4. Methods
Study design and oversight
18歳以上で初発の失神患者においてPEの有病率を調べた横断研究。
失神で救急外来を受診し、参加した病院(2の大学病院、9の大学以外の病
院)に入院した患者。
入院の理由は転落に関連した外傷、重症、失神の原因が説明できない、心血
管系の可能性が高い、であった。
以前に失神の既往がある例、抗凝固療法を受けている例、妊婦は除外され
た。
5. Methods
Study assessments
入院して48時間以内に評価を行った。
ワークアップはEuropean Society of Cardiologyのガイドライン2014に基づいた。
現病歴には自律神経系の前駆症状(冷汗、蒼白、嘔気)や心疾患の有無、最
近の出血、血管内volumeの不足や静脈系へのpooling、新規あるいはより強
い高圧薬、頻脈や徐脈になりうる薬剤への暴露を含んだ。