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背景
• 急性腹症は救急受診の5~10%を占める
• 緊急疾患の迅速かつ正確な診断は、患者の管理や効率的な処
理に不可欠である
• 臨床所見や臨床検査だけでは、不必要な治療をしたり治療が
遅れる可能性がある
• 画像検査は急性腹症の診断の正確性を増す事が示されている
背景
• 画像検査は病院のコストを増加させ、CTによる成人患者の被曝
も増えている
• The American College of Radiology(米国放射線医学会)は、腹
痛患者の画像検査のガイドラインを作っている
• 腹痛の診断に、このガイドラインだけでは十分でないかもしれな
い
• 腹痛患者に対し、臨床評価後の単純X線、US、CTの付加価値を
評価した
方法
• 多施設、前向き研究
対象
• 2時間以上5日間未満の非外傷性腹痛を呈する成人(≧18歳)
• 開業医の紹介または紹介なし
• 最近退院した、腹痛以外で入院したが腹痛が増悪した患者
除外
• 消化管出血、大動脈瘤破裂、妊娠中の出血性ショック
• 治療した医師の正当な理由で画像検査を行わなかった患者
方法
• 2つの大学病院と4つの大規模教育病院の6病院が参加
プロトコル(Fig1)
• 病歴、身体所見、臨床検査
→診断を記録
→胸部・臥位腹部単純X線、 US、CT
→新たな診断を記録
→少なくとも6ヶ月は患者をフォロー
→専門委員会が最終診断
方法
• 単純X線は救急の医師が評価
• US・CTの読影時は、他の検査結果は見られなかった(臨床情報
は与えられた)
• 読影者は救急医が利用した同じ診断リストから画像診断を記録
• CTは横隔膜~鼠径部まで撮影
• 時間外のCTは翌日に放射線科医が読影
方法
• 開業医に患者の転帰について確認
• 専門委員会は熟練した消化器外科医と腹部放射線科医で構成
され、最終診断をした
• 委員会メンバーは患者の評価や管理には関与せず
• 全ての最終診断は緊急か非緊急に分類
• 緊急の定義:24時間以内に治療が必要
方法
• 比較した戦略
単独
(1)臨床評価後の診断
(2)臨床診断+単純X線
(3)全員にUS
(4)全員にCT
条件付き
(5)全員にUS →陰性または不確定ならCT
(6)全員にUS →不確定ならCT
方法
患者の特性
(7) 45歳未満ならUS →陰性か不確定ならCT
45歳以上ならCT
(8)BMI30未満ならUS →陰性か不確定ならCT
BMI30以上はCT
(9)BMI30未満または45歳未満ならUS →陰性か不確定ならCT
その他の患者はCT
方法
腹痛の場所
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右下腹部、左上腹部、左下腹部、びまん性の圧痛ならCT
その他はCT
(11)右上下腹部の圧痛ならUS
左上下腹部、びまん性の圧痛ならCT
その他はCT
方法
データ解析
• 最終診断と画像戦略の結果を比較し、11種類それぞれの感度
と特異度を計算
• 見逃しの割合(1ー感度)と偽陽性の割合(偽陽性/陽性)も計算
• 放射線科医間、指導下or非指導下の研修医間、参加施設間の
精度の結果を比較し、USの成績の安定性を調べた
方法
• ROC空間内に全ての戦略の正確性をプロット
• 診断精度の計算のため、不確定な結果は陰性として扱った
• 画像検査をしなかった、画像で異常が除外出来なかった場合は
不確定とした
方法
• 単独画像戦略の感度と特異性の比較にはマクネマー検定を用
いた
• 臨床診断および最も正確な単独戦略と、複数の戦略を比較
• 正と負の尤度比を直接比較し、最も正確だった単独画像検査を
2つ組み合わせて精度上昇を評価
• 各戦略で、USをした患者の割合と、CTによる被曝をした患者の
割合を計算
結果
• 2005年3月から21ヶ月間で、1101人が該当
• うち80人はデータ収集できず
• 年齢、性別、時間などで、これら80人と参加者に有意差はな
かった
結果
• 1021人の平均年齢は47歳(19〜94歳)
• 55%(N=565)が女性
• ほとんど(75%; N =766)は開業医の紹介
• 17%(N=169)は紹介なし
• 7%(N=73)は他の医療専門家の紹介
• 1%(N=13)は救急搬送
結果
• 外科研修医が74%(N=757)を評価
• 救急研修医が26%(N=264)を評価
• 研修医の平均臨床経験は25ヶ月(2ヶ月〜8.7年)
• USは57%(N=582)は放射線科研修医、43%(N=439)は放射線
科医が施行
• 研修医のUSは、52%(300/582)が放射線科医の指導下で施行、
48%(282/582)は非指導下で時間外に施行
結果
• CTの29%(N=299)は放射線科医の指導下で研修医が、71%
(N=722)は放射線科医が評価
• 腎不全患者14人、造影剤アレルギー患者2人は単純CT施行
• 1人は軽度の造影剤アレルギーを発症
• USとCTの読影は、1年目研修医〜30年目以上の放射線科医が
行った
結果
• 671人(66%)が入院
• 帰宅した350人のうち19人は再評価後すぐ入院
• 計483人が手術を受けた
• うち450人が組織の病理検査をした
• 14人(1.4%)が追跡期間中に死亡
• 10人が開業医の紹介、3人が他の医療専門家の紹介、1人が救
急搬送
結果
• 専門委員会は661人(65%)を緊急と最終診断
• 急性虫垂炎が最多、次点が急性憩室炎
緊急症例の割合
• 開業医(518/766人、68%)が最多(P=0.009)
• 紹介なし(97/169人、57%)
• 他の医療専門家の紹介(39/73人、53%)
• 救急搬送(7/13人、54%)
結果
• 臨床診断単独では、感度は高かった(88%)が特異度は低かっ
た(41%)
• USは偽陽性率を減少させたが、見逃しは30%だった
• 感度はUS(70%)よりもCT(89%)が有意に高かった( P<0.001 )
• USとCT単独の感度は臨床評価と有意差なし、特異度は大幅に
上昇
結果
• USの成績は、参加施設間で変わらなかった
• 研修医が非指導下で行ったUSの感度(65%、95%信頼区間:
58%〜72%)は、放射線科医によるUSの感度(74%、69%〜
74%)より有意に低かった(P=0.03)
• 指導下で行ったUSの感度は69%(82%~91%)で、放射線科医
によるUSと有意差はなかった(P=0.20)
• 特異度は、放射線科医と指導下・非指導下の研修医とで有意
差はなかった(P=0.70)
結果
• USで陰性か不確定だった時にCTをする場合(戦略5)は、画像
検査なしより感度は高かった(94%対88%(P<0.001))
• 戦略5はCTのみと比較して、感度は高い(94%対89%、
P<0.001)が特異度は低く(68%対77%、P<0.001)、見逃しは有
意に減った(6%対11%)
• USで不確定だった時のみCTをする場合(戦略6)は、戦略5より
CTの使用を減らした(49%→27%)が、見逃しが増えた(6%
→15%)
結果
• 512人(50%)が45歳以上、157人(15%)がBMI30以上
• 年齢に基づく場合(戦略7)、年齢とBMI両方に基づく場合(戦略
9)は10%見逃し、 BMIに基づく場合(戦略8)は9%見逃した
• American College of Radiologyのガイドラインを反映した戦略(戦
略10)の診断精度は、CTのみと同等だった
• 右上下腹部圧痛でのUSの使用(戦略11)では、16%見逃した
結果
• 被曝した割合(CT使用率)は、患者の特性で決める戦略では
56%~81%、痛みの場所で決める戦略では65%~95%だった
• 戦略5ではCTの使用が2番目に少なく(49%) 、感度も最も高
かった(94%)
考察
• 臨床診断単独では偽陽性率が高く、US単独では許容できない
ほど見逃しが多かった
• CT単独では精度が高かった
• USで陰性または不確定な場合のCT(戦略5 )は、最も感度が高
く、被曝も最低となった
• 患者の特性や痛みの場所による戦略は、戦略5より精度が低
かった
考察
潜在的な制限
• 無作為化試験ではなかった
• 患者の管理や転帰への影響は直接評価出来なかった
• 診断プロトコル完了後の管理は、全検査結果に基づいていた
• 画像検査前の患者のselectionがあった
• ほとんどが開業医からの紹介で
• 画像検査せずに帰宅した患者は含めなかった
• 国ごとに救急受診や画像検査の閾値が異なる
考察
• 緊急症例の検出感度の高さは臨床的に重要だが、偽陽性は過
剰治療につながる可能性あり
• USやCTの使用に制限がある場合は見逃し率は高くなり、それに
よる特異度の低下は非緊急患者の過剰治療につながる
• CT単独と比べた条件付きCT戦略の診断精度の上昇は、感度上
昇と特異度低下のトレードオフを示す
• 緊急症例が正しく診断された利点が、誤診による過剰治療の有
害性より大きいか評価することは、本研究の範囲を超えている
考察
• 臨床現場では、医師は意識的または無意識的に、急性腹症患
者の緊急性を区別する
• 画像検査をしなかった臨床的疑いの低い患者以外は、研究に
参加するよう促された
• 結果として、臨床評価後の診断がはっきりしていた患者も含ま
れた
• 他の患者は臨床評価後の診断が不確実で、臨床評価後の画
像検査の付加価値が最も大きい場合、この患者のカテゴリはお
そらく参加者の大部分を占める
考察
• 臨床診断は外科と救急の研修医が行った
• 経験年数が診断精度に影響した可能性はあるが、それを評価
した研究はない
• 今回の解析では、診断精度に経験年数は影響がないことがわ
かった
考察
• USは観察者の経験年数に依存することがわかった
• 非指導下の研修医のUSの方が、緊急症例の見逃しが多かった
• USで陰性か不確定の時にCTをする戦略では、放射線科医によ
るUSより、非指導下の研修医によるUSの方がCTの使用が多く
なるだろう
考察
• CTの精度は経験年数にあまり依存しないことが知られている
• 急性憩室炎の診断で、20年目の放射線科医、2年目の研修医、
消化器科医で有意差はなかった
• CTは放射線科医か放射線科医の指導下で読影したため、研修
医と放射線科医との精度の比較は出来なかった
考察
• 画像検査は、最もcommonな急性腹症の原因である、急性虫垂
炎と憩室炎のために広く検討されている
• 憩室炎疑いでの画像検査は、治療するかどうか決めるため、憩
室炎の合併症を見つけるのに有用
• 虫垂炎疑いでのCTは、不必要な入院および手術を防ぎ、虫垂
切除率や病院のコストを減らすことが示されている
• 画像が虫垂炎の確実な診断に必要かどうか、理想的な診断戦
略は論争中
考察
• 急性腹症の正確な診断法として、診断的腹腔鏡検査もある
• しかし、画像検査は偽陽性を減らし、侵襲的な検査を防止する
こともできる
• 腹腔鏡の侵襲性とコストを考慮すると、腹腔鏡は画像で異常が
見られなかったり治療指標を決める時までとっておくべき
考察
• 放射線に関連した致死的癌の生涯リスクは、年齢に依存する
• 25歳の腹部CTでの癌誘発リスクは約1/900、致死的癌の誘発リ
スクは約1/1800
• 50歳の場合は1/1500と1/2500
• 一般に、CTで得られた情報は放射線関連リスクを上回り、癌の
誘発リスクは癌の生涯リスクを踏まえて見るべき、という総意が
ある
• 将来、急性腹症の診断にMRIが役立つかもしれない
結論
• 画像検査は急性腹症の患者に広く行われているが、画像戦略
の精度が大規模前向き研究で比較されたことはなかった
• 本研究では、CTは臨床評価後の精度を最も高めたが、USで陰
性か不確定の場合にCTをするという条件付き戦略では、わずか
6%しか見落とさず、総合的な被曝も最低となった
• 従って、急性腹症の患者には初期検査としてUSをし、USで陰性
または不確定の場合にCTをすることを勧める

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