Qlik TechFest C-3 日立グループにおけるQlik活用事例と関連ソリューションのご紹介

© Hitachi Social Information Services, Ltd. 2021.
プロダクト・サービスビジネス本部プロダクトサービス統括部
逸見唯
サブタイトルを入力してください
Qlik Tech Fest
日立グループにおけるQlik活用事例と
関連ソリューションのご紹介
2021/6/15

１. はじめに
２. 日立グループにおけるQlik活用事例
３. セルフETLアシスタントのご紹介
Contents

１. はじめに

© Hitachi Social Information Services, Ltd. 2021. 3
１-１．自己紹介
氏名
所属
役職
家族
逸見唯
日立社会情報サービスプロダクトサービス統括部
技師
同期入社の夫・ 2歳1カ月の息子と3人家族
（最近多忙）（イヤイヤ期真っ最中）

保守サポート
メールでの問い合わせに加えて
サポートサイトを提供
TIPSや予防保守情報もお知らせ
日立グループの技術力
大規模データや
システム連携も
お任せください
技術力
エリートパートナー
導入実績と技術力により上級の
エリートパートナー資格を所有
日本上陸当初からの
ソリューションパートナー
老舗パートナー
幅広い業種で
採用いただいています
導入実績専門知識
支援メニュー
教育
構築
テクニカル支援
開発支援
豊富なメニューで
お客さまに合わせたBI導入を
ご支援します
私たちも使ってます
日立社会情報サービス自身が
さまざまな業務にQlik製品を活用
（20業務以上）
ユーザー視点で導入をご支援します
１０年
(2008年～)
+
QlikTech社公認の技術者が
ご支援します
３５０社
(2021年4月時点)
+
５０名
(2021年4月時点)
公認技術者数
+
１-２．日立社会情報サービスとQlikの関係

２. 日立グループにおけるQlik活用事例

２-１．日立金属株式会社安来工場 Qlik活用事例
6
部門連携の生産改革客観的な判断を補完
3ヵ月 1ヵ月定量調査業務時間の大幅な短縮
情報の配置を動的に動かせる柔軟性
日立金属株式会社安来工場
100年以上の歴史を持つ高機能材料メーカー部門横断の生産改革に向けたデータ分析基盤をQlikで構築
QlikViewの最大の強みは画面の作り込みが自由にできる機能の高さにあります。
手軽なBIは他にも存在する中でQlikViewが持つ画面開発の容易性と自由度は、
他社製品に比べて突出していると感じました。

２-２．株式会社日立製作所 Qlik活用事例
7
従来は、データの集計や分析が、現場で必要となる意思決定のスピードに
追い付いていませんでした。QlikViewの導入で、
状況に即応した適切かつタイムリーな手を打つことが可能になりました。
株式会社日立製作所システム＆サービスビジネス統括本部調達本部
Qlikによって調達業務における意思決定を迅速化し、コスト削減に貢献
迅速な判断幅広い調達情報のタイムリーな分析による意思決定の迅速化、調達コストの削減
6時間 10分分析データの事前集計および更新の所要時間が大幅に短縮
1 ヵ月即日導入前は新規分析帳票作成を別部署に依頼していたが、自部署で簡単に作成可能に

２-３．その他日立グループQlik導入事例における活用目的
8
分析対象データはＤＢからの取得もありますが、
Excelファイルが取得データになるケースが多々ありました
・分析対象データがExcel上にしかない（しかも、ピボットデータ）
・複数システムからの出力データをExcel上で紐付けて手集計
・帳票以外の分析観点についてExcel上でグラフ化
Excelを多用している部署も多い
他にも日立グループ内で多数のQlik導入実績があり、以下のような目的で活用されています。
⚫経営分析
⚫生産分析
⚫品質分析
⚫顧客分析
⚫旅費精算監査
⚫複合機使用見える化
⚫アンケート集計
… ｅｔｃ
⚫資産分析
⚫セキュリティ監査
⚫人財・スキル分析
⚫受講講座分析

２-４．Excelでの苦労
9
コピペ
加工
統合
グラフ化
グラフ化
グラフ化
表変更
ケース① 定期的なシステムデータの確認
ケース② 複数ファイルに跨る数値の集計
ケース③ 効果的なグラフの作成に試行錯誤
ケース④ システムデータを所定フォームに転記
定期的なシステムデータの確認を行うために、毎回、システムから該
当データをCSVでダウンロード。
Excel上で表を加工して集計したり、
オートフィルタでフィルタなどを行い
データを確認。
集計結果を見える化するためには、グラフ作成が欠かせない。
しかし、効果的なグラフを作成するためには
いくらかの試行錯誤が必要になる。
Excelの場合、グラフ作成の試行
錯誤の都度、集計表そのものを
修正する必要があり手間がかかる。
各部門に入力してもらったExcelファイルの集計など、複数ファイルに
跨る数値の集計には、ファイル間でデータをコピー＆ペーストしたり、
マクロを作成して、
データの統合を行ったうえで集計する。
CSVのような入力フォームなら単純
に統合もできるが、クロス集計のような
入力フォームは難しい。
部署によっては、各部門からの報告について予めExcelファイルで
フォームを定めていることも多い。このフォームもCSVのような形式でなく、
クロス集計のようなフォームが一般的である。
システムデータをそのまま貼り付けよう
としてもうまくいかず、個別に確認しな
がらコピー＆ペーストする必要がある。

２-５．「超xlsサービス」のはじまり
10
身近な業務にExcelを活用し、シートの集計や形式の変換のために時間を割いている担当者を
『Excelの苦労から解放し、もっと手軽で高度なデータ分析をしてもらいたい。』
との思いで「超xlsサービス」の提供をはじめました。
Excel の苦労から、一人でも多くの人を助ける！
表作成
分析
分析に集中できる！
容易にカスタマイズができる！
複数のExcelシートの集計や、
さまざまなシート形式の変換は、とても大変！
身近な業務
業績稼働時間
作番
残業時間
表作成分析
Excel
Ｘ
基幹
データ
さまざまなExcelシート
Before
After
Qlik Sense
入力
Excel
Ｘ Excel
Ｘ
報告・共有
Excel
Ｘ
報告・共有
Qlik Analytics Platform
所定のExcelフォーマットで
報告、共有
プル型で閲覧！
変換 for BI
転記 from BI
しかも、
サブスクで提供！
超xlsサービス

２-６．「超xlsサービス」の概要
11
「超xlsサービス」は、「Qlik Sense」とExcel帳票取り込みを支援する「セルフETLアシスタント」、
および、手助け・情報提供・改善策作成などの統合サポートをセットにしたサービス
超xlsサービス
日立グループ内クラウド
超xlsサービス
Qlik Sense 手助け・情報提供・改善策作成
データ分析・改善ツール
コミュニティによる
サポート

２-７．「超xlsサービス」コミュニティサイト
12
Yammer … ディスカッション／お知らせ
Teams … ナレッジ／サンプル共有
質問は Yammer へ！
有用な議論は、
ナレッジ化
日立内にコミュニティサイトを作り、ナレッジの共有、ディスカッションにより、分析業務を活性化
タブ内に
組み込み

２-８．「超xlsサービス」活用状況
13
37サイト、総計3万を超えるユーザーにお使いいただいています
「with＆afterコロナを見る！」
コロナ禍での人財把握、リモートワーク下の勤務管理 [事例２]
「今までのExcel表でリモート会議? ! 」
リモートワーク下での資料のあり方
コロナ対策、リモートワーク
「人財を知る、人財をいかす！」
種々情報の一元化による人財マップの作成
人財マネジメント
「働き方改革」の羅針盤
勤怠管理の充実と作業時間分析 [事例１]
働き方改革
「Slim & Soon監査」
監査事前資料の削減とタイムリーな監査の実現
「見られる化」
リアルタイムチェックの実現
コンプライアンス強化
「業績管理の深堀」
業績偏差の見える化と追究 [事例3]
「プロジェクト・マネジメントの強化」
工程管理とコスト管理の融合
「調達情報の見える化」
コスト削減とコンプライアンスのための分析
「お客さまの見える化」
・データマイニングによる販売方法の検討・顧客満足度調査
業績確保
「お見せする」の効率化
お客さまへの報告、情報提供の迅速化・コスト削減
「生産性向上の切り口を探せ！」
現場作業の見える化による無駄の削減
「器を作って全社一丸」
経営ダッシュボードの総合的展開
「出力機能を柔軟に・楽に！」
・主管元主導による推進・出力機能開発の簡素化
生産性向上ほか
あらゆる部門の、あらゆるシーンで活用できる
バックオフィス～現場 × PDCA
・経営改革への分析
・間接業務の削減
・労働生産性の向上
Ｃ
ＡＰ
Ｄ
施策の計画
施策の実行
評価分析
問題点の抽出
改善のための
処置

２-９．[事例1] 勤怠管理の充実と作業時間分析①
14
年間の回数や連続する複数月の平均など、
単純な累積時間の規制だけではない、時間外労働時間に関する閾値を組織全体で可視化します。
組織全体のサマリー
期間閾値
年間 720時間以内
単月 100時間未満
年間の回数
（45時間超過） 6回以内
連続する２～６カ月の平均 80時間以内
働き方改革における就業管理とデータ利活用事例

特に『連続する2～6カ月の平均が80時間以内』という規制は、
直感的にその時点での閾値がわからない規制ですので、「当月の時間外労働可能な時間」を可視化します。
対象期間上限前月までの実績上限
2カ月 160 160－100＝ 60
3カ月 240 240－100＝140
4カ月 320 320－100＝220
5カ月 400 400－100＝300
6カ月 480 480－100＝380
［上限］
単月100時間未満
前月までの実績上限
100－α時間
100時間未満
＋α
－α
上限越え
上限以下
［5カ月前］
380
［4カ月前］
300
［3カ月前］
220
［前々月］
140
［前月］
60 ［当月］
当月可能
実績
個人のサマリー
当月可能
実績
(当月＋前月)の平均
２-９．[事例1] 勤怠管理の充実と作業時間分析②

２-１０．[事例2] コロナ禍での人財把握、リモートワーク下の勤務管理
16
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、緊急事態宣言が発令される中、
「原則、在宅勤務！」という方針は出したものの、お客さま対応や、機材不備などで、足並みがそろわないのが実状で、
日々変わる従業員の勤務状況を的確に把握するのは、困難を極めました。
そこで、防災・減災対策に取り入れていた、安否確認システムを用いて従業員からダイレクトに状況を確認し、
その日々の変化を、超xlsサービスを用いて見える化することで、早期の現状把握とアクション推進を実現しました。
「原則、在宅勤務！」方針は出したが、実態は？

２-１１．[事例3] 業績偏差の見える化と追究
17
Excelで業績管理を行っていると、複数の表に点在する数値に対する偏差を出すことは簡単ではありません。
大変な苦労の末に偏差の算出ができたとしても、本来は、なぜ偏差が発生したのか？を追究することが重要なので、
さらにその後、偏差の内訳を詳細に追いかけて行く必要があります。
偏差を見逃さない・原因の探索
業績の管理を行う上で重要なことは、各種偏差を見逃さないことです。

２-１２．次章では
18
超xlsサービスでご提供している「セルフETLアシスタント」をご紹介します。
超xlsサービス
Qlik Sense 手助け・情報提供・改善策作成
データ分析・改善ツール
コミュニティによる
サポート

３. セルフETLアシスタントのご紹介

３-１．複雑なクロステーブル形式のExcel表を集計したい
20
Excelの入力フォーマットを配布し、各部署にて手入力、回収した複数ファイルを集計するというシーンがあります。
その際のフォーマットは入力のしやすさからほとんどがクロステーブル形式ですが、集計しにくい、BIに取り込みにくい場合が多くあります。
複数ファイルを集計するのは大変！
事務局
担当者担当者担当者
BIに取り込むには高度なスクリプトが必要！

３-２．セルフETLアシスタント/変換 for BI
21
「セルフETLアシスタント/変換 for BI」は
複雑なクロステーブル形式のExcel表を簡単なGUI操作でストレート形式に変換できるExcelアドオンツールです。
簡単変換!!

３-３．セルフETLアシスタント/変換 for BI 活用イメージ①
22
■入力フォーマットシート
■抽出用シート
ｱｲｺﾝ１
セル参照： “=Sheet1!$L$7”
入力フォーマットを配布前に「セルフETLアシスタント/変換 for BI」で“抽出用シート”を作成しておきます。
その際、入力フォーマットをセル参照するリンク形式で作成します。
セルフETLアシスタント
／変換 for BI

■入力用シート(クロス集計のような表)
■抽出用シート(CSVのような表)
ＢＩツール
複数のファイルの
集計はBIで実施
Ａ部のファイル
Ｂ部のファイル
Ｃ部のファイル
「セルフETLアシスタント」
での変換は1度実施すればOK
３-３．セルフETLアシスタント/変換 for BI 活用イメージ②
各部署で入力フォーマットに入力いただいた数値はリンクした”抽出用シート”に反映されるため、
ファイルを回収し、BIツールに追記型で取り込めば簡単に集計できます。

操作デモ
３-４．セルフETLアシスタント/変換 for BI 操作デモ

３-５．報告用Excelフォーマットにデータを転記したい
25
■報告用のExcelフォーマット ■システムデータ(CSVファイル)
セルフETLアシスタント
／転記 from BI
ｱｲｺﾝ２
決められたExcelフォーマット（下図のようなクロステーブル形式のフォーマットが一般的）にデータを転記したい場合があると思います。
「セルフETLアシスタント/転記 from BI」を使用すると簡単操作で半自動的に転記が可能です。

３-６．セルフETLアシスタント/転記 from BI
26
「セルフETLアシスタント/転記 from BI」は予め決められたExcelフォーマットに、
BIやDBなどのシステムから出力したCSV形式のデータを簡単なGUI操作で転記するExcelアドオンツールです。

３-７．セルフETLアシスタント/転記 from BI 操作デモ
27
操作デモ

３-８．お問い合わせはコチラ
28
1カ月間無料でお試しいただけます。ぜひお問い合わせください！
https://www.hitachi-sis.co.jp/service/bigdata/selfetl/
日立セルフETLアシスタント検索
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日立グループにおけるQlik活用事例と関連ソリューションのご紹介
END
プロダクト・サービスビジネス本部プロダクトサービス統括部
2021/6/15
逸見唯
株式会社日立社会情報サービス

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