12/15,16開催のDevLOVE2012、公募セッション「Hangar Flight」でお話しした内容です。 ※2022/04/11追記 　Speaker Deckに移行しました。 　https://speakerdeck.com/takigawa401/nci-qing-kesierdemodekirukoto

1. n次請けSIerでも
できること

2. 自己紹介
滝川 陽一（たきがわ よういち）… takigawa401
• 1978年07月26日生 (34歳05ヶ月)
• 長野県飯田市近辺出身、東京在住
• 都内のn次請けSIerに勤務
• RIA、モバイル(スマートデバイス) 、アジャイル
• ブログ :ミッションたぶんPossible
• FC東京／中日ドラゴンズ／松本山雅
• 特記 :

3. h"p://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20120330/1333101469

4. 自己紹介
滝川 陽一（たきがわ よういち）… takigawa401
• 1978年07月26日生 (34歳05ヶ月)
• 長野県飯田市近辺出身、東京在住
• 都内のn次請けSIerに勤務
• RIA、モバイル(スマートデバイス) 、アジャイル
• ブログ :ミッションたぶんPossible
• FC東京／中日ドラゴンズ／松本山雅
• 特記 :年内に退職、年明けに転職予定

5. h"p://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20121016/1350380679

6. 中
2 0 強
員 1 の み
社 1 0 人 )
加 者 9 人
参 壇 者
(内 登
h"p://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20121016/1350380679

7. 社
異議
員 1 2 0
0
強
人
中
の
み
者 1 )
有り!
参 加 者 9 人
登 壇
(内
h"p://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20121016/1350380679

8. あのイベントが「成功」であったと仮定するなら
なにか提供出来るノウハウがあるんじゃないか

9. 背景

10. l 創業29年
l 社員120余名 (内PG/SE100余名)
l 受託開発(SI)
l 顧客は大手SIerもしくはブローカー
l 主に開発フェーズを請け負う
l PG/SEの90%は客先常駐
l 社内活動は帰社日もしくは土日のみ
l 社長
l 創業者
l 50代
l 元汎用機エンジニア
l 超ワンマン
l 「政治」で大口案件を受注

11. 問題点

12. 帰属意識や
仲間意識が薄い

13. 稼働の話しかしない

14. 技術の積み上げ
をしない

15. 技術共有がない

16. 会社の改善に
意識が向かない

17. 様々な問題点
n 帰属意識や仲間意識が薄い
n 稼働の話しかしない
n 技術の積み上げをしない
n 技術共有がない
n 会社の改善に意識が向かない
n etc…

18. 今まで社内でやってきたことを簡単にご紹介
(※画像と内容は関係ありません)

19. 注意事項

20. 用法・容量を守って正しくお使い下さい。
尚、どなたにも必ずしも効果があるとは限りません。

21. 劇 薬
注 意

22. 1. メール
2. LT・プレゼン
3. 社内勉強会

23. 1.メール

24. フットサル

25. R&D

26. メール例 ‒ Light side -
l 会社やR&D部門で扱った技術やIT業界で
話題の用語を解説
l HTML5、クラウド、EAI、ERP、SOA、改正労働
基準法、助成金対応、アジャイル、リーンスタートア
プ、ソーシャルゲーム、etc…
l IT業界のトピックを解説
l iPhoneのFlash不採用、新言語「Go」、etc…
l 社員が登壇した社外イベントや社内勉強会
のレポート
l その他、 のホットトピック
l バンクーバーオリンピック、南アフリカW杯、ボジョ
レーヌーボー解禁、非実在青少年 、はやぶさ、etc…

27. メール例 ‒ Dark side -
l スポーツビジネスと称して自分の好きな
サッカーとJリーグ(特にFC東京)を紹介
l ネットで話題の新技術と称して初音ミク
&VOCALOIDを紹介
l 小売データからの経済分析と称してキャバ
嬢の荒稼ぎ方法を紹介
l スマホ最新事情と称してAndroidの
PC98エロゲエミュレータを紹介
l 最新の雑誌販売戦略と称して幼女パンツ型
メガネ拭きが付録のアキバ系雑誌を紹介

28. h"p://blog.livedoor.jp/geek/archives/50858763.html

29. 社内の熟年女性に大好評
h"p://blog.livedoor.jp/geek/archives/50858763.html

30. 出る杭は打たれる
̶ 日本のことわざ ̶

31. 出過ぎた杭は誰にも打てない
̶ 石井 裕 (MIT教授) ̶

33. 杭だか何だか分からないもの
には近付きたくもない
̶ 滝川 陽一 (システムエンジニア) ̶

34. そうは言っても知らない仲じゃないから
相応の扱いをしてくれる
中にはむしろ積極的に関わってくる人も

35. どんなことをしでかしても
周囲から生温かい目で見られる程度に
自身を「変人」化しておく

36. 2.LT・プレゼン

37. 帰社日(事業部会)

39. 事業部会も最初から
存在した訳ではない

40. 月の最終日定時後に自社に戻って来て
上司と30分程度話すだけ
→ちゃんと業務報告とかをやろう
→月一で定時2時間前に戻ってきて部内
全員で業務報告
→議論や技術共有も必要なのでは？
→半日∼終日帰社する日を作って活動
→せっかく半日∼終日帰って来ても
コンテンツを準備できない ←イマココ

41. 颯爽と
名乗りを
上げる

42. ̶— 近々の事例例(10/28) ̶—
3/03
lue 共催
cd va
VE xh 演
evLO りの再
D 祭
レ スト
ブ
http://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20120305/1330927135

43. 元々が不毛地帯

44. やってみせ 言って聞かせて
させてみて 褒めてやらねば
人は動かじ
̶ 山本 五十六 (大日本帝国海軍司令官) ̶

45. 「今までとは違うやり方」
をまずは見てもらう

46. こちらも素人
失敗もスベリもする

47. 空振りして良い
シチュエーションは
きちんと見極める

48. 失敗する為の(失敗しても良い) 場なんだと
あらかじめ相手に伝えることも大事

49. ①内輪 人数：小
②グループ
③事業部
人数：大
④全社

50. 小さく始めて
成功体験を
積み上げる

51. 3.勉強会

52. Adobe Flex
Hadoop
JavaScript

53. ̶— 社内Hadoop勉強会の様⼦子(開催⽀支援) ̶—

54. Adobe Flex
Hadoop
JavaScript

55. for Business

56. Flex勉強会は
3回開催
一回目
…全6回 土曜午後半日
二回目
…全17回 土曜午後半日
三回目
…全24回 土曜午前半日

57. Flex勉強会は
用意したテキスト： 3回開催
一回目
…全6回 土曜午後半日
約300p
二回目
…全17回 土曜午後半日
三回目
…全24回 土曜午前半日

58. JavaScript
勉強会は14回開催
毎週土曜日午前中2時間
テキストを用いず、毎回そ
の場でやり方を決めた
どちらかというとハッカソ
ン的なやり方

59. JavaScript
勉強会は14回開催
毎週土曜日午前中2時間
Flex勉強会で
テキストを用いず、毎回そ
の場でやり方を決めた
懲りた
どちらかというとハッカソ
ン的なやり方

60. 正直疲れるし、何の為にやってるのか
分からんくなるときもある

61. 何故？

62. 自分のため

63. 他人のため

64. 勉強会を開催して
一番勉強になるのは
自分自身
分かり易く説明する
ことは自分の理解に
繋がる

65. 他人向けに勉強会を
開催すると宣言した
瞬間に責任が生じる
自分に「やらざるを
得ない」強制力が生
じる、サボれない

66. 自分の為と他人の為
両輪で自分を強制的に駆動する

67. 1. メール
2. LT・プレゼン
3. 社内勉強会

68. 11年間の在籍期間の活動内容
n ワークショップ 2回
n LT大会 3回
n 社内勉強会の開催 70回以上
n フットサル(福利厚生) 60回以上
n 社内メルマガ 100通以上
n etc… たくさん

69. 中
2 0 強
員 1 の み
社 1 0 人 )
加 者 9 人
参 壇 者
(内 登
h"p://d.hatena.ne.jp/takigawa401/20121016/1350380679

70. 労力と得られたものの評価は常に必要

71. 同じ場所にいなければ
同じバスには乗りにくい

72. 1. メール
2. LT・プレゼン
3. 社内勉強会

73. 1. メール
2. LT・プレゼン
One More
3. 社内勉強会

74. 4. 仲間を特別な
存在に変える

75. 自信が無い
人と話すのが苦手

76. そういう人に頼んでも
まず引き受けてもらえない

77. その人の変わった趣味・性癖を見つけ
ピックアップし、肯定してやる

78. Before

79. After

80. More After

81. Before
ここまでやった人は
もう自分を凡庸な
After
存在だとは思わない

82. 天才だろうが変態だろうが
「特別」には変わりがない。
̶ 滝川 陽一 (システムエンジニア) ̶

83. まずはこちら側に引き込む

84. まとめ
チームを作る

85. サポーターの１人が、誰かの手をつな
いでスタジアムに来てくれれば、
観客は倍になる。
両手をつないでくれれば3倍になる。
俺達は誰かを誘いたくなるサッカーを
見せなければいけない。
̶ 大熊 清 (元FC東京監督) ̶

86. 自分はトップを走り続ける

87. 仲間も後から共に走ってくれる

88. 最後に

89. なんでそこまでやるの？
と聞かれる事がある

90. 恩はね、確かに返したかもし
れないけど、でも、無くなっ
た訳じゃないんですよ。
̶ 御手洗 英伸 (システムエンジニア) ̶

91. 「恩」を繋ぐ

92. 支えて貰ったことを忘れない

93. 光の射す方へ

94. n次請けSIerでも
できること

95. ご清聴
n次請けSIerでも
できること
有難うございました。