私の経験で、いかにキャズム越えを果たすか ? まず EA を攻めまくる時期と、 EM への訴求を準備して拡げる時期を分けて考える。 新商品には、デモや商品説明の要求が殺到する。そのようなデモは認知度向上には重要だが、 EM にいくら説明しても、商品購買にはなかなか繋がらない。つまり実案件にはならない。新商品は多くの場合セールスの人数が少数なので、戦力を分散できない。だから、初期は案件の見極めが極めて大事。 セグメントの絞り込みも大切。色々な人達が、よかれと思って、色々な応用分野を提案してくる。それらをしっかり聞くことは大事だが、振り回されてはいけない。最優先で攻める分野を絞り込み、徹底的に攻める。 そして全て事例化する方針で進める。 EM への訴求段階になったら、ホールプロダクト化を意識する。周辺製品やサービス。リスクを提言したい顧客が対象だから。市場露出も拡大する。事例集は有効。 さらに、ある程度の規模の企業の場合は、地道な社内マーケティングも必要。実は EA/EM は、社内セールスにも該当する。新商品を売りたくないと考えるセールスは多い。