3 分ピッチテンプレート
UTokyo 500k 用
東大生限定の
技術製品アイデアコンテスト
3 分間のプレゼンで
最大賞金 50 万円
UTokyo
500k
※ 2016/10/03 応募締切
[最初に – あとで消して下さい]
(本テンプレートは UTokyo 500k のために作成されました)
Y Combinator が提唱する構成を参考にした、3 分ピッチの順序
は以下の通りです。
1. Problem (課題)
2. Solution (解決策)
3. Market Size (市場規模)
4. Traction (トラクション)
5. Unique Insight (ユニークな洞察)
6. Business Model (ビジネスモデル - お金の稼ぎ方)
7. Team (チーム)
7 項目だと単純計算でスライド 1 枚につき
約 25 秒しか話せません。
3 分のピッチは日本語の文字数にして
800 – 1,000 文字程度です。
情報を加えるのではなく、
重要な情報だけに削ることがコツです。
(追加情報は Q&A で出してください)
ピッチは聞き手に何らかの行動を促すために行う、
という目的を忘れずにテンプレを使ってください。
[テンプレートの使い方 – あとで消して下さい]
• この構成を利用する必要はありません。参考にして下さい。
テンプレートはあくまで大きな失敗を防ぐためのものです。
• ピッチスライドは画像やデザイン、装飾に凝らなくても大丈
夫です。重要な情報 (Why This, Why Now, Why You など)
やファクトが伝わるようにしてください。
• 7 つのうちの一枚がキラースライドやキラーチャートになる
はずです。時間をかけるなら、その一枚に注力して下さい。
• フォントサイズは 28pt 以上がお勧めです。
• 今回のテンプレートはアイデア段階の 3 分ピッチに特化して
います。事業計画などは Sequoia 等のものを使って下さい。
• https://www.sequoiacap.com/article/writing-a-business-plan/
[SUCCESs Framework – あとで消して下さい]
Stanford の心理学の教授らによれば、”刺さる”アイデアは以下
の特徴を持っていると言われています。こうした特徴を持つアイ
デアを考えてから、ピッチテンプレートに当てはめてみて下さい。
• Simple (単純明快である)
• Unexpected (意外性がある)
• Concrete (具体的である)
• Credible (信頼性がある)
• Emotional (感情に訴える)
• Story (物語性)
(Made to Stick より)
タイトル (カバー) スライド
[タイトルで注意すべき点]
タイトルは製品アイデア名だけで大丈夫です。
一言で自分たちの製品アイデアの概要、つまり「自分たちが何をやるの
か」を聴衆に話して、すぐに次に行きます。
この時、英単語で 6 – 10 語ぐらいを目安に短く話して下さい。最初に
50 words ぐらいの長い文を考えてから短くしていくと良いと思います。
恐らくスライドを作った後、最後に考えることになります。
審査員は一日何十件も同じようなピッチを見ているので、最初に惹きつけ
られるかが肝心です。
Problem
[Problem – あとで消して下さい]
どんな製品も、何らかの課題を解決するために存在します。
なのでピッチの最も重要パートは、製品がどのようなものである
かよりも、どんな顧客のどんな課題に取り組むか、です。まずは
課題をクリアに話してください。
特に課題の大きさやインパクト、課題の身近さや意外性、共感等
で聞き手の興味を喚起してください。また「話者は課題の本質を
自分より良く知っている(よく考えている)」と聴衆に思わせる
ためにも、課題が起こるタイミングや、課題の別の側面、課題の
根本的な原因、業界経験による洞察などに触れてください。
「問題解決よりも問題発見」と言われるように、良い課題を見つ
けられるかどうかが重要です。
Solution
[Solution – あとで消して下さい]
課題をどのように解決するかを述べます。つまり製品がどのよう
に課題を解決するかをここで話します。また課題を解決すること
で、どのような価値が生まれるかを強調します。
ひとつの課題を解決する手法が様々ある中で、なぜこの解決策な
のか (Why this) を伝えるパートでもあります。
解決策や製品の説明はつい長くなりがちですが、根本的な部分だ
けを簡潔に言えるようになるまでブラッシュアップしてください。
また、どのようなテクノロジを使うと解決策が実現できるかの情
報を入れて下さい。テクノロジを使うと本当に解決できるかどう
かは、多くの場合 Q&A のときに問われることになると思います。
Market Size
[Market Size – あとで消して下さい]
数百億円以上の市場規模である、と言える規模が望ましいです。
もし未だない市場のような場合、市場予測や代替品市場の規模を
使ってください。まだ出来たばかりの小さな市場の場合は「急成
長している」という話ができれば良いと思います。
トップダウンでの「全市場の◯%のシェア」という売上予測だけ
ではなく、ボトムアップでの売上予測を計算して下さい。トップ
ダウンだけの数字は誰も信じてくれません。
似たようなソリューションがすぐに思い浮かぶ場合は、競合スラ
イドを用意するのも良いかもしれません。なお「競合はいない」
という言葉は愚かに聞こえることが多いので避けて下さい。
またどんなに大きな市場でも、最初は小さな市場にフォーカスす
る必要があるので、最初の顧客は誰で、どういう順序で大きな市
場を狙っていくのかまで言及できると良いと思います。
Traction
[Traction – あとで消して下さい]
トラクションとは顧客からの引き合いのことを指します。ここで
はアクティブユーザー数や売上、成長率などを記載します。
まだアイデア段階でそうしたデータがない場合、Traction の項
目は飛ばすか、少数でも良いので一度アイデアを小さく実践して
みて顧客からの声を入れて下さい。また初期は総ユーザー数より
も継続率や成長率が高いことが重要です。
聞き手がそのアイデアを良いかどうか判断する際には、そのコン
セプトの良し悪しだけではなく、実際に顧客が強く欲しがってい
る、というファクトが一番説得力があります。
Unique Insight
[Unique Insight – あとで消して下さい]
多くのピッチで抜けていることが多いパートです。
審査員や投資家の気づいていない、あなただけが知っている重要
な真実(秘密)を伝えてください。
例えば顧客の持っている意外な課題、気付かれていなかった不満、
今回の解決策が出る前まで顧客はどうやって課題を解決していた
かや、自分しか知らない技術、テクノロジの組み合せによる予想
以上の価値の提供など、審査員がこれまで知らなかったことや期
待以上の情報を提供してください。
また Why Now (なぜ今ならできるか) への答えなどが含まれて
いるとなお良い部分です。なぜこれまでそのような製品やサービ
スがなくて、なぜ今ならできるのかを考えてみて下さい。
Business Model - How to make money
[Business Model – あとで消して下さい]
どうやってお金を稼ぐかを説明して下さい。
広告、販売、手数料、コンテンツ課金、ライセンス、レベニュー
シェア等々、ここは一言だけで大丈夫です。
多くの場合、ビジネスモデルは後から検証をかけるものです。現
時点で複雑な図などを描いて説明する必要はありません。
ただし、「広告もできて、グッズ販売もできて、コンテンツ課金
もできて…」と複数の可能性を示すのはよくありません。ピッチ
で伝えるのはシンプルなビジネスモデルを心がけて下さい。
Team
写真
(グレー)
名前
経歴、受賞歴
写真
(グレー)
名前
経歴、受賞歴
写真
(グレー)
名前
経歴、受賞歴
写真
(グレー)
名前
経歴、受賞歴
<チームのワンライナー>
[Team – あとで消して下さい]
Why You を説明できるようにしてください。
例えば「受賞歴」「研究歴」「合計 15 年の業界経験」など、な
ぜ自分たちならこのアイデアを実現できて、他の競合に勝てるの
かを恥ずかしがらずに主張してください。
その上で、チームのことをうまく表現するタグラインがあると響
きます。
[Closing Remarks – あとで消して下さい]
ピッチをするのは主に聞き手に「行動してもらう」ことが目的で
す。研究発表や成果発表のように「知ってもらう」だけで終わる
ことが目的ではありません。
スタートアップのピッチであれば「投資してもらう」「次のミー
ティングを取り付ける」ことが目的ですが、コンテストの場合は
優勝するのが目的です。
なので、最後の締めの言葉として、
• 「優勝したらその資金でプロトタイプ開発を進めます」
• 「今後このアイデアで起業するつもりがあります」
• 「優勝の実績で自信をつけて、次にステップに行きます」
などと言えると、審査員の行動を強く引き起こせるはずです。
[練習 – あとで消して下さい]
アイデアが良くても伝え方が悪いととても勿体無く映ります。
伝え方をうまくするにはとにかく練習あるのみです。Steve
Jobs ですらかなりの量の練習をしてプレゼンに臨んでいました。
なので、数十回練習するつもりで
• タイマーで測る
• スマホを使ってビデオに撮る
• 友達に聞いてもらう
などをしてとにかく練習してみてください。まずは 20% のドラ
フトが出来た段階で、一度通し練習をしてみるのをお勧めします。
当日、皆さんのアイデアを聞けることを楽しみにしてます。
[Reference – あとで消して下さい]
■ピッチの構成方法
http://www.themacro.com/articles/2016/07/how-to-pitch-your-company/
http://www.themacro.com/articles/2016/08/practical-design-pitching/
■SUCCESs フレームワーク
https://en.wikipedia.org/wiki/Made_to_Stick
■ピッチスライドのデザインの仕方
http://www.themacro.com/articles/2015/11/how-to-design-a-better-pitch-deck/
■発表の仕方
http://www.themacro.com/articles/2016/07/guide-to-demo-day-pitches/
http://www.aaronkharris.com/advice-on-pitching
■実際のピッチについて
http://startupclass.samaltman.com/courses/lec19/
■ピッチの例
http://bestpitchdecks.com/
https://attach.io/startup-pitch-decks/

スタートアップの 3 分ピッチテンプレート