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- 3. チーム 田中 康雅 慶應SFC卒。保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション 研究科（公衆衛生学専攻）。産業医紹介事業の立ち上 げ、株式会社iCAREのCS / PMM、株式会社エクサウィ ザーズのPMMを担当。個人でメンタルヘルスに特化した ビジネスコンテストやコミュニティを運営。 福田 恵人 3 上智大学 経営学科卒。新卒で株式会社ワークスアプリ ケーションズに入社し営業を経験後、株式会社iCAREで WEBマーケターとしてWEB制作、広告運用、カンファレ ンス企画などBtoBマーケティングを幅広く担当。音楽、 映像制作も手掛ける。 明治大学商学部卒。NPO法人アイセック・ジャパン事務局 次長、学習管理Edtechベンチャーや介護AIベンチャーの事 業開発を経験。メンタルヘルスやスティグマ（偏見）に課 題意識を持ち入社。事業開発/PdMとして福祉施設の立ち 上げや事業開発を牽引。 小池 泰志 赤坂 智美 早稲田大学教育学部卒。これまで人材紹介事業、SaaSの CS等に携わる。メンタルヘルスに関する社会課題にアー トを用いてアプローチする事への可能性を感じ入社。国 家資格キャリアコンサルタント。個人として子ども向け ダンスワークショップや振付提供も行う。 代表取締役 CEO 取締役 COO アートディレクター 事業開発 / PdM 熊本 大樹 リアルテックファンド グロース・マネージャー。日本国 内の福祉・介護分野で革新的な技術を応用するベン チャーを担当。2020年より東南アジアのディープテック ベンチャーへ積極投資する「グローバルファンド」の組 成をリードし、東南アジアの課題解決を目指す。 経営顧問 coming soon. サービス管理責任者 B型事業所のサービス管理責任者を採用中です！
- 4. 会社概要 法人名 株式会社パパゲーノ（Papageno,Inc.） 設立 2022年3月2日 代表取締役 田中 康雅 資本金 500万円 事業内容 リカバリーナラティブ事業 ソーシャルリカバリー事業 共創コンサルティング事業 拠点 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階 顧問弁護士 弁護士法人GVA法律事務所 顧問税理士 辰巳英城会計事務所 株主 田中 康雅 / 福田 恵人 / 熊本 大樹 取引先金融機関 みずほ銀行 / 日本政策金融公庫 / GMOあおぞらネット銀行 社名は「パパゲーノ効果」に由来します。 困難な状況下で生きる人の物語が、 自殺予防に貢献すると考えられています。 パパゲーノ効果に関するメタ分析（Niederkrotenthaler, 2022） ・自殺の危機からの回復に関する物語はある程度の脆弱性を持 つ個人の自殺念慮に有益な効果があるように見える。 ・援助希求能力との関係性の証拠は不十分である。 WHOの自殺報道ガイドライン（2017） ・責任ある自殺報道は人々への自殺および自殺対策に関する教 育に役立たせたり、自殺のリスクがある人に別の行動を促した り、隠すことなく希望をもって対話をする気持ちにさせたりす る可能性がある。 ・困難な状況において助けを求める報道記事は自殺への保護因 子を強化し、結果として自殺の発生を防ぐだろう。
- 5. 神奈川県立保健福祉大学発ベンチャー 5 ● 代表の田中が県立大学院（公衆衛生学修士）在学中に創業 ● 学内に新設された創業支援制度で1社目の大学発ベンチャーとして2023年1月に称号を獲得 ● 黒岩知事との面会、県のイベント協力、テレビ神奈川への出演等広報や研究、事業開発の面で連携
- 6. 日本でのメディア露出 6 NHK NEWS おはよう日本 テレビ朝日 ANN NEWS うつ病など メンタルヘルスに効果が期待 リカバリーストーリー 【パパゲーノ効果】自殺抑止自らの経験を「歌」にする女性を取材
- 9. 【共創コンサルティング事業】サービス概要 9 データ入力事務代行 ITツール導入支援 スキャン事務代行 コンテンツ制作 ホームページ制作 WEBサービス開発 オウンドメディア 顧問
- 10. 顧客 弊社の支援内容 電子カルテ事業者 ● kintoneを利用した業務改善の要件定義と現場への導入支援 就労移行支援事業者 ● eラーニング教材の企画・制作 福祉・介護事業者 ● ホームページの企画・制作 ピアカウンセリング事業者 ● ピアカウンセリングのWEBサービスの要件定義と開発 IT系事業者 ● メンタルヘルス関連の新規事業のPoC実行の伴走支援 営業コンサルティング事業者 ● コミュニティ・マーケティングの戦略立案と実行支援 メンタルヘルス関連任意団体 ● クラウドファンディングでの資金調達 【共創コンサルティング事業】導入実績例 10 取引実績：2022年3月〜2023年2月で合計「21社」のマーケティング・DX・事業開発をご支援しております。 DX・マーケティング・メンタルヘルスの専門性で企業の課題解決に伴走
- 15. メンタルヘルス関連市場の業界構造 15 非営利市場 自殺相談窓口 ひきこもり支援/自助会 /女性支援/etc 準市場 医療 / 障害福祉 / 介護 自由市場 企業向け 個人向け 3つの市場の分断が「ケアの隙間」を多く残している →非営利・準市場・自由市場の垣根を超えた協働・連携が必要
- 16. 障害者雇用の現状と未来の福祉的就労観 16 ● 障害者雇用義務が2024年4月に2.5％、2026年7月に「2.7％」に引き上げ（国・地方自治体は3.0％）。 ● 雇用率未満は月5万円の納付金→貸農園等での代行ビジネスなどが浸透（分離の加速）。 ● 2022年の障害者雇用数は「61.4万人」（身体35.8万/知的14.6万/精神11.0万）。19年連続で増加傾向。 ● 実雇用率の全体平均は「2.25％」と法定雇用率に届いていない。 ● 法定雇用率達成企業割合は「48.3％」と半分以上の企業が達成できていない ● 2024年4月から「週20時間の壁」が撤廃→障害者の就労機会の拡大に期待（c.f.超短時間雇用） これまでの福祉的就労観 ● 労働集約型で薄利多売の軽作業 ● 生活保護/障害年金の方が安心 ● 一般就労と障害者雇用の分離（隔離） ● 慈善活動としての障害者支援 ● 低い流動性 未来の福祉的就労観 ● 資本集約型で高利益率の知的生産活動 ● 就労にも安心して挑戦できる ● 一般雇用との融合・地域との連携 ● 戦力としての障害者雇用（競争的雇用） ● 高い流動性 ※ITによる産業構造の変化・労働形態の多様化に対して、障害者の雇用機会が適切に拡大されたいないことが最大の課題
- 17. ● 1990年代前半アメリカで開発された個別就労支援の方法。 ● 医療・福祉・職業の支援を同時並行で提供。 ● 従来の就労支援より2倍の就職率。 ● 競争的雇用（Competitive employment）を目指す。 ● 日本では制度的枠組みがなく社会実装に課題がある。 IPS（Individual Placement and Support）とは？ 17 7つの原則 1. 症状が重いことを理由に就労支援の対象外としない 2. 就労支援と精神保健の専門家でチームを作る 3. 職探しは本人の興味や好みに基づく 4. 保護的就労ではなく一般就労をゴールとする 5. 生活保護や障害年金などの経済的な相談を提供 6. 働きたいと本人が希望したら迅速に仕事を探す 7. 職業後のサポートは継続的に行う ステップアップ方式 IPS援助付き雇用 開始 評価を重ねて 慎重に始める その人の「働きた い」が始めどき 準備 訓練を重ねて 力をつけていく 興味と強みを活かし すぐに職探し 最終 目標 職場への定着・ 安定した生活 自分の夢に向かい 働いて元気になる 「B型があっている」「A型はまだ早い」 「この仕事はできない」など 可能性を限定する発言はしない。 競争的雇用：労働市場にある「一般的な」仕事。いわゆる健常者と同じ職場で同じ仕事をする。最低賃金以上の収入を得る。（＝戦力としての障害者雇用）
- 18. 解決したい課題とパパゲーノの役割 18 「自分らしさの自己決定」を重視した福祉施設経営を広めながら メンタルヘルスの課題解決に寄与する「事業群」を生み出し続ける 福祉施設の経営課題 福祉から一般就労への移行の壁 精神障害当事者の課題 自己効力感・出口機会の不足 ● 障害者雇用：農場などの福祉的就労が増加傾向 ○ 競争的雇用への移行機会が増えていない ● 薄利多売の軽作業が多く平均工賃が低い ● IPSや強みを引き出す知見が少ない ● 働きたいと思いにくい ○ セルフスティグマ（挑戦の躊躇） ● 実践的学習機会と出口となる就労機会がない ○ 小さな成功体験・成功イメージが少ない パパゲーノの事業ミッション
- 19. 実現したい未来図 19 リカバリーナラティブ事業（RN） 当事者の挑戦を応援するWEBメディア 当事者とのアート制作（100 Papageno Story） ソーシャルリカバリー事業（SR） スキル学習コミュニティ 障がい福祉施設運営 精 神 障 害 当 事 者 の 会 員 基 盤 就労B リカバリー × ITスキル パパゲーノAcademy iTスキル学習 / 信用証明 共創コンサルティング事業（CC） 障がい福祉施設 一般企業 （主に障がい者雇用枠） 人材紹介会社 （主に障がい者雇用枠） リカバリーに 共感する企業 DX・社会貢献 したい企業 リカバリーの社会実装 障がい者雇用DXの実践 自 己 表 現 ・ ス キ ル 習 得 ・ 信 用 証 明 障がい福祉施設 リカバリー 自助・ピア団体 病院 / クリニック 就労を目指している 精神障害当事者 利用者 集客 採用 求職者 獲得 当事者 の語り コンテンツ活 用 知見提供 福祉DX SaaS × BPO 事務代行 開発・制作受託 PoC受託
- 20. パパゲーノの強み・技術 20 現在の 強み ● リカバリー（自分らしさの自己決定）を最も重要な意思決定基準とする経営哲学とチーム ● BtoB SaaSの「事業開発力」 ○ BtoBのマーケティング支援、事業開発支援の豊富な知見と実績 ● プロセスエコノミー型のプロジェクト運営スキル ○ クラウドファンディングを6件実施・各種メディア露出 ● 神奈川県立保健福祉大学発ベンチャー（神奈川県・保健福祉大学との連携） 中長期的に 育てていく 強み ● 福祉業界の「深い市場理解」と「事業開発力（特にBtoB SaaS/WEBサービス）」 ● 精神障害とIPSに関する実践知 ● 精神障害当事者のユーザー基盤（SaaS/Media/Community） ● プロパー融資での資金調達力 リカバリー志向 IPSの実践知 DXの社会実装力 × ×
- 21. 21