パート社員や時短勤務者がいても生産性が上がるチーム作り【投影資料】

パート社員や時短勤務者がいても
生産性が上がるチーム作り
2014.5.21 18:30-20:30
Link Room
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自社で時短勤務者を戦力にする
具体策を持ち帰る
∼本講座のゴール∼

誰に関係する話か？
01

時短勤務者がいるいないに関わらず、
全員に関係してくる

もし明日急に、女性社員から
どうしますか？妊娠を告げられたら

もし明日急に、両親が倒れて、ああ
ら？
自分が
介護をしなければならなくなった

今でも時短勤務者がいるのに、
近々別の社員が育休復帰してきたら？

うちは、女性が結婚や出産を機に、
（もしくはそれまでに）辞めるから
今は、関係ない話ですよ

では、女性が育っては辞め、
また新人女性を育てるサイクルを、
永遠に繰り返しますか？

時短勤務者の増加は止まらない
02

少子高齢化による労働人口の減少
今後自分の店舗に、部署に、
時短勤務者は確実に増えます
■
働く女性の割合は25年連続増加傾向
アベノミクスの後押し
■
■
育児休業取得率の向上■
介護人口の増加■

少子高齢化による労働人口の減少

少子高齢化による労働人口の減少■

2013/2 ３本の矢戦略に女性の活躍を掲げる
2014/1 上場企業は女性活躍に関する数値を公表
2014/4 育休手当金増額
＊最初の半年間の支給額を５０％→６７％へ
2014/4 女性管理職研修に助成金を出す
＊大手企業30万円、中小企業15万円

育児休業取得率の向上
2012/7 全ての事業所に育休制度義務化

復帰後は時短勤務者になる
知識や経験が豊富な即戦力の社員が

団塊世代が高齢化し、
介護人口の増加
40代、50代男性の介護休業が増加

特別養護老人ホムは満員
介護休業は９３日だが、
2012年度生命保険文化センター調べ
入所待ち42万人
介護期間の平均は4年9ヶ月

働きながら介護をしている人は
2013年７月総務省調べ
10万人にのぼる

現場で働く社員の状況
03

【現場で起こるマイナスの事項】
若手のフルタイム社員への業務のしわ寄せ☓
残業の恒常化、社員の体調不良☓
社員の疲弊により生産性がダウン☓
時短勤務者への不満の増加☓
売上の減少☓

それでも、
会社の売上目標が下がることはない

before
売上売上
after

現場で働く社員の気持ち
04

【時短勤務者はこう考える】
みんなより早く帰るのは申し訳ない☓
その分復帰前よりも効率よく仕事をしよう☓
正直、保育園の送り迎えで毎日クタクタ☓
復帰後、減額された給与明細にショック☓
お給料の半分は保育園代に消えていく☓

私は、子供との時間を犠牲にしてまで
働く意味はあるんだろうか…

【フルタイム社員や上司はこう考える】
こちらは残業してても、早く帰るんだな☓
仕方が無いけど、子供の発熱でよく休むな☓
時短勤務者は向上心がない☓
急に休むので責任ある仕事を任せられない☓
シフトが組みにくく、正直お荷物だ☓

気持ちが納得いかないことが多い
頭ではわかっているけれど、

時短勤務者も戦力にする時代
これからは、

自分の部署、店舗の現状と課題
・時短社員がいる
・育休取得者がいてもうすぐ時短社員が増える
・時短社員はいない
∼Discussion∼

時短勤務者を戦力にする
05

01
02
03
04
05
step5
ムダな仕事を捨てる減らす
その人にしか分からない仕事を無くす
浮いた時間で生産性を上げる
お互い様の気持ちを伝え合う
様々な働き方を選べるようにする

働く時間と成果は比例しない。
「長く働かないと売上は上がらない」
というあああああああああ
固定概念を捨てる

【Point】
時短勤務者だけではなく部署全体で取組む■
何をやるかではなく、やらないことを決める
全く違う業種の取り組みを参考にしてみる
前例がないことを言い訳にしない
できることから取組む
■
■
■
■

実践
Practice

ある小売業にて。以前は、内勤部門で育休取
得者や時短勤務者が出た際、派遣社員を雇用
していた。しかし費用もかさむ為、あること
を改善をしたところ、派遣社員の雇用の必要
がなくなった。さて、何をした？
∼Question∼
派遣社員の雇用の必要
がなくなった。

古くから使っているマニュアルを
見なおしたところ、工程が半分になり、
業務量が大幅に削減された。
結果、派遣社員を雇わなくても
業務が回せるようになった。
∼Answer∼
古くから使っているマニュアルを
見なおした

【取り組んだこと】
毎年恒例の新卒採用を一旦廃止した■
育休取得者は生産部門でも復帰可能にした
制度使用は当然という風土を変える為面談した
■
■ 急な完全復帰をやめ、ならし期間を採用した
■
■ 育休取得者が出る度業務改善をするようにした

あるアパレルのネット通販会社では、
社員の残業時間が長く、業務時間の割に
生産性が伸びていなかった。そこであること
をすると、１日あたりの労働生産性が２５％
もアップした。そのあることとは？
∼Question∼
１日あたりの労働生産性が２５％
もアップ

労働時間８時間を２時間カットし、
AM９時∼PM３時の６時間労働にした
ZOZOタウンを運営するスタートトゥデイ
∼Answer∼
AM９時∼PM３時の６時間労働

昼休みを廃止（ランチを食べずに帰る）■
会議は１時間単位から４５分単位へ
会議資料はパワーポイントからメモ書きへ
社内メールの長文は禁止
■
生産性重視の社長メッセージを発信した
■
■
■

例外
繁忙期には残業もある
２交代制の導入など
ZOZOタウンを運営するスタートトゥデイ

ある製造メーカーでは、なかなか社員の
業務改善の意識が高まらなかったが、ある
ことをして会社全体の業務改善の意識が
格段にあがった。さて、何をした？
∼Question∼
会社全体の業務改善の意識が
格段にあがった。

毎年業務改善コンテストを開催し、
優秀な部署を表彰した。
∼Answer∼

ある会社では、社長の出産と同時に社員が
辞めることになり、一気に労働力が減った
が、結果的に人を雇うことなく業務が回る
ようになった。さて、何をした？
∼Question∼

プッシュ営業（訪問営業）
を一切やめた
∼Answer∼

テレアポはしない■
来るものも時には拒む
電話・FAXの廃止
商談成立前の企画書・提案書作成はしない
■
締め切りギリギリの禁止
■
■
■

あるIT会社の事例

新人にかかりっきり教育を動画に変更した■
面談をランチ面談に変更した
新幹線の移動時間を会議に活用した
報告書作成禁止→クラウド上シートに入力
■
電話・FAX・メールの廃止
■
■
■

P＆Gの事例

役員も週に１回は在宅ワーク■
７時間40分の時間を満たせば何時に働いてもOK
月間の働く時間をもとに日々自由に調整できる
働いた時間ではなく結果ありきの風土の浸透
■
20年かけてトップがコミット
■
■
■

紙を使わずクラウドに共有■
チャットで会議、連絡ができ遠隔でもOK
社長自らが１７時半には帰る
なぜ働き方を柔軟にするか目的をみなで共有する
■
時短勤務取得者は数％に減少
■
■
■

その結果

【プラスの影響】
忙しかったメンバーに余裕が生まれる⃝
残業が減り、残業代の削減ができる
人を補充しなくても問題なく業務がまわる
業績が向上する
⃝
自社のブランディングになる
⃝
⃝
⃝

時短勤務者がいない時間帯や、
急な欠勤にも対応できるようにする

【事例】
マニュアルはクラウド上にあげておく■
企画書や提案書は共有フォルダにいれる
お客様フォロー状況を共有（CRM）する
外勤と内勤のペア制にする
■
突発事項の際の緊急連絡先を共有する
■
■
■

【事例】
データ保存の名称を統一する（2014.1.1）■
メンバーのカレンダーをWEBで共有する
プロジェクト進行はチャットを活用する
TODO、タスクは目に見える形でふる
■
新人と時短勤務者をペアにする
■
■
■

新しい取組みは、いきなり部署全体
で取り組めないことも多い

時短勤務者が新しいやり方を試す
役割を担う
↓
成功事例

【プラスの事柄】
やる気のある時短勤務者の力を活かせる⃝
他のメンバーが時短勤務者に好印象を持つ
新しい働き方を生み出すチャンスになる
チームに柔軟性が生まれる
⃝
後に続く女性社員のモチベーションアップになる
⃝
⃝
⃝

【事例】
週３勤務でも売上が変わらないスタイリスト■
子供が熱を出した際はスカイプ営業実施
まずは半日から在宅ワークを試してみる
仕事を超前倒し、締切を２週間前にする
■
インサイド営業を試してみる
■
■
■

１日４時間・６時間正社員
国よし、家族よし、企業よし
∼クロスカンパニー∼

仕組みだけでは、人の感情は解決で
きない。お互いに「ありがとう」を
伝え合うことが大切
「ありがとう」

時短勤務者の中で、みながみな、
新しい働き方を試し、生産性向上に
意欲を燃やすわけではない

お給料は減っても良いから、
少し責任を減らし、
必ず時間内に帰りたい人もいる

どの会社にも一番大切なのは、
柔軟性である
「一緒に考えて試してみようか」
柔軟性

自分の店舗や部署で、
今の1捨てたい仕事を10個出しましょう果を
あげるには何の業務を捨てればよいか？
∼Question∼

スタッフにも業務改善の意識を
高めてもらうためには？

日常会話の中で聞くようにする
（☓いきなり勉強会、☓会議）
で聞くようにする

（☓残業を減らせ！働き方を見なおせ！）
成果も出して早く帰れると、
みんなも家族やプライベートの時間
が充実するよね

質問は
・「過去→未来」で聞く
（☓この取り組みどう思う？
⃝前にやった取り組みどうだった？）
・はい、いいえで答えられるものにする
（☓どんな取り組みがいいと思う？
⃝こんな取り組みはいいと思う？）

明日からできること
Action

運営会社
株式会社ナチュラルリンク
http://www.natural-link.jp
女性のやる気を引き出し企業のビジョン達成を
サポートする研修・コンサルティング事業
講師：高野美菜子（こうのみなこ）

出版書籍（Kindle電子書籍）
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すけど…。
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