SlideShare a Scribd company logo
1 of 63
Download to read offline
W
                                         or
                                           ks
                                              ho
                                                p
                                                    #2




スマートフォンが変えた
学習者の学習観
    2013.02.19 @CIEE Osaka University




       Sunami Hokuto
                        Web Designer
W
                                 or
                                   ks
                                      ho
                                        p
                                            #2

発表者紹介

๏ 角南 北斗(すなみ ほくと)
 Blog: http://withcomputer.jp
 Twitter: @shokuto

๏ フリーランスのWebデザイナー
 日本語教育関連のサイトや教材の制作を
 多く手がけています
W
                          or
                            ks
                               ho
                                 p
                                     #2

これまでの経歴など

๏ 大阪大学で日本語教育学専攻(修士)
๏ 日本語学校で非常勤講師
๏ 国際交流金関西国際センターで
 教材開発スタッフ(約10年)
 調理師専門学校で飲食店開業支援講座、
 大学でプレゼンテーション実践講座なども担当
W
                                       or
                                         ks
                                            ho
                                              p

日本語でケアナビ
                                                  #2



http://nihongodecarenavi.jp




                       看護 介護に関わる人たちのための
                         ・
                       日本語学習リファレンス
W
                                            or
                                              ks
                                                 ho
                                                   p

介護の漢字サポーター
                                                       #2



http://kaigo-kanji.com




                         介護福祉士国家試験のための
                         二漢字語から学ぶ漢字学習サイト
W
                                        or
                                          ks
                                             ho
                                               p

NIHONGO eな
                                                   #2



http://nihongo-e-na.com




                      日本語学習サイトの紹介や
                      学習スタイル別の活用術を提案
W
               or
                 ks
                    ho
                      p
                          #2




スマートフォンが変えた
 学習者の学習観
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

本日のテーマ

๏ いまの時代の学習者の学習観とは?
๏ いまの時代に必要な教材とは?
W
                   or
                     ks
                        ho
                          p
                              #2




日本語教育にITは必要ですか?
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

日本語教育にITは必要か?

๏ 教材開発系の発表をすると
 よくこのような質問をされます
๏ それこそ10年前から変わりません
๏ みなさんなら、どう考え、答えますか?
W
                 or
                   ks
                      ho
                        p
                            #2




日本語教育にITは不要だよ
W
                           or
                             ks
                                ho
                                  p
                                      #2

ITが必要かどうかを決める要素

๏ 学びの場で何をしたいか?
 これは教師や現場による

๏ 教師だけでなく学習者の希望は?
 10年前と違いITは日常に普通に存在している
 いまの学習者はこう思ってるのでは...?
W
                  or
                    ks
                       ho
                         p
                             #2




ITを使わないなんて、不自然
W
                        or
                          ks
                             ho
                               p
                                   #2

ITに対する私見

๏ もはやITは 必要かどうか ではなく
  いかに活用するか を考える段階
๏ 本日は その活用の仕方 を
  いっしょに考えていきましょう
W
                  or
                    ks
                       ho
                         p
                             #2




IT教材にまつわる3つの変化
W
                    or
                      ks
                         ho
                           p
                               #2

ITの変化が教材に与えた影響

1. テープからディスクへ
2. 物理メディアからWebへ
3. デスクトップからモバイルへ
W
                   or
                     ks
                        ho
                          p
                              #2

1. テープからディスクへ

๏ カセットテープからCD
๏ VHSからDVD
๏ 教材を配布する箱が変化した
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

2. 物理メディアからWebへ

๏ DVDからYouTubeへ
๏ ディスクを入れて始めるのではなく
  URLを入力してサイトに行く
๏ 利用条件が「メディアの所有」から
  「ネットがあること」に変化した
W
                        or
                          ks
                             ho
                               p
                                   #2

3. デスクトップからモバイルへ

๏ 利用機器がPCからスマホへ
 これは単純な「利用機器の変化」ではない

๏ スマホは常時携帯&常時ネット接続
 ずっとPCルームにいるのと同じ状態

๏ 教材の「実質PCルームでしか使えない」
 という制約がなくなった
W
              or
                ks
                   ho
                     p
                         #2




なぜ、こうした変化に
注目すべきなのか?
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

変化とは教師側の視点である

๏ 学生は毎年入れ替わるが
 教師は次の年も同じことをする
๏ 教師は継続して見ているので
 ITの状況を「変化」だと捉えられる
W
                       or
                         ks
                            ho
                              p
                                  #2

学習者にとっては常識でしかない

๏ 学習者にとって、そんなITの現状は
 普通であり常識にすぎない
๏ 学習者は昔のことは知らない
 いまの現状を見て適切さを判断する
W
                        or
                          ks
                             ho
                               p
                                   #2

変化を感じて常識を書き換えよう

๏ 教師の時間が止まっていたとしても
 学習者は常にいまを生きている
๏ 学習支援は「いま」が基準ではないか?
๏ 状況の変化は教師にとって
  自分が変わるための契機
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

ITの変化が教材に与えた影響

1. テープからディスクへ
2. 物理メディアからWebへ
3. デスクトップからモバイルへ

      本日の焦点は、この3番目の変化。
      教師にとって最も重要な変化。
W
                or
                  ks
                     ho
                       p
                           #2




モバイルといえば、スマホ
W
              or
                ks
                   ho
                     p
                         #2




 スマホが変えた
ITとのつきあいかた
W
                           or
                             ks
                                ho
                                  p
                                      #2

スマホの急速な普及

๏ デスクトップからモバイルへの変化の
 原動力は、スマホの急速な普及
 ケータイのニューモデルは、ほとんどスマホ
 選択しなくてもスマホ、理由がないかぎりスマホ
 スマホはどんどん生活に入り込んでいる
W
                       or
                         ks
                            ho
                              p
                                  #2

スマホはPCを置き換える存在

๏ ほとんどのことはスマホで事足りる
๏ レポート(=長文)を書くときだけ
  学校のPCルームを利用する
๏ 家にはPCもネットの固定回線も不要
 だってお金がもったいないし
W
                              or
                                ks
                                   ho
                                     p
                                         #2

ネットはいつでもつながっている

๏ つなぐ操作が不要だから
 回線は空気のような当たり前の存在
๏ コンテンツはオンラインにある
 SNS、通話、メッセージ、地図、動画、ゲーム...
 オフラインじゃ何にもできないよね
W
                           or
                             ks
                                ho
                                  p
                                      #2

スマホを手足のように使う

๏ いつも持ち歩いている
 =いつでも使えるしネットにつなげる
๏ 小さくてサッと取り出せる
 =必要だと思ったら躊躇なく使う
 =隙間時間にも使える
๏ デジタルの塊でもアナログの使い勝手
 というか、デジタルとかアナログとか意識しない
W
                  or
                    ks
                       ho
                         p
                             #2




そんな変化にどう対処すべき?
W
                       or
                         ks
                            ho
                              p
                                  #2

変化をポジティブに捉えよう

๏ 変化に対応しなきゃ・・と思うと大変
๏ これは考えようによってはチャンス!
W
                         or
                           ks
                              ho
                                p
                                    #2

ITの変化が教材に与えた影響

1. テープからディスクへ
 ☞ デジタルだから複製も編集も容易に

2. 物理メディアからWebへ
 ☞ 教材の表現力は増して直接配布も不要に

3. デスクトップからモバイルへ
 ☞ いつでもどこでも使ってもらえるように
W
                        or
                          ks
                             ho
                               p
                                   #2

教材制作側にとって良い時代

๏ より価値のあるものが作りやすくなった
๏ 学習者にとって価値あるものを作れば
  使ってもらえる環境になった
 みんながスマホを持っているということは
 みんなが常にPCルームにいるようなもの
W
                                       or
                                         ks
                                            ho
                                              p

日本語でケアナビ
                                                  #2



http://nihongodecarenavi.jp




                       看護 介護に関わる人たちのための
                         ・
                       日本語学習リファレンス
W
                              or
                                ks
                                   ho
                                     p
                                         #2

日本語でケアナビとは

๏ 看護や介護の仕事をする人たちのための
 日本語学習リファレンス
 言葉の意味や使い方、その関連語などを調べられる
 国際交流基金関西国際センターとの開発

๏ ターゲットはフィリピンやインドネシア
 2007年公開開始(利用者は約12,000人/月)
W
 or
   ks
      ho
        p
            #2
W
                          or
                            ks
                               ho
                                 p
                                     #2

設計思想

๏ 職場だけでなく日常生活でも
 気軽に使ってもらえるツールを目指す
 さっきの患者さんの言葉、どんな意味だろう?
 こういうとき、なんて言えばいいのかな?
 今度の飲み会では、みんなとこんな話がしたい
W
                            or
                              ks
                                 ho
                                   p
                                       #2

直面した現実

๏ 実際は期待通りには使ってもらえず
๏ そもそも使える環境がない
 職場には自由に使えるPCやネットがない
 学習者の自宅にPCはなく携帯は通話専用

๏ サイトを使った勉強への理解の薄さ
 職場のスタッフにパンフレットを配ったりも...
W
                     or
                       ks
                          ho
                            p
                                #2




学習者が使える状況にないのなら
その教材は存在しないのと同じ...
W
                 or
                   ks
                      ho
                        p
                            #2




悲嘆に暮れること数年...
図らずもスマホブーム到来!
W
                         or
                           ks
                              ho
                                p
                                    #2

一気に利用環境が整った

๏ 学習者に急速にスマホが普及
๏ 学習者が好きなときに好きなだけ
  ケアナビにアクセスできるようになった
 端末と回線と利用権限の問題はすべて解決

๏ 2012年春にはスマホ専用版も公開
 2000人/月 程度はスマホからの利用者
W
 or
   ks
      ho
        p
            #2
W
                          or
                            ks
                               ho
                                 p
                                     #2

環境の変化は教材開発を後押し

๏ スマホを意識して教材を作ることで
 学習者に使ってもらいやすくなる
๏ 日常生活まで含めた利用機会の拡大
๏ より大きな枠組みでの学習支援が可能に
 授業の前後や、コースの前後などに使うなど
 既存の授業と絡めた教材開発も現実的になった
W
              or
                ks
                   ho
                     p
                         #2




学習者の学習観の変化
W
                                        or
                                          ks
                                             ho
                                               p

NIHONGO eな
                                                   #2



http://nihongo-e-na.com




                      日本語学習サイトの紹介や
                      学習スタイル別の活用術を提案
W
                              or
                                ks
                                   ho
                                     p
                                         #2

NIHONGO eな とは

๏ 既存のWeb教材や学習ツールを
 紹介する情報ポータルサイト
 各教材サイトの対象レベルや内容、
 利用方法などをやさしく解説
 国際交流基金関西国際センターとの開発
 2010年公開開始(利用者は約23,000人/月)
W
 or
   ks
      ho
        p
            #2
W
 or
   ks
      ho
        p
            #2
W
                          or
                            ks
                               ho
                                 p
                                     #2

設計思想とその背景

๏ 海外の学習者の個人学習の支援
๏ 新しく教材を1つ開発するより
  既存の有用な教材の活用を支援しよう
๏ Web教材は見つけにくいという現状
 検索力や何かのコミュニティ経由でないと大変
 初見では使い方がわかりにくいサイトが多い
 初心者はWeb教材の活用の見当もつかない
W
                   or
                     ks
                        ho
                          p
                              #2




一定の支援はできているものの
自分に合った教材を探し出すのは
   依然なかなか難しい
W
              or
                ks
                   ho
                     p
                         #2




そんな難しい状況も
スマホが変えつつある
W
                          or
                            ks
                               ho
                                 p
                                     #2

スマホの普及とアプリの広がり

๏ 教材はWebサイトからアプリ*の形へ
 ここではスマホサイトもアプリに含めています

๏ 内容がシンプルで明快なものが多く、
  スマホ向けに使いやすくしている
๏ サイトに比べ収益化もしやすい
 有料アプリ、コンテンツ課金、広告モデルなど
W
                            or
                              ks
                                 ho
                                   p
                                       #2

アプリは情報が流通しやすい

๏ FacebookやTwitterの普及
  オンラインの友人から教材をすすめてもらえる
  アプリも情報シェアがしやすいよう対応している

๏ アプリはサイトよりも説明がしやすく
  他人にも勧めやすい
  これいいよ、とホーム画面を指で示せる
W
                 or
                   ks
                      ho
                        p
                            #2




教材は自分で見つけられる
自分好みの教材で勉強できる
W
                       or
                         ks
                            ho
                              p
                                  #2

教材を知る手段の変化

๏ 教材の紹介ルートは、これまでは
 実質的に教師(学校)がほとんどだった
๏ いまはソーシャルメディアで
 世界中の友達が投稿&評価してくれる
W
                      or
                        ks
                           ho
                             p
                                 #2

教材選びも学習者が主体的に

๏ 教材や学習スタイルの選択肢が
 いろいろあることを学習者は実感
 いろんなアプリが次々生まれている

๏ 与えられるものに縛られないで、
 好きなものを好きなように使いたい
๏ 教材は「自分にとって役立つか」で
 シビアに評価される時代
W
                or
                  ks
                     ho
                       p
                           #2




 あなたのその教材は
学習者から選ばれますか?
W
       or
         ks
            ho
              p
                  #2




まとめ
W
                        or
                          ks
                             ho
                               p
                                   #2

使わせるものから選ばれるものへ

๏ これまでの教材は 授業で使わせるもの
๏ スマホの普及によって教材は
  PCルームや授業から自由になった
 教材の可能性が大きく広がった

๏ これからの教材は 学習者が選ぶもの
 授業外では教師による強制力は働かない
 学習者に選ばれる教材を目指す必要がある
W
                         or
                           ks
                              ho
                                p
                                    #2

これが日本語教育の生きる道

๏ ITを教師都合でなく学習者都合で考える
 学習者のニーズや日常を考えた教材設計を

๏ 教材も、授業も、教師も、日本語も
  これからは学習者から「選ばれる」 時代
๏ 目の前の学習者に支持される教材は
  世界中の学習者も支援できる
 アプリは世界に公開できる。世界を変えていける。
W
               or
                 ks
                    ho
                      p
                          #2




スマートフォンが変えた
 学習者の学習観
W
                  or
                    ks
                       ho
                         p
                             #2




   さぁ、いっしょに
価値ある教材を作りましょう!

More Related Content

Viewers also liked

PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログは
PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログはPCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログは
PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログはSunami Hokuto
 
Toolkit Workshop [V2]
Toolkit Workshop [V2]Toolkit Workshop [V2]
Toolkit Workshop [V2]srenshaw
 
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...Jane Lambert
 
Commercializing Intellectual Property
Commercializing Intellectual PropertyCommercializing Intellectual Property
Commercializing Intellectual PropertyJane Lambert
 
W3C at KESW2012
W3C at KESW2012W3C at KESW2012
W3C at KESW2012AI4BD GmbH
 
Boston Goes Red For Women
Boston Goes Red For WomenBoston Goes Red For Women
Boston Goes Red For Womentaylormorris
 
The Patents County Court Small Claims Track
The Patents County Court Small Claims TrackThe Patents County Court Small Claims Track
The Patents County Court Small Claims TrackJane Lambert
 
Building an Academic Library Website in WordPress
Building an Academic Library Website in WordPressBuilding an Academic Library Website in WordPress
Building an Academic Library Website in WordPresschaefele
 
Landscapes Parkinson Toolkit
Landscapes Parkinson ToolkitLandscapes Parkinson Toolkit
Landscapes Parkinson Toolkitsrenshaw
 
New York City Goes Red For Women
New York City Goes Red For WomenNew York City Goes Red For Women
New York City Goes Red For Womentaylormorris
 
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman Library
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman LibraryBearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman Library
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman LibraryNewman Library
 

Viewers also liked (16)

PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログは
PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログはPCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログは
PCカンファレンス2009 日記じゃないのよブログは
 
Patent Box
Patent BoxPatent Box
Patent Box
 
Toolkit Workshop [V2]
Toolkit Workshop [V2]Toolkit Workshop [V2]
Toolkit Workshop [V2]
 
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...
Michael Sandys: "The Good The Bad and The Ugly Regarding Licensing & Enforcem...
 
Commercializing Intellectual Property
Commercializing Intellectual PropertyCommercializing Intellectual Property
Commercializing Intellectual Property
 
W3C at KESW2012
W3C at KESW2012W3C at KESW2012
W3C at KESW2012
 
Boston Goes Red For Women
Boston Goes Red For WomenBoston Goes Red For Women
Boston Goes Red For Women
 
Creative Output
Creative OutputCreative Output
Creative Output
 
The Patents County Court Small Claims Track
The Patents County Court Small Claims TrackThe Patents County Court Small Claims Track
The Patents County Court Small Claims Track
 
Building an Academic Library Website in WordPress
Building an Academic Library Website in WordPressBuilding an Academic Library Website in WordPress
Building an Academic Library Website in WordPress
 
Landscapes Parkinson Toolkit
Landscapes Parkinson ToolkitLandscapes Parkinson Toolkit
Landscapes Parkinson Toolkit
 
High Line
High LineHigh Line
High Line
 
New York City Goes Red For Women
New York City Goes Red For WomenNew York City Goes Red For Women
New York City Goes Red For Women
 
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman Library
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman LibraryBearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman Library
Bearcat Search: Implementing Federated Searching at the Newman Library
 
Personvern[1]
Personvern[1]Personvern[1]
Personvern[1]
 
Mem·or·y
Mem·or·yMem·or·y
Mem·or·y
 

More from Sunami Hokuto

プール監視員な私と学習環境のデザイン
プール監視員な私と学習環境のデザインプール監視員な私と学習環境のデザイン
プール監視員な私と学習環境のデザインSunami Hokuto
 
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができることSunami Hokuto
 
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきことSunami Hokuto
 
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)Sunami Hokuto
 
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計授業外・教室外の学習を見据えた教材設計
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計Sunami Hokuto
 
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)Sunami Hokuto
 
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業Sunami Hokuto
 
地図を描けば未来は見える
地図を描けば未来は見える地図を描けば未来は見える
地図を描けば未来は見えるSunami Hokuto
 
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜Sunami Hokuto
 
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)Sunami Hokuto
 
体験をデザインするとは何か
体験をデザインするとは何か体験をデザインするとは何か
体験をデザインするとは何かSunami Hokuto
 
私の本棚(リクリチャット2008)
私の本棚(リクリチャット2008)私の本棚(リクリチャット2008)
私の本棚(リクリチャット2008)Sunami Hokuto
 
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)Sunami Hokuto
 
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能Sunami Hokuto
 
プロダクト開発における事例発表の価値
プロダクト開発における事例発表の価値プロダクト開発における事例発表の価値
プロダクト開発における事例発表の価値Sunami Hokuto
 
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)Sunami Hokuto
 
スマホ時代のWeb制作アプローチ
スマホ時代のWeb制作アプローチスマホ時代のWeb制作アプローチ
スマホ時代のWeb制作アプローチSunami Hokuto
 
今日からはじめる「じぶんブランディング」
今日からはじめる「じぶんブランディング」今日からはじめる「じぶんブランディング」
今日からはじめる「じぶんブランディング」Sunami Hokuto
 
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)Sunami Hokuto
 
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼン
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼンa-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼン
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼンSunami Hokuto
 

More from Sunami Hokuto (20)

プール監視員な私と学習環境のデザイン
プール監視員な私と学習環境のデザインプール監視員な私と学習環境のデザイン
プール監視員な私と学習環境のデザイン
 
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること
教室の外の学習環境のデザインに対して教師ができること
 
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと
持続可能な教材開発プロジェクトのために教師がWebですべきこと
 
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)
板書スライドの問題を解決する授業設計とは(2015PCカンファレンス)
 
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計授業外・教室外の学習を見据えた教材設計
授業外・教室外の学習を見据えた教材設計
 
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)
教師が主体的に扱える教材を目指して(デジタル教科書学会2013年度年次大会)
 
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業
3分ではじめる、お仕着せのe-Learningからの卒業
 
地図を描けば未来は見える
地図を描けば未来は見える地図を描けば未来は見える
地図を描けば未来は見える
 
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜
目的と実践の符号を 〜ホームページ作成を例に〜
 
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)
プレゼンテーションを学ぶ(講義イントロ部分)
 
体験をデザインするとは何か
体験をデザインするとは何か体験をデザインするとは何か
体験をデザインするとは何か
 
私の本棚(リクリチャット2008)
私の本棚(リクリチャット2008)私の本棚(リクリチャット2008)
私の本棚(リクリチャット2008)
 
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)
ひとつ下のプレゼン。(PCカンファレンス2007)
 
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能
利用者の日本語を意識した「日本語でケアナビ」の検索機能
 
プロダクト開発における事例発表の価値
プロダクト開発における事例発表の価値プロダクト開発における事例発表の価値
プロダクト開発における事例発表の価値
 
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)
検索力ってどうよ(PCカンファレンス2006分科会)
 
スマホ時代のWeb制作アプローチ
スマホ時代のWeb制作アプローチスマホ時代のWeb制作アプローチ
スマホ時代のWeb制作アプローチ
 
今日からはじめる「じぶんブランディング」
今日からはじめる「じぶんブランディング」今日からはじめる「じぶんブランディング」
今日からはじめる「じぶんブランディング」
 
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)
名刺デザインで学ぶプレゼンテーション(@PCカンファレンス2011)
 
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼン
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼンa-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼン
a-blog cms 1.4紹介セミナー(大阪)でのプレゼン
 

Recently uploaded

リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドKen Fukui
 
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」inspirehighstaff03
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドKen Fukui
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドKen Fukui
 
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」inspirehighstaff03
 
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slidessusere0a682
 
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」inspirehighstaff03
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfoganekyokoi
 
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfMy Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfinspirehighstaff03
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドKen Fukui
 
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」inspirehighstaff03
 
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfTEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfyukisuga3
 
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」inspirehighstaff03
 

Recently uploaded (20)

リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
 
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
 
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
 
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
 
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
 
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdf
 
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfMy Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
 
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
 
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
 
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
 
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfTEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
 
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
 
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
 
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
 
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」
My Inspire High Award 2024「他者と自分、対立を防ぐには?」
 
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
 

スマートフォンが変えた学習者の学習観

  • 1. W or ks ho p #2 スマートフォンが変えた 学習者の学習観 2013.02.19 @CIEE Osaka University Sunami Hokuto Web Designer
  • 2. W or ks ho p #2 発表者紹介 ๏ 角南 北斗(すなみ ほくと) Blog: http://withcomputer.jp Twitter: @shokuto ๏ フリーランスのWebデザイナー 日本語教育関連のサイトや教材の制作を 多く手がけています
  • 3. W or ks ho p #2 これまでの経歴など ๏ 大阪大学で日本語教育学専攻(修士) ๏ 日本語学校で非常勤講師 ๏ 国際交流金関西国際センターで 教材開発スタッフ(約10年) 調理師専門学校で飲食店開業支援講座、 大学でプレゼンテーション実践講座なども担当
  • 4. W or ks ho p 日本語でケアナビ #2 http://nihongodecarenavi.jp 看護 介護に関わる人たちのための ・ 日本語学習リファレンス
  • 5. W or ks ho p 介護の漢字サポーター #2 http://kaigo-kanji.com 介護福祉士国家試験のための 二漢字語から学ぶ漢字学習サイト
  • 6. W or ks ho p NIHONGO eな #2 http://nihongo-e-na.com 日本語学習サイトの紹介や 学習スタイル別の活用術を提案
  • 7. W or ks ho p #2 スマートフォンが変えた 学習者の学習観
  • 8. W or ks ho p #2 本日のテーマ ๏ いまの時代の学習者の学習観とは? ๏ いまの時代に必要な教材とは?
  • 9. W or ks ho p #2 日本語教育にITは必要ですか?
  • 10. W or ks ho p #2 日本語教育にITは必要か? ๏ 教材開発系の発表をすると よくこのような質問をされます ๏ それこそ10年前から変わりません ๏ みなさんなら、どう考え、答えますか?
  • 11. W or ks ho p #2 日本語教育にITは不要だよ
  • 12. W or ks ho p #2 ITが必要かどうかを決める要素 ๏ 学びの場で何をしたいか? これは教師や現場による ๏ 教師だけでなく学習者の希望は? 10年前と違いITは日常に普通に存在している いまの学習者はこう思ってるのでは...?
  • 13. W or ks ho p #2 ITを使わないなんて、不自然
  • 14. W or ks ho p #2 ITに対する私見 ๏ もはやITは 必要かどうか ではなく いかに活用するか を考える段階 ๏ 本日は その活用の仕方 を いっしょに考えていきましょう
  • 15. W or ks ho p #2 IT教材にまつわる3つの変化
  • 16. W or ks ho p #2 ITの変化が教材に与えた影響 1. テープからディスクへ 2. 物理メディアからWebへ 3. デスクトップからモバイルへ
  • 17. W or ks ho p #2 1. テープからディスクへ ๏ カセットテープからCD ๏ VHSからDVD ๏ 教材を配布する箱が変化した
  • 18. W or ks ho p #2 2. 物理メディアからWebへ ๏ DVDからYouTubeへ ๏ ディスクを入れて始めるのではなく URLを入力してサイトに行く ๏ 利用条件が「メディアの所有」から 「ネットがあること」に変化した
  • 19. W or ks ho p #2 3. デスクトップからモバイルへ ๏ 利用機器がPCからスマホへ これは単純な「利用機器の変化」ではない ๏ スマホは常時携帯&常時ネット接続 ずっとPCルームにいるのと同じ状態 ๏ 教材の「実質PCルームでしか使えない」 という制約がなくなった
  • 20. W or ks ho p #2 なぜ、こうした変化に 注目すべきなのか?
  • 21. W or ks ho p #2 変化とは教師側の視点である ๏ 学生は毎年入れ替わるが 教師は次の年も同じことをする ๏ 教師は継続して見ているので ITの状況を「変化」だと捉えられる
  • 22. W or ks ho p #2 学習者にとっては常識でしかない ๏ 学習者にとって、そんなITの現状は 普通であり常識にすぎない ๏ 学習者は昔のことは知らない いまの現状を見て適切さを判断する
  • 23. W or ks ho p #2 変化を感じて常識を書き換えよう ๏ 教師の時間が止まっていたとしても 学習者は常にいまを生きている ๏ 学習支援は「いま」が基準ではないか? ๏ 状況の変化は教師にとって 自分が変わるための契機
  • 24. W or ks ho p #2 ITの変化が教材に与えた影響 1. テープからディスクへ 2. 物理メディアからWebへ 3. デスクトップからモバイルへ 本日の焦点は、この3番目の変化。 教師にとって最も重要な変化。
  • 25. W or ks ho p #2 モバイルといえば、スマホ
  • 26. W or ks ho p #2 スマホが変えた ITとのつきあいかた
  • 27. W or ks ho p #2 スマホの急速な普及 ๏ デスクトップからモバイルへの変化の 原動力は、スマホの急速な普及 ケータイのニューモデルは、ほとんどスマホ 選択しなくてもスマホ、理由がないかぎりスマホ スマホはどんどん生活に入り込んでいる
  • 28. W or ks ho p #2 スマホはPCを置き換える存在 ๏ ほとんどのことはスマホで事足りる ๏ レポート(=長文)を書くときだけ 学校のPCルームを利用する ๏ 家にはPCもネットの固定回線も不要 だってお金がもったいないし
  • 29. W or ks ho p #2 ネットはいつでもつながっている ๏ つなぐ操作が不要だから 回線は空気のような当たり前の存在 ๏ コンテンツはオンラインにある SNS、通話、メッセージ、地図、動画、ゲーム... オフラインじゃ何にもできないよね
  • 30. W or ks ho p #2 スマホを手足のように使う ๏ いつも持ち歩いている =いつでも使えるしネットにつなげる ๏ 小さくてサッと取り出せる =必要だと思ったら躊躇なく使う =隙間時間にも使える ๏ デジタルの塊でもアナログの使い勝手 というか、デジタルとかアナログとか意識しない
  • 31. W or ks ho p #2 そんな変化にどう対処すべき?
  • 32. W or ks ho p #2 変化をポジティブに捉えよう ๏ 変化に対応しなきゃ・・と思うと大変 ๏ これは考えようによってはチャンス!
  • 33. W or ks ho p #2 ITの変化が教材に与えた影響 1. テープからディスクへ ☞ デジタルだから複製も編集も容易に 2. 物理メディアからWebへ ☞ 教材の表現力は増して直接配布も不要に 3. デスクトップからモバイルへ ☞ いつでもどこでも使ってもらえるように
  • 34. W or ks ho p #2 教材制作側にとって良い時代 ๏ より価値のあるものが作りやすくなった ๏ 学習者にとって価値あるものを作れば 使ってもらえる環境になった みんながスマホを持っているということは みんなが常にPCルームにいるようなもの
  • 35. W or ks ho p 日本語でケアナビ #2 http://nihongodecarenavi.jp 看護 介護に関わる人たちのための ・ 日本語学習リファレンス
  • 36. W or ks ho p #2 日本語でケアナビとは ๏ 看護や介護の仕事をする人たちのための 日本語学習リファレンス 言葉の意味や使い方、その関連語などを調べられる 国際交流基金関西国際センターとの開発 ๏ ターゲットはフィリピンやインドネシア 2007年公開開始(利用者は約12,000人/月)
  • 37. W or ks ho p #2
  • 38. W or ks ho p #2 設計思想 ๏ 職場だけでなく日常生活でも 気軽に使ってもらえるツールを目指す さっきの患者さんの言葉、どんな意味だろう? こういうとき、なんて言えばいいのかな? 今度の飲み会では、みんなとこんな話がしたい
  • 39. W or ks ho p #2 直面した現実 ๏ 実際は期待通りには使ってもらえず ๏ そもそも使える環境がない 職場には自由に使えるPCやネットがない 学習者の自宅にPCはなく携帯は通話専用 ๏ サイトを使った勉強への理解の薄さ 職場のスタッフにパンフレットを配ったりも...
  • 40. W or ks ho p #2 学習者が使える状況にないのなら その教材は存在しないのと同じ...
  • 41. W or ks ho p #2 悲嘆に暮れること数年... 図らずもスマホブーム到来!
  • 42. W or ks ho p #2 一気に利用環境が整った ๏ 学習者に急速にスマホが普及 ๏ 学習者が好きなときに好きなだけ ケアナビにアクセスできるようになった 端末と回線と利用権限の問題はすべて解決 ๏ 2012年春にはスマホ専用版も公開 2000人/月 程度はスマホからの利用者
  • 43. W or ks ho p #2
  • 44. W or ks ho p #2 環境の変化は教材開発を後押し ๏ スマホを意識して教材を作ることで 学習者に使ってもらいやすくなる ๏ 日常生活まで含めた利用機会の拡大 ๏ より大きな枠組みでの学習支援が可能に 授業の前後や、コースの前後などに使うなど 既存の授業と絡めた教材開発も現実的になった
  • 45. W or ks ho p #2 学習者の学習観の変化
  • 46. W or ks ho p NIHONGO eな #2 http://nihongo-e-na.com 日本語学習サイトの紹介や 学習スタイル別の活用術を提案
  • 47. W or ks ho p #2 NIHONGO eな とは ๏ 既存のWeb教材や学習ツールを 紹介する情報ポータルサイト 各教材サイトの対象レベルや内容、 利用方法などをやさしく解説 国際交流基金関西国際センターとの開発 2010年公開開始(利用者は約23,000人/月)
  • 48. W or ks ho p #2
  • 49. W or ks ho p #2
  • 50. W or ks ho p #2 設計思想とその背景 ๏ 海外の学習者の個人学習の支援 ๏ 新しく教材を1つ開発するより 既存の有用な教材の活用を支援しよう ๏ Web教材は見つけにくいという現状 検索力や何かのコミュニティ経由でないと大変 初見では使い方がわかりにくいサイトが多い 初心者はWeb教材の活用の見当もつかない
  • 51. W or ks ho p #2 一定の支援はできているものの 自分に合った教材を探し出すのは 依然なかなか難しい
  • 52. W or ks ho p #2 そんな難しい状況も スマホが変えつつある
  • 53. W or ks ho p #2 スマホの普及とアプリの広がり ๏ 教材はWebサイトからアプリ*の形へ ここではスマホサイトもアプリに含めています ๏ 内容がシンプルで明快なものが多く、 スマホ向けに使いやすくしている ๏ サイトに比べ収益化もしやすい 有料アプリ、コンテンツ課金、広告モデルなど
  • 54. W or ks ho p #2 アプリは情報が流通しやすい ๏ FacebookやTwitterの普及 オンラインの友人から教材をすすめてもらえる アプリも情報シェアがしやすいよう対応している ๏ アプリはサイトよりも説明がしやすく 他人にも勧めやすい これいいよ、とホーム画面を指で示せる
  • 55. W or ks ho p #2 教材は自分で見つけられる 自分好みの教材で勉強できる
  • 56. W or ks ho p #2 教材を知る手段の変化 ๏ 教材の紹介ルートは、これまでは 実質的に教師(学校)がほとんどだった ๏ いまはソーシャルメディアで 世界中の友達が投稿&評価してくれる
  • 57. W or ks ho p #2 教材選びも学習者が主体的に ๏ 教材や学習スタイルの選択肢が いろいろあることを学習者は実感 いろんなアプリが次々生まれている ๏ 与えられるものに縛られないで、 好きなものを好きなように使いたい ๏ 教材は「自分にとって役立つか」で シビアに評価される時代
  • 58. W or ks ho p #2 あなたのその教材は 学習者から選ばれますか?
  • 59. W or ks ho p #2 まとめ
  • 60. W or ks ho p #2 使わせるものから選ばれるものへ ๏ これまでの教材は 授業で使わせるもの ๏ スマホの普及によって教材は PCルームや授業から自由になった 教材の可能性が大きく広がった ๏ これからの教材は 学習者が選ぶもの 授業外では教師による強制力は働かない 学習者に選ばれる教材を目指す必要がある
  • 61. W or ks ho p #2 これが日本語教育の生きる道 ๏ ITを教師都合でなく学習者都合で考える 学習者のニーズや日常を考えた教材設計を ๏ 教材も、授業も、教師も、日本語も これからは学習者から「選ばれる」 時代 ๏ 目の前の学習者に支持される教材は 世界中の学習者も支援できる アプリは世界に公開できる。世界を変えていける。
  • 62. W or ks ho p #2 スマートフォンが変えた 学習者の学習観
  • 63. W or ks ho p #2 さぁ、いっしょに 価値ある教材を作りましょう!