ストリーミングサービス
研究グループ
Masaaki NABESHIMA
Mar 14, 2022
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V1.0
◼ 現職
• 株式会社Jストリーム R&D担当部長
• 個人事業主(メディア&セキュリティ・コンサルタント)
◼ 略歴
• 1992年:NTT研究所入社、Internetの研究開発にかかわる
• 1995年:NTT研究所米国分室でInternet大規模配信の研究開発を開始
• 2000年:NTT退社、リアルネットワークス入社
• 以降、いくつかの会社でメディア配信にかかわる
• 歌舞伎町(アダルト)からハリウッド(映画本編)まで
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鍋島 公章 (なべしま まさあき)
◼ Internetトラフィックの7~8割はストリーミング
• 今や、Internetはストリーミングのためのプラットフォーム
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ストリーミングの現状
ソース:Cisco Visual Network Index
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ストリーミング・トラフィックシェア
◼ 市場規模(2020年):7,500億円
• 成長率:約30%
• このペースが続けば2023年に約1.5兆円の産業になる
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ストリーミングの現状
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国内ストリーミング市場規模
動画広告 VoD 合計
ソース 動画広告 サイバーエージェント
VoD GEM Partners
◼ ストリーミングは最も影響力のあるメディアとなりそう
• 若年層ではすでに「ストリーミング接触時間>放送接触時間」
◼ インフラ整備は遅れている
• 海外大手:先進的なシステムを自社で構築
• 自社CDN、自社OVP、自社MA…
• 国内勢:海外サービスの利用が多い
• 大手海外CDN、大手海外OVP…
◼ 国内勢の底上げが必要
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ストリーミングのこれからと課題
◼ 目的
• 国内サービス事業者の底上げ
• まずは、メディア配信から
◼ 活動内容(2022年上期)
• メディア配信に関するホワイトペーパーを作成
• ストリーミング事業者なら知っておくべき内容を網羅
• 作成は鍋島の稼働(月70時間程度)を使用
• 月1回の勉強会(6回を予定)
• 上記、ホワイトペーパーのドラフトについて議論
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ストリーミングサービス研究グループ
◼ ストリーミングの現状
• Internetにおけるトラフィックシェア
• Cisco以外の調査結果(CiscoのVNIは怪しい)
• 国内ISP等:NDA締結後に統計情報を入手
• OTT各社のトラフィックシェア
• Sandvine等による調査結果、国内ISP
• 国内市場規模
• VoD:成長鈍化?、広告:まだまだ伸びる?
• メディアとしてのポジション(接触時間等)
• 現状、良い調査がない
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ホワイトペーパー目次①
◼ メディア配信の現状
• Internetのコスト負担
• IXでの対等接続、トランジット購入
• CDN基礎
• 配信サーバ、GSLB、バックエンド
• CDNビジネスの現状
• セキュリティ・Web:高利益率、メディア配信:原価ぎりぎり
• マルチCDN
• サーバサイド、プレイヤーサイド
• マルチキャスト
• 網側の対応は進む、プレイヤー側は後退
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ホワイトペーパー目次②
◼ 大手ストリーミング事業者のサービス実装
• CDN各社
• 国内サーバ配置、自社開発配信サーバのスペック
• OTT (Netflix、YouTube)
• 自社開発CDN、自社開発配信サーバのスペック
• 放送再送信
• 英国BBC:BIDI(自社開発CDN)
• 韓国KBS:Amazon AWS
• 国内リクエストナビゲーションの実際
• 第三者視点での調査結果
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ホワイトペーパー目次③
◼ トラフィックに関するパワーゲーム
• OTT・CDNとISPの協力
• 無料コロケーション:Netflix Open Connect、GGC (Google Global
Cache)、AANP (Akamai Accelerated Network Program)
• レベニューシェア:Ericsson UDN (Unified Delivery Network)
• CDNサーバ共用:SVA Open Caching
• CDN間の協調
• CDNフェデレーション、OnAppモデル
• 訴訟(Netflix)
• SKブロードバンド(2021)、COMCAST(2014)、COGENT(2012)
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ホワイトペーパー目次④
◼ 課題:災害時等におけるサービス運用
• ビットレート抑制
◼ 課題:ストリーミング視聴QoE
• 国内InternetのQoE状況を各社QoEデータを持ち寄り標準化
◼ 課題:国内におけるストリーミング専用配信基盤
• Youtube、Netflix、BBCのような独自の配信基盤を日本国内で構築運用
◼ 課題:スマートフォンへのモバイル配信
• 5G Broadcast、WiFi Multicast
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ホワイトペーパー目次⑤
◼ 運用について
• 当面は鍋島がとりまとめる非公式なグループとして運用します
◼ 参加資格
• ストリーミングサービスに関わっている事業者
• メーカー、商社、ISP等の方はご遠慮ください
• ある程度以上の業務経験を持たれている方
◼ 申し込み方法
• 以下のフォームへ記載
• https://forms.gle/SgxFvR6gnh1h13at7
◼ 連絡議論
• メーリングリスト(Google Group)
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おわりに

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