救急車の有料化問題について

F班
目次
• 現状と問題意識
• 主張
• 救急車を有料化したことによる影響(メ
リット)

• 有料化によって予測される問題(デメ
リット)
• 有料化の条件
• まとめ
現状、問題意識
救急車の基礎知識
平成23年度のさいたま市の場合

救急車一台出動時の
コスト
42425円

年間件数
57365件

総コスト
24億3371万
1520円

さいたま市行政サービスコストの一覧表よ
現在、救急車の出動件数が
増加傾向にある
救急車出動が多すぎる
• 平成24年の緊急出動件 ○これは過去十年間で最高。
数は580万2.038 そしてまだまだ増加する一方であ
件と昨年よりも増加。※総 る。
務庁消防省
また救急車がすべてではらってし
まい、急患者のもとに駆け付けれ
ない危険性もある。
これにより・・・
到着時間の遅れ

総務庁消防庁より

また年々救急車が現場に到着する時間が長くなっている。
平成13年の到着時間は約6分、平成23年は8分と差が出
ている。
また収容時間に至っては23年は38分と、時間がかかって
いる。
では、なぜ出動回数が
増えているのか?
理由
消防庁が実施したアンケート調査では増加した
要因の3位が不適切利用者の増加とある。
例:歯が痛いので来てほしい、
虫に刺された、家がどこかわからない。
等々
タクシー代わりにする人も少なくない
これでは本当に救急車が必要な人たちが
救急車にのれないのでは?
何が問題なのか?
現状、問題意識
不適正利用者の増加により・・・・・

・国の財政を圧迫!
・緊急を要する人が
手遅れになってしま
う
可能性増!
主張

救急車利用を有料化すべき!
有料化のメリット
• コスト面
救急車が出動するには約4万円
→現在は地方行政体が支払っている。
有料化することによって地方行政の負担も減るのでは?
また、徴収した料金で救急車の設備の改善なども考えら
れる。
・適切利用面
タクシー代わりにつかう人たちが減り、本当に必要な人た
ちに適切な時間にサービスを提供できる
→救急車の本来の目的である、事故や緊急事態に見舞われた患
者を助けることに使える。
緊急患者の中で特に危篤な患者は10分以内に病院の治療
を受けないと最悪のケースにつながるかもしれない。
有料化することのデメリット
救急車を有料化することに
反対する意見はあるのだろうか?
国民の声
実際、救急車有料化に対する国民の反応は、、

賛成 38,0%
反対 62,0%
ライフネット生命
医療に関する意識調査」より

2011年データ「AEDと救急
有料化反対意見(羅列)
・「経済的理由で救急車の利用が制限され
る」
・「有料なんて・・・低所得者は払えない
のでは」
・「他人の為に救急車を呼ぶ事にためら
う。」
・「税金も払っているのに公共物にもお金
■手遅れになる救急患者
・有料化することによって救急車を呼ぶの
をためらう

・有料化によって、救急患者が救われない
ケースがでてくる危険性
■低所得者に対する対応
・有料化することによって搬送代金を払え
ない

・低所得になればなるほど救急車を呼ぶ事
が出来なくなり、結果として救急患者が助
からない危険性
有料化にあたっての条件
有料化にあたっての条件
有料化の問題点・・・・
病院が閉院している夜間や休日など、
救急車を呼ばざるを得ない状態で
軽症であると勘違いし、
躊躇い、手遅れになる可能性

料金が高額である為、
支払いが困難である患者が手遅れになる可能性
有料化にあたっての条件
厚労省では、将来的に重症患者向け救急病院に原
則3人以上小児科医を配置、24時間対応を可能と
し
軽症患者向けの病院・診療所は地域の夜間休日診
療所に医師を応援派遣することで夜間休日診療所
の24時間診療体制を確立することを決定している。
つまり・・・
不安要素を取り除き
有料化にあたっての条件
国民は
救急車の料金につい
て
どう思ってるんだろ
う?
有料化にあたっての条件

条件付き:
症状に応じて料金を変える等

http://isfj.net/ronbun_backup/2011/a01.pdf
救急車の訂正利用に向けて
月)

(2011年12
有料化にあたっての条件
じゃあ、救急車の料
金は何円くらいにな
るの?
有料化にあたっての条件
海外の事例・・・・
・アメリカ (サンフランシスコ)
¥38,500 追加料金(¥1,400/マイ
ル)
・オーストラリア (シドニー)
¥11,000 (300/km)
・シンガポール
事故:無料
病気:¥4,000以上
有料化にあたっての条件

http://isfj.net/ronbun_backup/2011/a01.pdf
救急車の訂正利用に向けて
月)

(2011年12
有料化にあたっての条件

日本では・・・?
救急車一回の利用料金

13,600~17,600
【引用】東京大学公共政策大学院

『事例プロジェクト救急医療サービスの経済
分析』
まとめ

救急車は有料化すべき
まとめ
• メリット
出動時間の短縮

コスト削減

• デメリット
金銭負担という足枷で
手遅れになる
患者の増加
まとめ
有料化にあたっての条件
・夜間休日病院を充実させることで、患者の不
安を解消し、適正利用を促す。

・料金設定を適正化させることで、過度な金銭
負担を避ける。
ご清聴ありがとうございました
デメリット
慶応大学病院の事例
「頭痛を主訴に救急車を要請し,救急外来に搬送さ
れた患者は334人,(中略)くも膜下出血の搬送件数
は血管障害に伴う頭痛の過半数以上を占め,
頭痛全搬送件数の8%であった」
日本頭痛学会誌2001年

つまり・・・

全国救急指定病院3689施設を合わせると
約1万人もの人が現状(無料)によって
助かっている!
■逆の考え
・有料化によって「お金を払わないといけ
ない」という考え方から、「お金を払えば
呼べる」という考えに派生

・「○○円支払えばいいんでしょ?」という、
結局タクシー代わりに使われるのでは?
現状、問題意識
• 出動件数の推移
平成12年:約418万件
平成24年約580万件

162万件
増加!!

• 搬送人員推移
平成12年約400万人
平成24年約524万人

124万人
増加!!
消防局HPより
現状、問題意識
出動時の理由

件数増加の理由

全体の消防車出動の
理由のうち50.5%
(261万2920人)
が、軽症者によるも
の。

全体の約30%が
不適正利用者の増加
と回答!
(増加要因調査よ
り)
平成24年度版消防白書より
現状・問題意識
・平均現場到着時間
13年度:6.2分
23年度:8.2分
・病院収容時間
13年度:28.5分
23年度:38.1分

2分増加!

9.6分増加!

総務庁消防局HPより
デメリット

救急車の有料化問題について