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分科会D：NPO法人DNA 代表 沼田翔二朗氏
- 1. 1 群馬の高校生の成長を後押しするための センパイコミュニティづくり NPO法人DNA ( Design Net-works Association) 代表理事 沼田翔二朗 (認定キャリア教育コーディネーター） 2018年3月10日(土) コミュニティフォーラム2018 ■分科会D：事業推進・組織成果と メンバーの成長・幸せを両方かなえる コミュニティづくり
- 2. Copyright @ NPO Design Net-works Association 2 大学生 (県内6大学) 社会人 高校生 (課外活動) じぶんの 意思で･･･ 誘われて･･･ 研修で･･･
- 3. Copyright @ NPO Design Net-works Association 3 大学生 (県内6大学) 社会人 高校生 (課外活動) じぶんの 意思で･･･ 誘われて･･･ 研修で･･･ 今回の分科会テーマに照らし合わせると･･･ ＤＮＡの活動 ( 授業 ) に携わるのは、 その人の暮らしの中では、ほんの１コマ。 だからこそ、その暮らしにもつながる 活動であり、コミュニティでありたい。 ●暮らしに寄り添い、豊かさが生まれる関わりと対話を。 ●お互いに応援し合あえる関係性を。 ●｢育む｣という姿勢を。１対１の関係の集まり。
- 4. 4 団体・活動紹介
- 5. Copyright @ NPO Design Net-works Association 5 DNAのミッション 「子ども・若者に、社会をつなぐ」 －学校の授業を通じて、社会とのつながりを－ 社会関係 資本 挑戦 機会 多様な人々とのつながり 実際に｢やってみる｣という経験
- 6. Copyright @ NPO Design Net-works Association 6 誰かに何かを与えられるだけではなく、 じぶんから動くことで｢物事は良くなる｣・｢面白くなる｣を学ぶ 人との関わりと対話を軸とした授業 ２時間の出張授業 １年間の通年授業 おそれず未来を創り出す 未来の教室 ｢生き方｣をリアルに探究 ライフデザイン講座 自らの未来を創りだすために 多様な人々とのつながりを手に、 実際に動き出すための授業 ｢じぶんの生き方｣を題材に、 トライ&エラーを繰り返しで探究する ｢生きる力｣を育むための授業
- 7. Copyright @ NPO Design Net-works Association 7 おそれず未来を言葉に、言葉を行動に移すための授業 未来の教室
- 8. Copyright ＠ Design Net-works Association 8 いままで誰にも 言えなかったことを 言えました。 あの後、親と将来の夢に ついてはなしをした。
- 9. Copyright @ NPO Design Net-works Association 9 人との関わりと対話を軸にした｢授業｣をつくる人々 多様で多彩な人々から構成される授業 学校教員 センパイ 高校生 スタッフ ２名 150 名
- 11. Copyright @ NPO Design Net-works Association 11 ｢人｣と｢組織｣のマネジメントで心がけていること ■｢関係性｣を育むことを意識的に行う ■｢子ども・若者と社会をつなぐ｣を体現する施策を行う ■｢大学生｣と｢社会人｣の相乗効果を生み出す
- 12. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 12 センパイと呼ばれる｢社会のつながり｣ 大学生 社会人 □｢DNA学生メンバー｣として活動に参画 ・｢MTG(1回/週)｣や｢合宿(2回/年)｣等の実施 □｢単発ボランティア｣として活動に参画 ・｢説明会｣＆｢センパイ登録｣を経て｢都度研修｣ □｢社会人センパイ｣として活動に参画(有志) ・｢説明会｣＆｢センパイ登録｣を経て｢都度研修｣ □｢企業研修｣・｢自治体研修｣として活動に参画 ・経営層or人事直下で｢研修｣に参画
- 13. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 13 センパイになるまで 大学生 メンバー 社会人 ボランティア ・基本は、学生メンバーとして 学生団体のように４年間活動 することを前提 ・授業のみ都度参加する 学生ボランティアもいる ・ご自身で都合を調整して、 授業に参加していただく ・2017年度からは企業・自治体と 連携して、職員研修などの形で ご参加いただく事例もあり 【参加の流れ】 【１】 新入生 歓迎会 【２】 登録 参加 【３】 ＭＴＧ 合宿 【４】 授業 参加 【５】 振り返り ＭＴＧ 【１】 体験 説明会 【２】 登録 参加 【３】 事前 研修 【４】 授業 参加 【５】 振り返り ＭＴＧ 【参加の流れ】
- 14. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 14 事前研修 ( 10時間 / 人 ) を経てセンパイに 【１】 集合 研修 ( 3h ) 【２】 個別メン タリング ( 7h ) 【３】 当日 授業 ( 半日 ) 【４】 振り 返り ( 1.5h )
- 15. Copyright @ NPO Design Net-works Association 15 コミュニティマネジメントの施策 じぶん×DNAプレゼンムービー / 写真 合 宿 年2回、春と夏の2泊3日。 ｢関わり｣と｢対話｣を軸に チームが醸成される 卒業式 / 勇退式 大学4年間をベースにした 入れ代わりを前提とした 儀礼的な場 センパイレター センパイmeetsUP センパイが全員が一堂に 集まる場。横のつながり を育み、豊かになる 高校生からのメッセージ なまえ・ ニックネーム制 ＦＢコミュニティ 朝・夜メール 事業報告会 DNAに関わるすべての 関係者が一堂に会し、 関係を育む キャリアパス 定例ミーティング 毎週1度のミーティング。 学生メンバーが 全員集まり、創り上げる 納 涼 祭 夏合宿の終わりに、 DNA関係者をお招きして、 夏を締めくくる ■ギャザリング施策 ■研修施策 じぶん振返シート 活動し始める時には必ず 行う。自己開示を通じて 関係性を深める 対話演習 高校生に携わるための 基礎研修。普段の暮らし にも活かせる内容に。 ■仕組み / ツール施策 これ以外にも様々な形で、取り組んでいることがある。 施策になっていなくて、個人プレーなとこもある。 ｢施策｣になっているものは、小さく生んで大きく育ててきたもの good / motto カード 紙に書いて、PDF 研修の映像化 対話シート オープンスペース ともに出勤制度
- 16. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 16 コミュニティマネジメントの年間計画 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 10月 11月 12月 １月 ２月 ３月 MTG ◎ ◎ 合宿 ◎ ◎ 現場 ◎ × ◎ × ◎ イベ ント 新メン バー歓 迎会 新メン バー決 定 事業 報告 会 ― 納会・ 納涼祭 ― ― ― ― ― 勇退式 センパイ meetsUP ・卒業式 オープ ンス ペース ◎ ◎ ｢施策 (仕組み) ｣になったら、年間計画に落とし込む
- 17. 17 実際に取り組んでいること
- 18. ■全員 ( サポーター・教員含む ) ■センパイ ( 大学生・社会人 ) ■学生メンバー Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 18 ギャザリング施策について センパイ meetsUP 事業報告会 納 涼 祭 センパイ meetsUP 対話演習 ( 研修 ) 定例ミーティング 合 宿 対 話 演 習 合 宿 関係者が一堂に集う場を、定期的に開催。 事業報告会 納 涼 祭 定例ミーティング
- 19. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 19 じぶん振り返りシート ( 必須 ) 活動に関わる全員が行い、対話を通じて相互理解する
- 20. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 20 対話演習 ( 必須 ) 高校生との対話を行うために、まずは自分のあり方を見つめる 対話演習① ウォーミングアップ 対話演習③ ワークシートを用いた実践 対話演習② 傾聴トレーニング 対話演習④ アイスブレイクの実践
- 21. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 21 定例ミーティング ■始まる前に、声掛け ・ミーティングの準備などを含め、積極的に声を掛ける ■全員が口を開いて始まり、開いて終わる ・チェックイン＆チェックアウトの徹底 ■ウォーミングアップ（関係づくり）へのこだわり ・出来る限り、持ち回りでネタを考えてくる ■出欠者の見える可 ・ホワイトボードへの提示で、出欠者の共有 ■写真・記録の共有 ・ミーティング・議論の様子や集合写真の共有 ■じぶん振り返り ・自分のメンタリングなどを振り返りの共有
- 22. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 22 キャリアパス スクリーニングを行わず、青天井の挑戦環境を。 単発現場 学生メンバー コアメンバー （学生職員） 学生理事 １年生 〇 〇 ー ー ２・３年 生 〇 〇 〇 ー ４年生 〇 〇 〇 〇
- 23. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 23 紙をとにかく使う 紙で意見や気持ちを見える可し、PDF化。誰でも振り返られるように
- 24. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 24 振り返って、紙をPDF化 日常につなげるための言語化をして、それらを共有する
- 25. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 25 ムービー / 写真 理念共有・初期設定・振り返り・視界あわせのために。 データとして共有しやすい
- 26. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 26 センパイレター / ＦＢコミュニティ オンラインでも、関係を育むための関わりを センパイレター( 1回/月 ) 募集案内・高校生＆センパイの声・ 事務局雑感など ＦＢコミュニティ( 不定期 ) センパイのマイプロジェクト・ 自己紹介など
- 27. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 27 Good / motto ・ メッセージカード お互いに感謝・考え・意見を贈り合う
- 28. 28 悩み・課題
- 29. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 29 コミュニティマネジメントの悩み・課題 ■「卒業問題」 ⇒ 移行システムをつくる ・最後で：４年生の終わりには必ず卒業するからこその施策 ・途中で： いつでもまた関われるように ■「属人的問題」 ⇒ ノウハウが言葉化・共有される仕組みを ・人材が流出することにより、ノウハウも流出の可能性 ・｢引継ぎ｣を込めた合宿という施策 ■「現場重視問題｣ ⇒ 忙しい中でも、関係を育む ・人との関係を育むことを大切にするための施策 ■「忙しさ問題」 ⇒ 大学生も社会人も、時間を投資している ・忙しい(だけ)で、関わらなくなることは空しいからこそ その人の豊かさにもつながるような施策
- 30. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 30 コミュニティマネジメントで心掛けていること ■相互理解の仕組み･･･ベースは「対話｣にあり ・「関係性を育むこと」で、力がでる ■仕組みを「計画」に落とし込む ・後回しにせずに、時間と場を確保する ■みんなで出し合い、ともにつくる ・「投資する（お金・場所・時間・食べ物等）」という気持ち ・最初は、誰かが言いだしっぺ。その積み重ねからともに。 ■ミッションに基づいた適度なフィードバック・問いの機会 ・現場の声・変化、センパイの声、先生の声など。 ■日常の一コマに、やり取りが生まれるように ・オンラインでも、オフラインでも。
- 31. 31 さいごに
- 32. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 32 さいごに この人たちと、じぶんも、 豊かな暮らしを営む。 対象である群馬の中高生の 教育環境が豊かになる。
- 33. Copyright ＠ NPO Design Net-works Association 33 さいごに この人たちと、じぶんも、 豊かな暮らしを営む。 対象である群馬の中高生の 教育環境を豊かになる。 すぐ、簡単にできることとして･･･ □ネームシールを用意して、名前を呼べるように □関わる人 ( 固有名詞 ) を思い浮かべて、 関わる理由に想いを馳せてみる
- 34. 34 番外編
- 35. Copyright @ NPO Design Net-works Association 35 授業・コミュニティづくりで大切にしていること お互いに応援し合い、自己肯定感をもてる関係を育む