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の活性化で日本を再び元気に
Social Media Week
ブレークスルー パートナーズ株式会社
マネージングディレクター
赤羽 雄二
akaba@b-t-partners.com
HP: www.b-t-partners.com
ブログ: http://b-t-partners.com/akaba/
Facebook:https://www.facebook.com/yuji.akaba
Twitter: https://twitter.com/YujiAkaba
2013年2月21日
2. 内 容
1. 日本の大企業の危機
2. 大企業の経営改革が進まない理由
3. 大企業の経営改革を進めるためにどうすべきか?
4. 「真のオープンイノベーション」促進のポイント
5. リーンスタートアップ時代のベンチャー成功の鍵
6. ソーシャルメディアを通じた個の力の結集
1
11. 学生23チーム100名が参加し 1社500万円出資、きめ細かい
た、2ヶ月間の開発合宿(宿泊、 支援を提供するベンチャーイン
オフィス、サーバー等すべて無 キュベーション
料。食費補助。交通費補助)
学生28チーム100名が参加した、5週間の企画・開発コンテスト
10
19. シャープが倒産同然。私の優秀な
友人も12月で早期退職
パナソニックが2年連続で
7500億円以上赤字
ソニーはTV事業が8期連続で営業赤字、
全社も4期連続赤字
どこも、回復の目途がないことが深刻
18
21. 製造大企業の危機の背景(1/2)
各産業における垂直統合(1社で研究、開発、生産、販売
まで全部行う)から水平分業への変化が不可避な流れ
– PC、スマートフォンのようにグローバルソーシング
– 広がるオープンイノベーション
すべての工業製品、サービスが何らかの意味でデジタル化
– 携帯電話、テレビ・家電、PC
– 流通
– 自動車
グローバルな分業構造の変化、およびデジタル化に適応
できない企業は淘汰される
– 大手家電、電機メーカーの不振
– IT業界で世界的に活躍する企業はごく一部(世界の端
末市場の利益の72%をAppleが占め、残りは
Samsung
参考: http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/39c2970f079ebad7f1ef793ec99f7105
http://jp.techcrunch.com/archives/20130207study-finds-that-apple-took-72-of-all-handset-profits-samsung-got-the-rest/ 20
22. 製造大企業の危機の背景(2/2)
日本の経営者はこの変化に対応しきれず、要素技術の
「ものづくり」以外への軸足転換ができていない
– 長期的な雇用関係に基づく「ものづくり」が強みだった
が、付加価値が急激に減少
– 過去の成功モデルからの思いきった転換ができない
「匠の技」の通用する分野は狭まっており、ビジネス的
には袋小路
一言で言えば、世界的な産業構造の変化に日本の製造
業が対応できなかった
– 韓国、台湾、中国、インドは世界的な水平分業の波に
乗った
– 欧米企業は水平分業の波に乗り移った
– 日本企業は飛び乗る気がほとんどなかった
参考: http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/39c2970f079ebad7f1ef793ec99f7105 21
34. Yahoo!の爆速
15期連続の増収増益
2012年6月、宮坂社長就任以来、すさまじい勢いで
変化し続けている
PCサービスからスマートフォンへの切り替え
数週間でエンジニアの所属を大幅変更へ
意思決定の承認ステップを8段階から2段階へ
「間違ってもいいから決定しろ」
「信賞必罰ではなく、信賞のみ」
出典: http://blogos.com/article/45897/ 33
43. モバイルコンピューティングのセキュリティ確保
メリット
データセンター セキュリティ モビリティ
Amazon
Azure 常にクラウドに情 社内外、移動中
報を保存、ユー や自宅、海外拠
自動同期 ザデバイスには 点もOK、回線障
情報が残らない 害でも継続利用
RAM workspace
低コスト マルチデバイス
初期投資、ランニ 位置情報、音声、
ングコストともに 写真などスマー
VDI(クライアント仮想 トデバイス元来
化)の数分の一 の利便を活かす
出典:http://www.eugrid.co.jp/ 問い合わせ:contact@eugrid.co.jp 42
44. TCP整流でサービス品質向上収容
キャパ拡大
サーバ側ネット 端末側ネット
ワーク帯域 ワーク帯域
通常
Video A
Video B
Video C
SNS
TCP経路のボトルネックで
同時TCPセッションが帯域
の綱引きをするため、輻輳
Jin-Magic ON
Video A
Video B
Video C
SNS
安定した帯域を提供しつ
綱引きをしない安定
つ同時収容ユーザ数増大 した帯域を提供
出典:http://www.jin-magic.com/ 問い合わせ:morihiro@jin-magic.com 43
45. スマートフォンでも快適に動画を閲覧
混雑した通常の場合 Jin-Magic ONの場合
従来のベストエフォート型サービス 帯域制御により動画が快適に閲覧で
では、ユーザーが帯域を奪い合う き、かつ同時収容ユーザ数が増大
出典:http://www.jin-magic.com/ 問い合わせ:morihiro@jin-magic.com 44
46. ベンチャーへの出資を通じた協業
米国の大企業はベンチャーに出資し、買収することが日常茶飯事
– IBM、GE、Apple、Cisco等の製造業
– マイクロソフト、Google、Apple、Facebook等のIT系企業
– それ以外も多数
買収されたベンチャーの経営陣がそのまま大活躍することも多い
– GoogleのAndroidチーム
– FacebookのFriendFeedチーム
一方、日本の大企業にとって、ベンチャーとの協業は限定的
– 比較的活発に行ってきたのは、Yahoo!、楽天、最近ではKDDI
– ただし、上記の米国企業のように多数のいわゆるベンチャー(資金調達をし、急成長を目指
す)を買収し、活用できている企業は少数
ベンチャーに限らず、日本企業同士あるいは、日本企業による外国企業のM&Aは年間1500
件以上あり、新規事業創出のベースは十分ある
日本でM&Aをうまく活用しているのは日本電産
– 技術力はあるが経営が悪化した会社を買収する
– 日本電産社長が個人筆頭株主となり、同時に代表取締役会長にも就任して経営
– 経営が悪化した企業を買収した場合でも、人員削減はおこなわない。買収した子会社の社
名は最高益を更新すると「日本電産○○」と変更
出典: http://ggsoku.com/2012/09/authentec-apple/ 45
47. ベンチャーの事情、ベンチャーとの協業のポイント
ベンチャーの事情 ベンチャーとの協業のポイント
ベンチャーにおいて、資金繰りは常に頭痛の種
「上場がむずかしいので、大企業が買収してくれるな
らありがたい」と思う創業者が少数ではない
– 米国では、創業時から大企業への売却を想定
– 買収され、大企業のリソースを活用してビジネスを
大きく成功させたいという創業者と、次のビジネス 1. 事業ビジョンと経営方針を示し、協業関係への
に取り組みたいという創業者とに別れる コミットメントを十二分に伝える
– 日本でも近年、同様の傾向が強まった
– 元々、2000年前後にもYahoo!等への売却を目
2. 大企業側の責任者の人柄、スタイルがベン
指した創業がかなりあった チャーとの協業の成否を左右する
一方、出資を受けることへの不安感が強い
3. スピードを落とさないことを(スピードを落とすこ
– やりたいことができなくなってしまうのではないか? とがベンチャーとして最悪)最優先とする
– スピードが遅くなってしまうのではないか?
– 事業について何もわかっていない人が送り込まれ
るのではないか?
– 顧客が限定されるのではないか?
– 出資先の技術・プラットフォームを強制されるので
はないか?
– 頑張ってもやりがいがない、評価されない状況に
なってしまうのではないか?
– 出資先の受託開発ばかりやらさせるのではないか
46
48. ベンチャーが殺到し、貢献するプラットフォームの構築
大成功しているプラットフォームの例 プラットフォーム構築のポイント
大企業が提供するプラットフォームに数十万以上のベ
ンチャー・デベロッパーが乗ってビジネスを展開する
– Facebook、App Store、Google Play スマートフォン、ソーシャルメディア時代に有利に
– デベロッパー売上の30%をプラットフォームが吸い 展開できるプラットフォームは、IT系が主体
上げる
– 世界中のどんなデベロッパーでも全く問題なくアプリ ベンチャーが必死に頑張りたくなるようなレベ
をアップし、サービス提供できる ニューシェア比率
国内での大成功事例は、モバゲー、GREE 製造業でも、今後同様のプラットフォームが可能
– デベロッパー売上の30%をプラットフォームが吸い になると思われる
上げる(+10%は携帯キャリアへ) ・ インターネット接続された家電
– それぞれ2000万人規模のユーザーを提供すること、 ・ 家庭内外でのシームレスなTV視聴
課金・送客をコントロールすることでデベロッパーが ・ クリーンハウス、エネルギー最適化
殺到した ・ デジタルカメラのネットワーク対応
– 加えて、上位アプリは1アプリ月間500~1000万円 ・ 自動車のネットワーク化、ナビ連携
を超える広告費を獲得している ・ 医療情報のAPI提供とネットワーク化
・ ファッション店舗内の消費者向けサービス
API提供によりプラットフォーム化したアプリ
– Foursquare: ユーザー2000万人、チェックイン20 銀行等の金融サービス、不動産等もAPI提供で
億回、デベロッパー1万社以上(Instagram等) 無数のデベロッパーがサービス提供可能
– Twitter: アクティブユーザー1億4000万人以上、1
日3億4000万件以上のツイート、デベロッパー多数
出典: http://jp.blogherald.com/2012/04/18/foursquare-celebrates-20-million-users-2-billion-check-ins-video/
http://gigaom.com/2011/07/08/mobile-internets-top-apps-are-hooked-to-foursquare-api/
http://japan.cnet.com/news/service/35016252/?tag=nl 47
49. ベンチャーが急成長するエコシステムの確立
エコシステムの必要要素 エコシステム確立のポイント
早期に自社サービス・製品で収入を得られること
頑張って成果を挙げると、それにしたがって収入を得
られること。利益率が落ちないこと
ユーザーが非常に多く、頑張った努力の結果が報い シリコンバレーは最大・最強のエコシステム
られやすいこと
米国そのものが世界中から資金、企業、人材を
ゲームに勝つルールが明確に決まっていること。はし 吸収し好循環を生み出す巨大なエコシステム
ごをはずすとか、後出しじゃんけんがないこと
企業レベルでは、Facebook、App Storeとも、ユ
公平・公正な戦いがある程度以上保証されていること ーザー、デベロッパー、各種サポーター(分析ツ
ール等)による、エコシステムを確立している
投資家がエコシステム内にいて、必要な資金を提供
してくれること 日本の大企業も、自社のドメインでIT、スマート
フォン、ソーシャルメディアをフル活用した事業
領域を再定義し、エコシステム確立をねらったプ
生産性をさらに上げるツールを提供してくれる会社も ラットフォーム構築を目指すことが期待される
エコシステム内に多数存在すること
エコシステムに対する信頼感が厚いこと
エコシステムが成果を生み、さらに人材、資金の供給
が増えること。好循環が起きること
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52. 新事業立ち上げ支援チームにスキル集中
全社トップマネジメント Y研究所
X研究所
全体スキームの企画、運営
案件の発掘、具体化(社内、社外)
投資・育成・資金調達・提携推進
スピンアウトの促進・支援
進捗状況を
直接報告
新事業創出支援 外部バイアウトファーム・VCとの交渉・連携
チーム 業績評価、人事評価、昇進・報酬制度の設計運用
C事業部 コアチーム 社内外からの人材の確保・育成
B事業部 他部門の検討作業へのアドバイス、整合性の確保
個別事業
ベンチャー設立後のフォローアップ
A事業部 準備チーム
キーパーソン、キーパー
ソン予備軍を派遣。2~ 外部の経営資源
3年でローテーションし、
事業本部長 人材育成を加速する
事業創出支援チー
ム内で創業準備後
新事業創出、ベ スピンアウト
ンチャーとの接 大きなシナ
事業部 研究所 新事業創 JV設立 ベンチャー ジーの期待
触、構造変革を 人材・技術 できる厳選
通じた経営風土 門から からスピ 出・ベン への資本
された他の
スピン ンアウト チャー設立
の革新 人材・技術参加 ベンチャー
競争力が高まった アウト ファンド
段階で、場合によ
双方向の交 り社内へ 社外化による
事業立ち上げ 人材・技術 人材・技術
流を促進し、 人材・技術
社内を活性 の加速
化
事業部門から 研究所から 中核になりうる新事
の積極的スピ の積極的ス 業の企画、事業化
ンアウト ピンアウト
51
59. MVP(Minimum Viable Product)
リーンスタートアップでは、仮説検証のための必要最小限
の製品=MVPを作り、そのMVPを使ってユーザーからの
フィードバックを得て、そのデータに基づいて製品の改善
を繰り返し行う
MVPは単なるプロトタイプ、デモ版ではなく、価値と成長
に関して明確な仮説を持ち、それを検証するために必要
な最低限のものだけを含む。製品のデザインや技術的な
ことだけを検証するのではなく、あくまでビジネスの仮説
(=顧客が泣いて喜ぶか)をテストする
作り込みすぎる衝動、全体を完成させる衝動をいかに抑
えるかがポイント
出典: http://enterprisezine.jp/iti/detail/3932
http://leanstartupjapan.org/?p=490
http://www.techventurebusiness.com/archives/645 58
60. 動画型MVP、コンシェルジェ型MVP
Dropboxのように、開発に大変な手間がかかり最低限の
MVPを作るだけでも相当な時間を要する場合、「動画型
MVP」を作るのも一案
–顧客は自分たちが何を望んでいるかわかっていないこ
とが多い上、Dropboxのような革新的なものはコンセプ
トを説明してもなかなか理解できない
–また、そこまでのものをプロトタイプとして提示できない
–DropboxのCEOが取ったアプローチは、技術のアーリーアダ
プターをターゲットに動画を作成したこと。話題になり、数十
万人がアクセス、β版の予約が一気に7万5千人に
「コンシェルジェ型MVP」
–少数の初期ユーザーに対し、人手ですべて対応し、数
ヶ月間にサービス内容を改善
–ユーザーが十分満足し、人手で対応しづらくなった時点
でシステム開発に着手
出典: http://enterprisezine.jp/iti/detail/3932
http://leanstartupjapan.org/?p=490
http://www.techventurebusiness.com/archives/645 59
62. リーンスタートアップベンチャー
日本ならではの成功のポイント
米国等に比べて競争相手ははるかに少なく、リー
ンスタートアップを徹底しているベンチャーもごく
少数 → 価値仮説・成長仮説・ターゲットKPI設
定・MVP構築・検証・ピボットの徹底
メンバーのそろった強力な創業チームはそれほど
多くない → 「勝つチーム作り」に特別な努力を
スマートフォン先進国で、世界一のARPPU
→ユーザーの徹底研究で恵まれた環境を活かす
東南アジアへのアクセスが容易 → 市場が成長し
始めた巨大なインドネシア市場等での有利な事
業展開に先手を打つ
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68. 主な講演資料、ブログ
事業計画作成とベンチャー経営の手引き: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-7021997
ブレークスルーキャンプ by IMJ キックオフイベント: http://www.slideshare.net/yujiakaba/by-imj
ブレークスルーキャンプ決勝プレゼン大会: http://www.slideshare.net/yujiakaba/2011-9466238
Social Media Weekでの講演: http://www.slideshare.net/yujiakaba/web-11542736
全国VBLフォーラム第5回基調講演: http://www.slideshare.net/yujiakaba/5vbl
クリーンテックベンチャー: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-8973633
ベンチャー人材確保ガイドライン: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-8854374
現代ビジネス「ソーシャライズ!」でのブログ
– 日本が変わった: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31677
– 大企業が変われない理由: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31888
– リーンスタートアップの最新事情: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32038
– SXSWが世界を動かす: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32138
– 大企業の改革と新事業立ち上げへのヒント: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33705
日経ビジネスオンラインでのインタビュー記事「日本の大企業が再び輝きを取り戻すには」:
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121112/239314/
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69. 略歴: 赤羽 雄二
東京大学工学部を1978年3月に卒業後、コマツで建設現場用の超大型ダンプトラックの設
計・開発に従事
1983~1985年、スタンフォード大学 大学院に留学(機械工学修士)
1986年、マッキンゼー入社。経営戦略、組織設計、マーケティング、新事業立ち上げなどの
プロジェクト多数を14年間にわたりリード。うち、1990~2000年の10年間、マッキンゼーソウ
ルオフィスを立ち上げ、韓国のトップグループの経営改革を推進
シリコンバレーのベンチャーキャピタルをへて、2002年、創業前、創業当初からの非常にき
め細かな支援を特徴とするブレークスルーパートナーズ株式会社を森廣弘司と共同創業し、
「日本発の世界的ベンチャー」を生み出すべく活動。ベンチャーの共同創業、経営支援に取
り組んでいる
学生向けアプリ開発コンテスト、ブレークスルーキャンプ企画・運営
ベンチャーインキュベーション、ブレークスルーキャンプ by IMJ 運営統括
米Fenox Venture Capitalアドバイザー
経済産業省「産業競争力と知的財産を考える研究会」、総務省「ITベンチャー研究会」委員、
「ICTベンチャーの人材確保の在り方に関する研究会」委員、 「事業計画作成支援コース」の
企画立案および講師、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」著者
東京大学工学部「産業総論」講師、北陸先端科学技術大学、電気通信大学講師
スマートフォンゲーム、ソーシャルメディア、電気自動車等への取り組み
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70. 日本発の世界的ベンチャー、
世界的企業を!
ブレークスルー パートナーズ株式会社
マネージングディレクター
赤羽 雄二
akaba@b-t-partners.com
HP: www.b-t-partners.com
ブログ: http://b-t-partners.com/akaba/
Facebook:https://www.facebook.com/yuji.akaba
Twitter: https://twitter.com/YujiAkaba
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