Qlik TechFest A-9 Qlikの導入・利用開始までの道のり～IHIでの発注データ分析～

Qlikの導入・利用開始までの道のり
～IHIでの発注データ分析～
2021年6月15日
株式会社 IHI
調達企画本部企画管理部
戦略企画推進グループ
冨山星児
目次
１．自己紹介
２．会社紹介
３．Qlikとの出会い
４．ミッションと課題
５．PDCA
６．成果
７．振り返ってみて…
８．今後の課題・抱負
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１．自己紹介
2
氏名：冨山星児（とみやませいじ）
所属：株式会社IHI 調達企画本部
企画管理部戦略企画推進グループ
経歴：入社後調達業務(輸送手配・貿易実務)に従事し，
その後間接材購買(MRO)に携わる
現在の業務：
調達業務改革
BIツールを活用した調達データ分析・データ活用を推進
Qlik使用歴：Qlik Sense 1年

２．会社紹介
3
事業内容：エネルギーシステム，貯蔵・化学プラント，産業機械，
物流システム，車両用過給機，宇宙開発機器，
航空機用ジェットエンジンなどのエンジニアリングおよび製造・販売

２．会社紹介
4

３．～Qlikとの出会い～
5
突然の上司からの指示
それまではダッシュボード画面をいじる程度
(データロード・スクリプトはちんぷんかんぷん，何それ？な状態)

ミッション：調達管理業務の高度化・効率化
IHIグループの調達データの一元化，
ダッシュボードによるデータの可視化
課題 (当時の状況)：
①各社ばらばらのデータベース
②データの活用が出来ていない
③適切なタイミングでデータ分析が行えていない
４．ミッションと課題
6

1. Qlikの操作の習得
(そもそも全然操作が分からない…)
2. アプリ開発のサポートを受ける
(どういう手順で進めていくのか？)
3. 技術的トラブルへの対応
(エラー発生時はどうすれば良いのか？)
4. 運用時の体制準備
(ユーザー登録・データ公開制限の構築…)
５．Plan: ミッション・課題を受けて…
7

1. 3日間の操作講習
(操作してみると楽しい♪)
2. パートナー会社と週次の打合せ(要件定義)
3. 技術支援窓口の活用
５．Do: 着手した3つの内容
8

1. 各社異なる20のシステムのデータの紐付け
(意図の説明，自力でのデータ読み替え…)
2. 紐付け設定の反映
(意図した結果にならない…涙)
3. 運用準備の不足
(アクセス確認，ユーザー登録，データ公開制限設定など)
５．Check: 直面した課題
9

５．Action: 対処した内容
10
1. 地道な項目の読み替え確認
2. データクレンジングツールの導入
3. パートナー会社からの追加支援
(ユーザーマスタ・データ公開制限)

６．成果
11
1. 各社20システムのデータの月次連携に成功
2. アプリ作成によりグループ全体のデータの可視化に成功
3. 分析サイクルの高速化

７．振り返ってみて…教訓など
12
1. 使用するデータ(材料)の事前確認
2. 前広な運用体制の構築
3. 要件定義の重要性
(アプリ作成目的，要件の具体化)

８．今後の課題・抱負
13
1. データ連携作業の自動化・高頻度化
2. 管理業務の非属人化
3. グループ内での拡大
ユーザーの拡大
導入教育・フォローアップ講座
ユーザー会の開催
4. Qlikへの要望
クレンジング機能の強化
公式サポートが分かりづらい…

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