第4回神戸医療イノベーションフォーラム 2014.01.24 にて講演した際の資料です。 #KMIF2014

1. 神戸医療イノベーションフォーラム
2014.01.26
ハッピーエンドをささえるICT在宅医療
医療法人社団プラタナス
桜新町アーバンクリニック
院長 遠矢 純一郎

2. その人らしい生き方を最期まで

3. 75万人
がん在宅死
8.1％
３４万人
がん罹患数
がん死亡数
がんの統計’１３ 公益財団法人がん研究振興財団

4. 高齢者人口の推移
高齢者人口(千人)
40,000
3500万人！
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

5. 認知症数
７０万人
イギリス
８５万人
フランス
２５万人
オランダ
462万人
2012年

6. 認知症の社会的費用
2012年 イギリス
認知症 ７０万人
￡10億 (=1.7兆円)
20
16
12
8
4
0
がん
心疾患
脳卒中
認知症
英国アルツハイマー病協会 2012

7. “2025年までに
地域包括ケアシステムを確立する”
高齢者人口(千人)
40,000
3500万人！
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040
高齢者、障がい者が地域で共に暮らし続けられる社会へ

8. 在宅医療

9. 在宅医療にも24時間体制が必要

10. この方、なんの病気
だったかなぁ？
診療情報に
いつでもアクセス
緊急コール！
スマートフォンが在宅医療に革命をもたらした！

11. 移動中に録音、
スタッフに送信
ディクテーションで
診療記録を作成
潜在看護師に
よる在宅ワーク
専任スタッフが
テキスト入力
診療記録の完成

12. 医師の業務時間の変化 （1日）
臨時往診
書類作成
連携先に報告
3.1時間
ミーティング
申し送り
5.7時間
カルテ記録
3.5時間
移動時間
診療時間が
５０％アップ
2.4時間
4.4時間
訪問滞在時間
2.9時間
Ｂｅｆｏｒｅ
Ａｆｔｅｒ
・ディクテーション
・書類作成＋情報共有のＩＴ化

13. 在宅医
介護ヘルパー
クラウド型地域連携システム
EIR
ケアマネージャー
訪問看護師
訪問薬剤師
救急・病院
介護施設

14. 地域作り活動の重要性
ICTの前にまずヒューマンネットワークありき

15. 在宅医療、今後の方針
在宅医が
1人だけの診療所
68.9％
未定
縮小
14%
5%
拡大
17%
現状
維持
７５％が
停滞・縮小
61%
「診療所の在宅医療機能に関する調査」日医総研、2011年

16. 単独開業の在宅医をネットワーク化
地域
連携
２４時間
コールセンター
地域医療連携システム
「EIR」
競合から協業へ

17. 在宅医療×ICTがもたらす社会イノベーション
本当の人間らしさ、豊かさ、幸せを取り戻す