2016年2月3日 都道府県CIOサミット 第13回春季会合 のオープンデータ・ビッグデータセッションにて講演したプレゼンテーションの内容です。

1. シビックテックによる
社会課題の解決に向けて
https://www.slideshare.net/hal_sk/
2016年年2⽉月3⽇日 都道府県CIOサミット 第13回春季会合
⼀一般社団法⼈人コード・フォー・ジャパン 関 治之

2. シビックテック
(Civic Tech)
市民自身がIT技術を活用し
地域課題を解決すること

3. シビックテック活用
＝
ITによる寄り合いの復活

4. 寄り合い
行政
寄り合いを通じた自治は、時代の流れに応じて・・

5. 行政
地域の繋がりが薄れ、行政の役割が増えていきました。

6. 現代でも通用する、
あたらしい寄り合い
＝
ITでつながる地域コミュニティ

7. 市民がつながる
創造的なアイデアを
考え、実際につくる
企業
NPO
様々な組織と連携
し持続化する
行政

8. 33地域

9. 市民がつながる
創造的なアイデアを
考え、実際につくる
企業
NPO
様々な組織と連携
し持続化する
行政
コミュニティ支援

10. 市民がつながる
創造的なアイデアを
考え、実際につくる
企業
NPO
様々な組織と連携
し持続化する
行政
コミュニティ支援
共創ワークショップ
の実施

11. 課題についてともに考え、解決策を実際に作る
自治体 市民 企業
共創ワークショップ
技術者 NPO

12. 各地で共創ワークショップを実施中！
子育てアプリアイデアワークショップ
(Code for Ikoma)

13. 各地で共創ワークショップを実施中！
公共交通アイデアソン・ハッカソン
(Code for Nanto)

14. 各地で共創ワークショップを実施中！
オリンピックを契機に、東京の課題
や魅力を発見しよう！アイデアソン
(Code for Tokyo)

15. 各地で共創ワークショップを実施中！
街歩きをして情報を集めるマッピングパーティ

16. 各地で共創ワークショップを実施中！
NPOや行政と、町の課題について考える
オープンカフェ会津

17. これまでの寄り合い
時間のある人だけ参加
偉い人が決める
合意形成に時間がかかる

18. これまでの寄り合い
時間のある人だけ参加
偉い人が決める
合意形成に時間がかかる
現代の寄り合い
忙しい人、遠い人でも参加できる
皆が対等
ワークショップで合意形成

19. ともに考え、ともにつくる
多様な⼈人がフラットかつポジティブに協働できる環境を整える

20. 様々な機会を作り、知恵をつなぐ
Facebookグループ

21. 様々な機会を作り、知恵をつなぐ
イベント（1000人以上参加！）

22. 様々な機会を作り、知恵をつなぐ
オンラインミーティング

23. 課題の共有
様々な機会を作り、知恵をつなぐ

24. 様々な機会を作り、知恵をつなぐ

25. オープンデータの利活用
には
コミュニティ連携が不可欠

26. ゴミを出す日が簡単に
分かる 5374.jp
(Code for Kanazawa)
コミュニティ発のツールも生まれている

27. 5374.jp は今や全国に広がっている

28. 保育園を地図から探すさっぽろ保育園マップ
(Code for Sapporo)

29. さっぽろ保育園マップ・コピー数 27

30. ほかにも、各地でアプリが生まれています！
大津祭を楽しむアプリ
（Code for Shiga/Biwako）
阿波踊りの日に、
どこにどの連がいるか
わかるサービス
(Code for Tokushima)
市内で、いつどこで
お祭りをやっているか
わかるサービス
Code for Chiba

31. 新しいコミュニケーションの提供
課題の共有
離れた人を繋ぎ力にする
システム思考のアプローチ
解決策の再利用
ITを活用することによる効果

32. 市民が繋がり

33. 市民が繋がり
各地に広がり

34. 市民が繋がり
各地に広がり
知恵が繋がり

35. 市民が繋がり
各地に広がり
知恵が繋がり
組織を超えて協働する

36. ともにつくる
プロセスを通じて信頼関係を作る

37. International Open
Data Day
2016/3/5(土)
2015年は63箇所で開催

38. 民間IT人材の活用

39. 創造的なアイデアも、
持続しなくては意味が無い
企業
NPO
行政

40. 創造的なアイデアも、
持続しなくては意味が無い
企業
NPO
行政 組織間の壁を壊す
人材交流

41. 組織間の壁が、協働を阻む原因になっている
自治体 市民 企業技術者 NPO

42. 自治体 市民 企業技術者 NPO
組織の壁を超えて働ける、
越境人材をつくる

43. 原発事故による一時避難が続く浪江町
へ技術者を派遣、IT活用を推進

45. コーポレートフェローシップ
行政、自治体
企業人材
チーム編成、マッチング、フォロー
派遣
派遣期間は3ヶ月、週1∼2日

46. ｘ
業務目標
子育てしやすい 江市を作る
ためのオープンデータ活用

47. ｘ
業務目標
１．スタートアップを育成する
エコシステム作りの支援
２．オープンガバメントに向けた
行政オープンデータの推進支援

48. ｘ
業務目標
「オープンイノベーション」のための
プラットフォーム形成の支援

49. •自治体側は費用を支払わない
•フルタイムワークではなく、兼業
•何をすべきかをフェロー自身が考える
•地元のコミュニティとの連携
•Code for Japan のネットワークやナレッジの活用
コーポレートフェローシップのポイント

50. • 業務委託ではなく「協業」として企業と付き合える
• 行政から見るとノウハウ・ネットワーク面における外部からのサ
ポートになる
• 外部人材の働き方を見て、職場が良い方向に変わった
役場側の意見

51. • ステレオタイプな「市役所の人」のイメージが変わった
• 庁内の業務がどのように回っているか理解できた
• 社会の中での、自分の価値を見つめなおす機会になった
• 地域課題について身近に感じるきっかけとなった
• 自ら考え、自ら動く、起業家精神が鍛えられた
• 会社の中では得られない、かけがえのないネットワークが作れた
• 派遣先の街と今後も関わり続けたいと思った
越境人材育成に対する効果

52. • IT活用人材を派遣する仕組みづくり
システム開発は丸投げでは失敗する。
→自治体側がITを理解する必要がある。
• 様々な仕様の標準化
仕様が標準化することで、様々なサービスが再利用できる。
オープンデータ活用にも繋がる
• 調達システムのオープンソース化と再利用の推奨
自治体単体ではオープンソース化のメリットはないが、
国全体で考えたら、システムの再利用の効果は高い
• 地域での社会起業家育成サポートの仕組みづくり
ボランティア活動のみでは長続きしない。
事業として社会課題にチャレンジする人を支援する必要がある
政府への提案

53. 46

54. 47

55. https://speakerdeck.com/hfu/zheng-fu-opunsosuwen-hua-falsedi-li-yuan-defalsejin-bu
藤村英範氏「政府オープンソース文化の地理院での進 」より抜粋

57. 以上