有意性と効果量について しっかり考えてみよう

Ken Urano
Ken UranoProfessor at Hokkai Gakuen University
有意性と効果量について
しっかり考えてみよう
浦野 研 (北海学園大学)
email: urano@hgu.jp / twitter: @uranoken
外国語教育メディア学会第53回 全国研究大会
2013.08.07.
本日の資料はこちら
http://bit.ly/let2013ws
1
本日の資料はウェブで公開しています。
http://bit.ly/let2013ws
Or...
2
おことわり
3
•僕は数学が苦手です
•でもがんばります
•数式が少しだけ出てきます
•数学が苦手な方もがんばりましょう
4
さて本題
5
目 標
•効果量と有意性について、その関係と違
いを理解すること
•効果量の種類と数値の意味について(な
んとなく)把握すること
•効果量を計算できるようになること
6
手を挙げて教えてください
•効果量を学会発表や論文で報告したこと
がある人
•統計ソフトで η2, ω2 などの数値を見た
ことがある人
•「え?効果量?なにそれ?」な人
7
有意性と効果量
8
0!
2!
4!
6!
8!
10!
0! 2! 4! 6! 8! 10!
0!
3!
6!
9!
12!
15!
0! 3! 6! 9! 12! 15!
Figure 1. (N = 10) Figure 2. (N = 119)
r = .627 r = .184
p = .052 p = .045
>
有意でない|有意
9
「(統計的)有意」とは
•標本(サンプル)から母集団を推定する
•標本で観察される差・関係が、母集団には
存在しない確率、つまり偶然の結果である
確率(p 値)を計算する
•p 値が基準値(臨界値)以下であれば「有
意」である(偶然でない)と判断する
10
母集団と標本
母集団 標 本
推定
データ解析
Σ, F, t, p...
11
標本誤差
•ある標本で得られた代表値(e.g., 平
均)と母集団の代表値との差
12
母集団
μ = 15.3
標本A
M = 14.7
標本B
M = 15.9
標本C
M = 15.2
標本D
M = 15.4
標本E
M = 15.1
13
標本誤差
•標本のサイズが大きければ大きいほど、
標本誤差は小さくなる
•つまり推定の精度が高くなる
14
相関係数(r)と臨界値*
N 3 4 5 10 20 30
臨界値
(α = .05)
0.997 0.950 0.878 0.632 0.444 0.361
N 40 50 100 200 500 1000
臨界値
(α = .05)
0.312 0.279 0.197 0.139 0.088 0.062
*これより大きい数値だったら偶然でないとみなす
15
相関係数(r)の意味
(吉田, 1998, p. 75)
16
0!
2!
4!
6!
8!
10!
0! 2! 4! 6! 8! 10!
0!
3!
6!
9!
12!
15!
0! 3! 6! 9! 12! 15!
Figure 1. (N = 10) Figure 2. (N = 119)
r = .627 r = .184
p = .052 p = .045
もう一度見てみよう
17
有意性検定と標本サイズ
有意な差(または、有意な相関)が得られやすい研究をするための
きわめて有効な方法があります。それは、とにかく多くのデータを
集めることです。なぜならば...統計的検定の結果はデータ数が
多いほど有意になりやすいからです。そのため、データ数を増やし
さえすれば、きわめて小さな差でも “(統計的には)有意である”
という結果になる可能性が高まります。例えば、N = 1000 の場合
には、r = 0.062 というきわめて小さな相関係数(すなわち、非常
に弱い関係)でも有意になります...。このように、統計的推定
には、“データ数という、研究者が任意に決められる要因によって
結果が左右されてしまう” という根本的な問題があります。(吉田,
1998, p. 232; 下線は浦野による)
18
どうする?
19
•差や関係を表す、標本サイズに依存しな
い指標がほしい
•それが効果量
•実は相関係数 r も効果量の指標です(後
述)
20
効果量の種類
21
大きく分けて2つ
•差の大きさを表す指標(d 族)
•関係の強さを表す指標(r 族)
22
差の大きさを表す指標
23
とあるテストの結果
52 79
59 55
61 61
76 89
45 51
68 71
63 63
69 41
43 41
51 83
36 93
51 47
39 37
71 52
26 41
70 57
38 64
58 76
48 43
28 90
54 58
58 38
38 38
42 43
47 58
78 60
68 48
40 45
50 24
68 36
Group A Group B
どちらの方ができがよい?
24
平均点
Group A Group B
52.1 57.1
Group B の方が優秀?
<
25
ちょっと待って!
26
もう少し見てみよう
27
分布を見てみよう
結構重なってる
0"
1"
2"
3"
4"
5"
6"
7"
8"
9"
0,10" 11,20" 21,30" 31,40" 41,50" 51,60" 61,70" 71,80" 81,90" 91,100"
Group"A"
Group"B"
28
重なりの多さ、少なさ
(吉田, 1998, p. 173)
29
重なりの多さ、少なさ
差は同じ
(吉田, 1998, p. 173)
30
重なりの多さ、少なさ
重なりの量が違う
31
言えそうなこと
重なりが少ない方が差が大きそう
32
もう一度見てみよう
0"
1"
2"
3"
4"
5"
6"
7"
8"
9"
0,10" 11,20" 21,30" 31,40" 41,50" 51,60" 61,70" 71,80" 81,90" 91,100"
Group"A"
Group"B"
この重なりは多いの?少ないの?
33
指標が欲しい
34
効果量
Cohen’s d
35
Cohen’s d
pooledSD
XX
d
21 −
=
← 平均の差
← 標準偏差
  (分布の広がり)
36
計算してみよう
M SD
Group A 52.1 15.3
Group B 57.1 16.7
pooledSD
XX
d
21 −
=
| 52.1-57.1|
=
(15.3 + 16.7) / 2*
*n が異なるとき、SDpooled の計算はもう少し複雑になります
37
計算してみよう
pooledSD
XX
d
21 −
= = 0.31
5.0
=
16.03
M SD
Group A 52.1 15.3
Group B 57.1 16.7
38
効果量 d と分布の重なり
d 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6
重なり
(%)
100 92.3 85.7 78.7 72.6 67 61.8
d 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3
重なり
(%)
57.0 52.6 48.4 44.6 41.1 37.8 34.7
39
再びこのグラフ
0"
1"
2"
3"
4"
5"
6"
7"
8"
9"
0,10" 11,20" 21,30" 31,40" 41,50" 51,60" 61,70" 71,80" 81,90" 91,100"
Group"A"
Group"B"
d = 0.31、つまり重なりは8割ほど
40
つまり
41
Group AとGroup Bは
平均点に5点差があるけど
全体の8割は重なっている
42
効果量 d と重なりの関係
43
d 値が大きくなるには
pooledSD
XX
d
21 −
=
← 小さい方が良い
← 大きい方が良い
44
効果量の解釈
45
Cohen (1969)
•small: d = 0.2, overlap: 85.7%
•e.g., 15歳と16歳の女子の身長差
•medium: d = 0.5, overlap: 67.0%
•e.g., 14歳と18歳の女子の身長差
•large: d = 0.8, overlap: 52.6%
•e.g., 大学新入生とPhD取得者のIQ差
46
ただし
47
•このような指標はあくまで目安
•実際の解釈は研究者自身の責任で
48
効果量と有意性
49
重なりの多さはわかったけど、
この差は偶然?
50
観察された差が偶然である可能性(確率)を
計算しよう
51
t 検定
52
← 平均の差
← 標準偏差2の和
1
2
2
2
1
21
−
+
−
=
n
SDSD
XX
t
↑ 標本サイズ(被験者数)
t 検定
53
これさっき見た?
54
Cohen’s d
pooledSD
XX
d
21 −
=
← 平均の差
← 標準偏差
(分布の広がり)
これに n を足すと t っぽい!
55
pooledSD
XX
d
21 −
=
1
2
2
2
1
21
−
+
−
=
n
SDSD
XX
t
56
t 値が大きくなるには
← 大きい方が良い
← 小さい方が良い
1
2
2
2
1
21
−
+
−
=
n
SDSD
XX
t
↑ 大きいほうが良い
57
t の臨界値*
n 1 2 3 4 5
臨界値
両側検定5%
12.71 4.30 3.18 2.78 2.57
n 10 20 50 100 200
臨界値
両側検定5%
2.23 2.09 2.01 1.98 1.97
*これより大きい数値だったら偶然でないとみなす
58
計算してみよう
M SD
Group A 52.1 15.3
Group B 57.1 16.7
1
2
2
2
1
21
−
+
−
=
n
SDSD
XX
t
*n が異なるときの計算はもう少し複雑になります
*
| 52.1-57.1|
=
√(15.32 + 16.72) / (30 - 1)
59
計算してみよう
M SD
Group A 52.1 15.3
Group B 57.1 16.7
5
=
4.21
1
2
2
2
1
21
−
+
−
=
n
SDSD
XX
t
*n が異なるときの計算はもう少し複雑になります
*
= 1.18
60
t の臨界値
n 1 2 3 4 5
臨界値
両側検定5%
12.71 4.30 3.18 2.78 2.57
n 10 20 50 100 200
臨界値
両側検定5%
2.23 2.09 2.01 1.98 1.97
t = 1.18 は有意でない
61
ここまでのまとめ
62
•効果量 Cohen’s d
•2つのグループ間の差を標準化したもの
•t 検定
•効果量に標本誤差の影響を加味して、その差が
偶然観察される確率を示したもの
•検定統計量 = 効果の大きさ x 標本の大きさ
(南風原, 2002, p. 163)
63
•Cohen’s d の仲間:
•Hedges’ g
•分母に母集団の標準偏差を使う
•Glass’ ⊿
•分母に統制群の標準偏差を使う
64
関係の強さを表す指標
65
•変数間の関係の大きさを表す
•最大: 1.0
•最小: 0
•ピアソンの積率相関係数 r
•r2 (分散説明率)
66
(大久保・岡田, 2012, p. 72)
r と r2 の関係
67
分散分析の場合
68
分散分析の場合
調べたい要因の分散
η2 =
総分散
SSA
=
SST
69
SS df MS F p η2
A 847.609 2 423.805 0.955 .389 .022
Error 37259.655 84 443.567
Total 38107.264
one-way ANOVA
MacR に付属のデータを使って MacR で計算
/ =
/ =
70
SS df MS F p η2
A 847.609 2 423.805 0.955 .389 .022
Error 37259.655 84 443.567
Total 38107.264
one-way ANOVA
/ =
↑ 標本サイズが大きいと
F 値が大きくなる
71
SS df MS F p η2
A 847.609 2 423.805 0.955 .389 .022
Error 37259.655 84 443.567
Total 38107.264
one-way ANOVA
+
=
η2 = SSA / SST = 847.609 / 38107.264 = .022
72
効果量の解釈
73
水本・竹内 (2008)
•small: η2 = .01
•medium: η2 = .06
•large: η2 = .14
•このような指標はあくまで目安
•実際の解釈は研究者自身の責任で
ただし
74
ここまでのまとめ
75
•r 族の効果量
•変数間の関係の強さを数値で示したもの
•最大で 1.0、最小で 0
•分散分析で使う η2 は r2 と似た感じ
•F と η2 の違いは標本サイズを考慮するかどうか
•検定統計量 = 効果の大きさ x 標本の大きさ
(南風原, 2002, p. 163)
76
•η2 の仲間:
•partial η2
•分母に SSA + SSE を使う
•ω2
•母分散推定のためのバイアスを取り除
いたもの
77
さて
78
計算してみましょうか
79
効果量の計算のシート
http://www.mizumot.com/stats/effectsize.xls
80
Language Education & Technology, 46, 41–60 (2009)
81
Cohen’s d を計算してみよう
82
Language Education & Technology, 42, 111–118 (2005)
83
η2 を計算してみよう
Fin
84
1 of 84

Recommended

Rによるやさしい統計学第20章「検定力分析によるサンプルサイズの決定」 by
Rによるやさしい統計学第20章「検定力分析によるサンプルサイズの決定」Rによるやさしい統計学第20章「検定力分析によるサンプルサイズの決定」
Rによるやさしい統計学第20章「検定力分析によるサンプルサイズの決定」Takashi J OZAKI
154.4K views49 slides
1 4.回帰分析と分散分析 by
1 4.回帰分析と分散分析1 4.回帰分析と分散分析
1 4.回帰分析と分散分析logics-of-blue
51K views18 slides
潜在クラス分析 by
潜在クラス分析潜在クラス分析
潜在クラス分析Yoshitake Takebayashi
26.9K views94 slides
1 7.Type II ANOVA by
1 7.Type II ANOVA1 7.Type II ANOVA
1 7.Type II ANOVAlogics-of-blue
22.9K views14 slides
分割時系列解析(ITS)の入門 by
分割時系列解析(ITS)の入門分割時系列解析(ITS)の入門
分割時系列解析(ITS)の入門Koichiro Gibo
17.3K views37 slides
SEMを用いた縦断データの解析 潜在曲線モデル by
SEMを用いた縦断データの解析 潜在曲線モデルSEMを用いた縦断データの解析 潜在曲線モデル
SEMを用いた縦断データの解析 潜在曲線モデルMasaru Tokuoka
10.1K views41 slides

More Related Content

What's hot

心理学者のためのGlmm・階層ベイズ by
心理学者のためのGlmm・階層ベイズ心理学者のためのGlmm・階層ベイズ
心理学者のためのGlmm・階層ベイズHiroshi Shimizu
27K views102 slides
2 3.GLMの基礎 by
2 3.GLMの基礎2 3.GLMの基礎
2 3.GLMの基礎logics-of-blue
88.4K views47 slides
一般化線形モデル (GLM) & 一般化加法モデル(GAM) by
一般化線形モデル (GLM) & 一般化加法モデル(GAM) 一般化線形モデル (GLM) & 一般化加法モデル(GAM)
一般化線形モデル (GLM) & 一般化加法モデル(GAM) Deep Learning Lab(ディープラーニング・ラボ)
25.2K views60 slides
MCMCでマルチレベルモデル by
MCMCでマルチレベルモデルMCMCでマルチレベルモデル
MCMCでマルチレベルモデルHiroshi Shimizu
19.1K views43 slides
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜 by
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜Yasuyuki Okumura
7.6K views269 slides
多重代入法の書き方 公開用 by
多重代入法の書き方 公開用 多重代入法の書き方 公開用
多重代入法の書き方 公開用 Koichiro Gibo
22.4K views56 slides

What's hot(20)

心理学者のためのGlmm・階層ベイズ by Hiroshi Shimizu
心理学者のためのGlmm・階層ベイズ心理学者のためのGlmm・階層ベイズ
心理学者のためのGlmm・階層ベイズ
Hiroshi Shimizu27K views
MCMCでマルチレベルモデル by Hiroshi Shimizu
MCMCでマルチレベルモデルMCMCでマルチレベルモデル
MCMCでマルチレベルモデル
Hiroshi Shimizu19.1K views
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜 by Yasuyuki Okumura
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜
臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い⽅ 〜観察研究における治療効果研究〜
Yasuyuki Okumura7.6K views
多重代入法の書き方 公開用 by Koichiro Gibo
多重代入法の書き方 公開用 多重代入法の書き方 公開用
多重代入法の書き方 公開用
Koichiro Gibo22.4K views
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として (文字飛び回避版はこちら -> https://www.slideshare.net/yos... by Yoshitake Takebayashi
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として (文字飛び回避版はこちら -> https://www.slideshare.net/yos...単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として (文字飛び回避版はこちら -> https://www.slideshare.net/yos...
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として (文字飛び回避版はこちら -> https://www.slideshare.net/yos...
傾向スコアの概念とその実践 by Yasuyuki Okumura
傾向スコアの概念とその実践傾向スコアの概念とその実践
傾向スコアの概念とその実践
Yasuyuki Okumura93.6K views
混合モデルを使って反復測定分散分析をする by Masaru Tokuoka
混合モデルを使って反復測定分散分析をする混合モデルを使って反復測定分散分析をする
混合モデルを使って反復測定分散分析をする
Masaru Tokuoka111.3K views
傾向スコア:その概念とRによる実装 by takehikoihayashi
傾向スコア:その概念とRによる実装傾向スコア:その概念とRによる実装
傾向スコア:その概念とRによる実装
takehikoihayashi87.3K views
RによるBox-Cox変換 by wada, kazumi
RによるBox-Cox変換RによるBox-Cox変換
RによるBox-Cox変換
wada, kazumi15.2K views
03 「重回帰分析」の入門 by Shuhei Ichikawa
03 「重回帰分析」の入門03 「重回帰分析」の入門
03 「重回帰分析」の入門
Shuhei Ichikawa31.8K views
ベイズファクターとモデル選択 by kazutantan
ベイズファクターとモデル選択ベイズファクターとモデル選択
ベイズファクターとモデル選択
kazutantan18.8K views
質的変数の相関・因子分析 by Mitsuo Shimohata
質的変数の相関・因子分析質的変数の相関・因子分析
質的変数の相関・因子分析
Mitsuo Shimohata47.6K views
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング) by Yoshitake Takebayashi
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
Yoshitake Takebayashi12.7K views
第4回DARM勉強会 (多母集団同時分析) by Masaru Tokuoka
第4回DARM勉強会 (多母集団同時分析)第4回DARM勉強会 (多母集団同時分析)
第4回DARM勉強会 (多母集団同時分析)
Masaru Tokuoka30.5K views
内容的妥当性,構造的妥当性と仮説検定の評価 by Yoshitake Takebayashi
内容的妥当性,構造的妥当性と仮説検定の評価内容的妥当性,構造的妥当性と仮説検定の評価
内容的妥当性,構造的妥当性と仮説検定の評価
Yoshitake Takebayashi25.7K views

Similar to 有意性と効果量について しっかり考えてみよう

Rm20150513 4key by
Rm20150513 4keyRm20150513 4key
Rm20150513 4keyyouwatari
957 views49 slides
Lecture materials(20180820v1) by
Lecture materials(20180820v1)Lecture materials(20180820v1)
Lecture materials(20180820v1)Kunihiro Hisatsune
286 views185 slides
環境分野における統計学の活用(20170822v1) by
環境分野における統計学の活用(20170822v1)環境分野における統計学の活用(20170822v1)
環境分野における統計学の活用(20170822v1)Kunihiro Hisatsune
511 views134 slides
LET関西メソ研20140915公開版 by
LET関西メソ研20140915公開版LET関西メソ研20140915公開版
LET関西メソ研20140915公開版youwatari
2.4K views52 slides
Rm20150708 10key by
Rm20150708 10keyRm20150708 10key
Rm20150708 10keyyouwatari
932 views114 slides
Data analysis-for-highschool-students by
Data analysis-for-highschool-studentsData analysis-for-highschool-students
Data analysis-for-highschool-studentsnaoki yamagishi
464 views127 slides

Similar to 有意性と効果量について しっかり考えてみよう(9)

Rm20150513 4key by youwatari
Rm20150513 4keyRm20150513 4key
Rm20150513 4key
youwatari957 views
環境分野における統計学の活用(20170822v1) by Kunihiro Hisatsune
環境分野における統計学の活用(20170822v1)環境分野における統計学の活用(20170822v1)
環境分野における統計学の活用(20170822v1)
Kunihiro Hisatsune511 views
LET関西メソ研20140915公開版 by youwatari
LET関西メソ研20140915公開版LET関西メソ研20140915公開版
LET関西メソ研20140915公開版
youwatari2.4K views
Rm20150708 10key by youwatari
Rm20150708 10keyRm20150708 10key
Rm20150708 10key
youwatari932 views
Data analysis-for-highschool-students by naoki yamagishi
Data analysis-for-highschool-studentsData analysis-for-highschool-students
Data analysis-for-highschool-students
naoki yamagishi464 views
20140927_慈恵医大ICLS-WS by Takanori Hiroe
20140927_慈恵医大ICLS-WS20140927_慈恵医大ICLS-WS
20140927_慈恵医大ICLS-WS
Takanori Hiroe881 views
20130223_集計・分析の基礎@アンケート研究会 by Takanori Hiroe
20130223_集計・分析の基礎@アンケート研究会20130223_集計・分析の基礎@アンケート研究会
20130223_集計・分析の基礎@アンケート研究会
Takanori Hiroe4.2K views
Rm20150415 1key by youwatari
Rm20150415 1keyRm20150415 1key
Rm20150415 1key
youwatari655 views

More from Ken Urano

目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック by
目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック
目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバックKen Urano
1.2K views106 slides
Task-based syllabus design and task sequencing by
Task-based syllabus design and task sequencingTask-based syllabus design and task sequencing
Task-based syllabus design and task sequencingKen Urano
8.5K views31 slides
TBLT in Japan: In search of the middle ground by
TBLT in Japan: In search of the middle groundTBLT in Japan: In search of the middle ground
TBLT in Japan: In search of the middle groundKen Urano
3.7K views29 slides
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea... by
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...Ken Urano
2.1K views36 slides
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析 by
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析Ken Urano
2.3K views49 slides
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう by
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろうKen Urano
2.6K views60 slides

More from Ken Urano(16)

目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック by Ken Urano
目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック
目標言語を使った外国語の授業: 効果的なインプット・インタラクション・フィードバック
Ken Urano1.2K views
Task-based syllabus design and task sequencing by Ken Urano
Task-based syllabus design and task sequencingTask-based syllabus design and task sequencing
Task-based syllabus design and task sequencing
Ken Urano8.5K views
TBLT in Japan: In search of the middle ground by Ken Urano
TBLT in Japan: In search of the middle groundTBLT in Japan: In search of the middle ground
TBLT in Japan: In search of the middle ground
Ken Urano3.7K views
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea... by Ken Urano
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...
Types of L2 morphosyntactic knowledge that can and cannot be observed in lea...
Ken Urano2.1K views
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析 by Ken Urano
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析
ESPカリキュラム開発のためのタスクに基づいたニーズ分析
Ken Urano2.3K views
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう by Ken Urano
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう
英語授業を見つめ直す方法: テストデータの見方を知ろう
Ken Urano2.6K views
研究会をひとりでも多くに届ける: ライブ中継や資料共有の方法 by Ken Urano
研究会をひとりでも多くに届ける: ライブ中継や資料共有の方法研究会をひとりでも多くに届ける: ライブ中継や資料共有の方法
研究会をひとりでも多くに届ける: ライブ中継や資料共有の方法
Ken Urano1.9K views
タスクを中心にした英語教育は日本で実現可能か—大学におけるライティング授業の事例— by Ken Urano
タスクを中心にした英語教育は日本で実現可能か—大学におけるライティング授業の事例—タスクを中心にした英語教育は日本で実現可能か—大学におけるライティング授業の事例—
タスクを中心にした英語教育は日本で実現可能か—大学におけるライティング授業の事例—
Ken Urano4.9K views
英語オーラル系授業の教室外活動での PoodLLの利用 by Ken Urano
英語オーラル系授業の教室外活動での PoodLLの利用英語オーラル系授業の教室外活動での PoodLLの利用
英語オーラル系授業の教室外活動での PoodLLの利用
Ken Urano1.8K views
目的に応じたLMSプラットフォームの選択と利用: 何ができるかではなく何をすべきかを考える by Ken Urano
目的に応じたLMSプラットフォームの選択と利用: 何ができるかではなく何をすべきかを考える目的に応じたLMSプラットフォームの選択と利用: 何ができるかではなく何をすべきかを考える
目的に応じたLMSプラットフォームの選択と利用: 何ができるかではなく何をすべきかを考える
Ken Urano2.1K views
英語教育研究における追試(replication)の必要性 by Ken Urano
英語教育研究における追試(replication)の必要性 英語教育研究における追試(replication)の必要性
英語教育研究における追試(replication)の必要性
Ken Urano3.1K views
大学の英語ライティング授業における TBLTの導入 by Ken Urano
大学の英語ライティング授業における TBLTの導入大学の英語ライティング授業における TBLTの導入
大学の英語ライティング授業における TBLTの導入
Ken Urano2.7K views
Input, interaction, and the roles of Japanese teachers of English: A second l... by Ken Urano
Input, interaction, and the roles of Japanese teachers of English: A second l...Input, interaction, and the roles of Japanese teachers of English: A second l...
Input, interaction, and the roles of Japanese teachers of English: A second l...
Ken Urano2.2K views
英語教育実践と研究の接点 ―研究の在り方と手法― by Ken Urano
英語教育実践と研究の接点 ―研究の在り方と手法― 英語教育実践と研究の接点 ―研究の在り方と手法―
英語教育実践と研究の接点 ―研究の在り方と手法―
Ken Urano2.9K views
大学でのオーラル系授業における Glexa の導入 by Ken Urano
大学でのオーラル系授業における Glexa の導入大学でのオーラル系授業における Glexa の導入
大学でのオーラル系授業における Glexa の導入
Ken Urano53.2K views
Roles of assistant language teachers and Japanese teachers of English for a s... by Ken Urano
Roles of assistant language teachers and Japanese teachers of English for a s...Roles of assistant language teachers and Japanese teachers of English for a s...
Roles of assistant language teachers and Japanese teachers of English for a s...
Ken Urano1.2K views

有意性と効果量について しっかり考えてみよう