課題解決PJ

1. チーム名：おいしいごはん
課題解決プロジェクト
テーマ提供企業：FANCL
ワンプレート介護食

2. 目次
１．テーマ解釈
２．現状分析
３．課題設定
４．提案
５．実現可能性
６．まとめ
７．参考文献
2

3. 世の中の不を解消するためにファンケルが
これから取り組むべき新しい商品・サービスの提案
3
１.テーマ解釈
出題テーマ
世の中の不とは？
・世の中→高齢化率29.0%の超高齢化社会
・世の中の不→高齢者の食に対する不安・不便と不健康

4. 嚥下とは食べ物や飲み物を飲み込み、
食道から胃へと送り込む一連の動作
介護療養型病床の７割が
嚥下障害を抱えている
嚥下障害を抱えている人は多く、嚥下
機能の低下が要因となる誤嚥性肺炎は
死因の６位となっている。
4
２．現状分析
高齢者の食事面の現状
【出典】令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要｜厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf

5. 嚥下障害による食欲低下＋栄養の偏り
在宅要介護者の４人に1人が
低栄養リスクあり
エネルギーとたんぱく質が不足し、健康な
体を維持するために必要な栄養素が足りな
い状態
5
２．現状分析
高齢者の食事面の現状
→認知機能や体力、免疫の低下などが引き
起こされやすくなり「不健康」な状態へ
低栄養とは
【出典】令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要｜厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf

6. 6
介護サービスに従事する従業員の過不足状況
【出典】平成29年度介護労働実態調査（(公財)介護労働安定センター）
多くの介護現場で
人手不足
２．現状分析
介護現場の現状
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000531297.pdf

7. ２.現状分析
7
利用者の食事は、その方のかむ力や飲み込む力
（摂食嚥下機能）に合わせて、通常の食事を手
作業で細かく刻んだり、ミキサーにかけたりし
て調整している。
一人一人に合わせているため、作るのが大変。
介護現場の食事面の現状
実際に介護現場で働く職員に聞いてみた

8. 現状分析から以下の問題をそれぞれの立場で抱えていることがわかる。
8
３.現状分析
介護する側
介護を受ける側
栄養面での不安
不健康 食事の不便

9. 9
４.提案
栄養バランスが良い
１
見栄えが良い
３
高カロリー
２
食事の準備が楽
４
▶ 介護食のポイント
それらの不を解消するために…
の商品提案
ワンプレート介護食

10. UDF区分策定の経緯｜「UDF」自主規格について｜日本介護食品協議会
10
４.提案
介護食とは
噛む力や飲み込む力が弱くなった高齢者が食べやすいように工夫された食事
https://www.udf.jp/about_udf/section_01.html
ユニバーサルデザインフード（UDF）４つの区分
容易に噛める
舌でつぶせる
歯茎で噛める
噛まなくてよい

11. 11
◆現在流通している介護食品については、見た目が悪い、味付けが
皆同じで飽きてしまうなどの課題がある。
◆介護食品は、美味しさと衛生面などの安全性が重要である。
◆毎日食べても飽きない食事であることが重要であること。
◆高齢者は年齢では区分できず、各々の状態ごとに考えていく必要があり、
そういった観点から商品開発を行う必要がある。
◆介護食品の利用者にとっては、同じ施設の方や家族と同じものを
食べたい気持ちが強いので、ポピュラーな商品を重点に販売する
必要がある。
◆パッケージの開けやすさなど使い勝手に関する表示などを
整理する必要がある。
農林水産省の「これからの介護食品をめぐる論点」より一部抜粋 https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/seizo/pdf/ronntenn.pdf
４.提案
食品製造業者に求められること

12. 12
４.提案
商品詳細
発芽玄米
＋
ポピュラーなおかず
タンパク質の
多い食材を使用
管理栄養士による
栄養バランス

13. 13
４.提案
商品詳細
嚥下機能の状態に合わせて４つの形状の介護食を出す
容易に噛める
（細かく刻んである）
舌でつぶせる
（ゼリー状）
歯茎で噛める
（やわらかい）
噛まなくてよい
（ペースト状）

14. 14
・白米よりも高い栄養価を誇る
４.提案
発芽米
・発芽により食感向上
→食欲UP
→栄養バランス◎
https://www.fancl.co.jp/genmai/kodawari/index.html
玄米の豊かな栄養を毎日おいしく。ファンケル発芽玄米のこだわり
│健康食品・サプリメント通販のファンケルオンライン

15. 15
正直品質のおいしい発芽玄米を大量生産できる
５.実現可能性
発芽米の自社工場を持ってる
～ファンケルの強み～
◆ 独自のシステム、一括管理体制で1日20トンを生産可能
◆ 玄米の選別から異物除去まで厳重なチェックによる品質検査
◆ 国際認証を受けた高い衛生環境を誇る製造工程
◆ 自社品質に適合した良質な玄米のみを使っている
◆ 特許製法による、ふっくらおいしい発芽米

16. 16
https://www.fancl.co.jp/healthy/kodawari/index.html#cont02
健康に関する有用な知識を見極め、
多種多様な情報を研究所・学術部門
に結集し、情報をホームページや情
報誌『元気生活』をはじめ、直営店
舗やセミナーを通じて提供している。
５.実現可能性
→これらの情報提供の場を通じて
商品宣伝する
～ファンケルの強み～
健康食品のこだわり│健康食品・サプリメント通販のファンケルオンライン

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５.実現可能性
製販一貫体制
自社で研究・企画・製造した製品を、多様なチャネルで販売し、
お客様の声やニーズをすばやく社内へ反映できる
研究 企画 製造 お客様
お客様の声やニーズを反映
ファンケル
～ファンケルの強み～

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５．実現可能性
ビジネスモデル
・ワンプレート弁当を手掛ける委託企業と共同開発
・ファンケルの自社工場で作られた発芽玄米を用いる
・都度試作を食べてもらい、顧客の意見を大切にした開発に取り組む
委託企業の
獲得
委託企業と
連携介護食
の開発着手
介護現場へ
の売り込み
リリース

19. 19
６.まとめ
栄養面での不安・食事の不便・不健康を解消するために
の商品提案
ワンプレート介護食
栄養を損なわず安心で安全な高品質商品にこだわっているファンケルだ
からこそ、食事を提供する側と受ける側の両者が満足でき、高齢者の豊
かな生活文化と健康的な生活を支えるための「介護食」の実現が可能だ
と考える。

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７.参考文献
・令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要｜厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
・UDF区分策定の経緯｜「UDF」自主規格について｜日本介護食品協議会
・平成29年度介護労働実態調査｜(公財)介護労働安定センター
・これからの介護食品をめぐる論点より｜農林水産省
・健康食品のこだわり│健康食品・サプリメント通販のファンケルオンライン
・玄米の豊かな栄養を毎日おいしく。ファンケル発芽玄米のこだわり
│健康食品・サプリメント通販のファンケルオンライン
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000531297.pdf
https://www.udf.jp/about_udf/section_01.html
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/seizo/pdf/ronntenn.pdf
https://www.fancl.co.jp/healthy/kodawari/index.html#cont02
https://www.fancl.co.jp/genmai/kodawari/index.html