WBAIでは、汎用的な知能を持つ高度なAIの開発を加速するために、脳参照アーキテクチャ(BRA)を用いて設計空間を現実的なレベルに制約する、BRA駆動開発を推進しています。本講演では、まずこの開発手法の概要とその進展状況について述べます。次に、この開発手法が他の汎用AI開発手法に比べてどのような利点があるかを説明します。さらに、このアプローチを進めた場合に想定される開発ロードマップを概観します。このようにして作られた高度なAIにおいても、ある側面においては生物学的制約に捕らわれない倫理性をもたせることで、それらで構成される社会の持続可能性を高めうることを論じます。