課題解決PJシーズン１

1. 空き家DIY×メンタルヘルス
〜Daily InnovationYouth〜
チーム：変化球
テーマ提供：第⼀⽣命保険株式会社

2. ⼼の健康を⽬指すDIYサービスの提案
前提
・テーマ
→親の姿から⾃⾝の将来の姿を想定し、
今のうちから利⽤したくなる健康⽀援サービス
・私たちの視点
→第⼀⽣命の社員となった視点
・第⼀⽣命の⽬標
→お客様のQOLの向上に取り組み、⼈々の安⼼で
豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献すること
概要
・サービス
→空き家DIYによるメンタルヘルスケアサービス
・⽬標
→①メンタルヘルスの向上
②若者の保険への興味関⼼
③地域コミュニティの活性化
④社会問題解決

3. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

4. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

5. テーマ解釈
Ø 健康意識向上が重要である
Ø なぜ若者に⽬を向けるのか
→後に不安要素となる健康に対して、若いうち
から意識を持つべき
Ø 若いうちから健康に意識した場合
・リスク管理をするようになる
（保険などを意識するようになる）
（事前配布資料より）
【参考データ】
※一部課題解決プロジェクト運営事務局に
てデータをを修正させていただきました。

6. テーマ解釈 第⼀⽣命⽬線
テーマ解説インタビューより…
Ø 「健康」と「幸せ」を意識した⽇常をサポート
• 健康とは…
→主に⾁体的、精神状態、⽣活環境の３点
• 幸せとは…
→⾃然と笑みが浮かぶような精神状態
Ø あらゆる⼈々の⾃分らしいQOL向上を図る → SDGs問題解決にもつながる
• 社会問題にも着眼点を置く

7. 私たちの親の姿となりたい姿
忙しくて⼼に余裕が
ないから、
休⽇なのに
休めた気がしない
仕事し始めてか
ら昔からの友達
と会わなくなっ
て、溜息ばかり
ついてしまう。
「⾃由に動けるのは若
いうちだけなので、
（○○いつかやってみ
たい）は仕事し始める
と やる余裕はなくな
る」
親
⼈と交流できる機会がある
＝コミュニティがある
「今のうちに
好きなことを
やっておいた
ほうがいい」
⾃分の時間を
しっかり取れて
いる
理想像

8. 理想の姿のペルソナ
• 名前：A⼦さん（３９） ⼥性
• 職業：広告マーケター（独⽴している）
• 居住地：神奈川県沿岸部
• 趣味：料理、⼩物作り、サーフィン
• 家族構成：夫（４２）＜アクティブ＞
兄（１２）＜冷静＞
妹（８）＜アクティブ＞
• 特徴
・アクティブな性格
・フレックスタイム制で働いている→仕事も育児も両⽴できる
・仕事や育児で忙しい中でも、休⽇に家族との時間や⾃分の
息抜きの時間がしっかり取れている
・⼈との交流（友⼈などのつながり含む）が減っていない
・会社とは別で年⼀回は健康診断を受けている

9. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

10. 現状分析①
第⼀⽣命の健康への取り組み（抜粋）
• プロダンスリーグD.LEAGUEの応援
• 全国の市⺠マラソンへの協賛RUN WITH YOU
• 予防に向けた健康増進サービス「健康第⼀」アプリ
• 新商品「ジャスト」で健康診断結果を提出すると保険料割引
• メディカルサポートサービス
・メディカルサポート
・セカンドライフサポート
• お客さま向け健康セミナー
• 健康増進や⾼齢者の⾒守り活動、健康・医療セミナー開催

11. ・Jリーグウォーキング
・みんなの健活ヨガ
・フットサルフェスタ
・ゴルフトーナメント
・“Vitality Action”
→スポーツイベント
・ウエルネスセミナー
・コミュニティスポーツ推進助成
プログラム
・漢⽅ダイニング（⾷に関する健康）
・健康トークライブ
・Ｃ社presentsマラソン⼤会
・ラジオ体操の推進
・健康のススメ（健康情報を投稿）
⾝体的健康 ⾝体的健康 ⽣活環境の健康
現状分析②
他の⽣命保険会社の取り組み
A社 Ｂ社 Ｃ社
※一部課題解決プロジェクト運営事務局
にて内容を修正させていただきました。

12. 現状分析から．．．
健康、⾁体⾯、精神⾯、⽣活環境のうち…
精神⾯に⼒を⼊れている⽣命会社はない
メンタルヘルスに着⽬するべきだと考えた

13. メンタルヘルスとは
メンタルヘルスを保つ＝ストレスを溜めないようにすること
ストレスを溜めないようにするには、
⽇常⽣活の中でリラックス・リフレッシュできる時間を持つことが⼤切
WHOは「⾃⾝の可能性を認識し、⽇常のストレスに対処でき、⽣産的かつ有益な仕事が出来、
さらに⾃分が所属するコミュニティに貢献できる健康な状態である」と定義している。
平たく⾔えば、
Ex)軽く運動する、ゆっくりお⾵呂に⼊る、趣味を楽しむ、気軽に話せる相⼿と話す…
ポイントは「楽しさ」と「癒し」！！

14. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

15. サービス提案
空き家DIY×メンタルヘルス
〜Daily InnovationYouth〜
Do It Yourselfの頭⽂字をそのまま使い、サービス名は…

16. サービス概要
• コンセプト：DIYでリフレッシュ。新たな居場所とつながりを。
• 概要：
・「健康」の定義の精神的な部分に注⽬しつつ、空き家問題の解決も図る
・参加者を募り、空き家をDIYリフォームする
・リフォーム後は地域のための施設にし地域活性化を図る
・このイベントを切り⼝として、第⼀⽣命、⽣命保険に興味を持ってもらう
・作業を通して⼈とのつながり、家と職場以外の⾃分の居場所を提供する

17. なぜDIYなのか
１幸福度を⾼め、ストレスを軽減
→メンタルヘルスにおいて最も⼤きな要因の軽減
→⼼理学の実験から、幸福度が⾼いとストレスが軽減されることが分かっている
（堀内聡・津⽥彰・坂野雄⼆「主観的幸福感の⾼さとメンタルストレステストによるネガティブな気分の変化との関連性」2019年9⽉発表）
＊幸福度について
「幸福度＝満⾜感」として捉えている
→DIYによる達成感 ⇒ 満⾜度UP＝幸福度UP ⇒ ⾃然と笑みが浮かぶ状態になる
⇒ストレス軽減につながる

18. なぜDIYなのか
２コミュニティを得ることができる
→孤⽴を回避し、社会との⼀体感を得ることができる
＊社会との⼀体感とは…
⾃⾝が知らない視点を学び、視野を広げることにより得られるもの
DIYを通じて上記⼆つを若いうちから継続的に得ることで、
なりたい姿に近づくと予想できる

19. 事業案の分析
強み 弱み
機会 脅威
・機能性の⾼さ
・⼈との交流機会がある
・充実感を得られる
・視野が広がる
・参加に躊躇する
・⼀軒ごとに単発で終わる
・完成後の家の管理者問題
・SDGs(11)、社会問題に対応
・新型コロナによる健康意識
の向上
・市場参⼊度の低さ
・⽣活スタイルの多様性
・ターゲットが定まりにくい
・模倣可能性の⾼さ

20. 事前調査
提案に際し、同年代に対してDIYへの関⼼と地域コミュニティの必要性について調査した （協⼒者86名）
64%
36%
DIYに興味あり
ますか
ある
ない
80%
20%
地域コミュニティは必
要だと思いますか
はい
いいえ
31%
47%
22%
性別
男性
⼥性
記⼊なし
5%
65%
12%
2%
2%
14%
⼈数
18歳
19歳
20歳
21歳
22歳
記⼊なし
→結果から、このサービスは、若者のうちから利⽤したいと思える
サービスとして適していると⾔える

21. 実⾏内容（１）
Ø ターゲット：契約者に限らない、20代〜30代の若者をメイン
Ø アプローチ：アドバイザーの指⽰通りにやれば誰でもできることをアピールする
ことで、DIY初⼼者でも気軽に参加してもらえるように⼯夫
Ø 応募⽅法：チケット制にしてネット申し込み
→事前登録でQRコードをメールで発⾏
Ø QRコードで参加者情報を管理
→QRを読み込んで開始、経過時間や参加記録が⾒れる
→記録に応じて特典

22. 実⾏内容（２）
Ø 契約者は参加記録や経過時間等の情報を健康第⼀アプリで⾒れるようにする
→アプリダウンロード数の増加期待できる
Ø 作業内容
→壁板張り、壁ペイント、床作業、設置家具づくりの4つの⼯程とする
→⼯程ごとに⽇を分け、興味のある⼯程に参加してもらう形にする

23. 実⾏⽬標
• メンタルヘルスの向上
→⼈と話しながら楽しんでもらうことで⼼の息抜きが出来る
• 若者の保険への関⼼向上
→参加費を、参加中の万⼀の怪我に備えて総合医療保険ジャストに加⼊
とするパターンも⽤意することで、保険加⼊の第⼀歩となり他の保険
への関⼼⼒を⾼める
• 社会問題解決：空き家問題の解決に繋がり、地域の防犯になる
• 地域活性化

24. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

25. リフォーム後の施設案①
★DIYリフォームでメンタルヘルスケアをし、
完成した施設は第⼀⽣命の既存事業拡⼤が⾒込めるものにする
• 保育施設にする
→第⼀⽣命財団が待機児童対策として、新たな保育所等を誘致する活動
を⾏なっている。
あくまでも⽬安ではあるが、新設の場合およそ700〜4000万円（改築など
により⾦額幅が広い）だが、DIYの場合およそ250〜2000万に費⽤が抑え
られるメリットもある。
• 家族が⼀緒に健康なＴＦＴ（Table For Two）のメニューを調理してみて、
楽しめる施設として利⽤する
→第⼀⽣命グループが参加しているTFTプログラムを利⽤する

26. リフォーム後の施設案②
★地域のコミュニティとして、
DIYリフォーム後もメンタルヘルスケアができる施設にする
• 地域のコミュニティにする（⼩規模公⺠館）
・参加者と地域住⺠向けの、Wi-Fi完備の貸スペースがある施設
（コワーキングスペース等に利⽤可能）
→⼈との交流の場の維持✙スペース利⽤料の定額・課⾦システムで⼀定の収⼊
・コミュニティハウスのように調理室、被服室を設置し、誰でもレンタルして
利⽤できる
ex)地域の⼈同⼠で裁縫教室や料理教室を開ける
友⼈同⼠で気軽に集まれる空間にし、就職後薄まりがちな⼈とのつながりを保つ

27. 予想される問題と解決案
Ø DIYのアドバイザーが必要
→DIYをするにあたり問題となるのが、取り壊しや空間のデザイン作業に
おいて業者が関わってくるということである。そのため、空き家DIY
サービスを実際に⾏っている団体との企業連携案を提案する。
Ø 空き家の調達
→空き家の所有者と契約して利⽤権を借りる問題が⽣じるため、空き家管
理⼠協会に協⼒を依頼する。担当は空き家活動に対する知識を持つ第⼀
⽣命財団に⼀任する。
※一部課題解決プロジェクト運営事務局に
て一部文章を削除させていただきました。

28. ⽬次
• テーマ解釈
• 現状分析
• サービス提案・内容について
• その後と予想される問題・解決
• 参考資料

29. 参考資料
・地域貢献活動リーフレット
https://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/report/index.html
・社会課題解決への取組み
https://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/society/challenges/welfare.html
・「お客様の声を活かした取り組み」レポート2020
https://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/hakusho/pdf/2020_001.pdf
・「City & Life」
http://group.dai-ichi-life.co.jp/d-housing/pdf/citylife114.pdf
・「第⼀⽣命の絆」報告書 第⼀⽣命DSRレポート2015
https://www.dai-ichi-life-hd.com/sustainability/library/report/2015/pdf/index_009.pdf

30. • 空き家現状と課題（第⼀⽣命）
c i ty li fe 114.pdf (da i -i c hi -li fe .c o .jp)
• 健康とメンタルヘルスの内容
Me n ta l he a lth: s tre n gthe n i n g o u r re s po n s e (who .i n t)
• SDGs について
SDGs とは？ ｜ JAPAN SDGs Ac ti o n Pla tfo rm ｜ 外務省 (mo fa .go .jp) スライド 1
(mo fa .go .jp)
• 第⼀⽣命の地域貢献活動
地域貢献活動リーフレット｜地域・社会のために｜第⼀⽣命保険株式会社 (da i -i c hi -
li fe .c o .jp)
• 第⼀⽣命の社会問題活動
社会課題解決への取組み：健康の増進｜地域・社会のために｜第⼀⽣命保険株式会社 (da i -i c hi -
li fe .c o .jp)
• TFTについて
法⼈の皆さまへ | TABLE FO R TWO | アフリカ・アジアの⼦どもたちに給⾷を届ける
(ta ble fo r2.o rg)
※一部課題解決プロジェクト運営事務局に
て一部内容を削除させていただきました。

31. ・幸福感とメンタルヘルスの関連性
主観的幸福感の⾼さとメンタルストレステストによるネガティブな気分の変化との関連性
(jst.go.jp)
聖徳⼤学機関リポジトリ (nii.ac.jp)
⼤学⽣競泳選⼿の主観的幸福感とストレス反応及び⼼理的競技能⼒との関連性 (jst.go.jp)
・空き家管理⼠協会
空き家管理⼠とは | ⼀般社団法⼈ 空き家管理⼠協会 (akiyakanrishi.org)