Design Sprint ガイドブック:
Step-by-Stepfor Sprint Masters
(2015 March Update)
デザインスプリントのプロセス詳細について
Takaaki Umada
April 11, 2015 (v 2.0)
Big Thanks to Google Ventures
1
デザインスプリントを実施して効果を上げたスタートアップの例
And Others….
• Gmail,Google X,
From Google Ventures 3
Case Study: Design Sprint
Blue Bottle Coffee Pocket CustomMade
Sales growth & Time on site
X2
1 sprint+
New users saved the first item more
+58%
3 sprints (3 weeks)
Customer engagement
+300%
3 sprints (3 weeks)
4.
4
Design Sprint の最近のアップデート
GoogleVentures
Official Book
(洋書、発売未定)
Design Sprint
Methods
(SXSW 2015 by Google
& Google [x])
Design Sprint
(洋書、8 月発売予定)
5.
SXSW Interactive 2015Design Sprints at Google: UX Methods and Mindset で
発表された内容を中心にアップデート。
• Day 0 のアクティビティを追加
• Day 1 のアクティビティの詳細化と追加
• Day 2 のプロセスに一部を追加
何十回か実施してきた中で感じた幾つかの知見も含みます。
5
2015 March Update
Day 2 の成果物はストーリーボードとそれに対する投票(決定)
Crazy8s や、それを基にしたストーリーボードの作成、そして最終的な投票結果が Day
2 の成果物となる。
http://www.gv.com/lib/the-product-design-sprint-divergeday2 40
Day 2 Outcome: Voted Storyboards
41.
Day 2 の目的
1.Day 1 で決めた問題を解決するための多くの可能性を明るみに出す
2. 短い期間で可能性を出すために、時間に明確な制限を設けて進めていく
41
Objectives of Day 2: Diverge
42.
Day 2 のプロセス
Day2 のプロセスで重要なのは
• 各自が個別に静かに自分のアイデアを書き出す (No
Brainstorming!!)
• 実は古いアイデア(以前思いついていたアイデア)が有効だったり
する……古いアイデアから書き出そう!(新しく思いついたアイデ
アには往々にして過大評価の傾向にある)
• 紙を使おう。早く書こう。High fidelity なモックアップは不要。神
を使えばみんなで貢献できるし、特定のアイデアに固執することも
なくなる。できれば太いペンを使おう。
気を付けておきたいのは、
• Storyboard (Step 5) を書き出すまでは誰とも何もシェアしない
それまで気にせず書こう!
42
Day 2 Process
問題を分けて選ぶ
マインドマップ
(10 - 15 分)
Crazy 8s
(7 分)
1 Big Idea &
Storyboard (20 分)
Silent Critique
(5 - 10 分)
3 min Critique
(3 分/idea)
Super Vote
(5 分)
デザイン批評
(必要があれば)
1
2
3
4
5
6
7
8
Day 3 の目的
1.どの解決策のプロトタイプを作るのか、Best Shot もしくは Battle Royale するかを
決める
Point
• 意思決定はつらいものだけれど、すべてのアイデアをプロトタイピングしたりテストで
きないので絞る必要がある
• スプリント中は、通常の会社の意思決定の仕組みよりもより 民主的 になる傾向がある
が、これは実際にプロダクトなので、会社の意思決定の仕組みを採用する。たとえば
CEO がやるといったらやる!という会社ならこのスプリントでもそうするし、ファシリ
テーターはそのように促さなければならない(衆愚の罠にかからないように)
• ファシリテーターは Make the call (最終決定してくれ) と決定権者に言い続ける
55
Objectives of Day 3
56.
Day 3 のプロセス
Day3 では主に「どのプロトタイプを作って最終日に検証するか」を
決める。議論していると、議論の最中に新たにスケッチや探索が必要
な場合がある。そのときは怖れずに Day 1 や Day 2 のプロセスに戻
ること。
最初にするのはコンフリクトを探す。
コンフリクトを探すために、前日のストーリーボードをじっくりと読
み込むところから始める。準備が整ったら次に進もう。
56
Day 3 Process
意見のコンフリク
トを探す
best shot か battle
royale かを決める
前提とテストの方
法を決める
詳細なユーザース
トーリーを描く
1
2
3
4
Day 5 の目的
1.どのアイデアが受け入れられ、どのアイデアが受け入れられないのかを、ユーザーに
プロトタイプを見せることによってテストを行い、テストを通して学ぶ
Tips
• インタビューはユーザビリティテストではない! 「顧客が製品をどのように理解した
か」「競合製品や代替品として何を使っているか」などを学習するためのテスト
76
Objectives of Day 5
77.
インタビューを効果的に行うためのリソース集
インタビューを行うコツを解説したリソースは多数あるので、外部リソースを参照のこと。
「半構造化インタビュー」で検索すればある程度 Web でもやり方は書いてある。
•本
• Interviewing Users: How to Uncover Compelling Insights
• Running Lean
• About Face 3
• ユーザビリティエンジニアリング
• IDEO Human Centered Design Toolkit
• Google Ventures
• GV Guide to Research
• Get Better Data from User Studies: 16 Interviewing Tips
• How to Hack Your Body Language for Better Interviews
• Startup Lab Workshop: User Research, Quick n Dirty (Video)
77
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