第6回WBAシンポジウム
「人と共存する脳型AIを目指して」
2021年活動状況報告
特定非営利活動法人
全脳アーキテクチャ・イニシアティブ
活動状況報告
事務局:荒川直哉
2021年
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
本日の活動報告
■ はじめに
■ 全脳アーキテクチャ・イニシアティブの2つの事業
■ WBAIの財政について
■ 教育事業
○ WBA勉強会
○ WBAレクチャー
○ WBAシンポジウム
○ WBAハッカソン
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
はじめに
■ NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(以下WBAI)
■ 設立:2015年8月21日
■ 目的:脳全体のアーキテクチャに学ぶことにより人間のような
知的能力を持つ汎用人工知能の実現を目指す研究開発活動に
対して長期的に支援と促進を行う。
■ 全脳アーキテクチャ:脳全体の構造・機能をまねた人工知能の機構
■ お礼
○ 賛助会員、正会員、ボランティア、共同研究者の皆様
その他お世話になった方々
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
WBAIの2つの事業
法人の目的:脳全体のアーキテクチャに学ぶことにより人間のような知的能力を持
つ汎用人工知能の実現を目指す研究開発活動に対して長期的に支援と促進を行
う⇒
1. 教育事業
○ 目的:全脳アーキテクチャ研究開発に必要な、人工知能、
神経科学、認知科学、機械学習などの学際的人材の育成
○ この活動状況報告で報告します。
2. 研究開発事業
○ 目的:全脳アーキテクチャ研究開発の「促進」
○ 詳しくは本日の引き続いての発表をご覧ください。
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
WBAIの財政について
■ WBAIの財政は主に賛助会員の皆様からの会費により
支えられています。
■ 昨年度、創設賛助会員の
5年間のご支援が終了し、
収入規模が大きく縮小
しました。
■ 今までのご支援を原資に
数年は生き延びられそうです。
■ 今後ともご理解とご支援を賜ることができれば幸いです。
正
味
財
産
額
賛
助
会
員
数
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
教育事業
● 目的:全脳アーキテクチャ研究開発に必要な
人工知能、神経科学、認知科学、機械学習などの
学際的人材の育成
● 主にイベントの開催
○ WBA勉強会
○ WBAレクチャー
○ WBAシンポジウム
○ WBAハッカソン
& “モデラソン” (2020)
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
WBA勉強会
Since 2013年12月(WBAI発足以前)
….
● 第31回(2020年10月23日)
『予測する脳と主体性の現象学』
● 第32回(2021年5月26日)
『脳の一般原理に基づく認知発達と発達障害』
● 第33回(2021年6月25日)
『Biologically Plausible Agents Interaction は有望か 〜 HAI
とWBAから考える知能研究の展望』
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第31回WBA勉強会
『予測する脳と主体性の現象学』
● 2020年10月23日 参加者:135名
● 協 賛:北海道大学人間知×脳×AI研究教育センター (CHAIN)
● 趣旨説明:大羽 成征
● 自由エネルギー原理からエナクティビズムへ:
吉田 正俊(北海道大学)
● 「境界のない外」をどう考えられるか?──現象学の観点から:田口 茂
(北海道大学)
● パネルディスカッション
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第32回WBA勉強会
『脳の一般原理に基づく認知発達と発達障害』
● 2021年5月26日 参加者:105名
● 協 賛:CREST 認知ミラーリング:認知過程の自己理解と社会的共有による発達障害
● 趣旨説明:長井 志江(東京大学)
● 当事者研究について:
熊谷 晋一郎(東京大学 先端科学技術研究センター)
● 神経回路モデルによる予測符号化理論の構成的検証:
長井 志江(東京大学)
● パネルディスカッション
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第33回WBA勉強会
『Biologically Plausible Agents Interaction は有望か
〜 HAIとWBAから考える知能研究の展望 〜』
● 2021年6月25日 参加者:77名
● 社会的承認による定義をされたAGIに向けたHAIとWBAの役割:大澤
正彦(日本大学)
● HAIとWBAのアプローチの差異と接合点から見るインタラクションのデ
ザイン:坂本 孝丈(静岡大学 創造科学技術大学院)
● HAI研究に基づいた機能体系の整理とWBA開発による機能設計
アプローチ:田和辻 可昌(早稲田大学)
● パネルディスカッション
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
WBAレクチャー
今年からの新しい試み
よりテクニカルな内容
● 第1回(2021年2月7日)
『認知機能の脳構造に沿った分解手法
―脳機能の体系的理解を目指して』
👉 基調講演:脳参照アーキテクチャ駆動開発からの
AGI構築ロードマップ
● 第2回(2021年6月13日)
『脳をまねた記憶のアーキテクチャを動かしてみよう!』
👉 第5回WBAハッカソン(後述)のオリエンテーション
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
WBAシンポジウム
第1回「加速する人工知能、加速する世界」2016年5月
第2回「Beneficial AGIへ」2017年8月
第3回「脳に学んで良き汎用人工知能に至る道筋」2018年5月
第4回「脳に学ぶ統合を問い直す」2019年6月
第5回「見えてきた知能研究の本丸」2020年10月
第6回「人と共存する脳型AIを目指して」2021年9月 👈
WBA ハッカソン
ハッカソン〜プログラミング競技会
狙い: 学生・研究者の知識・スキル向上とネットワークづくり
全脳アーキ
テクチャ
中心仮説
脳を学び
はじめる
3Dシミュレーショ
ン環境
認知アーキテク
チャ
Key
Concept
テーマ
オープン
プラット
フォーム
戦略
複合機械学習 海馬
2015 2016 2017
参照脳アー
キテクチャ提
供
眼球運動
2018
Animal-AI
Olympics
WBA賞
生物学的
妥当性
2018
2019
流動性知能
の基礎
作業記憶
2021
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第5回WBAハッカソン
● テーマ:作業記憶の実装
● 作業記憶
〜日常の作業では少し前のことを覚えている必要がある
〜知能の基本機能(⇒プランニングなど)
〜人工ニューラルネット・脳型AIでの実装方法は定かでない
⇒ハッカソンで挑戦
● 先行して「モデラソン」実施
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
作業記憶モデラソン2020
● 作業記憶の神経科学的な仕組みには定説モデルがない ⇒
「計算モデル」がほしい ⇒
● 計算モデルを応募する企画 “モデラソン” 2020年7月〜9月
● 結果:応募1件
● 評価の方法論を時間をかけて開発
⇒応募者に「重要功労賞」を授与(2021年3月)
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第5回WBAハッカソン概要
● 2021年5〜10月・オンライン競技
○ 競技プラットフォーム:CodaLab
● WBAIのパートナー Cerenaut と共催
● 課題:見本合わせ課題
● 脳を参照した認知アーキテクチャとサンプルコードを提供
● 性能と生物学的妥当性を評価
● 賞金最大10万円/チーム
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
見本合わせ課題
● 複数の図形が同じかどうかを判定する課題
● 遅延見本合わせ課題:
最初に提示された
図形を「思い出して」比較
● アクティブビジョン:
視線を動かす前に見た
図形を「思い出して」比較
第5回WBAハッカソン用 (全) 脳参照アーキテクチャ
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
第5回WBAハッカソンの現状
● 現在の参加チーム数:15
● 今からでも参加できます!
👉 WBAIのホームページから
● ただし課題はかなり難しそう...
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
本日の活動報告
■ はじめに
■ 全脳アーキテクチャ・イニシアティブの2つの事業
■ WBAIの財政について
■ 教育事業
○ WBA勉強会
○ WBAレクチャー
○ WBAシンポジウム
○ WBAハッカソン👈
2021-09-10 第6回WBAシンポジウム
ご清聴ありがとうございました。
今後ともご支援のほどよろしく
お願いいたします。

第6回WBAシンポジウム:WBAI活動報告