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Wo! vol.32 来訪者のIPアドレスを利用したマーケティング施策例【toB編】
- 2. ©2014 THINKJAM.Inc. Page 1
見込み企業の従業員における
認知度を高めたい
既存顧客に他の商品も
検討・導入していただきたい
toB企業のWebマーケティング施策における課題例
サイト離脱を減らしたい
効率良くアクションに結びつく
イベントなどの告知をしたい
自社サイトへの訪問があったとき
競合他社には
あまり情報を提供したくない
当社の商品が見込み客の問題解決に
役立つと、感じられる情報を送りたい
IPアドレスを使って解決するという方法があります。
訪問者のメールアドレス取得後
競合会社からの訪問があったときWeb広告を出すとき
- 3. ©2014 THINKJAM.Inc. Page 2
IPアドレスで会社を特定するしくみ
企業が持つ独自のIPアドレスを利用し
自社サイトへの来訪者がどんな情報を求めているのか、推察する
データ
ベース
サイト訪問企業
(見込客、既存客)
toB企業
IPアドレスから企業を特定し
業種、企業規模、地域など
訪問者の企業の属性情報を提供
サービス提供会社
訪問者に最適な情報を伝える
企業のPCからサイトに訪問
訪問者の
企業情報
訪問者の
IPアドレス
ある特定の
企業のPC
自社サイト
- 4. ©2014 THINKJAM.Inc. Page 3
施策例 施策例 施策例施策例
企業のIPアドレスの活用例①
利用する企業情報
業種や企業規模
サイト離脱を減らしたい
効率良くアクションに結びつく
イベントなどの告知をしたい
ランディングページ
ページ内の画像を
サイト訪問者の業種に向けた
メッセージ入りのものに変える
利用する企業情報
企業名や業種、地域
コンバージョン
無料トライアル、ホワイトペーパー、
ウェビナーなどの中から
訪問者の業種や企業規模に
適したコンテンツへ誘導
サイト内広告
イベントに興味をもちそうな
業種や出展企業のクライアントが
訪問してきた場合に
イベント参加を促す広告を表示
自社サイトへの訪問があったとき
利用する企業情報
業種
当社の商品が見込み客の
問題解決に役立つと
感じられる情報を送りたい
競合他社には
あまり情報を提供したくない
情報登録時
IPアドレスからわかる情報で
補足することで、業種などの
選択式の質問の際に間違った
情報が登録されることを防ぐ
利用する企業情報
企業名
ランディングページ
特定の企業からの
訪問があった場合に、
企業情報などのページへ
リダイレクトさせる
メール送信
段階的に情報を送る際に
業種を正しく理解しているため
適切な情報を送ることができる
訪問者のメールアドレス取得後 競合会社からの訪問があったとき
IPアドレスから活用するもの
- 5. ©2014 THINKJAM.Inc. Page 4
見込み企業の従業員における
認知度を高めたい
既存顧客に他の商品も
検討・導入していただきたい
企業のIPアドレスの活用例②
サイト訪問企業 toB企業
企業のPCから
サイトに訪問
見込み客とみなす
見込み客の
IPアドレスを
ターゲットとして
広告を出す
※IPアドレスを利用した広告の特徴
クッキーを利用する一般的なリターゲティングと異なり、サイトに訪問したことのないデバイスにも広告を表示できる
サイト訪問企業 toB企業
この企業には
商品を提供した
ことがある
提供している
商品と補完的な
関係をもつ
商品の広告を出す
Web広告を出すとき
(例)
同じ部署
(例)
別部署
(例)
別部署
- 6. ©2014 THINKJAM.Inc. Page 5
考察|toBサイトでもtoCサイトでも、訪問者属性の考慮が当たり前に!?
「toC」におけるユーザー属性利用(Googleの場合)
●サイト訪問者の属性情報の取得
・Google アナリティクスでは、昨年10月よりユーザー属性(年齢・性別・興味関心)が取得可能
・属性はSNSで入力した情報や、閲覧サイトから推定される
●属性情報の利用
・AdWords 広告では性別・年齢によるターゲット設定が可能
「toB」におけるユーザー属性利用
●toBの施策では、ユーザー個人の属性よりも企業の属性が重要となる
●DemandbaseやMarketoがIPアドレスを使ったサービスを提供している
IPアドレスで企業が特定でき企業サイトがあれば、属性情報はたいてい収集できるが、
現在は100%企業を特定できるわけではなく、テクノロジーの進歩が期待される。
Mathew Sweezey 『The 5 Things to Know About Account-Based Marketing』March 20,2014を参考に記載