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新潟県臨床研修症例発表会
- 5. 週間スケジュール
(月) (火) (水) (木) (金)
8:15 回診 8:15 回診 8:15 回診 8:15 回診 8:15 回診
午 病棟業務 病棟業務 胃カメラ 腹部エコー 胃カメラ
前 ダイエット入院
食事会
大腸カメラ 内視鏡的粘膜下 病棟業務 腹部血管造影 病棟業務
層 剥 離 術
(ESD) ダイエット入院
午 講義(第2、4
16時~ 週)
後 内視鏡カンファ
レンス
疾患レポート発
表
17:30~ 17時~
時
内科カンファレ 外科・放射線科
間
ンス とカンファレン
外
ス
- 25. 病棟診療の経験
• 食道癌(1例) ・胃癌(3例)
• 腹腔内腫瘤(2例) ・DIC(1例)
• 電解質異常(4例) ・消化管出血(4例)
• ・潰瘍性大腸炎(3例)
アルコール性肝障害(4例)
• 急性肝炎(4例) ・イレウス(6例)
• 肝細胞癌(3例) ・胆管癌(2例)
• 肝硬変(5例) ・腸結核(1例)
• 胆嚢癌(1例) ・膵癌(1例)
• 大腸癌(1例) ・胆嚢炎(7例)
など、各種疾患につき診療経験した。
担当症例は常時10人前後。
- 26. 内視鏡カンファレンスで
報告した疾患
• 食道癌 ・胆嚢炎
• 上部消化管出血 ・胆嚢癌
• 下部消化管出血 ・胆管癌
• 胃・十二指腸潰瘍 ・急性膵炎
• 胃癌 ・慢性膵炎
• 腸結核 ・膵癌
• 潰瘍性大腸炎 ・劇症肝炎
• 肝硬変 ・慢性肝炎
• 肝癌 ・大腸癌
• Crohn病 ・急性肝障害
以上の疾患につき、最新の知見を含めて毎週レポート作成し、
発表の上指導を頂いた。
- 31. まとめ
~良い臨床研修を行うために~
①まず社会人としての常識を守る!
→失敗した時に怒ってくれる先生の存在のありがたさ。
自分の常識知らずを怒られることは残念なことではなく、非常にありがた
いことである。怒られたことはすぐに吸収する。2度同じ失敗をしないこと。
②多くの症例経験を得る。吸収率を上げる。
研修医は患者さん1人1人から非常に多くのことを教わっている。教えて頂
いたことを自分の身につけ、「これは知らなかった。」と2度と言わないよ
う常に吸収し続けること。これが患者さんに対しての恩返しである。
③よく見て、よく「盗む」。
指導医の先生方の現場での姿をよく観察し、吸収すること。教えて頂くの
を受け身で待つのではなく、知識・技術をどんどん見て「盗んで」いくこ
と。臨床研修各科の短期間で、学べるチャンスは有限である。