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バ ー チ ャ ル 自 治 体
開 発 記 録 総 合
V i r t u a l m u n i c i p a l l y
O u r t r a c k r e c o r d
F o r F u t u r e G r o w t h
総 合 開 発 機 構
令 和 市 土 竜 区 本 町 1 - 1 - 1
T w i t t e r @ r e i w a c i t y n e w s
2. 令和市・バーチャル街づくり連合は
T E A M E X P O 2 0 2 5 に 参 加 し ま す
バーチャルまちづくり連合について
複数の "参加型のコミュニティ"(DIY/クリエイティブ)が集まる
「コミュニティ連合」として、
ニューテクノロジー(メタバース・ノーコード・AI・Web3.0など)を活用して
リアルとバーチャルを多層的に結びつけていく実験
『バーチャル街づくり連合』を行なっていきます。(2022年構想段階)
TEAM EXPO 2025について
「TEAM EXPO 2025」は多様な人たちがチームを組み、
多彩な活動で大阪・関西万博とその先の未来に挑む、
みんながつくる参加型プログラムです。
令和市は毎年1月10日に誕生し、
7月24日に崩壊する期間限定のバーチャル自治体として
2021年1月10日より活動をスタートさせました。
デジタル田園都市構想の実証実験をする仲間と共に
バーチャル街づくり連合を立ち上げ、
TEAM EXPO 2025の公認団体として選ばれました。
3. 令和市のロゴについて
令 和 市 に は 三 つ の ロ ゴ が あ り ま す
令和市が誕生した1/10当時、令和市には何もありませんでした。
令和市発のはじめてのLINEオープンチャットである
「令和市公民館」内にて市章を求める声が出たため、
1/10の夜に令和市の初期の市章が誕生しました。
令和市のプレスリリース配信後、
関西在住のデザイナーである森倉ヒロキ氏が令和市に参加。
彼がロゴのグラフィックデザインの新規作成を希望したため、
令和市について考えるワークショップを開催。
そこでのヒアリングをもとに3/13に3つのロゴが誕生しました。
令和市ではあえてそれら全てのロゴを採用し、
それぞれのロゴをメインロゴ・交通局のロゴ・オンラインショップのロゴとしてそれぞれ活用。
初めに作成された旧ロゴについても令和市民大学のロゴとして活用されることになりました。
令和市の頭文字であるRを表現。
3つのオブジェクトで
令和市にいるさまざまな人が、
お互いのカラーを持ちながら、
コミュニケーションを
とりつつも共存している様子を再現。
令和市に咲く架空の花を中心に
闇を照らす光、未来を見る眼を
イメージました。
花弁の数は9つ。万物を表す数です。
全ての面積を同じにすることで
令和市のフェアさを表しました。
令和市最後の日に
打ち上がるであろう花火を再現。
翼・植物・昆虫・歌舞伎の隅取り、刀。
見る人によって、いろいろな見え方
捉え方のあるロゴです。
未来へ向かう推進力をイメージ。
▲森倉⽒によるロゴ作成のコンセプト表
※森倉⽒の公式サイトより転載
お金のいらないまちづくりができる
第二の居住地であり現実世界からの疎開先
「未来」の存在する世界線上にある
可処分時間の消費先
まだ生きていても楽しいらしいよという明日の希望
それぞれのありのままの「真実」を大切に
行政がつくろうと思っても作れない場所
縛りがなく各自が勝手にやって楽しむ場
N人関与すればN通りの令和市の機能
4. 令 和 市 の 価 値 創 造 の サ イ ク ル
学習
課題感
相談
講座化
呼びかけ
集合
合流
実践
解散
自 立 分 散 か ら 価 値 創 造 へ
個
内
個
内
外
個
外
内
内
外
内
外
内
個
内
学習・課題
感
個
一人一人の興味関心・課題感には違いがある。
そんな当たり前のことがプロジェクトの源泉になります。
相 談
まずは身近な誰かに相談するところから。
なんでもない場所・何気ない会話での共有がスタート。
内
個
講 座 化
「それ、どうやってやるの?」好奇心旺盛な人が多い令和市。
自分の「当たり前」を人に教える・やってみるが実践のスタート。
内
個 外
呼 び か け
「面白かった!みんなもやろうよ!」やって見た人たちの声が信用。
呼びかけの中で「こんなこともできるんじゃないの?」が積み上がる。
内 外
集合・合流
呼びかけによって、それに興味のある人たちが集まる。
必要に応じて新たな講師や仲間を呼ぼう
内
外
内
実 践
外に向けての成果発表をしよう。
お祭りか、プロジェクトか、アート作品か。
外
内
解 散
確実に訪れる令和市の崩壊。でも人のつながりは残る。
再び一人に戻り、「新しい自分のメガネ」で世界を見る。
内 個
令和市民の一人が実在のバスの路線図を自作
路線図プロジェクトを例に
池袋でのオフ会にて話題があがる
路線図作成ワークショップ開催
Jamboardにてオンライン化
より高度な路線図の具現化
他コミュニティとの路線接続
グッズ販売も
5. INDEX
Well-being
Career digital art life planning
JamboardとRobloxを活用したバーチャル都市開発
バーチャル街づくり連合による他オンライン自治体との連携
令和市合宿による地方関係人口構築
創作を通して他者伝承の可能性を探る
Sustainability
Metaverse education country
収穫されずに放置されている梅を使った特産品作り
児童の身体育成と非認知教育・ノーコード鬼ごっこ
共同プロジェクトによるプロモーション企画
他バーチャル自治体とのオンライン姉妹都市調印式
Innovation
Web3 nft original token dao
必要なのはパソコンと好奇心だけ!やさしいNFT講座
プログラミング未履修で公式アプリ作成。令和市アプリ
連鎖的に開拓される令和市DAOとステーキング
ガチャガチャを活用したNFTおよびメタバース土地の路上販売
令和市=デジタル田園都市?
デジタル田園都市構想とは
全国どこでも誰もが便利に快適に暮らせる社会を目指すことを目標に
デジタル技術を活かした地域活性と人生100年時代における
生きがい創出を目的とした内閣府の政策構想です。
Career digital art life planning
Well-being
多様性の共存
“やってみたい”をやる。パーミッションレス(許可不要)
誰もが主体/ 異文化許容/ パラレル世界観/ 自由な創造
Metaverse education country
Sustainability
分野を超えた共創
生き方を変える。相互作用の連鎖
他所属的な生き方/ 遊びからの価値創造/無理のない文脈統合
Web3 nft original token dao
Innovation
ニューテクノロジーに触れる
新しい技術を使って”できない”を”できる”へ
AI /ノーコード / Web3 /メタバース / NFT /IOT
6. Web3 nft original token dao
Innovation
ニューテクノロジーに触れる
LINE Botによる
AI市役所職員
Robloxによる
メタバース空間構築
NFTの作成
NFTの購入・販売
Glideによる
公式アプリ作成
人工知能を利用した
AIゆるキャラ
独自暗号通貨作成
DAO・ステーキング
令和市およびV連で取り扱った技術
Stable Diffusion
によるAIお絵描き
AR作成
街中AR広告
議事録共有Vtuber
春村あかり
アシスタントロボ
スタックちゃん
Blenderを利用した
3Dモデリング
タッチで読み込む
NFC配布NFT
ノベルゲームによる
令和市神話の継承
Miroによる
2Dメタバース
7. Career digital art life planning
Well-being
多様性の共存
令和市およびV連で行なった遊び
エイプリルフール
隕石落下事件
メタバース初詣
自分が勝てるルールを
考える鬼ごっこ
令和市文庫
青空図書館
令和市営地下鉄
路線図作成
令和市フリーペーパー
オンラインの街に住む?
コラボトークイベント
NFTガチャガチャ
土地の販売
不平等条約解消のために
令和市の教科書
インドからの刺客
令持不平等条約
犯人は誰だ??
チャット即興劇
AI市民が司会を務める
令和市のお葬式
Clubhouse実験施設
蟹家飯店
令和市の暦を作ろう!
毎日記念日カレンダー
9. 令 和 市 の 学 び
学
人 生 1 0 0 年 時 代 に 必 要 な 好 奇 心 と 教 養 を 育 む
「ありのままの世界」を共有する
全国各地で暮らしている小学生や地方移住者、コロナ禍
での新入社員など、生活の状況が異なる多様な人々を毎
回ゲストに招き、オンラインツールを通じて対話するイ
ベントを継続的に開催しました。
哲学対話の形式を取り入れ、どんな人でもフラットに心
地よく話せる環境の中で、はじめましての方も積極的に
発言や質問を行う生き生きとした場になりました。
イベントでは多様な立場からの意見や考え方が飛び交い、
ニュースや新聞では知ることのできない生の声を交換し、
これからの時代についての思索を深めていました。
身体感覚を取り戻すリアルイベント
長らく続いている自粛期間で委縮した心や体を開放する
べく、鬼ごっこや野外キャンプなどの体を動かすリアル
なイベントの開催も開始しました。
令和市民大学 表現を通じて他者とのコミュニケーションを回復する即興演劇
ワークショップ、絵画鑑賞会、音楽とコラボーションした共同
画の制作イベントなどを行いました。
会場には広く開放的な場所を選定し、東京、奈良、群馬、京都
など各地に住む人を中心に人数限定で開催しています。集まっ
た人は互いに打ち解け合い、伸び伸びと自己表現する時間を楽
しみました。
開催した講義一覧
・小中高生が見たコロナ禍
・コロナ禍の大学生活
・新入社員の2020年
・コロナドーナッツ禍と地方創生の今
・日本の戦争の歴史をふりかえる
・自然から見る人間
・ウイルスについて生物研究員から学ぶ …etc
令和市デジタル庁(澪標研究所)
人工知能と人間の共生
メディアで語られているような「人間と人工知能が共生するく
らし」とはどんなものなのでしょうか。アート表現を使ってそ
んな未来のカタチを先取りして体感する取り組みを行いました。
ボット市民の参加
エンジニアの有志スタッフ協力の元「令和市デジタル
庁」を立ち上げ、LSTMを用いた日常機能応答機能のある
チャットボットを親しみやすいキャラクターとして市民
に迎え入れました。参加者のアイディアを元に困った時
に話しかけたり、令和市の案内をしてくれるシステムを
開発し、便利さと親しみを感じながら新しい日常の手触
りを楽しみました。
世界一わかりやすく身近なWeb3を〜やさしいNFT講座〜
令和市デジタル庁では市民に快適なAIサービスを無償で提供
する一方で、web3に関しての積極的な啓蒙活動を展開。
第一次仮想通貨ブームから5年が経過した2022年現在、
Opensea(NFT販売プラットフォーム)などの登場により、
Web3に市民が参入するハードルが著しく低下したものの、
そこに関わる技術が複雑難解であるために「はじめの一歩」が
踏み出しづらい状況になっています。
そこで、令和市デジタル庁では仮想通貨を買ったことがない
全くのweb3初心者にも、Web3の技術を体験・利用できる
ように「やさしいNFT勉強会」を開催した他、ステーキング講
座などさまざまな講座を開催しました。
ひ み つ き ち 〜 未 来 の 学 校 会 議 〜
50代シングルマザーと現役高校生のコラボ
令和市では上は70代、下は9歳と実に幅広い年齢層によっ
て構成されているため、世代を超えたコラボレーションが
日々当たり前に怒っています。
その一つの例が「ひみつきち〜みらいのがっこうかいぎ
〜」で、元保育士で人材育成の講師であるシングルマザーの
方と現役高校生ファシリテーターのコラボで、 「人の間で
自分を生きる」をテーマに、多様な学びの場を企画している
チームです。
全年代が集まり、全員が先生で生徒。遊びとその中で起こる
人間関係が学び。一人一人が本当に感じていることを表現で
きる場。それは『ワガママ』ではなく『我が、まま』
我がままに、ありのままをお互いに尊重し受容しあうことで、
刺激しあい、お互いに気づきあい、クリエイティブが広がる、
そんなハーモニーが生まれる場です。
10. 令 和 市 の 働 く
働
報酬は自分たちで作った通貨。
プロジェクトで貢献してくれた人に自作暗号通貨(ソー
シャルトークン)であるBBLトークンを配布しました。
このBBLトークンは自分たちのコミュニティ内で使える
通貨という役割だけではなく、実際にそれらがリアルな
お金に変えられる可能性を持つものになります。
その源泉を作るべく、一部令和市民がBBLトークンにス
テーキング、BBLトークン保有者に金利を分け与えるた
めの準備金を用意しました。
Niwaというツールを利用しBBLトークンを発行、
stake.socialというツールを利用し管理しています。
より円滑なステーキングのためのステーキング講座
金銭的余裕ある人にステーキングしてもらえればよい
のですが、それらを知識0の状態でやることは難しかっ
たので、有志の令和市民が実際にステーキングするやり
方を教えるステーキング講座およびステーキングのやり
方の記事が執筆されました。
ダイバーシティを強みにする働き方・動き方を学ぶ
令和市おしごとセンターは新時代の働き方・生き方を
学ぶ教育機関として2022年3月にスタートしました。
2025年までの目標として
①新時代の働き方と自治に対するリテラシーを身に着け
た人材の輩出
②令和市をはじめとした各DAOの連携による新時代の
生活基盤の構築
を掲げました。
令和市では個性や障がいや病気、年齢といった差異は
すべて価値であり、問題化することはありません。
しかし、現実社会に肉体を持っている私たちは常に何
かしらの形で「今日生きていくこと」を考えなければな
りません。
それを考えた際に、市民の中に「今日生きていくこと
に不安を覚える人」が存在しているため、彼らに対して
のキャリア支援の一環としてこの取り組みをスタートさ
せました。
プロジェクトを通して自分のあり方・働き方を学ぶ
2022年度は「仕事をしたことがある人でないと仕事ができな
い→スキルの自覚化と経験がない人と深く関われない→祭に参
加できない」の負のサイクルをメインイシューとして、「令和
市フリーペーパープロジェクト」および「令和市特産品セン
タープロジェクト」を立ち上げ、自分たちで令和市の特産品を
つくりあげることを通して働き方を学びました。
令和市消滅後の展望
2022年7月25日の令和市消滅以降、令和市おしごとセンター
の経験を活かし、順調に仕事を始める人を輩出します。また、
フリーランス就労支援の体系を作ります。令和市のBBLトーク
ン(後ほど解説)配布スキームを構築し実行していきます。
具体的には
①フリーランスとしての仕事の仕方を学ぶ環境を社会に実装
する
②会社文化が育んだ仕事の仕方→フリーランスの仕事の仕方
→プロジェクト型の仕事の仕方→自立分散的仕事の仕方に至
るまでの導線を引く。
の二つになります。
令 和 市 お し ご と セ ン タ ー
ステーキング・BBLトークン
バス会社と共にPR企画実行
市民たち同士でチームを組んでPRを考える
自分たちで新たに仕事を作る一方、自分たちが引き受
けた仕事の相談を令和市民にもちかけ、そこでチーム結
成し、実際に仕事に取り組む動きもありました。
公民館で案件の概要を掲示して、プロジェクトに関わ
るメンバーを募集。その後、専用グループを立ち上げ、
実際に内部ミーティングによるアイデア出し、プレゼン
資料の作成、先方との調整ミーティング、ランディング
ページの作成、企画の実行を行ないました。
今回の企画が「浴衣を着て観光船に乗ると乗船料や周
辺施設が割引になる」というキャンペーンであったため、
実際に一部令和市民が浴衣で現地に出向き、浴衣で現地
を回ることで、企画の存在をアピールした。
それにより、ステーカーの数は増え、実際にステーキ
ングして、BBLトークンに価値の源泉となる金利を生み
出すことに成功しました。
誰 も が 社 会 で 生 き ら れ る た め の 自 立 分 散 支 援
12. 令 和 市 で 遊 ぶ
遊
オンラインまちづくりという遊び
遊びは令和市の最も得意とする分野でもあります。令
和市が持つ最大の機能は誰のものでもない広大な原っぱ
が存在しているということ。原っぱは遊園地のような巨
大な遊び道具はありませんが、その上ではどんなことで
もできる全く遊び方が決められていない空間です。
令和市は開設当初、公民館と令和市民大学しかありま
せんでした。その後、「こういうのやりたい!」「やっ
てみよう!」から郵便局やみらい文化センター、イン
ターネットの流行病を研究する令和市民病院、他力本願
寺、新聞部など実にさまざまな施設が短期間に誕生しま
した。
令和市が崩壊した後、共に消えた施設もあれば、自分
のコミュニティ・場として残り続けた施設も。
令和市という舞台でコミュニティや場を立ち上げ、令
和市が消えた後も自分の場と人とのつながりが残り続け
ることで、人々に自立支援を動かす取り組みにもなりま
した。
架 空 の 自 治 体 を つ く る
令和市営地下鉄
土地を持たないバーチャル自治体の初期に地下鉄と路
線図を企画しました。リアルとオンラインのワーク
ショップで駅名を公募し、そこから各自が自由に想像を
膨らませながら架空の街を創作しました。
路線図ができた後は、各場所にメタバース空間が作ら
れ、場所や地名を舞台にした小説やゲーム・イベントが
発生。また、架空の地下鉄グッズが発売されるなど多く
の二次創作とコミュニケーション活性化のきっかけが生
まれました。
令 和 市 の 「 祭 り 」
メタバース初詣
バーチャルまちづくり連合に参加している【Robloxで
世界を創ろう】【シェア街】と令和市の3団体合同の初詣
イベントをメタバース上で開催しました。
初詣という古来からの風習とメタバースという2022年
ならではの遊び方を融合させ、どこにいても一緒にお参
りができる体験設計を行いました。
お賽銭や絵馬、屋台もあり、はてなBOXを押すとそれ
ぞれの団体の説明が表示されるなどの仕掛けも豊富に盛
り込んであります。参加者は記念写真を撮ったり、お気
に入りの場所を見つけて楽しみながら一年の始まりの挨
拶をしていました。
バーチャル梅まつり
バーチャル街づくり連合の参加コミュニティで連携し
て、オンラインとオフライン同時開催の梅収穫祭を開催。
Blenderで3D梅をモデリングする講座を開いていただ
き、Roblox空間上に梅を収穫するゲームを展開。
当日は群馬とオンライン会場をzoomでつなぎ、同時に
梅の収穫を楽しみました。
収穫した梅は梅酒やジャム・クッキーに加工していただ
き、仮想自治体令和市・初の特産品が出来上がりました。
令和市のお葬式
お盆に合わせて2022年の令和市のお葬式イベントを行
いました。AI市民のあかりちゃんが司会を務め、今年の
令和市について書かれたnote記事をようやくした文章を
読み上げてもらい、半年を振り返りました。
その後はサイレントヘッドフォンを使い会場は無音のま
ま盆踊りタイムを市民の地元の民謡から最新のJ-Popを聴
きながら今年の活動を踊って労いました。
令 和 時 代 の 祭 り を つ く る
13. 令 和 市 の 交 流
交
そもそもの令和市誕生の経緯
令和市は、コロナ禍で生活圏外の人との出会いや対話
機会が減少し、コミュニティ間の分断がされた世の中に
一石投じるために立ち上がりました。
コロナウィルス感染拡大による外出自粛等の生活様式
の変化に伴い、生活圏外の人との出会いやコミュニティ
間の対話機会が減少しました、これを課題ととらえ「オ
ンライン上でご近所さんのように対話する場の提供」を
目的にオンライン自治体を開始いたしました。
令和市誕生の2日後、市には市民大学と文化センター
があり、LINEのオープンチャット上で交流スタート。そ
の後、zoomを使って行われる市民大学の講義として、小
中高生の2020年の話を聞く「コロナ禍と学校の今」、地
域に関わる方の現在の状況を聞く「コロナドーナツ化と
地方移住の今」を開催。
当初、令和市は2021年7月24日までの期間限定とし、
市の消滅までに対話の場として機能し、これからの社会
を形作るための、人のつながりやプロジェクトが生まれ
ることを狙っていました。
コ ロ ナ 禍 の 交 流 の 可 能 性 を 探 る
令和市だけでなく、他の連合体ともつながりを深めてい
きたいと思い、「リアルだけでなくバーチャルも含めた
『世界創造DIY』を行う複数のコミュニティの連合体」
として、『バーチャル街づくり連合』の提案を行い、
2022年1月に発足しました。
バーチャル街づくり連合が発足したことによって、2022
年の令和市は毎週火曜日夜9時より定期ミーティングを行
うことになったため、それが多くのプロジェクトを産む
きっかけになったことは間違いないでしょう。
また、火曜日の定例会ではフリーペーパー専門店はっち
の田中さんやMiroでバーチャル書店をつくっている田原
さん、盗めるシェアハウスや汁だけ坦々麺などユニーク
な企画を行うモテアマスのカズキタさんなどのゲストが
活動をシェアしてくださりました。
バ ー チ ャ ル ま ち づ く り 連 合
令持不平等条約の締結
令和市は三軒茶屋に存在するインド系シェアハウス・モ
テアマス三軒茶屋と、相互の信頼と尊敬を礎として、こ
れまでの友好関係をさらに推進するため姉妹都市提携を
することになりました。
その記念として不平等条約を結ぶことになり、このプロ
ジェクトを通して、令和市側では初の歴史の教科書が発
行され、モテアマス側では条約文の作成と風刺画が作成
されました。
リアルな交流と地域視察・令和市合宿
令和市では群馬・三重・岩手で住民同士のリアルな信
仰を深めつつ、まちづくりや地域活性を学び、考えるた
めの令和市合宿を開催しました。
群馬県では市民の有する未活用の土地の視察を行なっ
たほか、行政主導で建設された民泊施設に滞在し、そこ
で市民持ち寄りのセルフマネジメントやインプロのワー
クショップを開催しました。
また、三重県では最新の土地活用の事例としてVISON
を見学した他、コロナ禍のゲストハウス文化のことを知
るべく全国的に有名なゲストハウス・風見荘に滞在。伊
勢神宮や観光活性の事例としておかげ横丁を見学しまし
た。
岩手県では花巻市を中心に地方創生関連の施設を見学。
花巻市は、マルカンデパート、るんびにい美術館など非
常に活発的な動きが見られる自治体です。また、日本初
のWeb3タウンの宣言を行なった紫波町のオガール紫波を
見学し、現地の元新聞記者さんとの交流の機会を持ちま
した。
令和市合宿はただの観光で終わらない地域の人との交
流のある合宿と言えるでしょう。
リ ア ル と オ ン ラ イ ン の ハ イ ブ リ ッ ド 交 流