食とアミノ酸によるカラダのコンディショニング（味の素株式会社）JBWSS2018

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「勝てるカラダ」をつくるための栄養サポートプログラム
食とアミノ酸によるカラダのコンディショニング
2018年6月9日 水上安全と安全運航に関するシンポジウム

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「安全」のための器具・装備は
たくさんあります。
では、
どのようなシーンにおいても
必ず存在する
最も重要かつ大切な道具は？

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助ける側も
助けられる側も
人間の「カラダ」です。
カラダを知ることは
「安全対策」への第一歩。

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食事は「カラダ」を動かすうえで
最も重要です。

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しかし、非常時においては
そんな事、言っていられません。
糖質
たんぱく質
（＝アミノ酸）
脂質
短期勝負の際にカラダを動かすエネルギーとして重要
です。しかしたんぱく質の代替ができません。
カラダを動かすことで失われるたんぱく質を補うことが
できるのはアミノ酸だけ。エネルギー源として糖質の代
替機能も担います。
長期勝負で糖質が枯渇した際にエネルギー源として活
用されます。たんぱく質の代替はできません。
短期で結果が求められる救助の活動においては、糖質が有効ですが、長
時間に及ぶなど体が酷使される環境においては必ずたんぱく質が必要に
なってきます。

6. なぜ、「救助活動」 に、アミノ酸が必要なのか
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私たちのカラダは、
「タンパク質＝アミノ酸」で成り立っている。
アミノ酸をきちんと摂ることは、
カラダの基本を作る上で重要なこと。
・人のカラダの約60％を占める水分を除いたうち
半分の約20％がタンパク質。
このタンパク質を構成しているのは、
たった20種類のアミノ酸。
・このアミノ酸は、皮膚、筋肉を構成する他、
血液中のヘモグロビン、酵素やホルモンなどの
もととなる重要な成分。

7. なぜ、「救助活動」 に、アミノ酸が必要なのか
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◎筋肉中のタンパク質は、常に分解と合成を繰り返し、バランスを取っている
◎筋肉はアミノ酸を材料に合成されるが、 アミノ酸の元となるタンパク質を
十分に摂らないと、筋タンパク分解＞筋タンパク合成 となり、
筋肉が減り、運動パフォーマンスが低下する。
筋細胞
血管
動脈の血液の中に存在しているアミノ酸（遊離アミノ酸）
1,000㎎ ※体重50kgの場合
静脈の血液中の遊離アミノ酸

8. なぜ、「救助活動」 に、アミノ酸が必要なのか
カラダを動かす上でより必要となるタンパク質は、
肉・魚介類・卵・乳製品や豆類などをバランス摂ることが基本。
ただし、素早い栄養補給が必要な時には
消化分解不要のアミノ酸が最適！！
アミノ酸なら分解が不要だから、
約30分でスピード吸収！
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カラダのパフォーマンス持続のために
この2つを合わせると、良いパフォーマンスが持続できる。
【アミノ酸】 ＢＣＡＡ ＋
グルタミン・アルギニン
カラダを理想的な状態に保ち
全力で動かすために
必要なタンパク質の材料、
アミノ酸をチャージ。
イメージ：クルマのボディや
足回りを良い状態に！
【アミノ酸】 アラニン・プロリン
＋ 【糖質】 デキストリン
長時間の運動の終盤でも
全力を出すことができる
高品質エネルギーをチャージ。
イメージ：ハイオクガソリン
を入れる！
ハイオク
満タン！

10. 運動前のアミノ酸（ＢＣＡＡ）摂取により、
運動中の筋肉タンパク質の分解を抑制
ボディを理想的な状態に保つ：ＢＣＡＡ＋グルタミン、アルギニンＢＣＡＡ：筋タンパク分解を抑制する
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30分以降、
明らかに抑えらえていた
BCAA摂取時および、非摂取時における持続運動中の筋たんぱく分解量の推移
（出典元:Maclean, et al., Am J Physiol 267, 1010-1022, 1994））

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終盤でも全力を出すために
糖質だけ補給
糖質補給なし
血糖値
時間
理想の血糖値推移
運動
①摂取直後の血糖値上昇を抑制
②運動終盤の血糖値低下を抑制
味の素KKが発見した
アミノ酸（アラニン・プロリン）
と糖質の配合組成で実現！
活動が長時間に及び「スタミナ切れ」や「バテ」は、主に血糖値の低下が原因。
糖質だけを摂取すると、摂取直後に血糖値が上昇し、最後まで維持できないリスクがある。
⇒糖質とアミノ酸（アラニン・プロリン）を同時に摂取することで、
エネルギー源をより効率的に利用でき、
スタミナ切れやバテを抑えられる！

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「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」運動時の持久力向上効果
「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を摂取して走行運動した試験の結果（動物データ）
走れなくなるまでの時間や距離も明らかに増加
⇒持久力の向上に有効
走行可能時間及び距離の増加量
（出典元:Nogusa, et al., J Nutr Sci Vitaminol, 60, 188-103, 2014）