンドルネーム ・ OFF 会や ROM ( Read Only Member )といった言葉 ・顔文字 ・ユーザーによる自作ソフトウェアの公開 ・ 掲示板上での喧嘩(炎上)
- 23. ■ 2 ちゃんねるとは。 日本最大の電子掲示板サイト。オープンは 1999 年 5 月 30 日。 非常に幅広い分野の話題が投稿されている。 ■ 2 ちゃんねるは、匿名のコミュニケーションのツール。 真偽を確認できない情報が多いことから、 ソース(情報源)を掲載する というネット文化が生み出された。 「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」 初代管理人 西村博之 いま、 Twitter などにおいても、情報を自分自身で判断する力が求められている!
- 26. (1) 火が燃え上がること。 (2) 殿閣・社寺・城郭などの大建築物が火事で燃えること。 広辞苑第四版より引用。 そこから転じて、 blog のコメント欄やトラックバックに ( しばしば批判的・感情的な ) 多数の意見が寄せられて、 運営者が対応できる限界を超えたようにみえること。
- 27. 事例 【個人の炎上】 ■ 三越伊勢丹内定の大学生「レイプされるような女が悪い」と発言し Twitter 炎上 炎上のはじまり : Twitter での発言 Twitter 上での、その発言が拡散される ・2ちゃんねるへ飛び火、炎上 ・氏名、大学、所属サークルなど個人情報が晒される ・内定先への電話問い合わせ -> 内定取り消しに ・大学の停学処分 ・その他、周囲の人への飛び火
- 28. 事例 【企業の炎上】 ■ UCC (上島珈琲)が bot を利用して、スパムまがいのツイートを行い、炎上 炎上のはじまり : Twitter 上で、特定のキーワードをつぶやくユーザーに対して 宣伝文を、 bot 機能を利用して 11 個のアカウントから一方的にリプライを飛ばす 「非常識」「偽装アカウントのスパム bot では?」など、 Twitter 上で騒動に ツイート開始から2時間後にアカウントを削除 その後、企業の HP に謝罪文を掲載する
- 30. もしも、 Twitter がなかったら・・・。 ・ WZ にいなかった ・友達が今の 100 分の1くらいしかいなかった ・就活で心が折れていた ・いろいろな事を知ることもなかった ・テレビを見なくなっていた ・空を見上げることが少なかった
- 34. 1995 年 1 月 17 日に発生した阪神・淡路大震災と 2011 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震 でのインターネットの使われ方の違いは、 の 違い を挙げられると考える。 1) 通信環境 2) デバイス 3) 利用者数 4) サービスの特性
- 35. 1995 年 ・電話回線を用いたダイアルアップ接続。 ・常時インターネットと繋がっているわけではなく必要な時に、必要なだけ使う。 ■ 当時他者との連絡手段は… ・固定電話 ・郵便 + インターネット(パソコン通信) が認知された! 2011 年 ・通信キャリアの電話回線網。 ・ブロードバンドや光回線、携帯電話からのインターネット接続。 ・いつでもどこでも他者と連絡を取り合える。 ■ インターネットは全世界を結ぶ巨大インフラ。 -> その上で利用されるサービス( twitter や mixi 、 Facebook など)が 情報インフラの役割を担った!
- 36. 1995 年 2011 年 デスクトップ PC -> デスクトップ PC ノート PC 携帯電話( i モード/ ezweb / Yahoo! ケータイ) iPhone / android スマートフォン iPad / GARAPAGOS タブ/ Galaxy Tab など
- 37. 1995 年 2009 年(末) パソコン通信 370 万人 *1 — インターネット 400 万人 8,514 万人 モバイル端末 — 8,010 万人 総計 770 万人 9,408 万人 *2 *3
- 38. ■ サービスの特性の違い パソコン通信や 2 ちゃんねるでは、『実名』の文化ではなかった。 SNS の時代になり、ネット上で『実名』もしくはリアルなつながりでのやりとりができるようになった。 ・良くも悪くも、善意での情報拡散がされやすい。 ・人々の意見や考えが可視化されやすくなった。 (注釈) *1 インターネットと情報ボランティア ―これまでとこれから ― http://www.heri.or.jp/hyokei/9601mzno.htm *2 総務省 情報通信統計データベース http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/new/index.html *3 mixi, Twitter, Facebook 2011 年 1 月最新ニールセン調査(出典 :Social Tech Labs presented by OPT ) http://www.socialtech-labs.jp/tech/000142.html
Editor's Notes
- リアルで再開したときに共有の話題ができる Twitter で友達がたくさんできた。数百人の人と知り合えた。 就活のときは、情報交換をはじめ、社員訪問を Twitter で知り合ったひとにお願いしたりして、ソーシャルメディアの力を実感した。友人・知人の日常的なステータスを知ることができ、どこかで会った時に話すネタが広がった。 自分では収集しきれない情報に、人を通してアクセスすることができる。趣味・嗜好もそうだが、思考・発想の部分で共有できるのは大きい。彼女が出来た笑 小学校の同級生と再会、現状把握 写真の共有 ・別々のコミュニティで知り合った友人同士 ( 予備校仲間 & WZ、インターン仲間 & サークルの先輩 ( 会社の先輩後輩 ) 、同業の友人 & 昔所属していた団体の先輩 ( 同僚 ) 、 etc) が繋がって共通の話題が増えた・久しぶりの友人に再会できた。 ・バイト先の告知を見てお客さんが来てくれた。 ・憧れの人 ( ブロガー、著名人、志望業界の先輩 ) にコンタクトがしやすくなった。 ・幼稚園・小学校など携帯連絡先を知らない同級生と再会⇒当時あまり仲良くなかった同級生と仲良くなった。 facebook で mixi にいない知り合いとつながった。会ったことはないが、海外に facebook を通して知り合いがつくれた!地震のことを心配してメッセージをくれたりうれしかった。 著名人と知り合えた。 情報収集がし易くなった。 特に無し他のことに割く時間がなくなる(のめりこむと) 使い方に対する感じ方を「自分と同じ」と思ってるひとによって、批判されることはあるけど、そこまで気にはならない。 Fb 上で初めて写真をアップされて瞬間、ちょっと焦った。 情報収集量が多くなった反面、その時間に割かれる時間が多くなった。 情報量が多すぎて、正面から向かうと処理できず、妙な不安感を感じることがあった。ネガな発言を見る機会に 時間の無駄遣い 誹謗中傷特になし知らない外国人が私の写真にタグ付けをして、写真が自分の公開している範囲を超えて公開されてしまっている。依存傾向にある。家族と話す時間が減った。時間ができるとツイッターや Fb で投稿がないか気になる。見知らぬ人からのメッセージが来ること。特に感じていない。不快感をが発言を見た。 地震が起きた後、避難所の間違った情報に翻弄された。 インプットの時間が多くなり、気づくとアウトプウト出来ていない。情報公開のコントロールが困難であると感じた。1、飛び交う情報が正しい情報なのかわからない。 2、全く知らない人に絡まれ、なんとなく不安や嫌な気持ちになる。 友人が炎上しかけた。いや、した?! 読書の時間は確かに減った ... 笑ツイッターの時間が増えると、本や雑誌を読む時間が減る情報の洪水・処理する情報量が劇的に増えた・他のことに割く時間が取られるある人には、自分が今何をしているか知ら
- リアルで再開したときに共有の話題ができる Twitter で友達がたくさんできた。数百人の人と知り合えた。 就活のときは、情報交換をはじめ、社員訪問を Twitter で知り合ったひとにお願いしたりして、ソーシャルメディアの力を実感した。友人・知人の日常的なステータスを知ることができ、どこかで会った時に話すネタが広がった。 自分では収集しきれない情報に、人を通してアクセスすることができる。趣味・嗜好もそうだが、思考・発想の部分で共有できるのは大きい。彼女が出来た笑 小学校の同級生と再会、現状把握 写真の共有 ・別々のコミュニティで知り合った友人同士 ( 予備校仲間 & WZ、インターン仲間 & サークルの先輩 ( 会社の先輩後輩 ) 、同業の友人 & 昔所属していた団体の先輩 ( 同僚 ) 、 etc) が繋がって共通の話題が増えた・久しぶりの友人に再会できた。 ・バイト先の告知を見てお客さんが来てくれた。 ・憧れの人 ( ブロガー、著名人、志望業界の先輩 ) にコンタクトがしやすくなった。 ・幼稚園・小学校など携帯連絡先を知らない同級生と再会⇒当時あまり仲良くなかった同級生と仲良くなった。 facebook で mixi にいない知り合いとつながった。会ったことはないが、海外に facebook を通して知り合いがつくれた!地震のことを心配してメッセージをくれたりうれしかった。 著名人と知り合えた。 情報収集がし易くなった。 特に無し他のことに割く時間がなくなる(のめりこむと) 使い方に対する感じ方を「自分と同じ」と思ってるひとによって、批判されることはあるけど、そこまで気にはならない。 Fb 上で初めて写真をアップされて瞬間、ちょっと焦った。 情報収集量が多くなった反面、その時間に割かれる時間が多くなった。 情報量が多すぎて、正面から向かうと処理できず、妙な不安感を感じることがあった。ネガな発言を見る機会に 時間の無駄遣い 誹謗中傷特になし知らない外国人が私の写真にタグ付けをして、写真が自分の公開している範囲を超えて公開されてしまっている。依存傾向にある。家族と話す時間が減った。時間ができるとツイッターや Fb で投稿がないか気になる。見知らぬ人からのメッセージが来ること。特に感じていない。不快感をが発言を見た。 地震が起きた後、避難所の間違った情報に翻弄された。 インプットの時間が多くなり、気づくとアウトプウト出来ていない。情報公開のコントロールが困難であると感じた。1、飛び交う情報が正しい情報なのかわからない。 2、全く知らない人に絡まれ、なんとなく不安や嫌な気持ちになる。 友人が炎上しかけた。いや、した?! 読書の時間は確かに減った ... 笑ツイッターの時間が増えると、本や雑誌を読む時間が減る情報の洪水・処理する情報量が劇的に増えた・他のことに割く時間が取られるある人には、自分が今何をしているか知ら
- 個人のホームページは別の問題。
- 実名でやっていたこともあり、氏名がバレる。さらにプロフからは
- UCC は宣伝文を送付するために、『 bot 』と呼ばれる、 Web にメッセージを自動で投稿するプログラムを利用した。 UCC が用意した bot は、 Twitter 上で投稿された文章に反応してメッセージを送付する。 具体的には以下のような手順を踏む。まず『コーヒー』『懸賞』『 UCC 』『アート』『小説』といったキーワードが含まれている Twitter 上の投稿を検索、抽出する。次にその利用者に対して同一の宣伝文を送付する。 bot に反応するキーワードは全部で 30 個を設定した。キーワードを含む文章を書き込んだとはいえ、利用者は UCC のキャンペーンを意識して投稿していたわけではない。利用者からすれば、まったく予期しないタイミングで知らないアカウントからメッセージを受信することになった。 bot のアカウントは 11 個用意され、各アカウントから次々と宣伝文が発信された。」
- インフラはインフラストラクチャー( infrastructure )の略で、もともとは「下部構造」という意味です。これが転じて「産業や生活の基盤として整備される施設」をさすようになりました。狭い意味では、道路・鉄道・上下水道・送電網・港湾・ダム・通信施設など「産業の基盤となる施設」をさしますが、広い意味では学校・病院・公園・福祉施設など「生活の基盤となる施設」もさします。このいずれの場合も「社会で共有する性格」を持っている点が特徴です。例えば、個人所有の住宅は生活基盤であってもインフラとは呼ばれませんが、自治体がニュータウンを整備するような場合は社会共有的な性格を持っているので「住宅インフラ」などと呼ばれます。
- 通信インフラ ○○ インフラという形で、特定分野の基盤施設を表す事ができます。「産業インフラ」「通信インフラ」「交通インフラ」などの言い方があります。例えば「通信インフラの整備」と表現した場合、「公共のために通信施設や通信網を作り上げること」という意味になります。 社内インフラ 「社会共有的な施設を表す」という原則から、やや離れてしまいますが、「社内インフラ」などの局所的な用法もたまに見られます。例えば、会社内の各部署にLAN(ローカルエリアネットワーク)を整備するような際、「社内の通信インフラを整備する」という言い方をする場合があります。