鯖江でのコーポレートフェローシップトライアルの成果報告書です。 詳細については http://code4japan.org/post/107396142878 をご覧ください。

1. 活動成果報告書
コーポレート・フェローシップ＠鯖江
2015年年1⽉月7⽇日
CfJ コーポレートフェロー 奥野 和弘

2. アジェンダ
1. 鯖江市での活動成果
2. ⼈人材教育プログラムとしての
コーポレート・フェローシップ
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3. 1. 鯖江市での活動成果
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4. 活動の概要
本取り組みにおいて実施した内容
• オープンデータの取り組みをさらに推進するために
今後取り組むべき施策の整理理
– 鯖江市のオープンデータへの取り組みについての現状分析
– 世界の先進的な⾃自治体の取り組みについての調査
– 鯖江市が今後優先的に取り組むべき施策の整理理
• 市⺠民主導でおこなうアイデアソンの体験と習得
– 「デザインシンキング」を⽤用いたアイデアソンの実施
（市⺠民、市役所職員、地元企業、SAPジャパンの社員が参加）
– アイデアソンを開催する⽅方法の習得
– 2つの検討テーマ（P.6で詳述）についてのアイデアの創り
• その他
– コーポレート・フェローシップの効果と改善策の整理理
– 福井⾼高専での特別授業
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5. 活動の詳細：オープンデータ利利活⽤用推進のために
今後取り組むべき施策の整理理（1/3）
実施した内容
• 鯖江市のオープンデータへの取り組みについての現状分析
– 聞き取り調査（市職員、地元企業、NPO、市⺠民のみなさん、学⽣生のみなさん）
– 既存のオープンデータサイトや、オープンデータアプリケーションの評価
• 世界の先進的な⾃自治体の取り組みについての調査
– ニューヨーク州、シカゴ市、福岡市などの取り組みの調査
• 鯖江市がつぎに取り組むべき施策の整理理
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6. 活動の詳細：オープンデータ利利活⽤用推進のために
今後取り組むべき施策の整理理（2/3）
主な成果
ヒアリングの結果、鯖江市のオープンデータへの取り組みのなかで以下の⼆二つが優先度度
の⾼高い課題であると考えられます。
1. オープンデータへの市⺠民参画をさらに進めること
2. 少ない職員で効率率率的にデータ公開を続けていくこと
これに対し優先的に実施すべき施策を3点特定し、先進⾃自治体の事例例から「あるべき
姿」を整理理しました。
1. 統⼀一された窓⼝口サイトの設置
2. データ公開の⼿手引きの整備
3. 市⺠民による定期的なアイデアソンの実施
さらに、優先施策3「市⺠民による定期的なアイデアソンの実施」を実現するための準備
として、「デザインシンキング in 鯖江」を開催しました
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7. 活動の詳細：オープンデータ利利活⽤用推進のために
今後取り組むべき施策の整理理（3/3）
成果物詳細
• ニューヨーク州 Open Data Handbookについての調査レポート
主な内容
– Open Data Handbookの内容
– ニューヨーク州の運⽤用体制の分析
– ニューヨーク州の成功要因の分析
• オープンデータ利利活⽤用をさらに促進するためのあるべき姿と推奨施策
主な内容
– 鯖江市の現状分析
– 統⼀一されたオープンデータ窓⼝口サイトの設置
– データ公開の⼿手引きの整備
– 市⺠民による定期的なアイデアソンの実施
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8. 活動の詳細：市⺠民主導でおこなうアイデアソンの
体験と学習（1/3）
実施した内容
• アイデアソンのための「デザインシンキング」という⼿手法を学習
– デザインシンキングの専⾨門家を招き、デザインシンキングの⼿手法を学習
• 2つのテーマに関するアイデアソンの実施
– 「若若者が住みたくなる、住み続けたくなるまち」づくり
– 「外国⼈人観光客に感動を提供するまち」づくり
• 次回のアイデアソンの実施の決定
– 「鯖江市に市⺠民主導のアイデアソンを定着させるには？」
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9. 活動の詳細：市⺠民主導でおこなうアイデアソンの
体験と学習（2/3）
主な成果
多くの市⺠民のみなさん、市役所職員の皆さんにアイデアソンを体験いただきました。
• 実施⽇日：2014年年11⽉月23⽇日（⽇日） 於 鯖江市役所4F多⽬目的ホール
• 市⺠民の⽅方：17名
• 鯖江市役所職員の⽅方：12名
アイデアソンの結果、合計133のアイデアが⽣生まれました。
• 「若若者が住みたくなる、住み続けたくなるまち」のアイデア
– 地域の「おばちゃん（先輩ママ）」による⼦子育て⽀支援
– 持ち物（家、⾞車車など）の「共有」
– など 合計47件
• 「外国⼈人観光客に感動を提供するまち」のアイデア
– 「河和⽥田コンシェルジュ」
– 「All about Sabae（英語の総合案内サイト）」
– など 合計86件
次回（2015年年1⽉月）のアイデアソンの開催が決まりました。
• テーマ：「鯖江市に市⺠民主導のアイデアソンを定着させるには？」
• ファシリテーター：TSUGI 新⼭山さん
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10. 活動の詳細：市⺠民主導でおこなうアイデアソンの
体験と学習（3/3）
成果物詳細
• 「デザインシンキング in さばえ」リフレクションレポート
主な内容
– チームごとに合計6部作成
– デザインシンキング中に出た意⾒見見やアイデア
の記録
• ストーリーボード
– 「若若者が住みたくなる、住み続けたくなるまち」と
「外国⼈人観光客に感動を提供するまち」
の２つのテーマについて作成
– ⽣生まれたアイデアが実現すると鯖江がどんな街になるか？
⼈人々がどんな体験を得られるようになるのか？
をわかりやすく説明
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11. 活動の詳細：その他
• コーポレート・フェローシップの効果と改善点について整理理しました
– その中で鯖江市が今後、コーポレート・フェローシップをどのように活⽤用でき
るかのアイデアについても触れています。
成果物
• コーポレート・フェローシップ実施報告書
主な内容
– 派遣先⾃自治体にとっての価値
• 鯖江市を例例とした派遣先⾃自治体および
地域にとっての価値
– 派遣元企業にとっての価値
– 実運⽤用⾯面での課題
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12. 活動の詳細：その他
• 11/21（⾦金金）に福井⾼高専での特別講義の機会をいただきました。
– IT業界のトレンドや求められる⼈人材像についてお話しました
– 学⽣生のみなさんが「オープンデータ」に興味をもつことが良良い理理由についても
お話しました
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13. 2. ⼈人材教育プログラムとしての
コーポレート・フェローシップ
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14. 活動を通して必要とされる/磨かれるスキル
• ⾃自分とは違う⽂文化的背景や価値観をもつ⼈人々とのコミュニケーション
• ⾃自ら課題を発⾒見見し優先順位付けを⾏行行う
• 初めて直⾯面する課題に取り組む
• 必要な協⼒力力者を獲得し、リーダーシップを発揮する
• 課題解決のための実⾏行行計画を⽴立立て、期間内に成果を出す
• ⾃自分の仕事を⼈人に引き継ぐ
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15. 活動を通して得られた学びや感想
• より相⼿手に「伝わる」コミュニケーションの⽅方法について改めて考えさせ
られた
• ⽇日常業務で「課題」として捉えている範囲が限定的であることに気づいた
• ひとつの物事を継続的に徹底的に考えることで、⾃自分が仕事において「マ
ンネリ化」していないかを⾒見見直すよい機会となった
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活動を通して得られた学びや感想
• より相⼿手に「伝わる」コミュニケーションの⽅方法について改めて考えさせ
られた
• ⽇日常業務で「課題」として捉えている範囲が限定的であることに気づいた
• ひとつの物事を継続的に徹底的に考えることで、⾃自分が仕事において「マ
ンネリ化」していないかを⾒見見直すよい機会となった

17. 2014/11/18
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以上
※コーポレートフェローシップの詳細については、Code for Japan のペー
ジをご参照ください。
http://code4japan.org/post/107396142878