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WAICとWBICのご紹介
にゃんとも
諸々の定義だ
𝑋 ∈ 𝑅 𝑁
: 確率変数
𝑋𝑖 ∈ 𝑅 𝑁
, 𝑖 = 1, … , 𝑛: 𝑋の実現値
𝑤 ∈ 𝑅 𝑑
: パラメータ
𝑞 𝑥 : 真の分布
𝑝 𝑋 𝑤 : 確率モデル
𝑝 𝑋 𝑛
𝑤 = 𝑖=1
𝑛
𝑝(𝑋𝑖|𝑤) :尤度
𝜑 𝑤 : 事前分布
𝑝 𝑤 𝑋 𝑛
=
𝑝 𝑋 𝑛
𝑤 𝜑(𝑤)
𝑍 𝑛
: 事後分布
𝑍 𝑛 = ∫ 𝑝 𝑋 𝑛
𝑤 𝑝 𝑤 𝑑𝑤: 周辺尤度
𝑝∗
𝑥 = ∫ 𝑝 𝑥 𝑤 𝑝(𝑤|𝑋 𝑛
): 予測分布
諸々の定義だ(続)
注意
見慣れないかもしれませんが、事後分布は一般的に次のように書かれます:
𝑝 𝑤 𝑋 𝑛 =
𝑝 𝑋 𝑛
𝑤
𝛽
𝜑(𝑤)
𝑍 𝑛(𝛽)
ここで𝛽は(0, ∞)に値をとる定数で逆温度と呼ばれます。
我々がよく知っているのは𝛽 = 1の時です。
以降ではこの逆温度を用いた表記をします。よって上記の事後分布に加え、前ページで
お約束した𝑍 𝑛は𝛽を用いて次のように書かれます:
𝑍 𝑛(𝛽) = ∫ 𝑝 𝑋 𝑛 𝑤 𝛽 𝑝 𝑤 𝑑𝑤
この時、 𝑍 𝑛 𝛽 を分配関数と呼びます。
ベイズ推論とは
真の確率分布𝑞 𝑥 は、おおよそ𝑝∗
(𝑥)であろう
と推測すること。
実際にデータが発生した真の分布は誰にも分からない
予測分布は人間が決めた「確率モデル」と「事前分布」から導出される
予測分布は真の分布に対してどれほど妥当なものだろうか?
情報量基準
情報量基準
ざっくり言うと
「得られたデータを使用して推定した“値や分布”の“真の値や真の分布”に対する
確からしさを測る指標」
“確からしさ”の基準としてよく用いられているのが
「汎化損失」
「自由エネルギー」 の2つ
予測分布の真の分布に対する「汎化損失」もしくは「自由エネルギーは」どんなものか?
が気になる。
自由エネルギー
分配関数から定義される
𝐹𝑛(𝛽) = −
1
𝛽
log 𝑍 𝑛 𝛽 のことを自由エネルギーと呼ぶ。
真の分布𝑞(𝑥)のエントロピー𝑆を次のように定義する:
𝑆 = −∫ 𝑞(𝑥) log 𝑞 𝑥 𝑑𝑥
サンプル𝑋 𝑛に対して定義される経験エントロピーを次のように定義する:
𝑆 𝑛 = −
1
𝑛 𝑖=1
𝑛
log 𝑞 𝑋𝑖
実際に計算できる
自由エネルギー
定義より 𝐸[𝑆 𝑛] = 𝑆
また定義より
𝐹𝑛 1 = − log 𝑍 𝑛 1 = log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
1
𝑞(𝑋 𝑛)
= − log 𝑞 𝑋 𝑛
+ log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
= − log 𝑖=1
𝑛
𝑞 𝑋𝑖 + log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
= − 𝑖=1
𝑛
log 𝑞(𝑋𝑖) + log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
= 𝑛𝑆 𝑛 + log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
これに期待値をとると
𝐸 𝐹𝑛 1 = 𝑛𝑆 + ∫ 𝑞(𝑥 𝑛
) log
𝑞(𝑋 𝑛)
𝑍 𝑛(𝑋 𝑛)
𝑑𝑥 𝑛
◦ この式の右辺第1項は真のエントロピーであり、どんなモデルを想定しても変化しない、常に固定された値
◦ 右辺の第2項は𝑞 𝑥 𝑛
と𝑍 𝑥 𝑛
のカルバック・ライブラ距離
𝐹𝑛 1 の値が小さいほど、想定した分布が真の分布を平均的によく近似しているとみなせる
自由エネルギー
実際に計算できるのは𝐹𝑛 1 の値であって𝐸 𝐹𝑛 1 の値ではない
𝐹𝑛 1 をみることでどの程度まで推測の精度について知ることができるのか?
自由エネルギーを使用したモデル選択では“真のモデルにより近いモデル”を
選択することができる
汎化損失
予測分布から定義される
𝐺 𝑛 = − log ∫ 𝑞 𝑥 log 𝑝∗
𝑥 𝑑𝑥 のことを汎化損失と呼ぶ。
サンプル𝑋 𝑛
に対して定義される経験損失を次のように定義する:
𝑇𝑛 = −
1
𝑛 𝑖=1
𝑛
log 𝑝∗
𝑋𝑖
真の分布𝑞(𝑥)のエントロピー𝑆を用いると次のように書ける:
𝐺 𝑛 = − ∫ 𝑞 𝑥 log 𝑝∗
𝑥 𝑑𝑥
= ∫ 𝑞 𝑥 log
𝑞(𝑥)
𝑝∗(𝑥)
1
𝑞(𝑥)
𝑑𝑥
= − ∫ 𝑞 𝑥 log 𝑞 𝑥 𝑑𝑥 + ∫ 𝑞 𝑥 log
𝑞(𝑥)
𝑝∗(𝑥)
𝑑𝑥
= 𝑆 + log ∫ 𝑞 𝑥 log
𝑞(𝑥)
𝑝∗(𝑥)
𝑑𝑥
◦ 右辺の第2項は真の分布と推測した分布のカルバック・ライブラ距離
𝐺 𝑛の値が小さいほど、想定した分布が真の分布を平均的によく近似しているとみなせる
真の分布が不明だから
実際に計算できない
実際に計算できる
汎化損失
真の分布𝑞 𝑥 が不明であり、真の分布についての期待値計算が必要なため
𝐺 𝑛を直接計算することは出来ない
一方で経験損失𝑇𝑛は計算することができる
𝐺 𝑛と𝑇𝑛は異なるものであるが、𝑇𝑛から𝐺 𝑛の値を推測することは出来ないだろうか?
汎化損失を使用したモデル選択では“予測精度の高いモデル”を選択することができる
事後分布が正規分布で近似できると
は?
平均対数損失関数を次のように定義する:
𝐿 𝑤 = −log ∫ 𝑞 𝑥 log 𝑝 𝑋 𝑤 𝑑𝑥
経験対数損失関数を次のように定義する:
𝐿 𝑛 𝑤 = − 𝑖=1
𝑛
log 𝑝(𝑋𝑖|𝑤)
このとき事後分布が正規分布で近似できる条件は以下の3つ:
(1) 𝐿 𝑤 を最小にするパラメータが1つ
(2) 𝐿 𝑤 の2回偏微分を要素としてもつ行列 𝐽 が正則
(3) データ数𝑛が非常に大きい
事後分布が正規分布で近似できると
は?
このとき事後分布は 𝐿 𝑛 𝑤 = − 𝑖=1
𝑛
log 𝑝(𝑋𝑖|𝑤) を最小にする点、
つまり最尤推定量 𝑤 を中心にして、分散共分散行列が 𝑛𝐽 −1
の正規分布に従う:
p w Xn ≈ 𝑁( 𝑤, 𝑛𝐽 −1)
赤池情報量基準(AIC)
確からしさとして「汎化損失」を用いた指標
事後分布が正規分布で近似できるとき、汎化損失𝐺 𝑛と平均対数損失𝐿( 𝑤)は𝑜 𝑝
1
𝑛
のオーダーで一致する。
AICを以下のように定義する:
このとき𝐸 AIC = 𝐸[𝐿( 𝑤)]+ 𝑜 𝑝
1
𝑛
AIC = −
1
𝑛
𝑖=1
𝑛
log 𝑝(𝑋𝑖| 𝑤) +
𝑑
𝑛
ベイズ情報量基準(BIC)
確からしさとして「自由エネルギー」を用いた指標
事後分布が正規分布で近似できるとき、自由エネルギー 𝐹𝑛(1) は以下のように計算でき
る:
𝐹𝑛 1 = 𝐿 𝑛 𝑤 +
𝑑
2𝛽
log 𝑛 +
𝑑
2𝛽
log
𝛽
2𝜋
+
1
2𝛽
log det(𝛻2
𝐿(𝑤)) + 𝑜 𝑝(1)
ここでlog 𝑛 以上のオーダーの項だけを抜き出し、 𝑤 として最尤推定量を用いたものが
BICである:
BIC = − 𝑖=1
𝑛
log 𝑝(𝑋𝑖| 𝑤) +
𝑑
2
log 𝑛
AICとBICの欠点
先に述べたように、AICとBICが理論的に正しく“確からしさ”を測れるモデルは
“正規分布で近似できる”場合のみ
◦ この制約はかなり強い
◦ 世の中、なんでも正規分布で近似できるほど単純じゃない
じゃあ、統計モデルが正規近似できないときはどうすればいいの???
Prof. Watanabeは神である
渡辺澄夫先生(東工大)は2010年、ベイズ統計学の唯一の理論であるWAICを導出した
AICが適用できるモデルには制約があったが、 WAIC は真の分布、確率モデル、
事前分 布がどのような場合でも使う ことができる
そしてその2年後、BAICを導出した
BICが適用できるモデルには制約があったが、 WBIC は真の分布、確率モデル、
事前分 布がどのような場合でも使う ことができる
全ベイジアンは渡辺先生に足を向けて寝てはならない
WAICとWBICを考える上での仮定
・パラメータの集合とその元を𝑊, 𝑤 ∈ 𝑊とする
・平均対数損失関数𝐿 𝑤 を最小にするパラメータ空間とその元を𝑊0, 𝑤0 ∈ 𝑊0とする。
・対数尤度比関数を次のように定義する:
𝑓 𝑥, 𝑤0, 𝑤 = log
𝑝(𝑥|𝑤0)
𝑝(𝑥|𝑤)
このとき、対数尤度比関数が相対的に有限な分散をもつとは次のことをいう;
𝐸 𝑋 𝑓 𝑋, 𝑤0, 𝑤 ≧ 𝑐0 𝐸 𝑋[𝑓 𝑋, 𝑤0, 𝑤 2
], 𝑐0 > 0
WAICとWBICはこの対数尤度比関数が相対的に有限な分散をもつことを仮定している
WAIC
汎関数分散を以下のように定義する:
𝑉𝑛 = 𝑖=1
𝑛
{𝐸 𝑤 log 𝑝 𝑋𝑖 𝑤 2 − 𝐸 𝑤 log 𝑝 𝑋𝑖 𝑤 2}
この時、WAICは以下のようになる:
汎化損失𝐺 𝑛の期待値はWAICの期待値と漸近的に同じ値をとる:
𝐸[𝐺 𝑛] = 𝐸 WAIC + 𝑜
1
𝑛2
実際に計算できる
WAIC = 𝑇𝑛 +
𝛽𝑉𝑛
𝑛
WBIC
WBICは以下のようになる:
このとき自由エネルギーとWBICは log 𝑛 のオーダーで同じ漸近挙動をもつ
事後分布に対する
𝑛𝐿 𝑛 𝑤 の期待値
MCMCドローを使用し
て実際に計算できる
WBIC =
∫ 𝑛𝐿 𝑛 𝑤 𝑖=1
𝑛
𝑝 𝑋𝑖 𝑤
𝛽
𝜑 𝑤 𝑑𝑤
∫ 𝑖=1
𝑛 𝑝 𝑋𝑖 𝑤
𝛽
𝜑 𝑤 𝑑𝑤
ここで 𝛽 =
1
log 𝑛
WAIC・WBICをもっと深く知るた
めに
最終的に導出されたWAICとWBICは非常に簡単な式でした
でも、この式の導出を理解するにはそこそこ数学の知識が必要です
◦ 集合論
◦ 測度論(確率論)
◦ 関数解析
◦ 多様体
みんなも勉強した方がいいと思う((≡゚♀゚≡))

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