Code for Japan 第2期事業報告
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一般社団法人コード・フォー・ジャパンの、第2期（平成26年10月1日〜平成27年9月30日）の事業報告です。
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Code for Japan 第2期事業報告
- 1. 第2期（平成26年年度度）事業報告 ※26年年度度＝平成26年年10⽉月1⽇日〜～平成27年年9⽉月30⽇日 2015年年12⽉月7⽇日 ⼀一般社団法⼈人コード・フォー・ジャパン 代表理理事 関 治之 1
- 2. 事業の状況サマリー • 公認ブリゲイドは33地域に。活動が活発なところ とそうでない所の差も出てきた。 • 5374やさっぽろ保育園マップを始めとするアプリ が注目されるように • 地域個別のサポートは行なっているものの、後援 や理事が行って話す以外のことはできていない • 対話の機会をあまりつくれなかった。 ブリゲイド支援（各地のCode for 支援） • 浪江町のフェローシップは追加アプリの開発プロ ジェクトが正念場。アジャイル開発のサポートの 仕方が課題 • コーポレートフェローシップは、2015年度は上期 下期合わせてで3市に対し7名の派遣を実施予定。 • 徐々に認知が拡大。派遣後の満足度は高いが、企 業の獲得に引き続き苦戦 フェローシップ 全体 • 運営委員会が立ち上がり、活動を開始 • 関が政府委員会や業界のイベントで積極的にシビックテックの重要性をアピール。地域情報化アドバイザーとし ても各地を回り自治体内でのシビックテックの活用の重要性を説いた • SUSANOOや社会イノベーター公志園といった社会起業家育成の仕組みに関が参加。課題解決の方法や組織、事 業の組み立て方について多くの気づきを得られた。 • Code for Japan Summit 2015が大成功。3日間でユニーク550名、述べ1,000名の参加者を集める（※第3期活動） 課題：CfJ側の適切な支援策づくり 課題：フォローアップの為の組織作りと、 広げる仕組みの強化 課題：発信体制の弱さと、インナーコミュニケーション不足
- 3. 3 組織体制の変化 • 運営委員会の発足 目的：CfJの活動をより開かれたものにし、何か活動を始めたい人達を応援 する体制を作る • 事業理念とクレドを整理。プロジェクトを起こす為の仕組みを検討した。 • 改めて希望者を募り、第3期目の運営委員を決定する予定 理事会（3名∼5名） 運営委員会（5∼10名程度） プロジェクト プロジェクト プロジェクト プロジェクト プロジェクト 監事（1名） 事業の監査 事業の執行 戦略策定、事業計画作り、プロジェクトの支援 任期1年間。コミット。自選/他薦 プロジェクトの実施 誰でも提案可能 社員 事業及び予算の承認
- 4. 自治体の変革を支援 →フェローシップ 市民コミュニティの活動を支援 →ブリゲイド支援 テクノロジー活用 アイデア 自治体と市民コミュニティの垣根を無くす活動 →井戸端、サミット、講演、広報 etc… Icon
- 7. 7 Brigade評議会からの提言に対する状況 Brigade評議会からの提言 CfJからの回答(4月時点) 現状 収益事業よりも寄付で事業運営を 行なっていくべき 寄付強化の必要性は同意。しか し、全体の事業運営としては収益 事業も含めたポートフォリオが必 要と考えている 寄付受付を開始。 地域の事はBrigadeにまかせて、直 接の関与はしない方が良い 同じ認識。Brigadeを飛び越えて自 治体などとやりとりをしている実 績はない。コーポレートフェロー シップなども強制ではない 姿勢に変更無し 理事メンバーにBrigadeの人間を入 れるべき 次回の改選期（2015年10月）では 理事の人数を増やす予定。是非。 数名打診したが、Brigade の運 営に専念したいとのことで理事 のなり手がいなかった よりオープンな運営ができるよう、 民主的な手段で選ばれた運営委員 による運営委員会方式を取るべき 是非具体的に検討したい 運営委員会が発足。運営中
- 8. これまでのブリゲイド支援を振り返って • たくさんの地域にシビックテックの考え方が普及し、予想以上 の数のブリゲイドが立ち上がったのは良かった • 5374、さっぽろ保育園マップなどが生まれ、全国に普及。他 にもお祭り関連や公園の活用といった企画が進んだ • 一方、活動にバラつきがあり、動いていないブリゲイドもある • シビックテックコミュニティ活動の具体的な方法論をブリゲイ ドと共に作っていきたいところ。 • ミートアップを早めに行い、皆の話を聞きたい 8
- 9. 良かったこと • ブリゲイド数は順調に伸びている。継続的 な活動に繋がっているところが結構ある（金 沢、会津、神戸、 城、東京、千葉、富山、 新潟、埼玉、札幌など） • サミットなどをきっかけに、ブリゲイド同 士が繋がったりといったことが起きており、 ネットワークで学びが共有されている 9
- 10. 課題 • ブリゲイド支援策として何が適切なのかが明らかに なっていない • 支援の為の予算が取れていない • 情報共有プラットフォームを作りたいがリソースが 無い • オンラインミートアップへの参加者が多くない • ブリゲイドミートアップをやる余裕がない • 活動休止中のブリゲイドへの対応 10
- 11. 来期やりたいこと • ブリゲイド支援のありかた検討 • 各地のブリゲイドが使えるプラットフォー ム作り（Code for Kanazawa と連携？） • ブリゲイドミートアップ • 予算作り 11
- 12. フェローシッププログラム 12
- 13. 解決したい課題 • 組織の壁が協働を阻んでいる • 越境できる人材を育てる 13 自治体 市民 企業技術者 NPO
- 15. 浪江町フェローシップ 現状 • アジャイル開発のマネジメント部分への踏み込みが弱く、 開発の質の向上に課題 • 町民が主体となった Code for Namie コミュニティを作 りたかったが、まだそこまでは至っていない 15
- 20. 実施後の評価 • 江市、神戸市共に高評価。継続を希望 • フェローの自由な働き方が職員に大いに刺激になった （神戸市産業振興局 経済部担当課長 多名部様） • 自身のネットワークを活用し、自治体の中だけでは決して出来ないような企画を 実現してくれた（ 江市情報統括監 牧田様） • 企業側の満足度も高い • これからのリーダーシップ育成に必要な研修制度。 （SAPジャパン馬場Vice President） • フェローの成長も著しい • まったく新しい経験を通じて、自分の仕事の社会的価値を客観的に感じることが できた（ヤフー宮崎さん） • 自治体内にも優秀で話の分かる人がいることがわかったと共に、自治体内での意 思決定プロセスなどがわかり勉強になった（コミュニティリンク松村さん） 20
- 21. 2015年下期の状況 • 横浜市：三菱総合研究所から1名、富士通研究所から1名が派遣 決定。11月16日から勤務開始 • 江市：NECソリューションイノベータから1名が派遣決定。 12月1日から勤務開始 • 神戸市：ヤフージャパン社から1名、地元企業から1名が派遣予 定。来年1月から勤務開始 それぞれで、受け入れブリゲイドとも連携。コーディネート フィーの1/3を支払い予定 21
- 24. 来期やりたいこと • 2015下期のフェローシップのフォロー体制作り • 営業力強化 • 地元ブリゲイドとのもっと良い連携方法を考える • 事例発表会の実施検討 24
- 25. 第3期トピックス • Code for Japan Summit を池袋で実施 来場者はユニークで550名、のべ1000名近くの来場者を 集めた • Code for America から Molly McLeod 氏、GitHub から Ben Balter 氏を招聘 • 井戸端会議 12月10日で100回目！おめでとうございます。 25
- 26. 26 • ブリゲイド支援のありかた検討 • 各地のブリゲイドが使えるプラットフォーム作り（Code for Kanazawa と連携？） • ブリゲイドミートアップ • 支援の為の予算作り • 2015下期のフェローシップのフォロー体制作り • 営業力強化 • 地元ブリゲイドとのもっと良い連携方法を考える • 事例発表会の実施検討 • 他の地域にフェローシップを広げるための戦略、体制作り • フェローシップの効果を定量/定性的に評価するレポート作り 第3期やりたいことまとめ ブリゲイド支援 フェローシップ コーポレートフェローシップ