情報編集 (web)
第2回:HTML入門
2013年4月16日
東京藝術大学 芸術情報センター(AMC)
担当:田所淳
WWWを支える3つのしくみ
URL, HTTP, HTML
‣ 自分のPCでWebページを見ているとき、何が起っているのか
2.閲覧したいWebページのアドレスを入力
‣ 例:http://www.geidai.ac.jp/facilities/infocenter.html
WWWを支える3つのしくみ
‣ 自分のPCでWebページを見ているとき、何が起っているのか
1. Webブラウザは、アドレスからサーバの場所を探しだす
‣ “http://www.geidai.ac.jp” の部分がこれに相当
WWWを支える3つのしくみ
http://www.geidai.ac.jp
‣ 自分のPCでWebページを見ているとき、何が起っているのか
‣ アドレスの残りの部分から、サーバ内の該当データを特定
‣ “/facilities/infocenter.html” の部分がこれに相当
WWWを支える3つのしくみ
/facilities/infocenter.html
WWWを支える3つのしくみ
‣ 自分のPCでWebページを見ているとき、何が起っているのか
3. Webページのデータをサーバから手元のPCに送信
WWWを支える3つのしくみ
‣ 自分のPCでWebページを見ているとき、何が起っているのか
4. PC側で受信した情報から、Webページを生成し表示
WWWを支える3つのしくみ
‣ URL (もしくは URI)
‣ Uniform Resource Locator 
‣ ネットワーク上の情報を一意に特定するアドレス指定方法
‣ HTTP 
‣ HyperText Transfer Protocol 
‣ コンピュータ同士が情報をやりとりするルール
‣ HTML 
‣ HyperText Markup Language 
‣ 環境にかかわりなくWWWを記述するための文書記述言語
WWWを支える3つのしくみ
‣ 先ほどの例でいうと
‣ 3つのしくみ(URL, HTTP, HTML) について理解する
HTTP
HTTP
HTML
http://www.idd.tamabi.ac.jp/art/index.php
URL
HTMLとは?
HTMLとは?
‣ 今日は3つの仕組みのひとつ、HTMLを実際に書いていきます
‣ HTML (Hypertext Markup Language) とは何か?
‣ それぞれのパーツごとに意味を理解する
HTMLとは?
‣ Hyper Text
‣ 「テキストを越える」
‣ 複数の文書を相互に関連付け、結び付ける仕組み
HTMLとは?
‣ Markup (マークアップ)
‣ 文書の中に目印 (マーク) を付けていくこと
‣ HTMLでは、文書の構造をマークアップする
‣ 今日の授業内容のメイン
HTMLとは?
‣ Language
‣ 言語
HTMLとは?
‣ つまりHTMLとは
‣ 「文書の要素に目印がつけられた、ハイパーテキストを記
述するための言語」
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ 例えば以下のような文書があったとする
2009年4月23日
運動会実行委員会
運動会開催のお知らせ
来る、5月14日に第20回運動会を挙行いたします。
皆様におかれましては、ふるってご参加くださいますよ
うお願いいたします。
なお雨天の場合は翌週に延期します。中止の際の連絡
は、ホームページに記載しますので、そちらをご参照く
ださい。
○○大学 学部 (http://hoge.com/)
tel: 12-345-6789
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ この文書の構造
2009年4月23日
運動会実行委員会
運動会開催のお知らせ
来る、5月14日に第20回運動会を挙行いたします。
皆様におかれましては、ふるってご参加くださいますよ
うお願いいたします。
なお雨天の場合は翌週に延期します。中止の際の連絡
は、ホームページに記載しますので、そちらをご参照く
ださい。
○○大学 学部 (http://hoge.com/)
tel: 12-345-6789
ヘッダー
大見出し
段落
段落
フッター
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ HTMLを書くということは、文書の構造を書くということ
‣ 文書のどの部分がどの要素なのかを目印 (マークアップ) に
よって示す
‣ タイトル
‣ 見出し
‣ 段落
‣ 引用
‣ リスト ...etc.
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ どこからどこまでがその要素なのかを「タグ」と呼ばれる目印
で記述していく
‣ 文書の部分ごとの意味に応じて、タグを適切に使っていくこと
が、HTML作成の主な作業となる
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ 「タグ」と呼ばれる目印を記述していく
‣ 記述する内容は3つ
‣ どこから = 開始タグ
‣ どこまで = 終了タグ
‣ 要素の種類 = 要素タイプ
‣ 文書の部分ごとの意味に応じて、要素に適切なタグを適用する
ことが、HTML作成の主な作業となる
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1><h1> はじめに </h1>
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1>
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1>
開始タグ
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1>
開始タグ 終了タグ
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1>
開始タグ 終了タグ要素内容
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ マークアップの記述例
<h1> はじめに </h1>
開始タグ 終了タグ要素内容
h1要素
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ 開始タグ、終了タグの詳細
‣ 開始タグ
‣ 終了タグ
< h1>
タグの始点 タグの終点
要素タイプの種類
</ h1>
タグの始点 タグの終点
マークアップ = 文書の構造の記述
‣ 開始タグで要素の始点を指定したら、必ず終了タグで閉じる
‣ <p> この要素は段落を意味しています。</p>
‣ 開始タグと終了タグがひとつになった特殊なタグが存在する
‣ <br /> 改行
‣ <img src=”hoge.jpg” alt=”hoge” /> 画像
‣ タグは、必ず半角英数文字の小文字で!
DreamWeaverでHTML作成
‣ 早速、HTMLを作成してみましょう!
‣ この授業では、Adobe Dreamweaver を使用します
DreamWeaverでHTML作成
‣ Dreamweaverを起動
‣ まずは、環境設定
‣ Dreamweaver > 環境設定 > 新規ドキュメント
‣ 初期設定ドキュメントタイプ (DTD) を「HTML5」に
‣ エンコード初期設定を「Unicode 5.1 UTF-8」に
DreamWeaverでHTML作成
‣ 環境設定
DreamWeaverでHTML作成
‣ 新規作成 > HTML を選択
DreamWeaverでHTML作成
‣ 「分割」表示を選択
DreamWeaverでHTML作成
‣ ツールバーの地球のマークを押すと、Webブラウザで表示
DreamWeaverでHTML作成
‣ なにやら既に記述が…
‣ HTML5の基本のテンプレートが自動作成されている!!
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
<title>無題ドキュメント</title>
</head>
<body>
</body>
</html>
HTMLの骨組み
‣ 骨組みとなるHTML文書に含まれる3つの要素
‣ html要素、head要素、body要素
html 要素
head 要素
body 要素
HTMLの骨組み
‣ html要素
‣ HTML文書の始まりと終わりを指定している
‣ 全てのHTML文書は、html要素で囲まれている
HTMLの骨組み
‣ head要素
‣ 文書自身の情報を記述する要素
‣ タイトル、文字コード、言語、CSSファイルの場所など
‣ head要素に記述した内容は、Webブラウザ内には表示され
ない
HTMLの骨組み
‣ body要素
‣ HTML文書の内容を記述する
‣ ここに記述した部分がWebブラウザに表示される
ページにタイトルを付ける
‣ head要素内にtitle要素として記述する
‣ 「無題ドキュメント」を書き換える
‣ ブラウザで確認してみる
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
<title>初めて作成するHTML</title>
</head>
<body>
</body>
</html>
ページにタイトルを付ける
‣ ウィンドウのタイトルが変化してるはず
大見出し
‣ body要素内に、h1要素として記述する
‣ ブラウザで確認してみる
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
<title>初めて作成するHTML</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、HTML</h1>
</body>
</html>
大見出し
‣ ブラウザで確認してみる
見出しの種類
‣ 見出しは、h1からh6まで段階がある
‣ 試してみる!!
... 前略 ...
<body>
<h1>これはh1</h1>
<h2>これはh2</h2>
<h3>これはh3</h3>
<h4>これはh4</h4>
<h5>これはh5</h5>
<h6>これはh6</h6>
</body>
</html>
見出しの種類
‣ h1からh6をブラウザで表示してみる
段落
‣ body要素内に、p要素として記述する
‣ p要素は、”paragraph” の略
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
<title>初めて作成するHTML</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、HTML</h1>
<p>このページは、はじめて作成したWebページです。きちんと表示されている
でしょうか?</p>
</body>
</html>
段落
‣ ブラウザで確認してみる
参考:細かな記述の意味
‣ テンプレートから作成された記述の意味
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
<title>初めて作成するHTML</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、HTML</h1>
</body>
</html>
参考:細かな記述の意味
‣ !DOCTYPE - 「文書型の定義」を意味する
‣ HTMLには様々なバージョンが存在する
‣ HTML4.1, XHTML 1.0, XHTML 2.0, HTML5 ...など
‣ <!DOCTYPE HTML> は HTML5の文書であることを意味
‣ ちなみに、XHTML1.1の場合は…
<!DOCTYPE HTML>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">
参考:細かな記述の意味
‣ この部分は文字コード「UTF-8」を指定している
‣ 文字コードとは? - PCで文字を表現するための体系
‣ 日本語の文字コードは少し複雑
‣ ISO-2022-JP、EUC-JP、Shift_JIS、UTF-8、UTF-16...
‣ Webではどの文字コードを用いるべきか?
‣ これからのWebは多言語対応のUTF-8がお勧め
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;
charset=UTF-8">
HTMLは構造の記述に徹する
‣ HTMLは文書の構造の記述に専念すること
‣ 現状 - フォントの大きさ、色、フォントフェイス、行間、
文字間隔などの文書の体裁は、デフォルトのまま
‣ ちょっと気のきいたデザインにしてみたい…
‣ しかし、今の段階ではぐっと堪えてそのままで
‣ 文書の体裁(デザイン)の指定には、CSSという別の言語を使
用します
HTMLは構造の記述に徹する
‣ なぜ、構造と体裁を分離するべきなのか?
‣ 文書は常にPCのWebブラウザで閲覧されるわけではない
‣ 携帯、スマートフォン、カーナビ、音声読み上げ...
‣ どのメディアでも正しく意味構造が表現されるべき
‣ 正しい構造を記述する必要性
‣ サーチエンジンへの最適化 (SEO)
‣ プログラムから意味構造を判別できる
‣ サーチエンジンに検索され易いサイト
‣ 他のサイトへの引用や転載

情報編集 (web) 第2回:HTML入門