Activation of communication and subjectivity of children in class using SNS
SNSを活用した授業のコミュニケーション活性化と子どもの主体性
SNSを授業に取り入れると話しやすく議論などが積極的になりえることが期待できる。このような背景を踏まえ韓国の公立の小学校で5年生15人の子供とSNSを活用した授業を日常的に行うA教師の授業を参観しまたその授業中のSNS記録を分析した。学習目的と生活指導目的そして保護者への案内と広報のためにもSNSが有効的に使われることが示された。また,SNSを上手く授業で取り入れるには教室の対人関係を円満にする努力が必要であり,対人関係の配慮がSNSなどを通して教室のコミュニケーションに肯定的な影響を及ぼし,子どもが授業でより主体的に課題を取り組くことが促されたことが推察された。そしてSNSのコミュニケーションによって今後教師の居場所と同線と視線などが既存の授業とは異なる可能性も示唆された。