考えの辺縁には、曖昧模糊とした大量の考えの欠片があります。 それを、まず、全部吐き出します(カオス段階)。 相矛盾する要素を出したっていいんです。 次に、それを間引きます。(まびき段階) 大事な要素にまず丸を付け、他のは全部剥ぎ取ります。 丸が付いたものが多すぎる時には、その中でも◎をつけ、それ以外をはぎ取ります。 はぎ取るのは苦しいです。どこまで剥ぎ取るのかといえば「これ以上削ったら意味をなさなくなる」というところまで、歯を食いしばって削ぎます。 そして、残った要素を構造化します。構造を形成するうえで足りないパーツがあれば、補ったり、剥ぎ取りストックの中から持ってきて、基本の要素をくみ上げます。要素が少ないことですっきり出来きます。 そして、最後に、剥ぎ取りストック群を、その骨格にまとわせていきます。そうすることで、骨太骨格を持ったうえで、詳細部分でのアイデアが活きてきます。