地震・津波・液状化と
院内災害対応について
2月17日 災害訓練想定
•13時に震度6強の地震が発生
•1時間後に津波が襲来
• 津波と液状化により病院1Fが浸水
FloodMap(海抜+2m浸水した場合)
病院1F:海抜0.6m
病院2F:海抜4.7m
35F
34F
NICCU・33F
救命センター
事務
食堂
会議室
事務
講堂
透析セ・SMI
検査室
18F・28F
17F・27F
16F・26F
15F・25F
手術室・ICU
外来
外来
中
央
診
療
棟
配電盤 配電盤
配電盤
本
館
南
館
屋上ヘリポート
35F
34F
NICCU・33F
救命センター
事務
食堂
会議室
事務
講堂
透析セ・SMI
検査室
18F・28F
17F・27F
16F・26F
15F・25F
手術室・ICU
外来
外来
中
央
診
療
棟
配電盤 配電盤
配電盤
本
館
南
館
浸水
屋上ヘリポート
35F
34F
NICCU・33F
救命センター
事務
食堂
会議室
事務
講堂
透析セ・SMI
検査室
18F・28F
17F・27F
16F・26F
15F・25F
手術室・ICU
外来
外来
中
央
診
療
棟
配電盤 配電盤
配電盤
本
館
南
館
浸水
×
×
×
×
×××
屋上ヘリポート
被災想定(1階が浸水した場合)
中央棟 本館 南館
電気
電子カルテ
2階以上は
OK
2階以上は
OK
すべての階
が停電
水道 × × ×
酸素 OK OK OK
吸引
圧縮空気
× × ×
エレベータ × × ×
内線電話
PHS
○ × ×
災害時にやるべきこと
CSCATTT
Command & Control:指揮命令系統の確立
Safety:安全確保
Communication:連絡
Assessment:状況評価・判断
Triage:トリアージ
Treatment:治療
Transportation:転送
CSCATTT
Command & Control
指揮命令系統の確立
一次災害対応(10人程度まで)
 救急外来のみで対応
二次災害対応(数十人規模)
 トリアージポスト,重症度別救護所を設置
 通常診療は継続
三次災害対応(数百人以上規模.地震・津波など)
 トリアージポスト,重症度別救護所を設置
 通常診療は中止し,病院全体で対応
中京病院の規模別災害対応
災害時院内放送
第一回:各自の安全確保を指示
第二回:災害対応宣言、コアメンバー召集
第三回:各部署被災状況報告の指示
院内指揮命令系統
薬
剤
部
放
射
線
部
検
査
部
手
術
室
病
棟
・
外
来
SMI
看護師医師
看医
事
トリアージポスト
看護師医師
看医
医 看
事
重症度別救護所
本部長
副本部長 副本部長 看護局 事務局
外部連携 医療指揮 病床管理 情報管理
対策本部
リーダー事
事
各所での役割分担
リーダー看護師リーダー医師
看医 事
診療 連絡 受付物品
医
医
看
看
看 事
記録
事
その他
看 看 看
各リーダーはオレンジのジャンパーを着用するのが中京病院流です!(^^)!
院内各所の設置
津波以外 津波
本部 防災センター
(警備室)
リハビリセンター
(中央棟3F)
トリアージ 正面玄関前 外来会計窓口横
(本館2F)
重症救護所
(赤エリア)
救急外来 外来点滴ルーム
(本館2F)
中等症救護所
(黄エリア)
ロッカー前
(中央棟1F)
院内薬局前
(本館2F)
軽症救護所
(緑エリア)
内科外来
(本館2F)
内科外来
(本館2F)
避難所
(訓練時は軽症も)
講堂
(中央棟4F)
講堂
(中央棟4F)
CSCATTT
Safety
安全確保
災害時安全確保の原則
3S
Self:まず自分
Scene:次に現場
Survivor:そして傷病者
地震・津波警報時の安全確保
~特に注意が必要な対象者~
• 1階にいる患者(特に救急外来)
• 手術中の患者
• 透析中の患者
• 人工呼吸器・輸液ポンプ使用中の患者
• 完全停電が予想される南館の入院患者
• 避難民
CSCATTT
Communication
連絡
院内の連絡
• 各リーダーには本部でトランシーバーが
配布される
• PHS・内線電話は中央診療棟のみ使用可能
と予想される
• 伝令を走らせるしかない状況も覚悟して
おく
注意したい伝達ミス例と解決策
• 「重症救護所から本部へ」→トランシーバーでは音が頭
切れするために「・・・症救護所」としか聞き取れない
• 「中症救護所から本部へ」→重症救護所とまちがえる
解決策①
トランシーバーは頭切れするので,話し始めるまでしばらく間をおく
解決策②
「重症」ではなく「赤」,「中等症」ではなく「黄色」,「軽症」で
はなく「緑」と言いかえるようにする
連絡経路
本部
各所
連絡は必ず本部を通すのが原則!
連絡経路
本部
各所
横の連絡ばかりで本部を通さないのは×
外部との連絡
• 災害時優先電話(防災センター)
• 無線(愛知県、医師会)
• 衛星回線端末(インターネット)
リハビリセンター(中央診療棟3F)
事務室(中央診療棟8F)
EMIS
Emergency Medical Information System
EMIS緊急時入力
EMIS詳細入力
~患者情報~
EMIS詳細入力
~ライフライン~
情報がない所は救助しづらい!
• 少しでも優先して助けてもらうためには,助けてくれる
相手の立場で考える
• 限られた人・物・手段では,情報がない所は助けにいき
づらい
• SOSをできるだけ具体的に発信する
CSCATTT
Assessment
状況評価・判断
状況評価・判断に不可欠な情報
「かん・しょく・は・らい・ぶ」
• 患者情報:傷病者数(重症度別),入院患者数
(担送・護送・独歩別)など
• 職員情報:部署別職員数,負傷職員の有無など
• 破損状況:倒壊のおそれのある場所,浸水状況
など
• ライフライン:電気,ガス,水道など使用可否
• 部門別情報:医療物品・薬剤在庫,食料在庫,
各種検査可否(放射線部・検査部)など
CSCATTT
Triage
トリアージ
トリアージとは?
• 傷病者>>>医療資源(人的・物的)のと
きに,傷病者の優先順位をつける行為
• 重症は赤,中等症は黄,軽症は緑,死亡は
黒に色分けする
• 中京病院ではトリアージポストでSTART
法(簡便法)による一次トリアージを行い
,各救護所においてPAT(生理学的・解剖
学的)法による二次トリアージを行う方法
をとっている
• 詳しくはのちほど実習で
CSCATTT
Treatment
治療
救護所における診療
• 正確な診断にはこだわらず,「緊急度」
の判断を優先する
• 根本治療よりも,「安定化」を意識する
• 電子カルテが使えないため,記事は「災
害時カルテ」に手書きで記載し,検査や
薬剤のオーダーは「手書き伝票」を用い
る
• 詳しくはのちほど実習で
CSCATTT
Transportation
転送
地震・津波時の患者転送(計画)
中京病院
他県病院(非被災) 近隣病院(被災少)
熱田神宮球場小牧空港
(SCU)
水路??
屋上ヘリポートまで患者を運ぶ
(チョーたいへんなので覚悟しておいてください)
DMATによる広域搬送適応基準
搬送適応 搬送不適応
 クラッシュ症候群
 広範囲熱傷
(20≦BI≦50)
 体幹・四肢外傷
 頭部外傷
 集中治療を要する患者
 FiO2=1.0でもSpO2<95%
 急速輸液1000mLでも血圧<60
の出血性ショック
 両側瞳孔散大の重症頭部外傷
 頭部CTで中脳周囲脳槽消失

地震・津波・液状化と院内災害対応