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「不思議な研修。」のご紹介
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“不思議な研修。“のご紹介
Project: Incubation Camp
企画 : 株式会社 Project Design Office
監修 : 慶應義塾大学大学院
システムデザインマネジメント(SDM)
後援 : 小栗八平衛商店 @ 小布施町
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自分が社会人になったころは、今に比べれば、先が見通せる時代だったように思います。
ここ数年の政治・経済・社会の変化は想像以上で、
確実に不確実性が増した世の中になったように感じています。
そんな新しい社会の、新しい「働く・暮らす・生きる」とは何なのか。
自分たちは、何を生み出し、何を大切にして、何を次の世代へと残していくのか。
そんなことを、ふと、思うときがあります。
きっとその答えは、どこかにあるものではなく、
自分の足で立ち、現実をみて、自分の手で創っていくものだと思います。
そしてそれは、ひとりで創るのではなく、ともに力を合わせ、創るものだとも思います。
そのためには、自分と、他者と、世界と、もっと対話をしていく必要があります。
対話を通じてお互いを理解し、新たな意味・価値を創造していく必要があります。
そして、見出した意味・価値を社会で実現すべく、行動していく必要があります。
私たちは、「対話を通じて世界にイノベーションを起こす」ことが、
これからの社会に必要だと思い、この「Project: Incubation Camp」を運営しています。
この度、その一環として法人向けの本プログラム“不思議な研修。”を開発いたしました。
皆さんと一緒に、価値ある新しい何かを生み出していければと思っています。
不確実で、先が見えない「今」を生きる皆さんへ
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イノベーションとは(定義)
「価値ある」「新しい」「何か」
(Valuable Something New)
Project: Incubation Camp はどこを目指しているか
それぞれの関わる分野で
「イノベーションを起こす」こと
【参考】
・「我々の意味する発展の形態と内容は新結合の遂行という定義によって与えられる。
(J.A.シューペンター)
・「イノベーションが資源を創造する」
「企業が何であるかをきめるのが顧客である。顧客だけがその支払いの意思によって
資源を富に変え、物を商品に変える」(P.F.ドラッカー)
イノベーション創出に必要な要素
イノベーション
= 新結合 + 価値創出
- 4. イノベーションの創出とは
イノベーション
= 新結合 + 価値創出
「新結合」を生むには
ダイバーシティ(多様性)が必要です。
●外的要因の多様性
人のみならず、場所やプロセスなどの多様性
●内的要因の多様性
あなたが多様性を受け入れ、時には自分を変
えることができるか、ということ
この両面が必要です。
「価値創造」をするには
コンテクスト(文脈性)が必要です。
生み出した「新結合」は、誰にとっての
何の価値かを関係づける必要があります。
時代や社会は、何を求め、どこへ向かい、
どう変わっていくのか。
今この瞬間に感じたものから考えを深め、
仮説を立て、世の中に問うていく必要があ
ります。
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- 5. そのために何をするのか
イノベーション
= 新結合 + 価値創出
様々の考えや価値観、在り方を知る。
自分の内面と正面から向き合い、自身を
変容させて行く。
「新結合」を生むための
ダイバーシティ(多様性)
“対話”を通じて、イノベーションを起こす
「価値創造」をするための
コンテクスト(文脈性)
「対話を通じて自己を変容させ、行動を通じて社会の変化を生み出すこと」
今この瞬間に感じたものから考えを深
め、仮説を立て、世の中に問い、そこ
から行動へとつながる。
自身の変容と行動が、世の中に影響を
与え、新たな動きを生み出していく。
対話
Dialogue
他者と世界との
対話を通じて
自分との対話を通じて
他者と世界、自分との
対話を通じて
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対話(Dialogue)の大きな効果
「知識の創造」と「関係性の深化」
■知識の創造
一橋大学の野中氏は、暗黙知の形式知化*に関して「個人の暗黙知は対話によって
その本質が言語化され、さらに磨かれて概念化していく」と話します。
つまり、対話を通じて個人の中の暗黙的知識が、言葉や概念という具体的な形となるのです。
そして個々人の知識が表出化すると共に、対話を通じて他者の知識と混じりあいながら、
新たな知識を創造へとつながっていきます。
すなわち、一人の知識の創出のみならず、新たな知識の創発が生まれるのです。
■関係性の深化
イノベーションは高い新規性という性質上、世に出た際にはなかなか理解されません。
それを継続して推進するには、一人の力だけでは難しく、支えあう仲間の存在が重要です。
つまり、信頼しあえる仲間の存在が、持続的な意欲と行動を保つための重要な要素となります。
対話は、意見や考え方の交流だけでなく、感情や価値観の交流でもあるので、
ただ「わかる」だけに留まらず、人間として「触発される」ものともなります。
結果として、短時間で家族以上に深い関係性を築くことになり、一人ひとりにとっての
信頼できるコミュニティの形成につながり、イノベーションの実現性を高めます。
*参考資料-2 知識創造のSECIモデル参照
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イノベーション
Valuable Something New
新結合
New Combination
価値創出
Value Creation
= +
多様性
Diversity
コンテクスト
Context
対話
Dialogue
自己変容:Self-Transformation
知識創造:Knowledge-Creation
関係構築:Partnership & Community
自身のイノベーション
Innovate yourself
Project: Incubation Camp におけるイノベーション創出
事
業
領
域
個
人
領
域
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いつの時代においても、新しいものは、中央ではなく
周辺から生まれます。従来にないものは、境界線上か
ら起こります。明治維新も、江戸から遠く離れた地方
の藩から始まりました。
では、今の日本における周辺・境界とはどこか。それ
を、私たちは地方にある「里山」だと置きました。
なぜ小布施町でやるのか
日本において、都市と自然の境界に、ある場所を創り
出しました。それが「里山」です。
人が住む場所と自然との境界にある、人と自然とが共
存した世界。お互いの間にある、どちらでもあり、ど
ちらでもない空間。その狭間にこそ、イノベーション
のヒントがあると思い、基点の地としました。
そんな小さな町ながら、実は、地域活性の先進地域でもあります。
古くから交易の町として栄え、内外の人の交流を促進する町でもあり、
常に新しいムーブメントが巻き起こる、可能性に開かれた町でもあります。
間の文化が育てた里山であり、人々の交点となる町だからこそ、気づけること、感じるものがたくさん
あります。その里山である小布施町を基点に、自然と都市を行き来しながら、進めていきます。
イノベーションは、中央ではなく、周辺・境界で生まれる。
古くから、人は「都市」と「自然」を行き来していました。
小布施町は、人口たった1万人の小さな町。
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解決方法がなかなか見つからないテーマや、
人と組織に関わる問題を解決したいときに最適です。
ぜひ一度お問い合わせください。
なぜ「不思議」なのか
プレ研修(β版の実施)で対話が起こす不思議な成果の実績からこの名前になりました。
ありのままの自分
と向き合える
新しい
事業の種の
発掘につながる
チームに一体感と
強いモチベーション
が生まれる
お互いの考えや想いを場に出し、それを分かち合う中で
関係性が育まれて不思議と、
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□目的:「対話」を通じて「イノベーション」を起こす
□目標:(関心領域における)価値ある新しい“何か”を社会に生み出す
□形態: プロジェクト型研修(自らプロジェクトを創出し、その開発・促進を行う)
□対象: 事業責任者や新規事業担当者など、柔軟に発想し、実践する必要のある方やチーム
□人数: 3名~
□日程: 応相談
□会場: 長野県小布施町「小栗八平衛商店」
□費用: (要相談)35万円~ ※交通費、宿泊費は別途自己負担となります
□備考: 場所のみの貸し出しも可能です
(法人向け)Project: Incubation Camp
“不思議な研修。”の企画概要
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2015年のセッション1の様子。車座になっての導入部分。
参考資料-1 状況写真
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暗黙知
暗黙知
暗黙知
形式知
形式知
形式知
暗黙知
形式知
共同化
Socialization
表出化
Externalization
内在化
Internalization
連結化
Combination
身体・五感を駆使、直接体
験を通じた暗黙知の獲得、
共有、創出(共感)
対話・思索・比喩による
概念・図像・仮説の創造
(概念化)
形式知の組合せによる
情報活用と知識の体系化
(分析)
形式知を行動を通じて具現
化、新たな暗黙知として理
解・学習(実践)
場
づくり
形式知
の結合
対話
行動に
よる学習
共有 言語化
置換・概念化
統合・モデル化
編集・
伝達
実践・
具現化
体験・共振
内省・学習
参考資料-2 知識創造のSECIモデル
SECIモデルをベースに著者が一部編集
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参考資料-3.1 小栗八平衛商店@小布施町 の写真(外観・和室)
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参考資料-3.2 小栗八平衛商店@小布施町 の写真(縁側・居間)