大分ePub研究会

 2012年2月12日
   第一回勉強会
本日の進め方
   自己紹介
   メンバーからの報告
   フリーディスカッション
    だいたい2時間程度を目処、
    あとは適当に流れる予定。




    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   2
電子書籍とEPUB3について

            藤野幸嗣




2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   3
電子書籍の概括
世界の3大潮流
 Amazon Kindle
 Apple iPad(iBookStore)
 Google eBookStore
☆世界の流れとは異質な日本の電子書籍
 パソコン、ケータイ、電子ブックリー
ダー、Web・・・

    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   4
電子書籍のフロー

                                       パソコン
 制          制
            御                      読
 作              流        貯         書
 (          (                          タブレット
            プ   通        蔵         (
 オ              (        (         リ
 ー          ロ
            テ   セ        ス         ー
 サ              ー        ト         デ   専用端末
 リ          ク
            シ   ル        ッ         ィ
 ン              ス        ク         ン
 グ          ョ
            ン   )        )         グ
 )                                 )   スマホ
            )

                                       ケータイ

2012/2/12           大分ePub第一回勉強会              5
電子書籍へのアプローチ
   プロが書いて出版社が配布する。
   紙のメタファとしての電子書籍。
   アマチュアが書いてネットで自由に配布
    。
   デジタルデータならではの表現の可能性
    を。
   ストックとしての電子書籍。
   フローとしての電子書籍。
    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   6
電子書籍リーダー
 パソコンで読む。
   アプリ毎にいろいろ。
 Kindle

 独自形式以外にPDFなどの利用可能。
 無償の変換ツールがある。Mobipocket
eBook Reader
 スマートデバイスではアプリ毎にいろい

  ろ。
  独自形式では端末固定が多い。
 2012/2/12  大分ePub第一回勉強会 7
電子書籍の形式
 AmazonKindle 独自のAZW形式。
     他PDFなども読み込み可能。
 iPad iBookStore ibooks形式。

   現状日本からは登録できない。
   他アプリ毎に様々な電子書籍リーダア
プリがあります。
 XMDF      日本独自の電子書籍形式。
 PDF、EPUB、青空文庫、.bookなどいろい
  ろ
  2012/2/12     大分ePub第一回勉強会 8
標準としてのEPUBに期待が
   EPUB~"Electronic PUBlication"の略。
   米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム
    (International Digital Publishing Forum, IDPF) が普及促進している公開さ
    れた仕様の電子書籍用ファイル・フォーマット規格 電子書籍の規格の1つ。

   英語圏での電子書籍用ファイルの事実上
    の標準規格となっている。
   ただし業界をリードするKindleとiPadは
    ?
   Webと親和性がある。
   画面の大きさに応じて表示が可変→「リ
    フロー機能」が特徴。
    2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 9
PDFとEPUBの違い。
   PDFは印刷イメージの配布に適している
    が、画面が狭いと当然見にくくなる。
   PDFはページの概念を持つため、紙の書
    籍と親和性が高い。
   EPUBの方はWeb形式を基本としているた
    め、画面表示は可変、ページの概念も無
    いため、紙との親和性は低い。
   どちらもツールから発行する。(PDFは
    印刷ドライバ)
    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   10
EPUBを読む。
 パソコン
PC版Stanzaが配布を停止。
基本的にフォント処理が甘いのでパソコ
ンからのEPUBの閲覧は辛いです。
http://espur.jp/
http://www.epubread.com/en/
(Firefoxのアドオンです)

    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   11
EPUBを読む
 iPadで iBookアプリ
  →事実上の標準かな?
  見やすく快適ですが、iTunesStore以外
からの登録にちょっとコツが必要かも。
 iPadで無料アプリ    Stanza
  メールで受信するとこちらがデフォル
トになるようです。

    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   12
EPUBの要素
   XHTML5(XML構文によるHTML5)
   SVG(ベクター画像)
   CSS3(スタイルシート)
   JavaScript(スクリプト言語)
   TrueType/WebOpenFontFormat)(フォント)
   SSML/PLS/CSS3Speach SMIL3(読上げ)
   XML(タグ~構造化)
   ZIP(圧縮)
    2012/2/12    大分ePub第一回勉強会       13
EPUB3を昨年10月に既定
   日本語の縦書きを採用!
   基準が存在しない日本の電子書籍の標準
    形式となることが期待されています。
   日本語の課題はレファランスとなるリー
    ダーがないこと。
   あと配布をどうするかも大きな課題。



    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   14
EPUB3で扱えるファイル
   GIF、JPEG、PNG、SVG(画像)
   XHTML(ドキュメント)
   OPF2(EPUB2)
   text/css(スタイルシート)
   text/javascript(スクリプト言語)
   MP3、MP4(音声)
   H264、VP8(動画)

    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   15
SVG~Scalable Vector Graphics
   XMLによって記述されたベクターグラフ
    ィック言語のこと、あるいは、SVGで記
    述された画像フォーマットのこと。
   ベクターデータなので拡大しても粗くな
    らないことが最大の特長。
   モダンブラウザの多くで実装。 IE9でよ
    うやく対応。
   HTML5のコアのひとつ。
    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会       16
SVG対応ソフト
   Adobe Illustrator
   Microsoft Office Visio
   花子は書き出しのみ。読み込み不可?
   CAD関係は対応が多い。




    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   17
iBooksAuthor
   Appleが無償で配布を開始したEPUBオー
    サリングツール。
   簡単に電子書籍が作成できる。
   iBooksAuthorの動画
   iPadでしか読めない?
   有償配布はiBookStoreのみ。
   現状日本では有償配布は難しい。

    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   18
一太郎2012承
   一昨日発売。
   EPUB3の発行に対応!
   ワープロで電子書籍の発行が簡単になる
    ?
   電子書店「ぱぶー」と連携して誰でも電
    子書籍が販売できる環境を提供。
   でも実際は・・・
   リーダー毎にコーディング必要かも。
    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   19
電子書籍の問題
   形式が多すぎる!
   リーダーに依存。
   関連情報が多すぎて制作は大変。
   サービスが終了したら?
   その他今後は問題が噴出しそう。




    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   20
EPUBの今後
 固定レイアウトの標準化。
  →iBooksは独自拡張で対応。
  今後はPDFからEPUB3+固定レイアウト
に
 DRMの標準化。

 協働作業対応。

 ソーシャル対応。



    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   21
電子署名        DRM
   暗号化は可能だがどの段階で暗号化する
    か?
   現状は各書店によるDRMの方が多数。
    →リーダー依存という弊害。
   将来は著作権管理サービスが認証をする
    方式に移行する可能性がある?
   現状は気にしない方がよい?

    2012/2/12    大分ePub第一回勉強会   22
読書のソーシャル化
   読書は個人で楽しむ近代的な消費行為。
   ネットとソーシャルの進展で、ライブや
    観劇のような共同消費行為に?
   あるいはクリエイターと協働して、新し
    い体験を作り出すステージになりうるか
    ?
   筒井康隆によるパソコン通信を使った朝
    日新聞朝刊連載小説「朝のガスパール」
    の例。
    2012/2/12   大分ePub第一回勉強会   23

第一回勉強会

  • 1.
  • 2.
    本日の進め方  自己紹介  メンバーからの報告  フリーディスカッション だいたい2時間程度を目処、 あとは適当に流れる予定。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 2
  • 3.
    電子書籍とEPUB3について 藤野幸嗣 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 3
  • 4.
    電子書籍の概括 世界の3大潮流 Amazon Kindle Apple iPad(iBookStore) Google eBookStore ☆世界の流れとは異質な日本の電子書籍 パソコン、ケータイ、電子ブックリー ダー、Web・・・ 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 4
  • 5.
    電子書籍のフロー パソコン 制 制 御 読 作 流 貯 書 ( ( タブレット プ 通 蔵 ( オ ( ( リ ー ロ テ セ ス ー サ ー ト デ 専用端末 リ ク シ ル ッ ィ ン ス ク ン グ ョ ン ) ) グ ) ) スマホ ) ケータイ 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 5
  • 6.
    電子書籍へのアプローチ  プロが書いて出版社が配布する。  紙のメタファとしての電子書籍。  アマチュアが書いてネットで自由に配布 。  デジタルデータならではの表現の可能性 を。  ストックとしての電子書籍。  フローとしての電子書籍。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 6
  • 7.
    電子書籍リーダー  パソコンで読む。 アプリ毎にいろいろ。  Kindle 独自形式以外にPDFなどの利用可能。 無償の変換ツールがある。Mobipocket eBook Reader  スマートデバイスではアプリ毎にいろい ろ。 独自形式では端末固定が多い。  2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 7
  • 8.
    電子書籍の形式  AmazonKindle 独自のAZW形式。 他PDFなども読み込み可能。  iPad iBookStore ibooks形式。 現状日本からは登録できない。 他アプリ毎に様々な電子書籍リーダア プリがあります。  XMDF 日本独自の電子書籍形式。  PDF、EPUB、青空文庫、.bookなどいろい ろ 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 8
  • 9.
    標準としてのEPUBに期待が  EPUB~"Electronic PUBlication"の略。  米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム (International Digital Publishing Forum, IDPF) が普及促進している公開さ れた仕様の電子書籍用ファイル・フォーマット規格 電子書籍の規格の1つ。  英語圏での電子書籍用ファイルの事実上 の標準規格となっている。  ただし業界をリードするKindleとiPadは ?  Webと親和性がある。  画面の大きさに応じて表示が可変→「リ フロー機能」が特徴。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 9
  • 10.
    PDFとEPUBの違い。  PDFは印刷イメージの配布に適している が、画面が狭いと当然見にくくなる。  PDFはページの概念を持つため、紙の書 籍と親和性が高い。  EPUBの方はWeb形式を基本としているた め、画面表示は可変、ページの概念も無 いため、紙との親和性は低い。  どちらもツールから発行する。(PDFは 印刷ドライバ) 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 10
  • 11.
  • 12.
    EPUBを読む  iPadで iBookアプリ →事実上の標準かな? 見やすく快適ですが、iTunesStore以外 からの登録にちょっとコツが必要かも。  iPadで無料アプリ Stanza メールで受信するとこちらがデフォル トになるようです。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 12
  • 13.
    EPUBの要素  XHTML5(XML構文によるHTML5)  SVG(ベクター画像)  CSS3(スタイルシート)  JavaScript(スクリプト言語)  TrueType/WebOpenFontFormat)(フォント)  SSML/PLS/CSS3Speach SMIL3(読上げ)  XML(タグ~構造化)  ZIP(圧縮) 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 13
  • 14.
    EPUB3を昨年10月に既定  日本語の縦書きを採用!  基準が存在しない日本の電子書籍の標準 形式となることが期待されています。  日本語の課題はレファランスとなるリー ダーがないこと。  あと配布をどうするかも大きな課題。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 14
  • 15.
    EPUB3で扱えるファイル  GIF、JPEG、PNG、SVG(画像)  XHTML(ドキュメント)  OPF2(EPUB2)  text/css(スタイルシート)  text/javascript(スクリプト言語)  MP3、MP4(音声)  H264、VP8(動画) 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 15
  • 16.
    SVG~Scalable Vector Graphics  XMLによって記述されたベクターグラフ ィック言語のこと、あるいは、SVGで記 述された画像フォーマットのこと。  ベクターデータなので拡大しても粗くな らないことが最大の特長。  モダンブラウザの多くで実装。 IE9でよ うやく対応。  HTML5のコアのひとつ。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 16
  • 17.
    SVG対応ソフト  Adobe Illustrator  Microsoft Office Visio  花子は書き出しのみ。読み込み不可?  CAD関係は対応が多い。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 17
  • 18.
    iBooksAuthor  Appleが無償で配布を開始したEPUBオー サリングツール。  簡単に電子書籍が作成できる。  iBooksAuthorの動画  iPadでしか読めない?  有償配布はiBookStoreのみ。  現状日本では有償配布は難しい。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 18
  • 19.
    一太郎2012承  一昨日発売。  EPUB3の発行に対応!  ワープロで電子書籍の発行が簡単になる ?  電子書店「ぱぶー」と連携して誰でも電 子書籍が販売できる環境を提供。  でも実際は・・・  リーダー毎にコーディング必要かも。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 19
  • 20.
    電子書籍の問題  形式が多すぎる!  リーダーに依存。  関連情報が多すぎて制作は大変。  サービスが終了したら?  その他今後は問題が噴出しそう。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 20
  • 21.
    EPUBの今後  固定レイアウトの標準化。 →iBooksは独自拡張で対応。 今後はPDFからEPUB3+固定レイアウト に  DRMの標準化。  協働作業対応。  ソーシャル対応。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 21
  • 22.
    電子署名 DRM  暗号化は可能だがどの段階で暗号化する か?  現状は各書店によるDRMの方が多数。 →リーダー依存という弊害。  将来は著作権管理サービスが認証をする 方式に移行する可能性がある?  現状は気にしない方がよい? 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 22
  • 23.
    読書のソーシャル化  読書は個人で楽しむ近代的な消費行為。  ネットとソーシャルの進展で、ライブや 観劇のような共同消費行為に?  あるいはクリエイターと協働して、新し い体験を作り出すステージになりうるか ?  筒井康隆によるパソコン通信を使った朝 日新聞朝刊連載小説「朝のガスパール」 の例。 2012/2/12 大分ePub第一回勉強会 23