フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
Y Combinator & スタンフォード大学「スタートアップの始め方 (CS183B)」受講ガイド - Summary of How to Start...Takaaki Umada
Y Combinator が Stanford University で実施した「スタートアップの始め方 (How to Start a Startup)」講座の復習用&ガイド用ドキュメントです。
Paul Graham, Peter Thiel, Marc Andreessen 他、豪華講師陣による「スタートアップや事業との向き合い方」は、すべてのスタートアップ関係者の方々に聞いていただきたい内容になっています。
Y Combinator の考え方を中心にした技術系スタートアップの資金調達 & ピッチ入門のドキュメントです。
ネットで検索すると「良いピッチのスライド構成」や「資金調達の仕組みの解説」などは色々出てくるのですが、「起業家側がどういうタイミングで、どうやれば資金調達の交渉がうまく進むのか」みたいな記事はあまりなかったので、まああってもいいのかなと思って書きました。Y Combinator や Paul Graham の考え方が中心です。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
Y Combinator & スタンフォード大学「スタートアップの始め方 (CS183B)」受講ガイド - Summary of How to Start...Takaaki Umada
Y Combinator が Stanford University で実施した「スタートアップの始め方 (How to Start a Startup)」講座の復習用&ガイド用ドキュメントです。
Paul Graham, Peter Thiel, Marc Andreessen 他、豪華講師陣による「スタートアップや事業との向き合い方」は、すべてのスタートアップ関係者の方々に聞いていただきたい内容になっています。
Y Combinator の考え方を中心にした技術系スタートアップの資金調達 & ピッチ入門のドキュメントです。
ネットで検索すると「良いピッチのスライド構成」や「資金調達の仕組みの解説」などは色々出てくるのですが、「起業家側がどういうタイミングで、どうやれば資金調達の交渉がうまく進むのか」みたいな記事はあまりなかったので、まああってもいいのかなと思って書きました。Y Combinator や Paul Graham の考え方が中心です。
最近 Y Combinator は「ハードテックスタートアップ」に注目しています。スタートアップシーンの将来を考えるとき、 Y Combinator の投資先はある種の先行指標になると思っているので、今回はハードテックスタートアップについて 2016 年現在の状況を簡単に解説しました。
是非 Sam Altman による MIT での講演 How to Start a Hard Tech Startup も合わせてご覧ください。
At Totango, we’ve developed a framework – the Customer Retention Cost (CRC) and the CRC Ratio – to assess and benchmark customer retention efforts in the industry. This is a critical missing component in the portfolio of metrics that SaaS executives, Boards, and investors should track and measure.
95% of start-ups don't meet the projected ROI on investor's exit. 75% of start-ups: ROI on exit is less than capital invested.
Well, there are means & measures to do better.
How to Build a Great Cloud/SaaS Business Case Analysis for Technology InvestmentGotransverse
Shifting from a CAPEX to an OPEX model is one of the many potential benefits when considering cloud-based technology solutions. In this presentation, Drew Wright, co-founder of Technology Finance Partners and expert in ROI and SaaS pricing strategies, will help shed light on the economics of the cloud and provide insights into quantifying the financial benefits of smart technology investments.
リーンアナリティクスの概要を30分で理解できるようスライドを作成しています。実際に社内プレゼンでは30分で終わりました。
リーンアナリティクスの前提となるリーンスタートアップについても簡単に説明しているため、前提知識がない人でも一通り理解できると思います。
なにかご不明の点があれば、以下までご連絡ください。
info@sikmi.com
You can get an overview of LEAN ANALYTICS in 30 minutes. Actually the in-house presentation was the end in 30 minutes.
Due to the brief description of THE LEAN STARTUP that is the premise of LEAN ANALYTICS , and I think that it can be understood one way in humans there is no prerequisite knowledge .
If there is any questions something , please contact the following .
Every year we take the opportunity to run a comprehensive survey of professionals at SaaS companies ranging from early startups to established businesses with over $100M in revenue. Our aim is to better understand the key performance indicators used by SaaS companies to run their business.
For the 2016 SaaS Metrics survey report, we have added several questions based on the comments and responses over the years. New topics covered this year include company spending on customer retention and the definition/measurement of customer health.
Bessemer Venture Partners' is proud to share The State of the Cloud for 2017.
As the definitive guide to the biggest trends in the cloud industry, this year’s “State of the Cloud Report” includes:
1. A Look Back at 2016
- 2016 was a marquee year for a number of reasons. First, we all remember the rocky start in February where the Cloud Market dropped 35%
- Subsequently, rebounded back to normal levels and ended the year up +15%
- The dip in the market had two main outcomes: First, it led to unprecedented amounts of M&A (4x more than any other year and 40% of the total cloud market cap of $300B) – and second, it led to the fewest number of cloud tech IPOs since the financial crisis.
- A combination of these factors has led to the highest quality backlog of private cloud companies in history. The top 100 private Cloud companies alone represent over $100B of private enterprise value.
2. We provide a deeper look into the three top questions every private cloud CEO should be discussing with his/her executive team
- How fast should I be growing?
- How much should I burn?
- How do I scale?
3. Bessemer’s 7 Predictions for 2017
- The year of human assisted AI
- APIs will serve as the backbone for a majority of software infrastructure
- Architect for infinite scale without infinite spend
- Mobile unlocks non-desk worker productivity
- NPS everything
- Diverse teams win
- The screenless software movement
Y Combinator 風の3分ピッチテンプレートです。初期のスタートアップには以下の構成をお勧めしています。
1. Problem
2. Solution
3. Market Size
4. Traction
5. Unique Insight
6. Business Model
7. Team
UTokyo 500k 用のテンプレートとして作成しました。
セル生産方式におけるロボットの活用には様々な問題があるが,その一つとして 3 体以上の物体の組み立てが挙げられる.一般に,複数物体を同時に組み立てる際は,対象の部品をそれぞれロボットアームまたは治具でそれぞれ独立に保持することで組み立てを遂行すると考えられる.ただし,この方法ではロボットアームや治具を部品数と同じ数だけ必要とし,部品数が多いほどコスト面や設置スペースの関係で無駄が多くなる.この課題に対して音𣷓らは組み立て対象物に働く接触力等の解析により,治具等で固定されていない対象物が組み立て作業中に運動しにくい状態となる条件を求めた.すなわち,環境中の非把持対象物のロバスト性を考慮して,組み立て作業条件を検討している.本研究ではこの方策に基づいて,複数物体の組み立て作業を単腕マニピュレータで実行することを目的とする.このとき,対象物のロバスト性を考慮することで,仮組状態の複数物体を同時に扱う手法を提案する.作業対象としてパイプジョイントの組み立てを挙げ,簡易な道具を用いることで単腕マニピュレータで複数物体を同時に把持できることを示す.さらに,作業成功率の向上のために RGB-D カメラを用いた物体の位置検出に基づくロボット制御及び動作計画を実装する.
This paper discusses assembly operations using a single manipulator and a parallel gripper to simultaneously
grasp multiple objects and hold the group of temporarily assembled objects. Multiple robots and jigs generally operate
assembly tasks by constraining the target objects mechanically or geometrically to prevent them from moving. It is
necessary to analyze the physical interaction between the objects for such constraints to achieve the tasks with a single
gripper. In this paper, we focus on assembling pipe joints as an example and discuss constraining the motion of the
objects. Our demonstration shows that a simple tool can facilitate holding multiple objects with a single gripper.
【DLゼミ】XFeat: Accelerated Features for Lightweight Image Matchingharmonylab
公開URL:https://arxiv.org/pdf/2404.19174
出典:Guilherme Potje, Felipe Cadar, Andre Araujo, Renato Martins, Erickson R. ascimento: XFeat: Accelerated Features for Lightweight Image Matching, Proceedings of the 2024 IEEE/CVF Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR) (2023)
概要:リソース効率に優れた特徴点マッチングのための軽量なアーキテクチャ「XFeat(Accelerated Features)」を提案します。手法は、局所的な特徴点の検出、抽出、マッチングのための畳み込みニューラルネットワークの基本的な設計を再検討します。特に、リソースが限られたデバイス向けに迅速かつ堅牢なアルゴリズムが必要とされるため、解像度を可能な限り高く保ちながら、ネットワークのチャネル数を制限します。さらに、スパース下でのマッチングを選択できる設計となっており、ナビゲーションやARなどのアプリケーションに適しています。XFeatは、高速かつ同等以上の精度を実現し、一般的なラップトップのCPU上でリアルタイムで動作します。
19. 19
Photo by Dave Thomas,
released under the Attribution Creative Commons license,
from http://www.paulgraham.com/bio.html
デフォルトで
生きているのか、
デフォルトで
死んでいるのか?
http://paulgraham.com/aord.html
87. Active User は基本的な指標として取り扱われやすいが、どうやって「アクティブ」かどうかの定
義をどう行うかは難しいポイント。
87
Active User
Active の定義をする
プロダクトに合わせて、何をもっ
て「アクティブ」ユーザーなのか
を決める。例えば:
• ログインしたかどうか
• ある操作をしたかどうか
• ゲームを 1 回プレイしたか
ただし顧客が価値を感じる、適切
な「アクティブ」の定義が必要。
たとえばログインだけだと、「と
にかくログインさせる施策」が走
りやすくなり、お金をかけてログ
インを増やすもののプロダクトに
価値を感じず、すぐにチャーンし
ていく悪循環が起こるときがある。
期間を定める
プロダクトに合わせた、適切な期
間を設定する。
毎日:Daily Active User
SNS や生産性系のツールなど
2, 3 日:Bi-daily Active User
ゲームなど
毎週:Weekly Active User
ビジネス系の一部など
毎月:Monthly Active User
経費精算など
率で取る
Active User は絶対数ではなく、
極力比率を見ていったほうが良い。
たとえば
• 全登録ユーザー中のアクティブ
ユーザー率
など。
コホート分析をする場合、
• 特定チャネルから入ってきた全
登録ユーザー中のアクティブ
ユーザー率
などを取ると良い。