人は努力する限り,失敗やうまくいかないことがある(上
淵・大芦, 2019 )。実際,目標を立てたりしても,不遇
の事故などもあり,未達成となることも多々ある。そのよ
うな,報われなかった努力に付随する未達成なことへの対
応やサポートが必要になっている。
今回の研究では,未達成へのケアや支援のためのヒント
を探るため,基準となるような心理尺度を作成する。今回
の尺度開発の目的として「報われなかった努力を報われる
ようにすること」とし,努力を報われる形にする,努力を
充実させる形にする能力と想定した。ここでは,その能力
について「努力充実行動スキル」と定義し
た。その尺度として「努力充実行動スキル尺度」
Effort FulfillmentBehavioral Skills Scale; EFBSS )の
開発を行う。