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2016年振り返りと
2017年の展望
2016年12月19日
株式会社マネーフォワード
取締役Fintech研究所長 瀧 俊雄
本資料に記載された情報はマネーフォワードが信頼できると判断した情報源を元にマネーフォワードが作成したものですが、 その内容および情報の正確性、完全
性等について、何ら保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものではありません。
本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はマネーフォワードに帰属し、 事前にマネーフォワードの書面による承諾を得ることなく、本資料に修正・加工す
ることは堅く禁じられています。
2
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日本の注目ニュース:制度編
① 改正確定拠出年金法成立 (5/24)
② 改正銀行法・改正資金決済法成立 (5/25)
③ 日本再興戦略2016での言及 (6/2)
④ 新経済連盟:FinTech推進TF提言公表 (7/28)
⑤ 金融庁:制度WGにおける中間的業者規制 (7/28)
⑥ 金融庁:金融仲介機能のベンチマーク公表 (9/15)
⑦ FISC:フィンテックベンチャーに関する有識者会議 (10/5~)
⑧ 全国銀行協会:オープンAPI検討会開始 (11/1~)
⑨ 東京都による海外金融系企業誘致に向けた検討 (11/16~)
⑩ 改正割賦販売法成立 (12/1)
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日本の注目ニュース:プレーヤー編
① FINOLAB始動 (2/1)
② お金のデザインがサービス提供開始 (2/16)
③ 住信SBIネット銀行がAPI提供 (3/25)
④ DLT関連2団体が発足 (4/15・25)
⑤ T&Iイノベーションセンター設立、その後の (7/1~)
じゅうだん会やChance行等の取り組み
⑥ JPXによる分散型台帳の実証結果公表 (8/30)
⑦ AnyPayが正式ローンチ (9/1)
⑧ FinSum開催 (9/20)
⑨ SBIによる決済コンソーシアム立ち上げ (10/3)
⑩ Apple Payの日本での提供スタート (10/25)
Android Payも12月開始
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海外の注目ニュース:制度編
① 英ODIによる銀行のオープンスタンダード (2/8)
② 米財務省によるオンラインレンダーレポート (5/10)
③ 英国中銀がアクセラレーター設置と発言 (6/16)
④ Brexitがもたらす英国金融制度の不確実性 (6/23)
⑤ 英CMAによる銀行の競争促進に向けたレポート (8/9)
⑥ 中銀監会によるP2P金融への規制強化 (8/24)
⑦ 米CFPBのProject Catalyst (10/24)
⑧ 米OCCのFintech型銀行ライセンスに向けた動き (10/26)
⑨ 英FCAのSandbox選定企業発表 (11/7)
⑩ シンガポールMASの制度革新案発表 (11/16)
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海外の注目ニュース:プレーヤー編
① 米Bettermentが1億ドル調達 (3/29)
② 米Affirmが1億ドル調達 (4/13)
③ 中Ant Financialの約5,000億円資金調達 (4/27)
④ 仏BPCEによる独Fidor銀行買収 (7/28)
⑤ NASDAQでFintech銘柄ETFが上場 (8/31)
⑥ EyeVerifyをAnt Financialが買収 (9/13)
⑦ Payoneerが1.8億ドルを調達 (10/5)
⑧ GSがオンラインレンダーMarcusをプレローンチ (10/13)
⑨ 米Zelle(個人送金ネットワーク)に19行が参加 (10/24)
⑩ FINがトランプ新政権へ要望書 (11/22)
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2016年の振り返り
日本
• リスクベースの制度に向けた動きが本格化
• 中間的事業者の位置づけを契機に銀行APIは議論の中心に
• PR面においてもFinSumやFIBCの英語化など、従来とは
大きな変化が訪れている
海外
• 英米の政治的混乱をよそに、Fintechの制度改革は淡々と進行
• 2015年後半から懸念されていたバリュエーションの低下は、
弱含んだ市場環境として継続
• Sandbox等は啓蒙期から実証期に突入
• DLT関連の議論も実証期に
7
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来年日本のFintechはどうなる?
• 金融機関のAPI活用のあり方が明確になり、
オープンイノベーションの制度的な基盤が完成
• 銀行API・カード決済代行に加えての新テーマとは?
• 技術からソリューションに焦点が移る。具体的には…
 貯金ツール(おつり・人工知能)
 生産性改善(BI・BPO)
 決済サービス・インフラの改善(スマホ決済、生体認証、ネットワーク)
 不動産・保険等の領域との融合
• ポイントは問題解決の度合とスケール
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その際の大事な視点
• 少子高齢化下における金融サービスの付加価値
自助努力・自己責任は個人にとって消化可能になっているか
高齢化に対する打ち手とは何か
限られた資源制約の中での優先順位とは
• 変わりゆく消費者のリテラシーにどう応えていくか
• 技術によってもたらされるフロンティアと
期待される付加価値は重なっているか?
(例)ブロックチェーンはFintechの中で語られるべきか?
 そのビジネスの規模は10億円?100億円?1000億円?
 MFであれば不安の解決とは。不安をなくすと世界が変わる
9
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参考資料
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成長戦略としてのFintech①
エコシステムの構築
オープン・イノベーションの推進
FinTech 国際ネットワークの形成
イノベーションを促す環境整備の推進
金融機関における的確な経営戦略の構築
地方創生や中小企業の資金調達円滑化等の視点
クレジットカード決済の高度化・利活用
ブロックチェーン技術
クラウド・ファンディング
グローバルな議論におけるイニシアティブの発揮
自民党政務調査会
4月19日「FinTech を巡る戦略的対応 (第1弾)」提言内容(抜粋)
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成長戦略としてのFintech②
12
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金融庁における取組
金融庁資料より引用
13
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フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議(2016/5-)
金融庁における取組
金融庁資料より引用
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金融イノベーション上の位置づけ
金融への期待値変化
• スマートフォンの普及により、意思決定と行動をシームレスに
つなぐことは当たり前に
• 金融の外の領域では様々なデータ活用が行われる中、金融サービス
でも安価でカスタマイズされた提案への期待が高まっている
• 専門的判断は外部でも
入手可能
• 個別にカスタマイズさ
れた提案が比較優位
• 意思決定と行動はシー
ムレスに実施されるの
が当たり前
• パソコンも使わない層
が経済圏の大半
• 金融機関内の専門性や
人材プールが重要
• 店舗やATM等の物理的
な接点が比較優位
• 顧客が手続きプロセス
には寛容
• インターネットは利便
性を補完するチャネル
金融のこれから金融機関のこれまで
• オープン・イノベーション
• 自社顧客への深い理解
• 自社の競争優位性の理解
• IT戦略の内製化
求められる変化
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金融イノベーション上の位置づけ
• 専門的判断は外部でも
入手可能
• 個別にカスタマイズさ
れた提案が比較優位
• 意思決定と行動はシー
ムレスに実施されるの
が当たり前
• パソコンも使わない層
が経済圏の大半
金融のこれから
• 不安や将来像のヒアリングは
引き続き対面チャネルが優位な領域
→リアルチャネルの優位性
• 自社内のデータだけではなく、
他社で保有する口座や外部での
行動履歴もデータ源に
→(口座情報の)参照系API
• 取引需要が発生する場は金融機関の
サービス内ではない。外での取引発生
タイミングに決済や取引インフラが
連動する必要がある
→(決済向けの)更新系API
• スマートフォン等におけるデザインや
サービストレンドは常時変化。
ユーザーニーズをサービスに反映し
続ける体制が必要
→オープン・イノベーションを中心に
した外部リソースとの連携
16
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• 電子マネーはどんどん便利に
– オートチャージ型のカードが増加
– おサイフケータイ、Apple Pay等で
財布いらずに
• クレジットカードが使える場所は大幅増
– 2020年の五輪開催を前に、多くの少額取引の
現場がカード対応を開始していく
• ATMではなく、レジで現金引き出し
– キャッシュアウトが2017年にも利用可能に
– 年間数回しか、銀行店舗・ATMには
行かなくなる可能性も
キャッシュレス社会へ
17
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• 金融機関は近さで選ばれている
– 銀行を選ぶ要因のほとんどが「ATM・店舗の近さ」だった
– オンラインサービスの重要性はこれまでは低かった
金融機関が選ばれる基準
0
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30
40
50
60
70
80
90
100
1992 1995 1998 2001 2004 2007 2010 2013
(%)
近所に店舗やATMがある
経営が健全で信用できる
店舗網が全国的に展開されている
各種手数料が他の金融機関より割安
インターネットによるサービス・取引
などが充実
金融機関の選択基準(上位理由)
(出所)金融広報中央委員会調査より当社作成
(注)選択肢変更等、非連続のデータを含む
18
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• 中国では6割を超えるユーザーがモバイルバンキングを活用
– 「便利で、どこでも使え、早く取引でき、並ばないから」使う
– セキュリティは意識するが、それでも活用する
モバイルバンキングの今後
(出所)KPMG Mobile Banking Report 2015より抜粋
モバイルバンキング利用率の国際比較
19
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銀行とプラットフォームバリュー
外部
サービス
提携
サービス
自社アプリ
銀行 預金者
その他要素
ATM
銀行 預金者
ATM
A
P
I
これまで
これから
20
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中間的業者に関する議論
(出所)2016年10月18日金融審議会「金融制度ワーキング・グループ」(第2回)資料
21
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わが国における中間的業者の議論に際して
• PISPに関して
– 今後更なる拡大が見込まれる産業に対する規制の考えかた
• 現時点では銀行代理業の取得を強いられている。だが、本質的には、
顧客の委託によりサービスを提供しており、多数の銀行の「代理」という立場で
パートナーシップを各銀行と個別に結ぶことは現実と合致しておらず、
汎用的なライセンスが求められている
– システミックリスクへの関与がある中で規制におくべき
• AISPに関して
– Rogue Operator対策が機微性の高い情報を預かるサービスとして
必要であり、そのためには適度な制度的な枠組みが必要
– 金融機関との契約関係を締結して協業していくことが重要であり、新業態と
しての理解を得ることは当社であっても難題であった経験を踏まえると、過剰
規制を避けることを前提に登録制を設けることも一案
• セキュリティ基準は、金融関連法とは区別した議論・判断が
求められており、リスク・ベースの自主規制を業界団体として
FISCとともに形成していくことが望ましいのではないか
22
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エコシステムの構築に向けて
• 中間的業者規制の目的はエコシステムの醸成である。
海外での類例をみると
– 外部におけるアプリケーションプロバイダーが、実際にそのプラットフォーム
でビジネスを展開できるかの検証が必要
– そのため、ハッカソンやクローズド環境を通じて、実際にニーズが存在す
るかをコミュニティと確認し合うプロセスが存在
– わが国では実装がやや先行しており、POCと並行で行われている現状
• ゴールイメージとして、更新系APIにおいて経済取引(振込や金融
商品購入等)が発生し、手数料収入が生まれる世界がある。
そこから逆算した、エコシステム醸成のあり方が重要
– 現実の我が国では、最初からベンダー/銀行が参照系APIに関して
システム提供コストの負担を前提とする議論が見られており、エコシス
テムが育たない懸念
– AISP事業が最終的に数百の銀行と接続を行う世界観と整合するか
23
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データ仕様に関する議論
現状
• 既に参照系で複数の仕様が存在
• 単一仕様への収斂を待つ価値よりも、スモールスタートできる
価値の方が大きい
API化には「質の問題」が存在する
• セキュリティを担保し、権限などを適切に設定・運用できるか
• データが活用しやすく、オープンイノベーションを発揮できるか
• OAuth技術の
不具合ない実装
(トークン管理等)
• ユーザーによる認可
取消、複数トークン
利用等
• 24時間稼働、IBとの
並行利用可能等
認証・認可 データ参照 データ更新
• データ取得が効率的
に行える仕様
• 適切なデータ形式
• 十分なデータ期間
• 期間指定リクエスト
• 口座・取引の一意性
が保たれるキー
• 取引・最終取引ID
(今後の課題)
• 元サービスとのシー
ムレスな体験提供
• 本人確認ツール
24
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日本では4件のAPI化がスタート
#1 住信SBIネット銀行
#3 群馬銀行
#2 静岡銀行
#4 みずほ銀行(法人)
25
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Fintechな生活 通勤編
6:00
8:00
12:00
16:00
朝。コーヒーを淹れていると、スマートグラスが午前中の予定を表示してくれた。
子どもを保育園に連れて行く。顔認証で本人確認【マイナンバーと連動】し
て、市の保育チケットが一枚使われた。
通勤中、コンビニでいつものサンドイッチを購入。指紋認証したら、【ロ
イヤリティカード一元化】により、自動で特典割引が受けられた。
電車に乗っている間に、家計簿にサンドイッチ購入の記録がフィードされ
てくる【銀行・カードAPI】。
自分のカレンダー情報を参照したら、いくつかランチクーポンが表示され
てきた。限定ランチを予約!
娘の誕生日プレゼントを海外のECサイトで物色。最近はビットコイン決済
をどこでも受け入れてくれる。到着と同時に支払いが行われる【スマートコ
ントラクト】なので、海外ECを使うのも怖くなくなった。
8:00 保育園
9:00 出社 MTG
一元化
サンドイッチ
220円
限定ランチ
予約受付中
到着と同時に
ビットコイン決済
26
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9:00
9:10
〜職場で〜
そういえば今日は月末、経費精算が必要な日だ。請求書の振込もしないといけない。
経費はすでにクラウドソフトが承認待ちのものを用意してくれている。
領収書も電子レシートが転送されているので、特に必要ない。
いくつか取引先情報を入力して、登録完了!
後は送金対応を、在宅ワークしている経理担当者に頼むだけだ、
庶務的な仕事は朝イチ10分で終了。取引先に行ったら、限定ランチだ!
9:30
9:40
〜在宅ワークで〜
今月も社員からの支払い確認があがってきた。
少額の請求書は銀行より送金サービス経由で支払えばタダになる。法人番号や請求
書番号もつけられる。先方も消込がすぐに完了して、お礼メールが自動で送られて
きた。
今月新たに生まれたお子さんと社員の情報を入力したら作業は終わり。
来月は決算月だけど、昔に比べると作業も法人税の申告手続きも楽になったなー。
電子レシー
ト
クラウドソフト
入力だけで完了!
行政手続の電子化
Fintechな生活 仕事編
27
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10:00
13:00
15:00
〜休日、家で〜
子どもと公園に。近くのパパ友と育児・教育の話に。どうやら小学校入学に合わせ
て、家を買うか検討したほうがよさそうだ。その場で、リマインダを音声入力。
家で妻と家計簿のサイトへ。
「今の生活だと〇〇区の2LDKがおすすめです」
「月額2万円の節約ができると、3LDKの家にも住めます」
あと半年で二人目が産まれる。その間は近隣の妻の実家に皆で住む予定だ。
その間は今の家を観光客に貸し出そう。(確定申告もラクにできる)
住宅ローンの条件は、いろんな銀行が自分の家計簿データを見て、
相見積がきた。普通の個人投資家【P2Pレンディング】に借りる
という手もあるようだ。
そのための貯金手段は全部自動。日頃のコンビニの支払や、経費精算のお金は、
全部ロボアドバイザーが勝手に積み立ててくれる。
家の購入検
討
今の収入で
2LDK
家計簿サイ
トが提案
家計簿デー
タを見て相
見積
ロボアドバイ
ザーが勝手に
積立
Fintechな生活 休日編
28
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:2012年5月
:インターネットサービス開発
:約48億円
:東京都港区
:大阪、福岡、名古屋、札幌、仙台
設立
事業内容
累計資金調達額
本社所在地
支店所在地
会社概要
主要株主
29
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瀧 俊雄(たき としお)
マネーフォワード取締役Fintech研究所長
2004年 慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本
市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等
の研究に従事。
2011年 スタンフォード大学経営大学院卒業。
2011年より野村ホールディングスCEOオフィスに所属。
2012年10月より株式会社マネーフォワードに参画。TechCrunch
や週刊金融財政事情などに寄稿。
経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」に参加
金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」メンバー
Q&A
マネーフォワードFintech研究所事務局
fintech.institute@moneyforward.co.jp
03-6453-9160(代)
ご意見・ご感想等はお気軽にお送りくださいませ。

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Fintech研究所『2016年振り返り』

  • 1. 1 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 2016年振り返りと 2017年の展望 2016年12月19日 株式会社マネーフォワード 取締役Fintech研究所長 瀧 俊雄 本資料に記載された情報はマネーフォワードが信頼できると判断した情報源を元にマネーフォワードが作成したものですが、 その内容および情報の正確性、完全 性等について、何ら保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものではありません。 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はマネーフォワードに帰属し、 事前にマネーフォワードの書面による承諾を得ることなく、本資料に修正・加工す ることは堅く禁じられています。
  • 2. 2 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 日本の注目ニュース:制度編 ① 改正確定拠出年金法成立 (5/24) ② 改正銀行法・改正資金決済法成立 (5/25) ③ 日本再興戦略2016での言及 (6/2) ④ 新経済連盟:FinTech推進TF提言公表 (7/28) ⑤ 金融庁:制度WGにおける中間的業者規制 (7/28) ⑥ 金融庁:金融仲介機能のベンチマーク公表 (9/15) ⑦ FISC:フィンテックベンチャーに関する有識者会議 (10/5~) ⑧ 全国銀行協会:オープンAPI検討会開始 (11/1~) ⑨ 東京都による海外金融系企業誘致に向けた検討 (11/16~) ⑩ 改正割賦販売法成立 (12/1)
  • 3. 3 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 日本の注目ニュース:プレーヤー編 ① FINOLAB始動 (2/1) ② お金のデザインがサービス提供開始 (2/16) ③ 住信SBIネット銀行がAPI提供 (3/25) ④ DLT関連2団体が発足 (4/15・25) ⑤ T&Iイノベーションセンター設立、その後の (7/1~) じゅうだん会やChance行等の取り組み ⑥ JPXによる分散型台帳の実証結果公表 (8/30) ⑦ AnyPayが正式ローンチ (9/1) ⑧ FinSum開催 (9/20) ⑨ SBIによる決済コンソーシアム立ち上げ (10/3) ⑩ Apple Payの日本での提供スタート (10/25) Android Payも12月開始
  • 4. 4 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 海外の注目ニュース:制度編 ① 英ODIによる銀行のオープンスタンダード (2/8) ② 米財務省によるオンラインレンダーレポート (5/10) ③ 英国中銀がアクセラレーター設置と発言 (6/16) ④ Brexitがもたらす英国金融制度の不確実性 (6/23) ⑤ 英CMAによる銀行の競争促進に向けたレポート (8/9) ⑥ 中銀監会によるP2P金融への規制強化 (8/24) ⑦ 米CFPBのProject Catalyst (10/24) ⑧ 米OCCのFintech型銀行ライセンスに向けた動き (10/26) ⑨ 英FCAのSandbox選定企業発表 (11/7) ⑩ シンガポールMASの制度革新案発表 (11/16)
  • 5. 5 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 海外の注目ニュース:プレーヤー編 ① 米Bettermentが1億ドル調達 (3/29) ② 米Affirmが1億ドル調達 (4/13) ③ 中Ant Financialの約5,000億円資金調達 (4/27) ④ 仏BPCEによる独Fidor銀行買収 (7/28) ⑤ NASDAQでFintech銘柄ETFが上場 (8/31) ⑥ EyeVerifyをAnt Financialが買収 (9/13) ⑦ Payoneerが1.8億ドルを調達 (10/5) ⑧ GSがオンラインレンダーMarcusをプレローンチ (10/13) ⑨ 米Zelle(個人送金ネットワーク)に19行が参加 (10/24) ⑩ FINがトランプ新政権へ要望書 (11/22)
  • 6. 6 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 2016年の振り返り 日本 • リスクベースの制度に向けた動きが本格化 • 中間的事業者の位置づけを契機に銀行APIは議論の中心に • PR面においてもFinSumやFIBCの英語化など、従来とは 大きな変化が訪れている 海外 • 英米の政治的混乱をよそに、Fintechの制度改革は淡々と進行 • 2015年後半から懸念されていたバリュエーションの低下は、 弱含んだ市場環境として継続 • Sandbox等は啓蒙期から実証期に突入 • DLT関連の議論も実証期に
  • 7. 7 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 来年日本のFintechはどうなる? • 金融機関のAPI活用のあり方が明確になり、 オープンイノベーションの制度的な基盤が完成 • 銀行API・カード決済代行に加えての新テーマとは? • 技術からソリューションに焦点が移る。具体的には…  貯金ツール(おつり・人工知能)  生産性改善(BI・BPO)  決済サービス・インフラの改善(スマホ決済、生体認証、ネットワーク)  不動産・保険等の領域との融合 • ポイントは問題解決の度合とスケール
  • 8. 8 © Money Forward Inc. All Rights Reserved その際の大事な視点 • 少子高齢化下における金融サービスの付加価値 自助努力・自己責任は個人にとって消化可能になっているか 高齢化に対する打ち手とは何か 限られた資源制約の中での優先順位とは • 変わりゆく消費者のリテラシーにどう応えていくか • 技術によってもたらされるフロンティアと 期待される付加価値は重なっているか? (例)ブロックチェーンはFintechの中で語られるべきか?  そのビジネスの規模は10億円?100億円?1000億円?  MFであれば不安の解決とは。不安をなくすと世界が変わる
  • 9. 9 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 参考資料
  • 10. 10 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 成長戦略としてのFintech① エコシステムの構築 オープン・イノベーションの推進 FinTech 国際ネットワークの形成 イノベーションを促す環境整備の推進 金融機関における的確な経営戦略の構築 地方創生や中小企業の資金調達円滑化等の視点 クレジットカード決済の高度化・利活用 ブロックチェーン技術 クラウド・ファンディング グローバルな議論におけるイニシアティブの発揮 自民党政務調査会 4月19日「FinTech を巡る戦略的対応 (第1弾)」提言内容(抜粋)
  • 11. 11 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 成長戦略としてのFintech②
  • 12. 12 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 金融庁における取組 金融庁資料より引用
  • 13. 13 © Money Forward Inc. All Rights Reserved フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議(2016/5-) 金融庁における取組 金融庁資料より引用
  • 14. 14 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 金融イノベーション上の位置づけ 金融への期待値変化 • スマートフォンの普及により、意思決定と行動をシームレスに つなぐことは当たり前に • 金融の外の領域では様々なデータ活用が行われる中、金融サービス でも安価でカスタマイズされた提案への期待が高まっている • 専門的判断は外部でも 入手可能 • 個別にカスタマイズさ れた提案が比較優位 • 意思決定と行動はシー ムレスに実施されるの が当たり前 • パソコンも使わない層 が経済圏の大半 • 金融機関内の専門性や 人材プールが重要 • 店舗やATM等の物理的 な接点が比較優位 • 顧客が手続きプロセス には寛容 • インターネットは利便 性を補完するチャネル 金融のこれから金融機関のこれまで • オープン・イノベーション • 自社顧客への深い理解 • 自社の競争優位性の理解 • IT戦略の内製化 求められる変化
  • 15. 15 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 金融イノベーション上の位置づけ • 専門的判断は外部でも 入手可能 • 個別にカスタマイズさ れた提案が比較優位 • 意思決定と行動はシー ムレスに実施されるの が当たり前 • パソコンも使わない層 が経済圏の大半 金融のこれから • 不安や将来像のヒアリングは 引き続き対面チャネルが優位な領域 →リアルチャネルの優位性 • 自社内のデータだけではなく、 他社で保有する口座や外部での 行動履歴もデータ源に →(口座情報の)参照系API • 取引需要が発生する場は金融機関の サービス内ではない。外での取引発生 タイミングに決済や取引インフラが 連動する必要がある →(決済向けの)更新系API • スマートフォン等におけるデザインや サービストレンドは常時変化。 ユーザーニーズをサービスに反映し 続ける体制が必要 →オープン・イノベーションを中心に した外部リソースとの連携
  • 16. 16 © Money Forward Inc. All Rights Reserved • 電子マネーはどんどん便利に – オートチャージ型のカードが増加 – おサイフケータイ、Apple Pay等で 財布いらずに • クレジットカードが使える場所は大幅増 – 2020年の五輪開催を前に、多くの少額取引の 現場がカード対応を開始していく • ATMではなく、レジで現金引き出し – キャッシュアウトが2017年にも利用可能に – 年間数回しか、銀行店舗・ATMには 行かなくなる可能性も キャッシュレス社会へ
  • 17. 17 © Money Forward Inc. All Rights Reserved • 金融機関は近さで選ばれている – 銀行を選ぶ要因のほとんどが「ATM・店舗の近さ」だった – オンラインサービスの重要性はこれまでは低かった 金融機関が選ばれる基準 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1992 1995 1998 2001 2004 2007 2010 2013 (%) 近所に店舗やATMがある 経営が健全で信用できる 店舗網が全国的に展開されている 各種手数料が他の金融機関より割安 インターネットによるサービス・取引 などが充実 金融機関の選択基準(上位理由) (出所)金融広報中央委員会調査より当社作成 (注)選択肢変更等、非連続のデータを含む
  • 18. 18 © Money Forward Inc. All Rights Reserved • 中国では6割を超えるユーザーがモバイルバンキングを活用 – 「便利で、どこでも使え、早く取引でき、並ばないから」使う – セキュリティは意識するが、それでも活用する モバイルバンキングの今後 (出所)KPMG Mobile Banking Report 2015より抜粋 モバイルバンキング利用率の国際比較
  • 19. 19 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 銀行とプラットフォームバリュー 外部 サービス 提携 サービス 自社アプリ 銀行 預金者 その他要素 ATM 銀行 預金者 ATM A P I これまで これから
  • 20. 20 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 中間的業者に関する議論 (出所)2016年10月18日金融審議会「金融制度ワーキング・グループ」(第2回)資料
  • 21. 21 © Money Forward Inc. All Rights Reserved わが国における中間的業者の議論に際して • PISPに関して – 今後更なる拡大が見込まれる産業に対する規制の考えかた • 現時点では銀行代理業の取得を強いられている。だが、本質的には、 顧客の委託によりサービスを提供しており、多数の銀行の「代理」という立場で パートナーシップを各銀行と個別に結ぶことは現実と合致しておらず、 汎用的なライセンスが求められている – システミックリスクへの関与がある中で規制におくべき • AISPに関して – Rogue Operator対策が機微性の高い情報を預かるサービスとして 必要であり、そのためには適度な制度的な枠組みが必要 – 金融機関との契約関係を締結して協業していくことが重要であり、新業態と しての理解を得ることは当社であっても難題であった経験を踏まえると、過剰 規制を避けることを前提に登録制を設けることも一案 • セキュリティ基準は、金融関連法とは区別した議論・判断が 求められており、リスク・ベースの自主規制を業界団体として FISCとともに形成していくことが望ましいのではないか
  • 22. 22 © Money Forward Inc. All Rights Reserved エコシステムの構築に向けて • 中間的業者規制の目的はエコシステムの醸成である。 海外での類例をみると – 外部におけるアプリケーションプロバイダーが、実際にそのプラットフォーム でビジネスを展開できるかの検証が必要 – そのため、ハッカソンやクローズド環境を通じて、実際にニーズが存在す るかをコミュニティと確認し合うプロセスが存在 – わが国では実装がやや先行しており、POCと並行で行われている現状 • ゴールイメージとして、更新系APIにおいて経済取引(振込や金融 商品購入等)が発生し、手数料収入が生まれる世界がある。 そこから逆算した、エコシステム醸成のあり方が重要 – 現実の我が国では、最初からベンダー/銀行が参照系APIに関して システム提供コストの負担を前提とする議論が見られており、エコシス テムが育たない懸念 – AISP事業が最終的に数百の銀行と接続を行う世界観と整合するか
  • 23. 23 © Money Forward Inc. All Rights Reserved データ仕様に関する議論 現状 • 既に参照系で複数の仕様が存在 • 単一仕様への収斂を待つ価値よりも、スモールスタートできる 価値の方が大きい API化には「質の問題」が存在する • セキュリティを担保し、権限などを適切に設定・運用できるか • データが活用しやすく、オープンイノベーションを発揮できるか • OAuth技術の 不具合ない実装 (トークン管理等) • ユーザーによる認可 取消、複数トークン 利用等 • 24時間稼働、IBとの 並行利用可能等 認証・認可 データ参照 データ更新 • データ取得が効率的 に行える仕様 • 適切なデータ形式 • 十分なデータ期間 • 期間指定リクエスト • 口座・取引の一意性 が保たれるキー • 取引・最終取引ID (今後の課題) • 元サービスとのシー ムレスな体験提供 • 本人確認ツール
  • 24. 24 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 日本では4件のAPI化がスタート #1 住信SBIネット銀行 #3 群馬銀行 #2 静岡銀行 #4 みずほ銀行(法人)
  • 25. 25 © Money Forward Inc. All Rights Reserved Fintechな生活 通勤編 6:00 8:00 12:00 16:00 朝。コーヒーを淹れていると、スマートグラスが午前中の予定を表示してくれた。 子どもを保育園に連れて行く。顔認証で本人確認【マイナンバーと連動】し て、市の保育チケットが一枚使われた。 通勤中、コンビニでいつものサンドイッチを購入。指紋認証したら、【ロ イヤリティカード一元化】により、自動で特典割引が受けられた。 電車に乗っている間に、家計簿にサンドイッチ購入の記録がフィードされ てくる【銀行・カードAPI】。 自分のカレンダー情報を参照したら、いくつかランチクーポンが表示され てきた。限定ランチを予約! 娘の誕生日プレゼントを海外のECサイトで物色。最近はビットコイン決済 をどこでも受け入れてくれる。到着と同時に支払いが行われる【スマートコ ントラクト】なので、海外ECを使うのも怖くなくなった。 8:00 保育園 9:00 出社 MTG 一元化 サンドイッチ 220円 限定ランチ 予約受付中 到着と同時に ビットコイン決済
  • 26. 26 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 9:00 9:10 〜職場で〜 そういえば今日は月末、経費精算が必要な日だ。請求書の振込もしないといけない。 経費はすでにクラウドソフトが承認待ちのものを用意してくれている。 領収書も電子レシートが転送されているので、特に必要ない。 いくつか取引先情報を入力して、登録完了! 後は送金対応を、在宅ワークしている経理担当者に頼むだけだ、 庶務的な仕事は朝イチ10分で終了。取引先に行ったら、限定ランチだ! 9:30 9:40 〜在宅ワークで〜 今月も社員からの支払い確認があがってきた。 少額の請求書は銀行より送金サービス経由で支払えばタダになる。法人番号や請求 書番号もつけられる。先方も消込がすぐに完了して、お礼メールが自動で送られて きた。 今月新たに生まれたお子さんと社員の情報を入力したら作業は終わり。 来月は決算月だけど、昔に比べると作業も法人税の申告手続きも楽になったなー。 電子レシー ト クラウドソフト 入力だけで完了! 行政手続の電子化 Fintechな生活 仕事編
  • 27. 27 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 10:00 13:00 15:00 〜休日、家で〜 子どもと公園に。近くのパパ友と育児・教育の話に。どうやら小学校入学に合わせ て、家を買うか検討したほうがよさそうだ。その場で、リマインダを音声入力。 家で妻と家計簿のサイトへ。 「今の生活だと〇〇区の2LDKがおすすめです」 「月額2万円の節約ができると、3LDKの家にも住めます」 あと半年で二人目が産まれる。その間は近隣の妻の実家に皆で住む予定だ。 その間は今の家を観光客に貸し出そう。(確定申告もラクにできる) 住宅ローンの条件は、いろんな銀行が自分の家計簿データを見て、 相見積がきた。普通の個人投資家【P2Pレンディング】に借りる という手もあるようだ。 そのための貯金手段は全部自動。日頃のコンビニの支払や、経費精算のお金は、 全部ロボアドバイザーが勝手に積み立ててくれる。 家の購入検 討 今の収入で 2LDK 家計簿サイ トが提案 家計簿デー タを見て相 見積 ロボアドバイ ザーが勝手に 積立 Fintechな生活 休日編
  • 28. 28 © Money Forward Inc. All Rights Reserved :2012年5月 :インターネットサービス開発 :約48億円 :東京都港区 :大阪、福岡、名古屋、札幌、仙台 設立 事業内容 累計資金調達額 本社所在地 支店所在地 会社概要 主要株主
  • 29. 29 © Money Forward Inc. All Rights Reserved 瀧 俊雄(たき としお) マネーフォワード取締役Fintech研究所長 2004年 慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本 市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等 の研究に従事。 2011年 スタンフォード大学経営大学院卒業。 2011年より野村ホールディングスCEOオフィスに所属。 2012年10月より株式会社マネーフォワードに参画。TechCrunch や週刊金融財政事情などに寄稿。 経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」に参加 金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」メンバー Q&A マネーフォワードFintech研究所事務局 fintech.institute@moneyforward.co.jp 03-6453-9160(代) ご意見・ご感想等はお気軽にお送りくださいませ。