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⾃⼰紹介
⼭本 学
メーカーのQA、独⽴系SIerのエンジニアという
キャリアを経て、2012年にヤフー株式会社に⼊社
ヤフー⼊社後は、Yahoo!クラウドソーシングの⽴ち上げに従事。
その後、新規事業開発チームを経て、IoT領域の新サービスである
myThingsの開発に従事。
現在はmyThingsをもっと多く広めるべく技術広報を担当している。
3.
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1. ミッションについて
2. なぜ参加したのか
3. やったこと、課題と考察
4. これから参加するあなたへ
アジェンダ
4.
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ミッションについて
5.
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期間 2016年11⽉ から 2017年1⽉
ミッションについて
課題
防災に対するオープンデータの利活⽤
オープンデータを活⽤したサービスの展開に当たっては、市が直接のサービス提供者とは
ならず、アプリ公開やサービス提供を⺠間団体等に委ねたいと考えている。
こうした⽅向性の下で、市としては、⺠間団体等による活⽤事例の創出に向けて、市⺠・
開発者のニーズを考慮したデータの公開を進めたいと考えており、その⼀環として、市⺠
ニーズが⾼いと想定される「防災」をテーマに、平時・発災時双⽅で活⽤できるアプリ開
発・サービス提供を促進するための、データ項⽬・形式・公開⼿法等の検討を⾏い、並⾏
して⺠間団体等との調整を進めたいと考えている。
このような検討・調整に当たっては、⺠間団体等との折衝能⼒だけではなく、専⾨的な情
報技術も求められることから、フェローにサポートをお願いしたい。
6.
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なぜ参加したのか
7.
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なぜ参加したのか
⽬的
担当サービスの成⻑
担当しているmyThingsというサービスは、世の中にある様々なWebサービスやIoTデバ
イスを相互連携させることができる。連携可能なサービスが増えることはmyThingsの価
値向上に直結する。
現状myThingsはWebサービスやIoTデバイスの連携を中⼼に⾏っているが、いずれは街
や建物、⼈、様々なものを相互連携可能にしていきたいと考えている。
⾏政の持つデータもその⼀つ。ただデータはインターネットでアクセス可能な状態になら
なければ相互連携も難しい。オープンデータの推進に⾝をおくことで、そのコツをつかみ
たいと考えた。
8.
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やったこと、課題と考察
9.
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1. 防災 x オープンデータ
2. オープンデータ全般
3. その他
これまでやってきたこと
10.
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防災 x オープンデータ
オープンデータ全般
その他
業務改革推進課、
防災対策課との
ミーティング
柏市の視察に同席
ヤフーの検索ログ
から定量分析
Code for Chiba
とのミーティング
現時点で公開され
ているデータで
地図作成
業務改革推進課で
勉強会を実施
危機管理課、防災
対策課との
ミーティング
IoT、myThings
セミナーの開催
風水害履歴を利用
したヒートマップ
の作成
避難所運営委員会
へのインタビュー
11.
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業務改⾰推進課、防災対策課とのミーティング
現状の課題などディスカッションを実施しました。
現状、公開しているオープンデータに関して、どのデータがどれだけ使われているか、
ダウンロードされているかが、⼀部計測ができていない状況ということが分かりました。
防災関連の業務課題として、通知先増加に伴うオペレーション過多が課題に挙がりました。
(今も緊急災害メールの提供を⾏っているが、メールを送って、Twitterにつぶやいて、
LINEに投稿してと、通知経路が増える度にオペレーションが増加してしまっている)
12.
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ヤフーの検索ログからの定量分析
詳細はファイルを参照。
他⾃治体では「ハザードマップ」というワードが上位に位置するが、千葉市ではランク圏
外となっていました。
保育園、図書館、病院(xx科)といった検索ニーズは他⾃治体同様に⾼い状況でした。
Code for Chibaとの顔合わせ
⾮常に熱量⾼く、ものづくりの進め⽅も素晴らしい団体でした。
ユーザーニーズを鑑みない使われないシステムづくりといった、ボランタリー活動であり
がちなバッドパターンがいくつかありますが、そういった⼼配もなく、定性的な仮説検証
がしっかりと⾏われていました。
ただ⺠間団体は定量的な分析を⾏う⼿段が少ないこと、構築したサービスの運⽤費⽤も⼿
弁当で賄っているため、サービス持続性に課題があるように感じました。
13.
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業務改⾰推進課で勉強会を実施
・⼀般企業での新規事業の起こし⽅について
定量的なデータによる仮説検証、定性的なインタビューによる仮説検証のサイクルを
回していく考え⽅の解説をしました。
・オープンイノベーションの事例紹介
ITにおけるAPIという考え⽅、APIも公開するだけではなく、使ってもらう努⼒が必要で
あり、それはオープンデータでも同じという解説をしました。
・IoTやメイカームーブメントについての事例紹介
昨今のモノづくりを取り巻く環境の変化について解説をしました。
14.
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現時点で公開されているデータで地図作成
現時点で公開されているオープンデータ(千葉市管轄以外のデータも含む)を地図上にマッ
ピングしたものが既に存在していたので、更に「ちばレポ」の投稿内容の内、冠⽔を報告
したデータを更にマッピングした地図アプリを作成しました。
⾏政発信のオープンデータだけじゃなく、市⺠からの投稿を更に組み合わせることで、何
か発⾒が無いかと期待したのですが、⽬⽴った相関は確認できませんでした。
「ちばレポ」は投稿者の⽣活範囲に著しく影響すると考えられるので、相関を⾒いだせる
ほどのデータ量が無かったものと考えられます。
15.
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危機管理課、防災対策課とのミーティング
ヤフーの検索ログの状況や、制作した地図アプリを⾒ながらミーティングを実施しました。
開⽰請求の多いデータ、ユーザーニーズの⾼いデータという観点で「⾵⽔害履歴データ」
の話題になりました。
不動産業界の⽅々がほぼ毎⽇窓⼝に問い合わせに訪れるとのことで、現状は問い合わせが
ある度に市職員がエクセルファイルを開き、問い合わせられた住所で過去に⾵⽔害があっ
たか有無を調べるという業務が発⽣していると伺いました。
オープンデータの利活⽤というと「市⺠向けのサービスを拡充する」と捉えられがちです
が、「⾏政側の負担を軽減する」という観点はデータを公開する側のモチベーションに直
結する重要なポイントなので、この⾵⽔害履歴データのオープンデータ化、地図アプリ化
を進めることにしました。
ただ「市⺠向けのサービスを拡充する」はCode for Chibaなど有志が⾃らのニーズに則っ
て、作り出すモチベーションが発⽣しやすいですが、「⾏政側の負担を軽減する」はそれ
が湧きにくいという課題があると考えています。
16.
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IoT、myThingsセミナーの開催
Code for Chibaと連携してIoTなどのセミナーを開催しました。
17.
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⾵⽔害履歴を利⽤したヒートマップの作成
エクセルデータを提供頂き、早速ヒートマップを作成しました。
現状のエクセルデータは⼈にはとても読みやすいものの、アプリ制作にあたっては扱いづ
らいフォーマットであるため、もしオープンデータ化するのであればフォーマットの変更
が課題になると感じました。
18.
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避難所運営委員会へのインタビュー
防災対策課にご協⼒いただき、市⺠ニーズの定性調査を⾏うべく避難所運営委員会の⽅々
とお話できる場を設けて頂きました。現状公開している防災情報や、実際に必要と感じて
いる情報について忌憚のない意⾒を頂戴しました。
・俯瞰しただけの避難所マップは使わない、⾃分の近くにある避難所が分かるだけで⼗分
・帰宅困難者向けの協定を結んでる企業⼀覧などは参考になりそう
・ある情報がデマなのか真実なのかといったアナウンスが積極的に欲しい
・避難所の使い⽅(⾞椅⼦の場合は2Fから⼊った⽅が良いなど、建物の構造について)
・避難所の中の地図があったら良いのではないか
・避難所の特徴、あなたにマッチする避難所が分かると良いのではないか
・その避難所が開設済みなのか否か
・災害時のゴミ捨てが課題。ゴミ回収の経過報告などが分かるだけでも安⼼
19.
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課題
オープンデータ関連
1. 開⽰したデータがどれぐらい使われているかが、⼀部追跡・可視化しきれていない
2. 開⽰されているデータの多くが対⼈向けのフォーマットとなっており、対コンピュータ
向けのフォーマットにできておらず、アプリ制作に利⽤しづらい
3. 1が無いことからオープンデータに対するニーズを捉えきれていないため、注⼒すべき
(対コンピュータ化すべき)データを絞り込めない
4. オープンデータを活⽤したサービスの持続性に難がある(市⺠団体の⼿弁当)
5. 市⺠団体には定量的な分析を⾏う⼿段がなく、定量的なニーズに気付きづらい
6. 「⾏政側の負担を軽減する」という観点でのデータ活⽤はモチベーションが湧きにくい
20.
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考察
オープンデータ関連
1. 開⽰したデータにどれぐらいアクセスがあるか、⼀部追跡・可視化しきれていない
→現状のシステムのログを拝⾒しましたが、まだアクセスの絶対数が少ないので、
まだ急ぐ必要は無いと考えられます。ただしどれだけ使われているかを可視化する
ことができれば、オープンデータを作成している担当職員のモチベーション向上にも
繋がるため、システム改修のタイミングあれば機能として盛り込むべきと考えます。
2. 開⽰されているデータの多くが対⼈向けのフォーマットとなっており、対コンピュータ
向けのフォーマットにできておらず、アプリ制作に利⽤しづらい
→現在預からせて頂いている⾵⽔害履歴データを元にアドバイスをレポートしたいと
思います。
21.
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考察
オープンデータ関連
3. 1が無いことからオープンデータに対するニーズを捉えきれていないため、注⼒すべき
(対コンピュータ化すべき)データを絞り込めない
→前述の通りアクセスの絶対数が少ない状況なので、今定量的に判断しようとしても
判断を⾒誤る危険が⾼いと感じます。まずは窓⼝での開⽰請求の多いデータなどから
⼿を付けていくのが良いかと考えています。
4. オープンデータを活⽤したサービスの持続性に難がある(市⺠団体の⼿弁当)
5. 市⺠団体には定量的な分析を⾏う⼿段がなく、定量的なニーズに気付きづらい
6. 「⾏政側の負担を軽減する」という観点でのデータ活⽤はモチベーションが湧きにくい
→窓⼝での開⽰請求の件数などをオープンデータ化できないか検討できればと思いま
す。窓⼝に赴いてまで知りたい情報、ニーズの⾼い事柄が分かれば、マネタイズ可能
なオープンデータ活⽤のヒントに繋がり、持続性の⾼いサービス運営につながるので
はと考えられます。
22.
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STEP1:オープンデータを公開したい!
STEP2:オープンデータを使って欲しい!
STEP3:オープンデータを使い続けて欲しい!
23.
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これから参加するあなたへ
24.
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これから参加するあなたへ
より成果を最⼤化する為に
まずは期待値を合わせよう!
⾃分が達成したいことは正直に話すが吉。メインミッションの遂⾏しつつ、いろんな⼈と
お話しさせて貰えたり、いろんなことをさせて貰えるハズ。
どうせやるならフルコミットしよう!
⾃分がいちばん⾟かったのはこれ。⾃分の場合は2週間に1,2⽇宿泊して参加というペース
でしたが、もとより3ヶ⽉間という短期間なのでなるべくフルコミットできるよう調整し
ましょう。そういう意味でも遠場よりも近場の⽅がいいかも。。千葉はいいとこだけど。
期間が終わってからが勝負な気もするぞ!
3ヶ⽉でできることなんてきっかけづくりに過ぎないので。