地方IT企業が
成功していくための
3つのポイント
株式会社インフィニットループ
松井 健太郎
自己紹介
●

松井健太郎

●

プログラマ

●

(株)インフィニットループ代表

●

札幌出身、札幌育ち

●

ke-tai.org管理人

●

コーラとバイクが好き
目次
●

インフィニットループの紹介(事例紹介)

●

地方IT企業が取るべき戦略

●

逆境をチャンスに変える

●

どこから手をつければいいのか

●

技術の向上を目指す

●

社内制度の整備

●

まとめ
対象
どのような人に向けた話か

●

地方在住でITに関する職についている方

●

これから起業を考えている方
何を伝えたいか
この講演で知って欲しいこと

1. 地方IT企業はこれから伸びる
2. 逆境をチャンスに変える
3. プログラマってカッコイイ
 

地方IT企業の事例紹介

インフィニットループの場合
会社概要
●

株式会社インフィニットループ

●

札幌のソフトウェア開発会社

●

業務内容
ブラウザゲーム・ソーシャルゲーム開発
スマホ向けアプリ開発
Webアプリ開発
Linuxサーバ運用・保守
これまでの経緯
●

大学卒業後、普通に道内企業に就職(22歳)

●

ベンチャーに転職(24歳)

●

プー。バイクで日本一周など(26歳)

●

個人事業主として活動開始(26歳)

●

法人化。WEBシステム開発業(30歳)

●

はじめてゲームを作ることに(32歳)

●

気づくとゲームの仕事が99%(36歳)
(イマココ)
会社変化の図(1)

札幌市郊外のアパート(8畳)
会社変化の図(2)

札幌市郊外のマンション(14畳)
会社変化の図(3)

札幌市中央区のマンション
(20坪=約40畳)
会社変化の図(4)

札幌市中央区のオフィスビル
(60坪=約120畳)
会社変化の図(5)

札幌市中央区のオフィスビル
※現在の社屋
(120坪=約240畳)
開発に関わった作品の紹介
●

ブラウザ三国志  (株)マーベラスAQL

※プログラム開発を担当

2009年リリースされたPC向けストラテジーゲーム

●

Lord of Knights (株)Aiming

※サーバ側プログラム開発を担当

スマホ向けストラテジーゲーム

●

Vim検定

社内のVim好きで作ったスマホアプリ
iPhone & Android両対応
その他多数のブラウザゲーム、スマホアプリ開発を行っています
特徴
●

社長も含め、ほぼ全員がプログラマ

●

営業がいない、SEがいない

●

プログラマ至上主義

●

自由な雰囲気
 

地方IT企業が取るべき戦略
地方企業の特徴
地方IT企業にありがちな特徴
●

人員が限られている

→ 数の上でも、スキルの上でも不利
→ 優秀な人ほど、首都圏に行ってしまう
●

大規模開発の経験が少ない

→ 大手は大規模開発を経験し、そのスキルを
  ベースにして開発に望んでいる
→ そのような案件は地方には少ない
↓↓↓
これらのマイナス点を補う工夫が必要になる
逆境をチャンスに変える
地方ならではの良さを活かす
●

固定費が安い

→ 事務所の家賃が安い、人件費が安い
●

地元の受け皿となり優秀な人材を確保

→ 地元で就職したいという人は必ず一定数いる
→ その中に優秀な人は必ず一定数いる
→ 母数自体は少ないが首都圏では競争が激しく
  獲得が難しいような質の高い人材が確保できる
●

これらを武器に地域外の仕事を獲得していく
→ 少ないコストで高単価の仕事を行う
時代の後押し
時代の変化に伴い有利な面も
●

リモートで作業できるようになった

→ ネットさえあれば働く場所は関係なくなった
→ 弊社ではSkypeチャットとPS3ビデオ会議で運用
→ 低い固定費で高単価の仕事ができる
→ ニアショア開発の需要は高い
●

労働者の価値観の変化

→ 満員電車に揉まれるよりも、
  地方で働きたいと言う人が増えている
変化への対応
当然求められるものは多くなる
●

甘えは許されない

→ リモートだからは許されない
→ 地方企業だからといって、技術が低くても
  仕方がないといった甘えは許されない
→ 第一線に追いつき、追い越していく覚悟が必要
●

得意分野を作る

→ 全ての分野で戦うのは分が悪い
→ 得意分野や特徴が必要
→ 少ないリソースを有効活用して得意分野を絞る
土地に合わせた戦略を意識する
●

使用する技術の選択

→ その地方の人口規模などを踏まえたうえで、
  使用する技術(言語など)を選定することが大事
→ あまり尖ったものを選ぶと苦労する
→ 求人や外注で人材を集めやすかったり、
  習得が比較的容易な開発言語を選択するとよい
●

弊社の場合

→ LAMP構成(Linux+Apache+MySQL+PHP)
→ 書籍やWebの情報も多い
→ 地方でも開発スタッフ集めが比較的楽
→ 仕事量も多いので営業が容易
どこから手をつければいいのか
●

やはり人材が一番大事

→ エンジニアの確保が一番大事
→ IT業はコンピュータと人がいれば仕事ができる
→ 優秀な人が多い = 儲かる
→ この業界はまだまだ人手不足、
  実力さえあれば仕事はいくらでもある
●

この3つが大事

→ 優秀な人を呼び込もう
→ 優秀な人が辞めないようにしよう
→ 普通の人を優秀な人にしよう
常に技術の向上を目指す
●

エンジニアの技術的欲求を満たす必要がある
→ 退職理由の多くは条件面より、
  技術的な行き詰まりや将来への不安

●

定期的に勉強会を開催する

→ 弊社では週1回の全体勉強会+言語別勉強会が数個
→ 開催に手間がかかるなら自習形式でもよい
 (例: ○時~○時はJavaScriptで遊んでいいよ)
●

技術ブログを書く

→ 技術力の向上に繋がる
→ 対外アピールにも
採用について
●

コミュ障、変人、ニート、なんでもOK

→ プログラムさえ書ければ何の問題もない
→ 学歴は参考程度
→ 職歴も参考程度
→ コミュニケーション能力はもちろんあるといいが
  周りがフォローできれば大丈夫
●

実績(成果物)を重視

→ ネット上の活動を送ってもらう
→ 趣味でプログラムを書いている人が良い
→ プログラムを始めたきっかけが重要
→ 好きであることが一番大事
社内制度の整備(1)
●

360度評価制度

→ 互いが互いに能力を評価
→ その集計を元に機械的に待遇を算出
●

アルバイトの重用

→ 優秀な学生を早めに確保
→ 安価なコストで多大な効果
→ 学生にとっても良い経験となる
●

PC環境の整備

→ MacかWindowsは選べる
→ 画面は3面ディスプレイ
→ 椅子は重要
社内制度の整備(2)
●

うまいBOX

→ 無料でうまい棒が食べられる
●

フリードリンク

→ 押すだけで出てくる自販機
●

チーム食事会支援

→ 毎月1回食事会を支援
まとめ
●

地方起業はこれから伸びる

→ ネット越しに行う仕事は確実に増える
●

逆境をチャンスに変えよう

→ 地方ならではの良さを活かそう
→ 人材獲得の面で決して不利ではない
●

プログラマってカッコイイ

→ 職人なので大事にしよう
→ モノを作れる人間が一番偉い
→ 技術の向上を目指そう
 

ご清聴ありがとうございました

地方IT企業が成功していくための3つのポイント